ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 水戸の梅まつり2002(偕楽園) ■
2002年3月10日(■)取材

 念願の偕楽園に向かうべく、9時半に家を出ました。
 いばらきだいすき派の私は、幼いころに一度、偕楽園に行ったきりで、物心ついてからは訪れていません。こちらに来るのは、先月(2月)水戸方面に行きましたので、久方ぶりといった感じはありません。そのときは臨時駅偕楽園駅は開いていませんでした。臨時駅偕楽園駅は、梅のこの季節だけ利用される、ちょっと変わった駅です。スキーの季節なんかで、臨時に設置される駅があるようですけど、まさにそういった駅なのです。
 初心者鉄オタの私にとって(笑)、こうした「臨時」というのは、ちょっとぐっと来るものがあります。そこもまた楽しみであります。

 新松戸と乗り継ぎ、常磐線で北上して行きます。道中、休みの日の早起きが堪えたのか、ずーっと寝ていました(笑)。およそ3時間。やっとのことで偕楽園駅に着きました。

 電車から下りる際にステップと、ホームの段差がかなりありまして、電車とホームの隙間もちょっと広いかなって感じました。このあたりは、電車が新しくなっていくのに対し、偕楽園駅臨時であるがために、整備が遅れているのでしょうか。

 一般の方々は、駅ホームに降り立ちますと、すぐさま改札のある方向に向かいます。しかし、私は写真を早速撮りはじめるのでした(笑)。
『偕楽園駅に到着』 写真
【偕楽園駅に到着】
3時間かけて到着。普通の人はすぐに出口に向かいます(笑)。

『上りだけ』 写真 『駅のプレート』 写真
【下りホームだけ】
偕楽園駅は下りホームしか設置されておりません。
【駅のプレート】
劣化を防止するためでしょうか、アクリル板でできています。

『清算済みの券』 写真
【清算済みの券】
清算窓口で清算すると、このようなチケットを渡してくれます。
 たんまり写真を撮った後、改札脇の臨時清算窓口できっぷの清算を行ないます。土浦までのきっぷしか持っていなかったからです。窓口で清算しますと、写真のような券をくれます。臨時駅なので、こういった券もその場しのぎのものなんですね。

 改札のおねえさんに券を渡して、改札の外に出ます。
 いやー、偕楽園ってすっごい混んでいますねー。まだまだ偕楽園は元気いっぱいですねー。

『臨時清算窓口』 写真 『偕楽園駅・改札』 写真
【臨時清算窓口】
プレハブの清算窓口。偕楽園駅が臨時であることの証明です。
【偕楽園駅・改札】
改札も自動では無く、駅員さんが常駐する、昔ながらの駅です。

 駅から数分歩くと、写真のような階段に出会います。あたりは出店がかなり出ておりまして、さらにお客さんで賑わっています。階段を上ると、常磐神社があります。

 常磐神社を見学し、いよいよ偕楽園に入ります。
 東側の入り口はかなり混雑していましたので、ちょっと時間を見てから入ることに。それにしても、偕楽園自体って、入場が無料なんですねー。知りませんでした。

 もっぱら私は花より団子派なので、梅の木よりも、出店のじゃがバター(北海道)や、広島焼き(広島)に夢中なのでした(笑)。ぜんぜん、いばらきと関係無いやん!。
『常盤神社への階段』 写真
【常盤神社への階段】
偕楽園駅から歩いて1,2分で、こういった階段が見つかります。

『偕楽園に入って』 写真 『じゃがバター』 写真
【偕楽園に入って】
入り口は混んでいますけど、入ってしまえば歩く余裕はあります。
【じゃがバター】
ふかしたジャガイモに、バターとマヨネーズをつけて食べます。

『梅の木』 写真 『水戸黄門御一行』 写真
【梅の木】
せっかく梅の木を観に来たので、申し訳程度に撮影。
【水戸黄門御一行】
水戸といえば、黄門様。写真撮影をしているところを撮影。

『南崖の洞窟』 写真 『入り口の案内板』 写真
【南崖の洞窟】
園内をくまなく歩くと、こういった洞窟を見つけることができます。
【入り口の案内板】
気がついたら、入り口に戻ってきてしまいました。

『好文亭』 写真
【好文亭】
裏から撮影。3階建て。昭和20年に全焼した歴史があります。
 唯一有料だったのが、「好文亭」(こうぶんてい)。
 もともと偕楽園は、水戸の九代目藩主徳川斉昭(なりあき)の造園計画から出来上がったものだそうです。その構想の中で、好文亭が建築意匠を含め作られたとされています。

 好文亭に入るには、大人190円が必要になります。好文亭内部を見学することができますし、それなりに面白い建物ですので、一見の価値はあります。

『細長い部屋』 写真 『3階からの景色は最高』 写真
【細長い部屋】
 好文亭は撮影禁止だったのでしょうか?。私のカメラには写真が。
【3階からの景色は最高】
 3階から見渡せる偕楽園と、千波湖。良い眺めです。

 好文亭を後にして、再び偕楽園内を歩き回ります。
 先ほど見つけることのできなかった、吐玉泉を発見しました。

『吐玉泉』 写真 『吐玉泉の案内板』
【吐玉泉】
 かつて茶室「何ろう庵」(かろうあん)にて茶の湯に供されていました。
【吐玉泉の案内板】
 現在の大理石は、昭和62年に設置されたものだそうです。

 だいぶ時間も過ぎましたし、帰ることにしました。帰りの電車は水戸駅まで行かないとありません。千波湖の道を通り、水戸駅に到着。電車に乗って帰ってきました。


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更新日 2004/04/09
2002年08月07日 UP

関連リンク
第110回 水戸の梅まつり(偕楽園)(20060312)
水戸の梅まつり2005(偕楽園)(20050306)
水戸の梅まつり2004(偕楽園)(20040307)
水戸の梅まつり2003(偕楽園)(20030222)
【サイト紹介】1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された、『国際科学技術博覧会(通称・科学万博−つくば’85)』〔EXPO’85〕や、茨城県県南地方(土浦市・つくば市)のイベント、JR常磐線(旧トンネル)、廃線となってしまった筑波鉄道(つくばりんりんロード)を中心に繰り広げる、「いばらき だいすき」なサイトです。

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