ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 日立さくらまつり2005と北茨城市の観光事情 ■
日立市、北茨城市(県北) : 2005年4月10日(日)取材

 2005年4月9日10日と1泊2日で日立市に行きました。その2日目。
 日立さくらまつりでは、日立さくらロードレースが行なわれたり、さくらだこにタッチできるコーナーがあったりと、お祭り要素満点。日立さくらメイツちゃんからは満開の笑顔写真を撮影することできました。

 後半は常磐線で北上し、北茨城市の観光を目論見ます。
 大津港駅や南中郷駅で、可能な限りの“観光”を試みますが、交通弱者にはつらい状況となっています(==)。

 8時頃起床。
 東横インでは朝食の無料サービスが行われています。

 おにぎりみそ汁漬物ホットコーヒーが1階のロビーでいただけるのです。
 8時40分過ぎに1階に下り、トレーを取って、おにぎりみそ汁漬物をよそり、いただきます(^-^)イタダキマース。

【無料朝食】
 ※盛り付け例


■日立さくらロードレース
 チェックアウト時間である10時にフロントで手続き。荷物を夕方まで預かっていただく手続きをし、ホテルを出ます。

 ホテルを出て目の前の新都市広場に目を移すと、一般のマラソンランナー達がウォーミングアップを行なっています。
 10日の今日は、「日立さくらロードレース」が行なわれるのです。最初に子ども達の部(ハーフ、中学生、小学生)がスタート。しばらくしてから一般の部がスタートします。
 マラソンランナーの中には、消防団の方もいらっしゃいます(^^;)。

【新都市広場】
 マラソンランナーが思い思いにウォーミングアップを行なっています。かなりの参加者。


【子ども達が元気よく走る】
 東横イン前の道路を子供達が元気よく走り抜けます。超ダッシュでペース配分大丈夫?。

【消防団のみなさん(?)】
 記録より記憶に残るランナーを目指しているのでしょう・・・(−−)。


【日立さくらロードレース】
 全国からランナーが集まる有名な大会。マラソンにはいくつか部門があり、スタート後半のランナーが本格的な「ハーフ」コースにエントリーしています。

 まつり本部前に行くと、本西町の関係者が集まって朝礼(?)を行なっています。

 やっぱり、大きい山車を扱うだけあって、ちょっとした油断で事故につながることもあるわけです。。気を引き締めているのでしょう。。

【まつり本部前で打ち合わせ】
 何となく神妙な面持ち。気を引き締めます。


■日立さくらまつりの風景
 日立さくらメイツ写真撮影会を行なっているので便乗。は3,4部咲きですが、さくらメイツは満開です〜~~~\(^O^)/~~~。


【日立さくらメイツ】
 桜は3,4部咲きですが、日立さくらメイツは満開です〜~~~\(^O^)/~~~。

 会場を歩いていると、「日立市のさかな さくらだこタッチコーナー」と言う看板を見つけます。
 プラスチックの水槽に、ピンク色のぐにゃぐにゃの物体。さくらだこですねー(^◎^)チューチュー。触っても良いようなので、水槽に手を入れてみます。さくらだこのぐにゃっと予測しない動きに戸惑います(^^;)。

 係りの方がさくらだこを水から持ち上げたら、ビシューと水を吐きました(><)キャ!。


【さくらだこ】
 うねうねぐにゃぐにゃ動いています。

【人が集まる】
 先ほどまで私しか撮影していなかったのに、いつの間にかカメラを持った方々が集まって来ました(><)。


【コアラ君】
 細見のコアラ君と(→)

【パンダ君】
パンダ君が風船を配っています。

 コアラのかぶりものと、パンダのかぶりもの。
 子供さんたちはうれしいのでしょうけれど、私自身があまりうれしくないのは、気のせいでしょうか・・・(´=ω=`)。


 「日立いきいき百年塾」による、「日立市の主な文化財」の研究レポートパネルの展示があります。

 日立市の文化財海防関係の遺蹟文学碑などを詳細にまとめてあります。キモチ的に私のベクトルが同じ感じ。資料のコピーをいただいたので、今後の私の活動に活用させていただきたいと思います(><)9゛。

【「日立市の主な文化財」のコピー】
 用紙代だけでも決して少なくない出費のはず。この心意気を汲み取らなければなりません。


【「日立市の主な文化財」 研究レポート】
 日立いきいき百年塾によるパネル展示です。詳細に調べ上げられた地域の情報に驚きます。コピーをいただき、後学のために役立てます!。


 さくらだこタッチコーナーの近くでは、さくらだこ串焼きが200円で販売されています・・・(´=ω=`)ウーン。


【さくらだこ串焼き】
 日立の名物さくらだこの串焼きが販売されています。一串200円。

【網で焼かれている】
 串焼きになったさくらだこ。おいしそうです〜(^^)。


【さくらだこをタッチする子ども達】
 さくらだこの串焼きが販売される一方で、さくらだこをタッチするコーナー。なんかすっきりしない気がするのは、私だけでしょうか・・・(´・ω・`)。


 11時、西町の日立風流物の山車まつり本部の敷地から展示スペースの十字路まで移動を始めました。山車であるからには、動くことは当然なのでしょうけれど、これほど大きい(高さ:15m)山車が動く姿は迫力があります。


【本西の山車が動く】
 山車であるからには動くのは当然なのでしょうが、日立風流物のこんなにも大きい山車(高さ:15m)が動く姿は圧倒されます。


 特設ステージAではお父さんたちのグループの演奏が行なわれています。
 「ブルーグラス音楽演奏」とパネルに書いてあります。ウエスタン風な演奏が良い感じ。かなり練習を積んでこられたのが十分感じられます(^^)。


【ステージプログラム】
 特設ステージAでは1時間ごとに催し物が行なわれます。

【ブルーグラス音楽演奏】
 お父さん達のウエスタンな演奏に会場も沸きます。


 山車の前では太鼓の演奏が始まっています。
 昨日の経験から考えると、まだ日立風流物しかけが始まらないはずなので、昨日もいただいた京焼き(たこ焼き)を購入し、座っていただきます。


【太鼓の演奏】
 山車の前で太鼓の演奏。この様子ですと、まだ日立風流物の仕掛けは始まりません。

【京焼き(たこ焼き)】
 大粒なたこ焼きは、やわらかい本体にたこが包み込まれていてふんわりと美味。


【まつりの風景】
 たこ焼きを食べながら風流物の開始を待ちます。


【横から「山綱」(ロープ)で固定する】
 転倒防止のためのロープ。過去には転倒した事故もあったとの事。

【山車を見上げる】
 職人の厳しい目線で山車をチェックしている、そんな背中を感じます(−−)。

 日立風流物山車はご覧の通り、縦方向に長く、横からの影響(風など)が受けやすいのです。そのため、転倒しないように、山車の横から「山綱」と呼ばれるロープで固定し、転倒しないようにしています。


【「風流忠臣蔵」】
 隙間から風流忠臣蔵の劇が見えます。

【からかさ踊り】
 人形の鮮やかな着物に目を奪われます。


【矢に集まる子ども達】
 人形が矢を放つと、一斉に群がります。

【「風流地雷也」のがまがえる】
 落ちそうなほど飛び出し、調子が良さそう。


【地雷也が飛ぶ】
 最後にロープ伝いに地雷也が飛びます。

【巻物が下りて終了】
 「さくらまつり」の巻物が下りて終了です。

 いやー、何度観ても、日立風流物の仕掛けには感心してしまいますな〜(^O^)。

 ステージBではお琴の演奏会


【日立風流物の山車 遠景】
 山車からかなり離れているのに、大きさを十分に感じ取ることができます。

【十七弦の演奏】
 さくら奏の会による、お琴の演奏会です。たくさんのお客さんが見学しています。

 歩きながら会場を撮影します。
 心なしか、昨日よりもさくらの花が開いているように感じられます。


【日立さくらまつりの桜】
 桜のつぼみが目立ちますが、昨日よりは開いているように感じられます。


■日立駅 海岸口
 13時30分頃、日立駅に行きます。

 18きっぷスタンプを押してもらい、に入ります。駅ホームを通り抜け、海岸口に行きます。海岸口は以前、雨の日に一度だけ出たことがあります。当時、改札はsuicaに対応していなかったのですが、現在は対応しています。

【suicaに対応】
 2003年の訪問時にはsuicaに対応していませんでしたが、現在は対応。


【売店跡?】
 この時間帯だけ営業していないのか。屋根ビニルのデザインが懐かしい。

【日立駅 海岸口】
 2年ぶりに海岸口に出ました。駅舎前にあるトラックがジャマ(>O<)。


■大津港駅でがっかりする
 常磐線の下り電車が来たので乗り込みます。
 目指すは大津港駅です。大津港駅には茨城百景の指定が2つあります。ひとつが「平潟港」。もうひとつが「五浦」
 からはちょっと距離があるのですが、路線バスに乗れば問題ない距離。路線バスの時刻表を確認していないのですけど、1,2時間に1本くらいにバスがあるであろう、と楽観視しています。


【水辺が見える】
 日立駅から3,40分。海とは別に、水辺が見え、鳥が集まっています。

【二ツ島トンネル】
 レンガ造の常磐線旧トンネルのようなデザイン。173.945m。


 14時30分過ぎ、大津港駅に到着。
 大津港駅に下りるのは、4年ぶり?になるのかしら(??)。島式のホームに電車は到着。駅舎のあるホームへ高架橋を渡ります。

 ホームには「名所案内」の看板があり、「五浦海岸六角道」の文字や「平潟海岸」などの文字があります。よく目を凝らすと、「バス○○分」の文字がうっすらと残っていて、消されているような状態になっています・・・(??)。
 改札で18きっぷを提示し、駅舎を抜けます。

【駅看板 大津港】
 常磐線を北上した茨城県最後の駅です。


【島式ホーム】
 2,3番線(下り)は島式ホーム。

【名所案内 看板】
 “バス”の文字が消されています・・・。

 ちょっと懐かしい大津港駅の駅前。正面にセブンイレブン。右手にレンガの建物
 路線バスを確認します。ところが、駅前のロータリーにはバスの時刻表が張られていません・・・。


【大津港駅 駅舎】
 4年ぶりに下車した大津港駅。駅も駅周辺も特に変わった様子は感じられません。

【suicaに非対応】
 大津港駅の改札はsuicaがご利用いただけません。改札ボックスが懐かしい。

 駅構内のキヨスクの係りの方に伺うと、大津港駅路線バスはかなり以前に廃線になっており、地域バス(平日のみ)しか運行されていないとの事。うーん、地方の路線バスはどんどん衰退していってしまうんですね〜(TT)。これも車社会のあおりなのでしょうね〜(T△T)。
 五浦平潟海岸へは歩いていこうとすれば行くことができます。しかし、ほぼ半日のスケジュールで取り組まないと危険な距離である感じがします。もちろん駅前にはタクシーがあり、タクシーで回るという方法もありますが、基本的にタクシーは使わない派なので、今回の大津港調査は中止にすることにします・・・(−−)ダンチョウノオモイ。


■南中郷駅で海に感激する
 再び18きっぷを改札に見せ、ホームで常磐線を待ちます。次に向かうは、2つ戻ったの南中郷駅

 事前調査では南中郷駅を軸に茨城百景はないはず。しかし、私の茨城の旅は、茨城百景碑だけにとらわれるわけではありません。一般的な観光雑誌に出てこないような、独自の目線で「すばらしい場所」を見つけることも重要なのです!!(><)。

 14時55分頃、南中郷駅に到着。
 改札を抜け、駅前に出ます。

【駅看板 南中郷】
 大津港駅から日立駅方面に2つ戻った駅。南中郷駅では目的を決めず下車します。


【島式ホーム】
 1,2番線だけのホーム。高架橋で駅舎側に渡ります。

【suicaに非対応】
 南中郷駅の改札もまた、suicaがご利用いただけません。


 路線バスが通っていることを確認。
 左手にちょっとくすんだ「北茨城観光案内図」の案内板があります。物理的にが近いことが分かります。ちょっとを観に行きましょう!(^^)。


【常磐線 南中郷駅 駅舎】
 平屋建てのフラットな建築は、常磐線の水戸駅以北や、福島県内の常磐線で多く見られる駅舎です。最近は駅舎の無い、無人駅も増えています。


【観光案内板「ようこそ北茨城へ」】
 こういうイラスト入りの観光案内板の努力はすばらしいと思います。しかし、劣化が目立ちますので、そろそろ更新されたほうが良いと思います(^^;)。



【路線バス】
 中郷や常磐炭鉱、高萩駅行きの路線があります。土休日は中郷路線のみ運行。

【駅前大通り】
 南中郷駅をまっすぐ貫く大通り。お店がまったくありません。方角的に海があるはず。

 駅前の道をまっすぐ歩き始めます。T字路に古めかしい瓦を用いた住宅。右手の小道を進んでいくと、国道6号に出ます。


【古めかしい日本建築】
 駅前をまっすぐ行くと、突き当たりに瓦の重厚感たっぷりな住宅があります。右の道。

【国道6号】
 茨城、常磐の地と言えば、国道6号線。国道沿いにセブンイレブンがあります。

 国道を横断。住宅地の道を歩いていくと、松の木々に包まれた小道があります。ちょっと頭を低くするようにして歩いていくと、松の間からが広がりました〜(@O@)オー。
 この演出感。「いばらきだいすき百景」に制定させていただきます!(><)9゛。


【住宅地を進む】
 国道6号を横断し、住宅街をそのまままっすぐ歩いていきます。

【防風林をくぐっていく】
 松に包まれている、踏み鳴らされた小道を歩いていきます。


【いばらきだいすき百景 南中郷の海岸】
 砂浜の質が良く、ゴミが無くてきれい。ブルーな海水もきれい♪(^^)。

 茶クリーム色の砂浜に、ダークブルーな海水。沖縄の白い砂、青い海とまではいきませんが、かなりレベルの高い海岸線です。遠くでサーフィンをされる方。


【サーフィンされる方】
 波が良い具合に荒れていて、サーファーにとっては良い海岸なのではないでしょうか。

【波打ち際】
 靴を履いているにも拘らず、打ち寄せる波が面白く、つい遊んでしまいます(^^;)。

 駅に戻る途中、国道6号沿いにあるセブンイレブンで、弁当ドリンクを購入。

 南中郷駅の駅舎横のベンチでいただきます。

【南中郷駅 駅舎横のベンチ】
 電車が来るまで、このベンチで弁当をいただきます。本当は駅弁とかが食べたかった。


■日立駅を去る
 再び日立駅に戻ります。
 交差点では演奏会が開かれています。


【演奏会】
 指揮者の方がノリノリです。

【日立駅】
 帰るために常磐線に乗車します。

 東横イン荷物を取りに行きます。
 時間は16時40分を回ったところ。特急ではなく、各駅停車で帰るので、早めの電車に乗らなければなりません。

 18きっぷで改札に入り、電車を待ちます。かなり混雑。しかし、1つ2つとに停車していくごとにお客さんの数が減っていきます。


■西友土浦店 解体終了
 18時30分過ぎ、常磐線は土浦駅に入線します。
 改札を抜け向かうのは、モール505西友土浦店の解体が終わったはずなので行ってみると、敷地は更地になっています・・・。モール505の3階にあがり、三脚をセットし、西友土浦店の跡地を撮影します。


【西友土浦店跡】
 昨年(2004年)11月から解体作業されていた西友土浦店も、ついに解体作業が済み、更地になってしまいました。

 またひとつ、土浦駅周辺の経済を支えた歴史がなくなりました。


戻る:日立さくらまつり2005 日立風流物) (この項おしまい)
 
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更新日 2005/07/26
2005年07月26日 UP

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助川海防城跡とあんず通り(20060318)
平成17年度 日立神峰神社 大祭禮(20050504)
かみね公園と常磐線新型車両(20050401)

西友土浦店の解体途中での取材です
西友土浦店の科学万博モニュメントと筑波山の紅葉(20041106)
西友土浦店の科学万博モニュメントと土浦紅葉(20041103)
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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