ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 常磐線 旧トンネル訪問 その6  ■
〜常磐線を南下して
2003年5月5日(月・祝)取材

〜あらすじ〜
 3泊4日の「常磐線 旧トンネル訪問」も本日が最終日。
 これまではいわき駅から北上していく進路でしたが、今日は帰宅のため、南下していくことにします。
 目標は湯本駅。近所に「いわき市石炭化石館」があるようで、そこを見学していきます。


■常磐線を南下する■
 常磐線北上の旅も本日で最後。荷物をまとめ、チェックアウトぎりぎりの9時50分にホテルを出ます。

 いわき駅から南下する乗車券を持っていましたが、湯本駅まで自転車で南下しようと思います。GPSのスイッチを入れて、方角を間違えないようにして自転車をこぎ始めます。


【朝食】

【右側のトンネル】
 朝マックをいただきます。  トンネルの距離が短いので、惰性で電車が通過していくのを確認しました。


 前もってトンネルの位置はGPSでチェックを入れてあります。
 いわき駅すぐ近くに旧トンネルが残されているので、行くことにします。このトンネルの名称は分かりませんが、いわき駅が肉眼で確認できるほど近いです。写真撮影をして、先に進みます。


■内郷駅■
 国道6号沿いを進み、先ず最初に現れるのが内郷駅。駅前ロータリーはかなり広く、客待ちのタクシーも数多くいます。


【国道6号を南下】

【内郷駅】
 車の往来が激しく、自転車のスピードを上げるのが困難です。  駅前ロータリーの広い駅で、ちらほらと人が歩いていたりして栄えています。


■石炭化石館■
 内郷駅を離れ、国道をさらに進むと山道になります。傾斜はゆるいのですが、オーバーワークで進んで、明日に疲れを残すのがイヤので、無理をせずに自転車を押します。
 しばらく進むと、『石炭化石館』の案内板が現れます。
 最終日の今日、目的としていたのは、この『石炭化石館』です。

 常磐線はもともと石炭を運ぶために作られた路線です。今でこそ上野駅から仙台駅をつなぐ主要線路ですが、当時はこの常磐の地を石炭を運ぶために存在していました。

【山道になる】
 トンネルのあるところ=山道(TT)。無理せず、自転車を押して進めます。


【石炭化石館の看板】

【石炭化石館】
 いわき市では観光名所のひとつとして紹介されることがあります。  赤い塔は、石炭を掘る施設を再現したもののようです。


【さはこの湯】

【D51型蒸気機関車】
 入り口のエントランスには、温泉が沸いており、湯に触れることができます。  「D51496」号。D51の496番目に作られたの意。常磐線の貨物運送に活躍。

 入り口で630円(大人一人)を払い、入場します。館内は撮影OKですので、ガンガン撮影していきます。
 汗をかいていたのを着替えずに入館してしまい、寒さのためちょっとした風邪を引いてしまいます(><)。時間の許す限り見学をします。


【恐竜の化石】

【採炭の道具】
 石炭化石館なので、化石もあります。小学生がカメラを持って走り回っています。  石炭を掘るための道具。明治時代から事業が終わるまで、発展していきました。


【火薬を使っての採炭】

【世話所】
 明治5年に初めて火薬を使って採炭した記録が残っているそうです。  炭鉱の近くには、こうした世話所が設けられていたそうです。


■湯本駅■
 見学終了後、湯本駅へ。
 湯本駅は温泉で有名のようです。自転車をしまい、ホームに行きます。ホームには湧き出る温泉の設備があり、温泉に触れることができます。温泉に触れると、硫黄の独特のにおいがします。


【湯本駅】

【ホームに設置された温泉】
 温泉の駅、湯本駅です。近辺は温泉街で、旅館やホテルがたくさんあります。  硫黄のにおいが温泉の雰囲気を盛り上げてくれます。


■常磐線に乗る■
 電車がやってきました。残念なことに、ボックス席タイプでなく、ロングシートタイプの車両でした。

 飲み物を飲むのが恥ずかしい車両です。やっぱり旅の気分を盛り上げるのは、ボックスタイプの車両ですね〜。

 車内では先ほど引いた風邪のため、くしゃみと鼻水が止まりませんでした(´=ω=`)グズグズ。

【片腕をシートにもたれる運転手】
 地方路線だからといって、こんな姿勢で運転されてはたまりません。油断しすぎ。

 土浦駅で乗り換え。

 ホームの駅そばたぬきうどんを食します。茨城方面のうどんは、コシがなく、ぶつぶつ切れる食感が特徴かも。それでも新鮮なねぎ濃い目のつゆに満足(^O^)。

 入線してきた電車はボックス席でした。邪魔にならない位置に自転車を固定し、帰宅の途につきます。

【たぬきうどん】
 ぶつぶつ切れる、コシの無いうどんと、濃い目のつゆが茨城のうどんだ!うまい!。







おしまい
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更新日 2004/08/04
2004年08月04日 UP

関連リンク
常磐線の旧トンネルを始めて訪問したときの記録(全3回)
常磐線北上の旅(その1)(030405) ・その2(030406) ・その3(030406)
常磐線周りの電車の旅
日立電鉄〜大甕駅−常北太田駅(040307)
筑波鉄道 岩瀬−筑波ウォーキング(030322)
筑波鉄道 筑波−土浦サイクリング〔輪行〕(020908)
勿来(なこそ)−大津港 ハイキング(020209)
【サイト紹介】1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された、『国際科学技術博覧会(通称・科学万博−つくば’85)』〔EXPO’85〕や、茨城県県南地方(土浦市・つくば市)のイベント、JR常磐線(旧トンネル)、廃線となってしまった筑波鉄道(つくばりんりんロード)を中心に繰り広げる、「いばらき だいすき」なサイトです。

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