ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 大宝八幡神社 ■
下妻市(県西) : 2005年5月1日(日)取材

 2005年5月1日、笠間市へ旅に出ました。
 観光地として力を入れている笠間市で有名な「笠間つつじまつり」に訪問するのが、メインの目的。さらに、このゴールデンウィークの時期は、「陶炎祭(ひまつり)」と称して陶器の販売イベントが行なわれているのも確認。訪問させていただきます(^^)。

 関東鉄道常総線を利用しての笠間訪問。
 大宝駅、騰波ノ江駅も訪問します。大宝駅で茨城百景碑を発見。さらに、騰波ノ江駅では「関東の駅百選」の駅舎を堪能させていただきます(^^)。

■茨城百景 大宝八幡宮
 下館駅に戻り、関東鉄道常総線に乗ります。

 大宝駅
 大宝駅には、大宝八幡宮があり、茨城百景に指定されています。降り立った大宝駅は、駅舎と言えない木造トタンでできた待合所です・・・。これもまた、地方の駅でよい感じ(−−)シミジミ。

 からまっすぐ歩き始めよう!と思った矢先に、目の前の坂道に見覚えのあるがありました。茨城百景碑です(^^)。

【駅看板 大宝駅】
 下館駅から4つ目の駅。


【名所案内 大宝八幡宮】
 近くに大宝八幡宮があるようです。あじさいの季節は、ハイキング企画で利用されます。

【大宝駅 駅舎】
 昔はきちんとした木造の駅舎があったようですが、現在はトタン葺きの簡易待合所。


【茨城百景 大寶八幡宮(大宝八幡宮)】
 大宝八幡宮は南北朝時代の大宝城があった土地の跡で、国指定の史跡。

 を出て左側に歩いていきます。建てられている木の碑を見るに、この近辺が大宝城の跡らしく、国指定文化財(史蹟)です。あたりを歩くと、看板を発見しますが、「保存樹保護のため立ち入り禁止」で敷地内に入ることができません。


【国指定文化財(史蹟)の標】
 昭和9年5月1日に指定されました。

【「大宝城跡」の案内板】
 敷地には「ちかづくな」の看板があります。。

 先ほどの大宝駅前に戻り、百景碑があった道をまっすぐ進み、ぶつかってを見ますと神社があります。


【大宝八幡神社 拝殿】
 祭神は誉田別命足仲彦命・息長足姫命(ほんだわけのみことたらしなかひこのみこと・おきながたらしひめのみこと)であり、国土鎮護の神として崇拝されています。

 大宝八幡神社です。
 大宝元年(701年)に藤原時忠が宇佐八幡宮を勧請したといわれ、その後、源頼義が奥州征伐のときに祭祀田を寄進し、また源頼朝が奥州征伐に際して鎌倉八幡宮を勧請したのが摂社若宮八幡社と伝えられています。
 こちらの本殿は桃山時代に下妻城主多賀谷尊経が再建したもので、現在、国の重要文化財に指定されています。


【大宝八幡宮 本殿】
 神社において、神が祀られているのは、こちらの本殿になります。重要です。

【大宝八幡宮 神門】
 大宝八幡宮の入口にある神門。時間が経つと、ライトアップされます。

 近辺には大きなおみやげ屋さんが2件あり、観光名所であることが伺い知れます。
 しかしながら、あたりには観光客らしき人たちがおらず、ひっそりとしています。時間が時間ですから、仕方ありません。


【三の鳥居】
 左手にはおみやげ、お食事のふべやさん。

【ゑびすや】
 鳥居入って右のお食事、おみやげのお店。


■関東の駅百選 騰波ノ江(とばのえ)駅
 続いて向かうのが、騰波ノ江駅です。気動車に乗り、ひとつ隣の駅。騰波ノ江駅「関東の駅百選」に選ばれたで、気動車の中から見える木造の駅舎に感動してしまいます。時刻は19時を過ぎ真っ暗ですが、照明でなんとか駅舎辺りを撮影することができます。

 騰波ノ江駅は駅舎内部まで、完全な木造です。ここまできっちり残っているなんてびっくりです。たいていの古い駅舎は、手を加えれられていて、本来の姿を残していないことが多いのですが、ここは完全に本来の姿を残している!と思いました。

【駅看板 騰波ノ江駅】
 関東の駅百選に選ばれている有名な駅。すでに辺りは真っ暗です・・・(−−;)。


【騰波ノ江駅 駅舎内】
 ホーム側から撮影。駅車内は木製の建具や改札でできています。無人駅。

【騰波ノ江駅 駅舎内】
 駅舎外側から撮影。きっぷ販売窓口もまた、木造の構造物で作られています。


【関東鉄道常総線 騰波ノ江駅 駅舎】
 木造の駅舎。放置のレベルで痛み具合が激しく、それがまた趣があります。しかし、整備をしないとちょっとまずいような感じになってきています。。肉とかは腐りかけがおいしいけれど、そのタイミングをはずしてしまうと食あたりを起こしてしまう。。そんなタイミングです(´・ω・`)。。

 すばらしい駅舎を観て、大変満足。
 辺りにこだまする、かえるの鳴き声を聞きながら、取手駅行きの気動車を待ちます。


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更新日 2005/08/13
2005年08月13日 UP

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【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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