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■■■ 常磐線 旧トンネル訪問 その2 ■■■
〜鞍掛山、向山トンネル |
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2003年5月3日(土)取材 |
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■旧トンネル訪問開始!
朝8時に起床。ビジネスホテル『ホテル東洋』です。
お昼に食べるであろう、調理パンとおにぎり、お茶を大通り沿いのセブンイレブンで購入し、いわき駅に向かいます。
9時15分。駅前のマクドナルドに入り、朝マックを食します。
えーっと、この時間で一番早く出発する電車は何かなー??。持っていた時刻表をめくると、9時18分の電車がありますねー。これで行きますかーって、あと3分しかない〜(´;ω;`)。次の電車だと10時52分だし・・・。
仕方ないので、このまま自転車で行きましょう!。最初の目的地は四ツ倉駅と久ノ浜駅の間にある「鞍掛山トンネル」(544.50m)と、「向山トンネル」(91.2m)です。 |
【朝マック】 |
ソーセージマフィンのセット。普段、朝マックなんて食べないですけど。 |
【平大橋を横断】 |
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【国道6号をがんがん北上】 |
9:37。国道6号を北上していきます。夏井川を横断する平大橋です。 |
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9:53。案内板に「原町」「双葉」の文字。常磐線の駅名にも使われている土地名。 |
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【御神輿を運ぶトラック】 |
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【常磐線の線路に出た】 |
9:58。GPSを頼りに、住宅地に入っていきます。こどもの日のお祭りなのでしょうか。 |
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10:02。予定通り常磐線線路に。岸前踏切という名称のようです。さらに北上します。 |
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■草野駅、四ツ倉駅訪問
前回の時とは異なり、本日は快晴。夏日です。
草野駅、四ツ倉駅を訪問し、写真を撮ります。
【線路沿いを進む】 |
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【草野駅】 |
しばらくすると、駅ホームが見えてきました。どうやら草野駅のようです。 |
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10:10。無人駅かと思いきや、駅員さんのいらっしゃる駅でした。 |
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【陸橋から】 |
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【依り代としての幟(のぼり)】 |
草野駅から数分のところに線路をまたぐ橋があります。そこからさらに北を撮影。 |
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布の部分よりも、木の柱竿のほうが重要とされます。てっぺん部分に枝がつけられていますが、より古い風習であることを示しています。(参考文献:祭りと日本人) |
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【戸田街道踏切】 |
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【四ツ倉駅】 |
再び踏み切りにぶつかりました。もうすぐ四ツ倉駅に到着です。 |
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10:39。四ツ倉駅に到着。前回の悪天候とは打って変わってよい天気です。 |
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■ここから5連続、旧トンネル訪問
四ツ倉駅、久ノ浜駅の間にある「鞍掛山トンネル」と「向山トンネル」は、前回訪問しようとしてたどり着くことができず、断念したトンネルです。リベンジなり!。
地図で見ると、手前にある鞍掛山トンネルのほうが近いので、簡単にたどり着けそうですが、線路がかなり山の中に入ってからトンネルに入る関係で、アクセスしにくいのです。いったん久ノ浜駅側に回り、向山トンネルから攻めたほうが具合がよさそうです。これも前回の訪問でたどり着くことができず、いわき駅に戻る電車の中からしっかりと確認したのが行を奏しています。
【四ツ倉駅前の細い道】 |
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【旧6号国道】 |
この細い道を進んで、旧トンネルを探しに行きます。 |
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しばらく進むと、交番の横にある旧6号国道が見つかります。ここを行きます。 |
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【竹ざお】 |
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【道路に穴が】 |
おそらく5月5日の端午の節句を祝うための竹ざおだと思うのですが。 |
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竹ざおをさすための穴が、公道に設けられています。都心部では考えられません。 |
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■向山トンネル(91.2m)
国道6号の一本裏手の旧国道6号を戻るようにして自転車を進めます。
線路下のちいさな橋を潜り抜け、工事現場のような場所まで来ました。
【雑誌に出てきそうな風景】 |
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【らーめん屋さん】 |
国道6号をかなり進んでいくとバス停があります。雑誌の風景みたいですね。 |
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このラーメン屋さんを目印に左手の道を戻るように進みます。 |
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【常磐線下の小さな橋】 |
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【工事現場のような場所】 |
この下をくぐって、左側に進みます。 |
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すると、このような工事現場があります。 |
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草の坂を登ると、線路があります。
線路内は本当であれば人が踏み入れてはいけない場所ですが、こちらも「商売」なので電車が来ないのを見計らって線路沿いを歩いていきます(−−;)。
線路伝いに歩いていくと「現・向山トンネル」に行き着くことができます。
久ノ浜駅側から見て「現・向山トンネル」の左手に「向山トンネル」があります。線路を踏み越えて反対側に渡ってしまいます。向山トンネルは上部分が木の葉で覆われています。距離が91.2mと短く、トンネルに入っていかなくても反対側出口が見えます。 |
【現・向山トンネル(久ノ浜駅側)】 |
現行の向山トンネルです。もちろん常磐線が行き来しますので、注意が必要。
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【向山トンネル(久ノ浜駅側)】 |
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【ゴシック調に積まれたレンガ】 |
距離が短いので、トンネル内がカーブを描いていても出口の明かりが見えます。 |
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現行のコンクリートのつくりとは違い、厳粛なたたずまいを見せます。 |
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【トンネル内】 |
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【崩れ落ちたレンガ】 |
レールは撤去されています。保守用の道路として、車が通ることもあるようです。 |
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年月が経っていますから、必ずしも安全ではありません。自己責任ですね。 |
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ヘッドライトとハンディライトの電源を入れ、向山トンネルに入っていきます。トンネルの中は新しめのバラストがごろごろしていて、あまり歩きやすくありません。気をつけながら進みます。時おり崩れ落ちているレンガなどが転がっていて、ちょっとこわくなります。短い距離だったので、あっという間に反対側に出ることができました。
■トンネルを抜けると、道路がありました(^^;)
向山トンネルを抜け、少し歩くと踏切があることが判明。その道は民家の通りとつながっているようなので、自転車でもここに来ることができそう。
急いで今来たトンネルを戻り、自転車を取りに行きます。GPSで向山トンネルの位置が大体分かっているので、GPSを頼りに民家の通りを自転車で抜けていきます。細い坂道があります。
一見すると、私道のようでもあり、住宅の私有地に続くような坂道がありまして、その坂を登ると先ほどの踏切(向山街道踏切)が現れます。右手に向山トンネル。左手に鞍掛山トンネルです。 |
【踏切がありました】 |
線路をまたいだりしてここまで来ましたが、道路からアクセスできるようです(^^;)。 |
【道路が続いている】 |
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【公道から踏切まで】 |
どうやら先ほどのラーメン屋さんの裏手の道路と続いているようです。 |
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いったん戻り、道路を進んで踏切を目指します。意外と簡単に着きます。 |
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【鞍掛山トンネル】 |
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【向山トンネル】 |
赤丸で囲まれているのが旧トンネル。左手が現行の鞍掛山トンネルです。 |
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赤丸で囲まれているのが、旧トンネルです。 |
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■鞍掛山トンネル(544.50m)
向山トンネルは現行の向山トンネルと比較すると海寄りで、鞍掛山トンネルは現行の鞍掛山トンネルと比較すると山寄りに配置されています。
現在のトンネルとは互い違いの配置なんですね。
向山トンネルは先ほど通り抜けたし、撮影も済んでいますから、鞍掛山トンネルに向かいます。
鞍掛山トンネルを久ノ浜駅方面から訪問。
現鞍掛山トンネルとほぼ同じ位置からトンネルは始まります。トンネルのつくりがほぼまっすぐなので、先に出口の光が見えています。
しかしこう見えても、このトンネルは544.50mもある長めのトンネルのひとつ。
さらにトンネルの右手には看板が設置され、そこには「トンネル剥離防止工法開発実験」なる文字が・・・。ふにゅん(´・ω・`)。
“脅かし”とも思える文字にたじろぎます・・・。クマン蜂のぶーんという音にもびびってしまい、このトンネルは入るのを止めてしまいました・・・。
今思えば安全そうなトンネルでしたし、ぶーんという音は蜂ではなく、アブの音だったのです・・・。 |
【周辺の地図(イメージ)】 |
【保守道路】 |
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【現・鞍掛山トンネル(久ノ浜駅側)】 |
線路をまたいだ反対側に、鞍掛山トンネルへアクセスできる保守道路があります。 |
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鞍掛山トンネルは向山トンネルとは違い、海側に現行トンネルがあります。 |
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【鞍掛山トンネル】 |
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【旧トンネル上部】 |
旧トンネルは久ノ浜駅側から見ると、現行の右手に存在します。 |
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旧トンネルはレンガ調でつくられています。見た目はしっかりしていますね。 |
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【トンネル剥離防止工法開発実験】 |
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【鞍掛山トンネル内部】 |
鞍掛山トンネル入り口の右手には“実験”の案内看板。ちょっとビビリます(^^;)。 |
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ストレートなトンネル。544m前後ありますが、反対側出口が真正面に見えます。 |
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■海を見ながらお昼です
再び国道6号を北上。右手には久ノ浜海岸が流れていきます。
【久ノ浜港の看板】 |
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【右手の細い道を進む】 |
国道6号を進んでいくと、久ノ浜駅ならぬ久ノ浜港の看板が見えてきました。 |
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左手の国道6号からはずれ、右手の細い道を進むことにします。港があるはず。 |
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国道から右手に分かれる細い道に入り、海岸を目指します。
【自由の女神】 |
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【海に出ました】 |
お店と住宅が入り混じります。自由の女神はえっちそうな雰囲気がぷんぷん。 |
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まっすぐ道を進んでいくと海が見えました。座れるところがあったのでお昼にします。 |
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商店街と住宅街を足して割ったような通りをとおり、海岸にたどり着きました。
ちょうど良い海岸を見つけたので、ここでお昼にします。
海風が汗で濡れた服を乾かしてくれます。久しぶりに体を動かしたので、調理パンやおにぎりがいつもより全然おいしく感じます(´^ω^`)。 |
【お昼】 |
朝、購入した調理パンとおにぎりです。いつもよりおいしくいただきました(^^)。 |
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取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2004/08/04
2004年07月09日 UP |
関連リンク
常磐線の旧トンネルを始めて訪問したときの記録(全3回)
・常磐線北上の旅(その1)(030405) ・その2(030406) ・その3(030406)
常磐線周りの電車の旅
・日立電鉄〜大甕駅−常北太田駅(040307)
・筑波鉄道 岩瀬−筑波ウォーキング(030322)
・筑波鉄道 筑波−土浦サイクリング〔輪行〕(020908)
・勿来(なこそ)−大津港 ハイキング(020209) |