ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
TOP豆日刊いばらき(Blog)ぶらり茨城いばらき りぽーと雑記よみがえる科学万博-つくば’85掲示板
 


■ 平成17年度 日立神峰神社 大祭禮 ■
日立市(県北) : 2005年5月4日(水・祝)取材

 2005年5月4日、県北方面日立市に旅に出ました。
 最初に大甕駅で「泉神社」「泉が森」を訪問。その後に「日立神峰神社 大祭禮」へ向かいます。

 この祭礼では、日立市4町の山車がすべて同時に展示されます。そして「日立佐佐羅」。

 7年に1度行なわれると言う、「日立神峰神社 大祭禮」。
 歴史的な一大行事が始まります。

 泉神社、泉ヶ森に訪問した後、大甕駅に戻り、日立駅に向かいます。
 13時30分過ぎ、日立駅に到着。まだお昼を食べていなかったので、駅前にあるケンタッキーフライドチキン(KFC)でチキンフィレサンドセットとコールスローを食します。


【日立駅】
 海と山の街、日立駅に到着〜。

【お昼ごはん】
 ケンタッキーでよくいただく構成です♪。

 バスに乗り、日立風流物が演じられる、かみね公園入口まで行きます(160円/大人)。


■4町同時の日立風流物
 かみね公園近くの大華院通りまで行くと歩行者天国になっており、一番手前の東町山車日立風流物を公開しています。

 本日(5月4日)の日立風流物の公開時間は下記の通りです。
 ・10:00 東町・本町
 ・11:00 北町・西町
 ・14:40 4町同時 (東町)
 ・16:00 東町・本町 (本町)
 ・17:00 北町・西町 (北町)
 ・19:00 本町

 すでに11:00までの部は終了しています。
 現在行なわれているのは14:40の「4町同時」の部です。本当であればこの4町同時のタイミングですべての山車を見て雰囲気をつかみたかったのです。しかし、大華院通りの道幅があまり広くなく、一番手前の東町山車の周りに見学人がたくさん集まり、道をふさいでいるのです・・・(==)。
 仕方ないので14:40の部は東町の山車を撮影することに専念します。。


■東町
 (表山:風流源平盛衰記/後山:日立の伝説 かびれ霊峰と御岩権現)


●東町 表山:風流源平盛衰記

 東町の山車表山「風流源平盛衰記」です。


【日立風流物 東町】
 海側(日立駅寄り)では東町の山車が演技を公開しています。


【「鞍馬寺で修行」(上1段目)】
 牛若丸(源義経の幼少名)が、鞍馬寺で兵法修行をしているシーンです。

【「京の五條橋」(上2段目)】
 牛若丸と武蔵坊弁慶が、京の五條橋で戦っているシーンです。


【「一の谷 嫩軍記」「扇の的」「船弁慶」(上から)】
●一の谷 嫩軍記・・・「一の谷の合戦」で熊谷直実(くまがいなおざね)が平敦盛(あつもり)を倒す。
●扇の的・・・扇の的を射抜いたら源氏の勝ちであろう、という戦占いで、与一が見事扇を射抜く。
●船弁慶・・・船に乗り、西国を目指した義経は悪天候で進退ができなくなる。そこに平家の怨念が表れ邪魔をする。悪霊を退散させ、無事に陸地に到着。


【「船弁慶」に悪霊登場】

【驚き逃げる義経】
 悪霊が現れ驚き逃げる。表情が(><)←こんな感じで理解できます(^^;)。

【グロテスクな悪霊】
 なかなか良い感じの両生類系な表情の悪霊。これは怖い(´=ω=`)ブルブル。


●東町 後山:日立の伝説 かびれ霊峰と御岩権現
 後山「日立の伝説 かびれ霊峰と御岩権現」


【山車上部が回転する】
 表山の出し物が終わり、山車が回転。

【舞台は裏山になります。】
 180度回転し、舞台は裏山になります。


【東町 後山:日立の伝説 かびれ霊峰と御岩権現】
 岩場では、3人の美しい娘達がお花を摘んでいます。


【山頂から竜(五大竜)が降りてくる】
 山頂からは娘を襲おうと、悪そうな竜がずるずると山伝いに下りてきます(><)。

【竜と戦う武士】
 娘達は“早返り”で武士に変わり、戦いが始まります。竜の口が大きく広がる。


【逃げ出す白狐(西狐稲荷)】
 竜は倒されると、白狐がスルスルっと逃げ出し、山を上っていきます。

【御岩権現】
 山岳には御岩権現(菩薩?)が現れ、出し物は終わります。

 15時頃、東町日立風流物は終了しました。


【東町の山車 側面の幕】
 大きな鯉を抱いている子どもの絵です。

【「本東」の提灯】
 山車に取り付けられている「本東」の提灯。


 人垣もすっきりしてきたので、大華院通りを歩きます。


【お客さんがばらける】
 日立風流物の演技が終わり、見学されていた方々がばらけます。それでも人が多い。

【寄付金】
 日立風流物の運営に辺り、寄付者と寄付金が書かれた紙がベニヤに貼られてます。


■北町
 (表山:風流太閣記/後山:風流花咲爺)

 右手に北町祭典本部があります。

 隣には日立風流物公開本部があり、日立風流物に関する様々な資料やグッズ販売が行なわれています。販売されているものの中に、『日立風流物歴史と記録』(日立郷土芸能保存会)という、資料本が3500円で売られています。ちょっと高い気もしますが、資料性を考えると決して高くないはず!と自分に訴えかけて購入します(´-ω-`)。

【公開本部と北町祭典本部】
 左手は日立風流物の公開本部。右手は北町の祭典本部になっています。

 目の前に北町の山車
 表山「風流太閣記」後山「風流花咲爺」になっています。


【北町 表山】

【北町 後山】


【「日立風流物」の提灯】
 少し壊れていますが、時代物の感じ。

【北町(本北)の提灯】
 北町の山車に取り付けられている提灯。


 山車横に張られたは色がくすんでいて、歴史を感じさせます。ぐるりと見てみると、後ろ側に「日立村」の文字が読み取れます。「大正五年五月吉日」という文字も読み取れます。歴史がありますな〜(^^)。


【北町の山車 側面の幕】
 大正5年に贈答された幕には、「日立村」の文字が書いてあります。北町の山車が修繕されたのが昭和32年ころですから、それより以前に完成した幕ですね。


■本町
 (表山:風流大坂夏の陣/後山:風流日本の神話 因幡の白兎)

 続いては本町の山車です。
 表山「風流大坂夏の陣」後山「風流日本の神話 因幡の白兎」です。
 次の公開時間である16時は東町本町が担当です。東町は先ほど見終わったばかりなので、次はこの本町を見学させていただく予定です(^^)。


【本町 表山】

【本町 後山】


■西町
 (表山:風流忠臣蔵/後山:風流自雷也)

 一番奥の「山側」にある山車が、今年の日立さくらまつり年番町だった、西町の山車です。
 表山「風流忠臣蔵」後山「風流自雷也」です。
 時間の関係もあります。西町の山車は今年の日立さくらまつりで見せていただいたばかりなので、時間が許さない限り、本日の見学はパスする予定です・・・<(_ _)>モウシワケゴザイマセン。


【西町 表山】

【西町 後山】


■日立風流物の風景 その1
 日立風流物で使われる山車は一般的に、高さ15m、奥行き7m、幅(閉じたとき3m/開いたとき8m)、重さが5tあります。縦(高さ方向)に長い山車です。そのため、風が強いときなどは風をまともに受けて横倒しの事故につながることがあります。転倒した事故も過去(昭和34年頃)にあったようです、その転倒を防ぐために、左右それぞれ3本ずつ縄が伸びていて、縄を張って倒れないように固定されるのです。

 この大華院通りでは、道路脇に「作り付け」で蓋があり、蓋をはずした中に固定金具が設置されているのです(@@)。きちんと4基分固定金具が、設けられています。2003年に電柱(電線)の地中化工事をする際に、こういった設備にしたようです。

 それにしても、7年に1度のお祭りのために、市?がここまで協力するなんて、いいことですね〜(^O^)。

【側道植樹の中に固定金具】
 2003年の電柱(電線)地中化工事の際に、固定金具の設備も設けたそうです。

 町によっては山車の位置や、岩場舞台のつっかえ棒の位置指定のために、道路にガムテープで位置指定がしてあります。


【ワッパ 位置指定】
 山車の位置を示すガムテープ。

【つっかえ棒 位置指定】
 道路に2箇所、◎で位置を指定。


■本町
 16時、本町の日立風流物が始まります。
 表館「風流大坂夏の陣」

●本町 表山:風流大阪夏の陣
 唐破風(からはふ)とも神楽山(かぐらさん)とも呼ばれる舞台が5段あり、下からひとつずつ開いてきます。開いた舞台には人形が現れ、演技が始まります。人形操り師(“作者”と呼ばれる)により動きます。下から操り糸を使って人形を動かします。人形を思いのままに動かせるようになるには、ある程度の技量が必要になりますし、4年に一度の公開で技術伝承がうまくいくのかなーっと、興味が湧きます(^^)。
 人形は構造的に2種類あります。そのままで動くものと、「早返り式」と呼ばれる、くるりと一回転してまったく別の人形に変身できるタイプのものです。日立風流物では、早返り式の人形が一瞬にしてくるりと回転して異なる人形に変身するのも魅力のひとつです(*^^*)。


【本町 表山:風流大阪夏の陣】
 開いた舞台には武士たちが勢ぞろいし、戦いのシーンを演技します。


【白装束に早返り】
 一番上の段の武士が白装束になります。「淀君の自決」を現しているのでしょう。

【「祭 本町」の旗が上がる】
 最後に旗が上がります。徳川の勝利を意味しているものと思われます。


●本町 後山:風流日本の神話 因幡の白兎
 しばらくすると、山車の館が回転して、表館から後山に舞台が変わります。
 後山「風流日本の神話 因幡の白兎」です。


【本町 後山:風流日本の神話 因幡の白兎】
 大海を渡りたい白うさぎは"わにざめ"をだまして、わにざめの背中を通り、海を渡ろうとします。だまされたと気付いたわにざめは、白うさぎの毛皮を剥いでしまいます。そこに現れた大国主命が白うさぎを助けてあげる、という話です。


【七福神が踊る】
 舞台は船の上になり、七福神が登場。お囃子にあわせ、踊りだします。

【船から帆が上がる】
 船から上がった帆には「宝」と書かれており、この船が「宝船」であることが分かります。


【垂れ幕が落ち、終了】
 「祭 神峰神社大祭礼」と書かれた垂れ幕が落ち、後山の演技は終了します。


 山車の近くに大型の写真パネルがあるので見てみると、本町の裏山の出し物(芸題)「加藤清正虎退治」になっています。本日の本町の裏山は「風流日本の神話 因幡の白兎」です。出し物が異なっているのです。そこで山車近くに設置されている、本町祭典本部で聞いてみました。

KOUJINN(旅人) すいません〜。本町の山車の裏山なんですが、今回、出し物が「風流日本の神話 因幡の白兎」じゃないですか。あそこに設置されているパネルを見ると違う出し物なんですが、毎回新しく作られるものなんですかー?。
本町祭典本部 いいえ。出し物は今回たまたま新しいものを行なっているだけで、4年に一回の日立風流物であっても、同じ出し物をするところが多いです。

 なるほどー、出し物はその場その場で変わることもあれば、同じものを演じ続けることもあるんですねー。

【「本町 裏山」のパネル】
 パネルでは「加藤清正虎退治」になっており、今日の出し物と異なります。


【舞台底(側面)の意匠】
 鮮やかでありながら上品な意匠です。とてもとても良い仕事をなさってます!(@@)。

【山車の綱】
 直径4,5cmもあるでしょうか。太い綱が山車の下に置かれています。


■日立風流物の風景 その2
 大華院通りには歩道部分に車進入防止のための縁石が設置されていますが、縁石ははめ込み式。山車を出す時は邪魔にならないように、とりはずしすることができます。


【取り外された縁石】
 お祭り時の人がメインで歩くときは邪魔(危険)なため、こうして外されるのでしょう。

【道路側の設置場所】
 道路側は鉄製の蓋がしてあり、穴でつまづいて怪我をすることはありません。


■東町の山車
 東町の山車を覗いてみるます。
 ひらひらとがはためいていて、山車の中を見ることができます。山車の構造部の木材が比較的新しいのです。近くに東町の方がいらっしゃったので伺うところによると、平成12年国の指定文化財に指定されたときに新調したらしいのです。そのときの総部材費1000万円。思ったよりも安いんですねー(−−)。伺うと、木材そのものの値段よりも、木材に加工する漆塗りの部分に費用が掛かるそうです。
 その中で、太鼓台だけは色味が古いです。これは新調すると費用がもっと掛かってしまうので、以前からのものを流用しているとのこと。


【東町の山車】
 東町の山車が休憩に入っており、横幕が空いているので隙間から覗きます。

【太鼓台】
 山車の主要構造部は木材が新しいのに対し、太鼓台は以前からのものを流用。


【東町の山車内部】
 主要構造部材が新しいです。担当者のお話ですと、平成12年に国の指定文化財(有形?)を受けた時に新調したとのこと。総部材費は1000万円。


■北町の山車
 もうすぐ17時。
 17時からは北町西町の山車が当番です。この時間は北町を見学することにします。

●北町 表山:風流太閤記
 表館「風流太閣記」。5段ある舞台では上から「本能寺の変」「本能寺の変」「山崎の合戦」「山崎の合戦」「決戦桶狭間の戦い」になっています。


【舞台が開き始める】
 5つある舞台は、必ず一番下の段から順番に開き始めます。

【動きの良い織田信長】
 最上段は「本能寺の変」。戦っている織田信長の長刀を振り下ろす動きは絶品。


【北町 表山:風流太閤記】
●本能寺の変(上から1,2段目)・・・明智光秀が織田信長を討ちます。
●山崎の合戦(上から3,4段目)・・・豊臣秀吉が明智光秀を討つ戦い。
●桶狭間の戦い・・・織田信長が今川義元を討ち、今川氏が滅亡した戦い。


【全体的に動きが良い】
 戦いのシーンが多く、刀を振りかざしたり、弓を放ったりと人形一つ一つの動きが非常に細かい。北町はかなりレベルが高いように感じられます。


【人形が早返りして踊りだす】
 「戦国の世の中、庶民は祭りに癒しを求めた」というシーンなのでしょうか。

 表山の出し物が終わると太鼓が打たれ、山車上部が回転されます。
 そして、舞台は後山になります。


●北町 後山:風流花咲爺
 後山「風流花咲爺」です。
 「枯れ木に花を咲かせましょう」ってやつですね。


【山頂には2匹の猿】
 何か悪さをしそうな猿。しかし、「花咲かじいさん」では猿はキーワードではないはず。

【ここ掘れワンワン】
 良い爺さんが犬が指定したところを掘ると、大判、小判がザックザク♪。


【松の木で作った臼で】
 悪い爺さんに殺されてしまった犬を埋め、松の木を植えると大木に。大木で作った臼で米をつくと、たくさんの宝が沸いてきます。

【ここ掘れワンワン】
 「風流花咲爺」を見学していると、ワンちゃんが「ここ彫れワンワン」と言ってきました(@@)オタカラガウマッテマスカ?。


【枯れ木に花を咲かせましょう】
 悪い爺さんが燃やしてしまった臼の灰を、良い爺さんが枯れ木に撒きました。すると、枯れ木は見る見る花をつけました。



【岩場の舞台を戻す】
 2本のつっかえ棒を使って、岩場の舞台を元の場所に押し戻しています。

【山車を回転させる】
 舞台を表山に戻すため、山車上部を回転させます。上部だけでも2,3トンあるのかも。


【つっかえ棒】
 山車後方の出っ張り部分は片持ち構造で浮いているので、つっかえ棒で補強してます。

【「北町」の額】
 山車の前方上部には、「北町」の額が設置されています。年代物なのかしら(??)。


■「風流物の歴史」パネル展 (日立市郷土博物館)
 祭典本部に行くと「日立市郷土博物館」のパネルが設置されています。日立神峰神社大祭禮に合わせ、「風流物の歴史」を展示しているらしいです。通常であれば、午後4時30分までの開館時間が、本日に限り20時まで開いているようです。
 博物館かみね公園入口にあり、以前に場所を確認しています。近いです。行ってみることにします。

 日立市郷土博物館は通常の展示に関しては入場無料です。一部企画展の際は有料になることもあるそうです。今回の「風流物の歴史」パネル展は無料。

【郷土博物館の案内】
 「風流物の歴史」パネル展が行なわれているようです。


【神峰神社】
 本日の「神峰神社 大祭禮」は、こちらの神峰神社が軸となって行なわれているのです。博物館はここの道を左折してすぐの場所。

【日立市郷土博物館】
 日立市の郷土資料や、風流物に関わる部材などの展示が行なわれています。基本展示は無料。一部は有料になることあり。


 常設展示「日立風流物早返り人形」人形劇の展示もあります。ミニチュアの日立風流物の模型もあります。


【日立風流物早返り人形】
 左の人形が「早返り式」。上下に頭があり、回転させることで2種類の人形を演じます。

【風流物「扇の的」】
 本日、東町が演じた「風流源平盛衰記」の中で出てきた「扇の的」ですねー(^^)。


【日立風流物 山車模型(縮尺:1/5)】
 日立さくらまつり等の時以外は風流物の山車を見れません。そういう時は、日立市郷土博物館で見れます(^O^)。明記がありませんが、根本甲子男氏の手によるものかしら。。

【大助人形(おおすけにんぎょう)】
 旧暦7月10日につくる麦わら人形。人形の懐に小麦まんじゅうを入れるそうです。最後は集落の外れで人形を燃やしました。悪霊除け。鹿島神社の神幸祭と関連あり。


 日立風流物の歴史のパネルはなかなか見ごたえがあります。日立風流物は観客目線で見ていると、一見派手やかで人形の動きにもストーリーがあり、たいへんすばらしいものです。しかし、あの人形を動かすためには大変な労力が掛かっていて、一つの人形を動かすために2,3人の操作者(人形作者)が関わっています。それも、寝そべるようにして人形を動かしている写真パネルをみると、白鳥が水面下で一生懸命水をかいている、そんな姿を思い出してしまいました・・・(−−)。


【(旧)水府村天下野の風流物】
 風流物と呼ばれた操り人形山車は、日立(宮田地区)以外にもあったそうです。

【河原子の風流物】
 山車や人形の戦災損失や、人手(伝承者)の不在で現在では見られません。


【寝そべって人形を操る作者】
 表からは華やかな人形劇でも、舞台では正に地べたに這いつくばって操作をしています。感動です(TT)。

【科学万博仕様に似ているゴミ箱】
 (@@)キャー!!。科学万博の時に使われたゴミ箱に似ていますが、こちらは割と新しいようです。。茨城県仕様なの?。

 再び大華院通りに戻ります。


■日立のささら 神峰神社
 19時から本町の日立風流物が始まりますが、大通りのほうで「日立ささら」神峰神社に入っていくような情報をつかみました。急いで向かいます。ささらの集団神峰神社の階段を登っていますので、追いかけます。

 ささらの集団がちょうど、神峰神社本殿のところに入っていくところです。小さな子供達がささらの装束?を身にまとっています。自分が同い年だった頃に「同じ格好をしろ」と言われたら、自分は恥ずかしがってしまうかもしれません。。今、こうして参加されている子供達って、きっと“何か”を得ていくと思うんですよ。いいことですにゃ〜(´-ω-`)。

【提灯に灯が入る】
 山車の提灯には灯が入り、ライトアップされ、夜の日立風流物が楽しめます。


【日立佐佐羅 奉納】
 参拝道を登り、佐佐羅の集団は神峰神社拝殿に向かいます。


【神峰神社 拝殿】
 佐佐羅の集団は、拝殿前で奉納行事(神官が祝詞をあげる)を行なっています。

【日立の佐佐羅】
 黒い獅子の面をつけています。これから神前ですりこみを奉納するのでしょう。

 もう少し、日立神峰神社 大祭禮は続くようですが、本日は日帰り。
 日立駅から帰るには3時間以上掛かってしまいます。時刻は19時を回ったところです。今日はこの辺で日立駅に戻ることにしました。

 日立神峰神社 大祭禮、次は7年後ですね(^^)。




もどる:泉神社と泉が森) (この項おしまい)
 
Indexにもどる
TOPにもどる

取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2005/08/18
2005年08月18日 UP

関連リンク
日立さくらまつり2006 日立風流物(20060408)
助川海防城跡とあんず通り(20060318)
日立さくらまつり2005と北茨城市の観光事情(20050410)
日立さくらまつり2005 日立風流物(20050409)
かみね公園と常磐線新型車両(20050401)

大宝八幡神社(20050501)
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

TOP豆日刊いばらき(Blog)ぶらり茨城いばらき りぽーと雑記よみがえる科学万博-つくば’85掲示板
Presented by KAS.
Since 2001/11/14