初めての海外 「台湾道中記」を公開!

2004年に台湾(台北)で行なわれた、COMPUTEX2004に訪問した旅人KOUJINNの旅行記。台湾の食べ物や建物、まちづくり、女の子ちゃんレポートなのだ。仕事はオプション。


■ 旅人よ 台湾道中記 1日目 ■

 5月30日(日)  ■カルチャーギャップの始まり■
生涯初めてになる、海外への旅
「出張」という代名詞付きですが、こうして海外に行けるなんて、なんて私は幸せ者なのかしら〜(*ノωノ)。

11時にJR日暮里駅
11時2分に出るスカイライナー(特急)に乗り、成田空港駅に向かいます。
特急と言ってもJRの特急とは異なり、特急券は必要ありません。乗車券だけでOKです。

 12時過ぎに成田空港駅に到着します。
荷物を持ち、成田空港内へ入っていきます。
これまでの旅とは異なり、旅行用のコロコロ付きかばんはかなり大きめなので、荷物を預けます。用意されたタグをくくりつけ、荷物チェックを受けます。

今まで体験したことの無い、パスポートチェックも行ないます。日本人の場合は、それほどチェックも厳しくないようで、ほぼスルーでOKとなります。
免税店をひやかして、飛行機の出発を待ちます。

【荷物チェックに長蛇の列】
 チェック用の機械が2つしかなく、処理が追いついていないようです。


【荷物のタグ】

【出国審査】
 飛行機に預ける荷物に取り付けるタグ。紙製のようですが、ちょっとした強度があります。  パスポートを見せ、本人であることを調べます。2年前の写真ですが、大丈夫でつか?。


【免税店】

【この飛行機に乗る】
 これから出国なのに、買い物をする気はありません。冷やかす程度です・・・。  国際線だからといって、必ずしも大型機ではないようです。


 いよいよ飛行機に乗り込みます。
国内線は何度か乗ってきましたが、国際線とはいえあまり広くない(かといって狭くもありません)飛行機内。窓側の席でないことが残念です(TT)。

座席の目の前には液晶モニターが設置されていて、手元にはコントローラーがあります。このコントローラー、大変よくできていて、片面はゲームにも使えるようなキー配列になっています。そしてその反対側は、電話の受話器になっているのです。側面は、電話の通話料をカウントするためのクレジットカードリーダになっています。こんなに小さなコントローラなのに、詰め込まれた技術の多さにおどろきです!(@@)。

【座席に設置された液晶】
 映画も音楽もゲームも楽しめます。GPSモードで飛行機の位置も確認できます。


【コントローラー】

【機内食】
 座席の肘掛に設置されています。反対側が受話器になっています。  最後の日本食。まさかこのあと、食事に困るとは誰が予想したことでしょうか!。


 3時間ほどかけて、飛行機台湾の空港に着きました。
思っていたほど“海外”という認識の無いまま、台湾についてしまいました(^^;)。もっとありがたみを感じなければならないのかしら。。(^^;)。

飛行機内で渡された「入境登記表」と、SARS注意の確認表を握りしめ空港内を歩きます。まずはSARSのチェック。体温の状態でSARSの有無をチェックしています。日本から来たばかりなのに、心配されても困ります(^^;)。日本ではSARSは絶滅しているのだ。

【検疫】
 台湾ではSARSの認識が強いようです。いたるところでSARSの文字を目にします。

そして、パスポート入国審査
まだ使い始めたばかりのピカピカのパスポートを提出し、ちょっとだけ緊張します。もし、「あなたは本人ではない。偽者だ!」とか言われたらどうしようかしら?なんて意味の無い心配をしてあたふたしていたら、「OK」みたいな感じになっており、「本当にいいの?」とか余計なことを聞いてしまいそうになりました(^^;)。


【入国審査】

【南国の雰囲気な空港内】
 ドキドキしながら入国審査を待ちます。  やしの木で彩られた空港内。

預けていた荷物を回収し、お金を換金します。
生涯、日本円しか使ったことが無かったので、「円」「元」に換金されて、それが台湾でどのくらいの価値があるのかまったく分からないのに、妙にハイテンションになります。思わず近くにあった自動販売機ジュースを買おうとしますが、「もう行くから早くして」みたいな感じになって、初の外国通貨を使う機会を逃してしまいました(T▽T)。


 高速道路
えー、台湾では日本ほど“交通ルール”みたいなものが確立されていないそうです。リムジンで、お世話になるホテルに向かっているのですが、びゅんびゅん車は高速道路を飛ばします。車を飛ばしているのに、その脇を大型送迎バスが抜かしていきます。

さらに隙間をぬって乗用車がスルスルっと抜かしていきます。まるでカーチェイスをしているような気分です。こんな状態で、事故があまり起きていない現実を聞き、驚きが増します。。

【高速道路】
 車がびゅんびゅん飛ばしていきます。


 1時間ほどで本日からお世話になる、神旺大飯店に到着しました。

今までいろいろなホテル(ビジホ含む)に宿泊してきましたが、ここはかなり立派なホテルです。今時というか、ドアボーイまでいます(^^;)。
4階のフロントに上がり、チェックイン。
ひとまず、部屋に行くことにしました。

【神旺大飯店】
 かつて2回ほどホテル名が変わったそうです。


  買出しに行きます。
台湾といえども、日本と同じようにコンビニが存在します。
ちょっとふらついて、日本でいうファミリーマートを発見。ここで買い物をしましょう。
 飲み物をいくつか抱え込み、レジに。
しかし、普通にコンビニで買い物をしているのに、何をしたら良いのかまったく分からないのです(TT)。
店員さんが「▽×*◎※●☆・・・・・・」としゃべっています。そうです、ここは日本ではないのです。一応、レジには液晶ディスプレーがあって、○○元であることは理解できます。しかし、先ほど換金してもらったお金が、どれがどの“元”であるのかが分からないのです(TT)。買い物をすることさえできない自分・・・。その現実(カルチャーギャップ?)に、鼻の頭をへし折られたような気分になりました(TT)。

【台湾版 ファミリーマート】
 所詮どこでもコンビニなんて同じだぜ〜と思っていたら、屈辱を味わうことに・・・。

幸いにも、同行してくれたメンバーがいろいろ教えてくれたので、お金を無事に払うことに成功!(←成功って。。)。台湾では買い物時にビニル袋をくれないので、ビニル袋も購入し(1元)、ホテルに無事に戻ってくることができました。。(TT)。


【アイスコーヒー】

【牛乳プリン】
 甘ったるい味がしますが、日本でもこんなコーヒーはありますね!。  こういうプリンも日本で食べることができます。安心です。


 夕飯です。
連れ立って、近所の定食屋(日本で言うところの定食屋です)に入ってみます。
もちろんのごとく、メニューなんて見てもまったく読むことも理解することもできないので、同行者に選んでもらいます。
鶏肉を使った料理にしてもらいました。
生ぬるい水を飲みつつ、料理を楽しみに待ちます。ちなみに台湾では、水に氷が入っていることはまれです。ほとんどのお店で、生ぬるい水が出されます。
しばらくして出てきた料理は、お世辞にもおいしい物ではありませんでした。

【鶏肉を使った料理】
 ビーフジャーキーのような調味料?が鼻を突き抜けます。おいしくない・・・。
  自体に変な味付けがしてあります。あえて言えば、“ビーフジャーキー”でしょうか。あの干し肉のようなにおいが料理全体をコーティングしています(T▽T)。

食べ物を残さない私が、思いっきり残してしまいました。。これもまた屈辱なり。。
今日食べた料理がたまたま、まずかったことを祈りつつ、重い足取りでホテルに戻るのでした・・・(´=ω=`)。



つづく
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