ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 水戸の梅まつり2004(偕楽園) ■
2004年3月7日(日)取材

 9時頃起床。
 今日は水戸の梅まつりに行きます(^^)。

 水戸の梅まつりは2002年から毎年行っていますので、今年は3年連続になります。去年は2月下旬に行きましたが、2部咲きでした。やっぱり水戸の梅は3月に行ったほうが良いのかな〜と思い、今年はちょっと遅らせて行くこととなりました。
 さらに言えば、今日はいろいろと催し物が多い日のようです。何らかの形で見学することもできるかもしれないし、楽しみだ〜(^O^)。

【青春18きっぷ】
 JR全線が乗り放題。特急(新幹線)や急行などはご利用いただけません。



■土浦駅にてつくばEXの車両
 いつもどおり、最寄り駅から電車に乗り、新松戸駅で乗り換えます。まだ時刻は11時を回ったところ。お昼には早いので、駅そばはパスです(^^;)。
 電車は柏駅で乗り換え。終点の土浦駅に向かいます。
 柏駅で入線してきたのはE501系の車両。発車時に「ドレミファソラシド〜」と音を立てる、あの車両ですね〜。前回、茨城方面に来るときにこの車両に乗ったのですが、そのときに土浦駅にはつくばエクスプレスの車両がありました。まさか今回も!?(^m^)。ちょっと期待しつつ、土浦駅到着を待ちます。

【E501系】
 日本語英語のバイリンガルで社内放送をしてくれます。土浦駅にて撮影。

 まもなく土浦駅に入線。

 桜川に掛けられているJR貨物用の橋梁に、つくばEXの車両がありました!!(@@)。まさかと思っていましたが、本当につくばEXの車両がいるとは!?。

 12時20分。乗ってきた常磐線E501系の車両は土浦駅が終点扱いなので、ここで下車します。水戸駅方面行きの電車は12時33分に入線してきます。まだ10分程度あります。今日は青春18きっぷでの入場ですから、途中下車も容易です。迷わず土浦駅の改札をぬけることにしました。

【桜川の橋梁につくばEX】
 流れ行く景色の中で、どんぴしゃでシャッターを切れました(^O^)v。

 土浦駅の高架連絡通路からつくばEXの車両を撮影。次の電車が来るまでにはまだ時間があります。東口の階段を駆け下り、JRの敷地内に入って行きます。警備員の方がいらっしゃたので、撮影をしていいか聞きましたところ、カラーコーンの外からであれば、ご自由にお撮りくださいとのこと。うひゃ〜、JR余裕ですねぇ〜。これくらい余裕の対応をしていただければ、JRを見る目も変わるってもんですよ!!(><)v。
 限りある時間の中で、大量に撮影。大変良い写真を撮影することができました〜(^O^)。駅に戻りがてら、さきほどの警備員の方に「ありがとうございました〜」って言ったら、「ごくろうさまでしたー!」と返事が来ました!!。ますますもって、JRが好きになりました(*^^*)。


【連絡通路から撮影】

【敷地に入る】
 JR貨物の線路上と道路上に、つくばEXの車両がばらして置かれています。  警備員の方に許可をもらい、カラーコーンの外側から撮影。


【車両に車輪が】

【トレーラー】
 つくばEXの車両は、道路で移動するため車輪が付けられています。  トレーラーで牽引して、つくばエクスプレスの線路まで持っていくそうです。

 12時33分、常磐線土浦駅1番線(いわき・水戸方面)に入線してきます。

 土浦駅は先日、ホームの番線名が変更されました。今までの2番線が1番線になり、3番線は2番線へ、4番線は3番線になりました。欠番だった1番線の番号再割り付けの結果です。

 電車に乗り込み、偕楽園(臨時)駅に向かいます。

【1番線復活】
 筑波鉄道の廃線以来、土浦駅に1番線が復活しました。17年ぶりになるのかしら?。


■常磐線 偕楽園臨時駅
 13時25分、常磐線偕楽園駅に到着しました。

 偕楽園駅は梅のこの時期だけに停車する、特別な臨時駅です。JRとしてはSuicaにも対応させることのできないこの駅を、廃止にしたかったようなのですが茨城県の観光協会の熱心な訴えもあり、継続利用することにしたのです。

 偕楽園駅は下りホーム(水戸駅方面)のみ存在します。上りのホームはありません。上りの上野方面に向かうには、一旦水戸駅まで行ってから、上りの電車に乗り換える必要があります。

【JR偕楽園駅】
 今年も偕楽園駅に到着。年間を通して利用されることのない、臨時駅です。

 ちなみに、偕楽園駅では数年前に一度だけ上りホームを設置した歴史があります。しかし、その時の上りホームはすぐに撤去されてしまいました。今後、偕楽園駅上りホームが設置されることが考えられるかといえば、廃止を検討したことのある駅ですから、そこまで改良されることは今後も無いでしょう・・・(−−)。

 18きっぷを駅員さんに見せて、ホーム階段を下ります。


【垂れ幕】

【改札】
 黄色の「水戸の梅まつり」の垂れ幕は毎年ホームに掲げられています。  改札はSuicaに対応していないので、偕楽園に来るときはきっぷで来ましょう。


■雅楽演奏会
 常磐神社の大きな階段を上りきり、さらにまっすぐ進むと、右手の常磐神社能楽殿にて雅楽演奏会が行なわれていました。

 われわれのよく知る「仰げば尊し」「陪臚(ばいろ)」などを演奏。あたりに響きわたる雅楽に神秘さを感じます。

【常磐神社の階段】
 階段を上り詰めると、常磐神社御社殿があり、その右手に能楽殿があります。


【常磐神社能楽殿】

【あたりに響く】
 紫峰雅楽会による雅楽演奏会が行なわれていました。  雅楽があたりに染み入ります。時を感じさせてくれます。


■義烈館
 いつもだとこの後は梅を観に行くのですが、今年はいつもと違うものも見てみましょう。ということで、義烈館方面に向かいます。しかし、義烈館そのものは入場料が掛かるようですし、時間も掛かりそう。今回は中に入ることを止めます。


【盆栽】

【義烈館】
 盆栽を売る出店も出ています。  水戸黄門(光圀公)の遺品などが展示されているようです。


【浪華の梅】

【知足の蹲(つくばい)】
 文字の普及が進んだことを記念し、植えられた梅。黄門様の句碑も設置。  光圀公の御精神を仰ぎ設置。もともとは京都竜安寺にありました。


■偕楽園(東門)
 いやー、それにしても観光客の多いこと、多いこと(´=ω=`)。

 お客様がいらっしゃるのはいいことですけど、これほど多いというのは、私の活動に影響を与えてしまいます・・・。

【偕楽園 東門】
 多くの観光客は、この東門から偕楽園に入場するはずです。入場無料。


【観光案内所】

【偕楽園のパンフレット】
 この案内所で、偕楽園のパンフ、県内の観光案内パンフがもらえます。  去年と同じようなパンフ。よく調べたら、製作が平成15年2月になっていました。


■梅は7部咲き
 今年の訪問時期は正解でした。

 は7部咲き。さらに、梅梅ガールズ(私が勝手に命名)も満開だし、良いこと尽くめですね〜(^^)。水戸の御老公様もいらっしゃいます。撮影しておきますか〜。なんだか、今年の助さん(角さん?)は老けていますね〜(><)。

 例年はをしっかり撮影していないので、「全然、梅まつりのレポートになっていない!」とのお叱りを受けていました(´・ω・`)。なので、今年はしっかりをレポートしまっせ〜(´>ω<`)!!。

【水戸の御老公一座】
 しがない縮緬(ちりめん)問屋なのに、印籠を出せば大逆転。頭が高い?。


【梅梅ガールズ2004】

【梅林】
 梅梅ガールズは、今年も満開だ〜
 ~~\(^O^)/~~ばんざーい!。
 こうやって写すとたいしたことが無いように見えるかもしれませんが、7部咲き。


【緋梅(ひばい)】

【水心鏡(すいしんきょう)】
 ピンクの花びらに長いおしべの緋梅(ひばい)。少ししおれているのが残念です。  白くもったりとした花びらをつけています。梅の木って感じがしますね。


【見鏡(けんきょう)】

【チャボ冬至】
 薄いピンク色できれいに広がっているのが見鏡です。  白く丸っこい花びらをつけているのがチャボ冬至。


【満月】

【烈公梅(れっこうばい)】
 ちょっとか弱そうな花びらの満月。  ぼてっとした花びらの烈公梅。


■園内を散策します
 ばっかり撮影してもつまらない!?ので、園内を歩きます。

 正岡子規の句が刻まれた「子規の句碑」を発見。正岡子規偕楽園に来ていたのですね〜。そのときに読まれた句を刻んだのが「子規の句碑」として残っているようです。

【仙奕台(せんえきだい)から眺める】
 千波湖(せんばこ)など周囲を一望できる突き出たこの大地から眺めます。


【階段を下ります】

【子規の句碑】
 偕楽園は山のような地形なので、階段を登ったり降りたりします。  「座急に 梅ことごとく 斜なり」と、正岡子規は偕楽園で詠んだそうです。

 園内では女性モデルによる、撮影会が行なわれています。
 普段、あまり人物を対象にした写真を撮ることが少ないのですが、たまには人物写真も撮ってみましょう。ってことでいくつか写真を撮りました。それにしてもモデルさんは薄着ですが、風邪など引いたりしないのかしら?(´・ω・`)。


【宮崎香梨さん】

【梅梅ガールズ】
 撮影会に便乗して撮影。いい感じに風が吹いて艶っぽさを出せました(^^)。  キャットみたいな目線をいただき、こちらも妖艶な雰囲気をかもし出せました。

 園内をふらついていたら、「お弁当が半額ですよ〜」の声が聞こえます。通常は1000円する『梅づくし弁当』が半額の500円とのこと。時計を見たら、すでに15時を回っていたんですね。お弁当の在庫処分のようです。

 まだお昼を食べていなかったので、飛びつくようにお弁当を購入。
 スペースを見つけて、新聞を座布団代わりにしてお弁当をいただきます。

【梅づくし弁当】
 1000円が500円だと、おいしいものが余計おいしく感じられます(^O^)。


つづく・・・
 
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更新日 2004/04/09
2004年04月02日 UP

関連リンク
第110回 水戸の梅まつり(偕楽園)(20060312)
水戸の梅まつり2005(偕楽園)(20050306)
水戸の梅まつり2003(偕楽園)(20030222)
水戸の梅まつり2002(偕楽園)(20020310)

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【サイト紹介】1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された、『国際科学技術博覧会(通称・科学万博−つくば’85)』〔EXPO’85〕や、茨城県県南地方(土浦市・つくば市)のイベント、JR常磐線(旧トンネル)、廃線となってしまった筑波鉄道(つくばりんりんロード)を中心に繰り広げる、「いばらき だいすき」なサイトです。

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