ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 第32回 筑波山梅まつり ■
つくば市(県南) : 2005年2月26日(土)取材

 2005年2月26日、茨城県つくば市の筑波山に、『第32回 筑波山梅まつり』を観に行きました。
 かれこれ筑波山登山と称して、男体山頂上や女体山頂上を攻略したり、ケーブルカー、ロープウェイなどを利用したことはありましたが、筑波山の梅を観に行くのは初めてのこと。
 いばらきだいすき人を自称するからには、茨城県指折りの観光名所である筑波山の梅を観ていないってのは、大問題です!(><)。
 筑波山梅まつりにGo!なのです!。

 ♪うめ〜は 咲い〜たか〜、さく〜ら〜は まだかいな〜} (-O-)
 
 空も青く、いい天気。
 はまだ咲きませんが、歌にもあるとおりならすでに咲いているはず!。
 荷物をまとめ、「筑波山 梅まつり」訪問です。

 昼前に出発。

 柏駅に入線してくる常磐線「3つドア」で、ボックスシートタイプが来ると思いきや、ロングシート3つドアでがっかりします。

 せっかくお昼ご飯用として、あんぱんドリンクを購入したのにロングシートではいただくことができません・・・(´・ω・`)ションボリ。電車の中で食事できるのがボックスシートの特権、ならびに常磐線の特権だと思っていたのに残念です・・・。

【こしあんぱん】
 柏駅ホームのキヨスクで購入。ふにゃふにゃな食感がおいしいのです〜(*^^*)。


■筑波駅に向かう
 13時頃、土浦駅に到着です。
 バスロータリー5番のりば筑波駅行きのバスを待ちます。風が若干吹いていますが、それ以外の気候条件は整っていて、撮影日和。空の色もいい感じですし、あとは筑波山の梅の開花状況だけって感じですね(^^)。


【土浦駅前でバスを待つ】
 天気は快晴。土浦駅前のイトーヨーカドーが青空に冴え渡ります。

【「快速臨時バス」の案内】
 土浦駅前から筑波山中腹?の梅林まで直通で行ってくれるバスが運行してます。

この梅まつりの時期は土浦駅から直接、梅林まで送迎してくれる臨時バスも設けられています。今日は時間的に会わなかった(遅い到着だった)ので、臨時バスを利用することができませんでした。

快速臨時バスの運行表
土浦駅 大池公園前 郡道橋南
(つくばワンワンランド)
筑波山梅林
9:00 9:30 9:40 9:50
10:00 10:30 10:40 10:50
11:00 11:30 11:40 11:50
12:00 12:30 12:40 12:50
2月19日(土)〜3月21日(月)の土日祝休日の運行です。

 13時30分、バスが出発。
 6名ほどのお客さんを乗せ、50分ほどバスに揺られます。右手に筑波山。空は青い。うーん、絵になりますね〜。


【筑波山】
 あの山に、梅林が待っているのです!(@@)。バスの中から撮影。

【茨城百景 筑波山】
 つくばわんわんランド近くのガソリンスタンド脇に、茨城百景碑があります。


■筑波駅
 筑波駅に到着です。
 ここから筑波山神社駅行きのバスに乗り換えます。


【筑波駅】
 かつて常磐線 土浦駅と水戸線 岩瀬駅をつないでいた、筑波鉄道の駅です。昭和62年に廃線。線路跡はつくばりんりんロードとして生まれ変わりました。


【筑波駅ホーム】
 昔のホームの原型を生かして、現在ではつくばりんりんロードの休憩地として利用。

【筑波駅 駅舎】
 丸の部分は現在ではガラスブロックで埋められていますが、当時は改札がありました。


【筑波神社方面を眺める】
 筑波駅からの参道。筑波鉄道全盛時は、この界隈もかなり栄えたようです。廃線となり車社会化してからは、ひっそりとした街並みになってしまいました。

 筑波山神社駅行きの途中にあるバス停“梅林入口”で下りるのが正当なアクセス方法です。

 筑波駅筑波山神社駅行きの次のバスは1時間以上待ち時間があるようです(><)。しばらく筑波山駅付近の写真撮影をして、タクシーに乗ることにします。タクシーで10分ほど。筑波山梅林入口までで900円です(><)イタイシュッピダ・・・。


■筑波山 梅林
 筑波山の梅林を観るのは入場料が発生しません。無料です。
 駐車場の左手につくば市観光協会が設置した売店などがあります。

 軽い傾斜の坂道を登っていきます。左手に「がま公園」
 ああー、がま公園ってここにあったんですね〜。本日は「がまの油売り口上」が行なわれているようです。まずは梅の撮影が大事なので梅林方面に足を急ぎます。

【快速臨時バス バス停】
 筑波山梅林の駐車場内に、快速臨時バスのバス停があります。帰りはここからですな。


【梅林 周辺案内図】
 梅林内の梅の木の配置が記されています。

【梅林に入っていく】
 まっすぐ進んでいくと、梅林があります。


【がまの油売り口上】
 手書きのパネルが設置されています。がまの油売りは、新宿タカシマヤで観ました。

【がま公園】
 TVなどで見たことのある、がま公園はここにあったのですか〜。


 梅林筑波山の傾斜前面に広がります。開花は40%程でしょうか。

 程よく梅の花が咲いていて、写真撮影に最適。青空もいい感じです。筑波山の梅林は歩道が設けられていますが、基本的に園内を自由に散策してよいみたいで、梅の木梅の花にかなり近づくことができます。

【梅林に歩く】
 山の中なので、傾斜が続きます。


【筑波山 梅林】
 ところどころ梅の花が咲いていますが、満開とまでは行かず。タイミングをずらして花を咲かせることによって、広い期間で梅の花を楽しめるのです。


【園内は自由に歩ける】
 筑波山の梅林は、自由に歩けます。よほど危険な場所でなければ、規制されません。

【近い場所で鑑賞】
 梅の木にかなり近づけますので、このようにお手元で梅の花々をご観賞いただけます。


■展望四阿

【梅林を見上げる】
 中腹右手に、展望四阿(あずまや)が見えます。あそこまで行ってみます。


【展望四阿】
 昔ながらの技法で作られています。
 関東平野を一望できる、展望台。

【萱葺き屋根】
 茨城県では浮島が萱の名産地。もしかしたら、浮島産の萱を使っているかもしれません。


【竹組みによる屋根】
 主要構造部材に竹を用い、組んでいます。その上に萱を葺いています(´゜ω゜`)スゴーイ。

【筑波研究学園都市方面を眺める】
 関東平野がずっと続きます。視界が良い時は新宿副都心のビル群も見えるとか。


【白い梅の花】
 梅の花は200とも300とも種類があるとされています。梅の木に名称のパネルが無いと、名前が分からないのは残念です。。


【ピンク色の梅の花】
 もっちりとしたピンク色の花びら。

 40分ほど歩き回り、の撮影を終えます。
 16時には土浦駅に戻る臨時バスがあるようですし、バスの出発する駐車場に戻ります。


■がま公園
 臨時バスの乗り場に向かう途中、先ほどのがま公園に立ち寄ってみます。


【がま公園の石】
 さきほど見かけた、がま公園の敷地内に入って行きます。

【がまの石】
 大きながまがえるの石が現れました。上に小さながまがえるが乗っています。


【がまの油売り口上の人形】
 敷地内には、がまの油売り口上の人形が設置されています。ちょっと怖い・・・(><)。

【おみやげ屋:おたちあい】
 おみやげ屋さん。がまの油売り口上が公演されています。


■つくば市の地域名産
 一昔前の「つくば」と言うと、未来都市、研究学園都市というイメージが私には強かったのですが、つくば市でも名産品と呼ばれる食べ物がつくられています。


【手造りソーセージ(200円)】
 ぷりぷりして、とってもジューシー(^-^)モグモグ。「学園手造りハムの会」さん。

【鬼のげんこつ漬け】
 「2005茨城フェア」でも参戦されていた、「なかにし」さん。しゃきしゃきで美味。


■帰りのバスに思うこと・・・
 帰りの臨時バスは乗客は私一人だけでした・・・(´=ω=`)。50分ほどバスに揺られます・・・。

 せっかく臨時バスを用意してくれているのに、利用者がほとんどない現実・・・。
 筑波山の梅林って、認知度はあると思うんです。訪問される方もいらっしゃるはず。それでも、臨時とは言え路線バスが利用されてないのは、アピール不足なのか。それとも料金設定がお客様に理解されていないからか。

 少しだけ寂しさと、少しだけの焦りを感じながら、980円を料金回収箱に入れ、「ありがとうございました」と言ってバスを降りました。

【利用されない臨時バス】
 臨時バスの存在価値は十分あります。県や市が補助をして、料金を安くするとか、何か手を打つ必要があるかと思います・・・。


(この項おしまい)
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更新日 2005/09/09
2005年06月10日 UP

関連リンク
第33回 筑波山梅まつり(20060311)

筑波山神社 御座替祭(春季祭)(20060401)
つくばフェスティバル2005(20050514)
水戸の梅まつり2004(偕楽園)(20040307)
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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