ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 第23回 うしくかっぱまつり(2日目) ■
2004年8月1日(日)取材

 実は昨晩、うしくかっぱ祭り(初日)を見終わった後、栃木県小山に向かったのです。

 小山駅から接続する水戸線下館駅下館で、「川渡御(かわとぎょ)」が行なわれると調査していたからです。一旦家に帰ってからでは時間が掛かってしまうので、下館に近い小山で一泊することにしたのです・・・。


 しかし、下館祇園祭川渡御(かわとぎょ)は、早朝の6時から8時までと早く、到底行くことは困難なのであきらめることにしました・・・。

【午前様の小山駅改札】
 宇都宮線(東北線)にて事故があったため、大幅に遅れての到着です・・・。


【ホテル・サンロイヤル小山】

【豚しょうが焼き弁当】
 今宵はこちらにお世話になります。  ホテル近所のコンビニで買ってきました。


■ホテルをチェックアウトし朝食
 ホテルチェックアウトは午前11時。
 ギリギリの10時50分まで粘り、チェックアウトすることにしました。

 小山駅周辺を散策し、駅構内のケンタッキーにてチキンフィレサンドとポテト、コーラを朝食としていただきます。

 水戸線下館駅まで。
 下館駅周辺を散策し、時刻表を購入。付録駅スタンプブックがついていたので、下館駅のスタンプを押します。

【JR小山駅 東口】
 バスロータリーが広がり、空間が広がりますが商業圏として活気が感じられません。


【JR小山駅 西口】

【ケンタッキーで朝食】
 新幹線口というのでしょうか。こちらのほうが空間に活気が感じられます。  駅ビル内にあるケンタッキーでチキンフィレサンドセットを食します。


【水戸線】

【昔の橋げた跡】
 下館駅行きで友部駅まで行きません(><)。とりあえず友部駅までいきます!。  しばらく電車が進むと川を渡ります。よく見ると、昔の橋げたの跡が見てとれます。


【JR下館駅に到着】

【真岡鉄道】
 接続の電車待ち。真壁祇園祭典の時に来ましたね〜。関東鉄道も接続しています。  下館駅は真岡鉄道も接続します。土日にはSLが発車するそうです。


■土浦駅ビルにて『霞ヶ浦の原風景を考える』パネル展
 12時55分頃、友部駅行きの電車が入線してきます。
 友部駅まで行き、常磐線に乗り換え。

 土浦駅で一旦降りて、駅ビル横浜田中屋にて天ぷらそば(1000円)をいただきます。
 ちょうどレストラン街の一角にて、『霞ヶ浦の原風景を考える』パネル展が行なわれています。私の知らない、霞ヶ浦の風景に感動します。

【友部駅に行く水戸線】


【川越しに見える筑波山】

【JR友部駅 駅そば】
 今日も天気がよく、筑波山がよく見えます。  ここの駅そばを食べたことがあるにゃ〜。


【ハスのある風景】
 友部駅から土浦駅に向かう左手には、ハスのある風景が広がります。


【天ぷらそば】

【『霞ヶ浦の原風景を考える展』】
 土浦駅ビルにある横浜田中屋にて、お昼をいただきます。1100円が1000円に。  土浦駅ビル5階にて常陽新聞新社主催のパネル展が開かれています。


【JR土浦駅 西口】
 入道雲の夏空。


■うしくかっぱ祭りに向かう
 15時15分過ぎ、牛久駅に向かいます。
 牛久駅に到着し、大きい荷物駅のロッカーに預け、花見月通りに向かいます。

 花見月通り歩行者天国の始まり部分には、山車が待機しています。
 山車舞台部分の提灯には「上町区」の文字。

【牛久の山車】
 頂上の提灯に「新川囃子 壹番組」の文字。


【舞台部分の提灯】

【山車上部】
 「上町区」と「壹番組」、「上町青年會」の提灯が見て取れます。  額には「八坂神社」の文字。牛久のお祭りは八坂神社を祀るお祭りのようです。

 通りを歩き進めると、子供神輿に出くわします。
 獅子舞もおどり狂い、いっそう賑わいます(^^)。


【折り返し点】

【子供神輿 その1】
 夕方行なわれる「河童祭りパレード」での折り返し地点です。  盛り上がっているのは周りの大人たちだけだったりしますが、これも経験です。


【獅子舞】

【子供神輿 その2】
 子供を襲っているようで、奥のお姉さんも襲っているように見えます・・・。  少子化の世の中なのに、こうして子供たちが集まってお祭りができる幸せ。


■まつり風景

【笛】
 キャラクターが取り付けられた笛です。小さい子供に人気があります。


【メインステージに向かう】

【メインステージ前の出店】
 花見月通りからメインステージに向かいます。  この場所は地域出展の出店が出揃っており、お値段も相場よりお安いです。


■メインステージ:アートスタジオさん
 メインステージに行くと、見慣れた袢天を着た集団が準備を始めています。スケジュール表を見ると、「ジャズ&モダンダンス アートスタジオ」の文字。どうやら、アートスタジオさんの踊りが始まるようです。
 アートスタジオさんの2組目を見た辺りで、ステージを離れます。


【アートスタジオさん】
 小さいお子様から、中くらいの子供さんまでが参加されて踊りを披露。


【分別ゴミ箱】

【カキ氷】
 大きなお祭りでも設置されないことがあるゴミ箱が、うしくかっぱ祭りでは設置されます。  普段は食べないかき氷も、こんな猛暑だと食べずにいられません(@@)。

 普段、かき氷なんて食べないのですが、暑くて汗がだらだらなので、かき氷を購入します。最近の出店のかき氷はシロップが蛇口になっており、好きなだけシロップをかけることができます。


■よさこい踊りパレード
 16時30分。
 花見月通りでは「よさこい踊りパレード」が始まります。
 大人数でのよさこい踊りは、迫力があります。例年のような、先頭車両による暴力的な掛け声も少ないし、踊りの見学に力を注ぎます。


【うしく河童鳴子会】

【よさこい踊りパレード】
 先頭車両。今年はマイクパフォーマンスが少なく、控えめな演出です。  参加人数が多く、見学客もたくさん集まります。


■安心して見られる かりなのぞみショー
 18時からメインステージでは、かりなのぞみショーが始まります。

 かりなのぞみさんは、昨日と同じように持ち歌とあわせながら演歌も歌い、来場のお客さんの心をつかんでいて安心。

【かりなのぞみさん】
 若かりしころの写真を持ち出して、笑いを誘います。


■踊りパレード
 再び花見月通りに戻ってくると、踊りパレードが始まっています。
 19時半まで花見月通りでは「かっぱ踊り」で空気がひとつになります。


【東みどり野】

【刈谷】
 かっぱ祭りの大御所集団です。  オレンジ色のTシャツを着てまとまっています。


【城中】

【第2つつじヶ丘】
 手のひねりがいい感じです(^^)。  一致団結で楽しそうな雰囲気。


【向台】

【栄町】
 大人たちの後に、子供集団が続きます。  着物でしっとりと踊ってくれます。


【むつみ】

【文化】
 休憩時間になってしまったため、待った上での撮影です。折り返し地点。  かっぱ号の山車がかっこいい。


【第8岡見】
 かっぱ祭りでは珍しい、吊り提灯の第8岡見です。

 かっぱ踊りがまだ終了していないのに、踊りの流れがだんだん鈍くなってきて、前の人との距離が詰まってきています。大変危険な感じがしてきていまして、ひとつ間違えば事故になりそうな感じがしていきました。原因を突きとめるために流れを追っていくと、ひとつの団体が流れを止めているのがわかりました。

 それは、かっぱ踊りの音楽が流れているのに、みどり野「お弁当を配ろう」として列を止めていたのです・・・(´・ω・`)ルールイハンデアブナイニャー。

【お弁当を配り始める みどり野】
 近くに休憩スペースがあるのか、かっぱ踊りパレードの最中なのに踊りを止めてお弁当休憩に入ろうとしています・・・。


 19時30分過ぎ、かっぱ踊りは終了。
 踊りコンテストの結果、3位東岡見行政区準優勝新地行政区、そして優勝は6連覇を果たした東みどり野行政区でした。
 近くにいた祭り関係者の方にお伺いしたのですが、踊りコンテスト選考方法「祭りパレード」が行なわれている中、審査員が踊りの中をまわり、点数をつけて行くそうです。私はかなりがんばって、踊りのなかを駆け巡って撮影しましたが全ての団体をチェックすることができませんでした・・・。おそらく、審査員は何人かいらっしゃるのでしょう・・・(´・ω・`)。


【3位の東岡見】

【優勝の東みどり野】
 おめでとうございます。商品はソフトドリンクやビールのようです。  6連覇ですか〜。なかなかできるものではないですな〜(´=ω=`)。

 ちなみに特別賞刈谷行政区みどり野行政区でした。
 みどり野行政区は、パレードの最後まできちんと踊りを踊らず弁当を配っていたのに「特別賞」ですか・・・。いいのかにゃ〜(´・ω・`)。


■ねぷたが入ってくる
 しばらくすると、花見月通りには下町ねぷたが入ってくるようで、アナウンスが入ります。ゴジラと、ウルトラマンギガなど3基のねぷたです。


【先導車と跳人】

【ゴジラねぷた】
 太鼓を積んだ車の後に続く跳人(はねと)が飛び跳ねています。  ゴジラというよりは、ただの恐竜って感じがしますね〜(^^;)。

 新興住宅地に多い「まつり=ねぷた」の公式は、ここ牛久でもあるようです。

 ねぷたと言えば青森。他の地域のお祭りを安易に地元のお祭りに採用することに、いろいろと意見があるとは思いますが、まずはマネから入っても良いと私は思っています。いずれその「マネ」が地元に消化され、オリジナルのお祭りになっていくことでしょう・・・。そういう意味では、「やっぺやっぺやっぺやっぺ」「河童踊り」はオリジナル要素十分で、私はだいすきです(*^^*)。

【ねぷたが続く】
 手前は普通のねぷたデザイン。奥はウルトラマンギガのねぷたが続きます。


■商工みこしと山車が入ってくる
 20時には商工みこし山車が入ってきます。
 山車神輿も1基ずつですが、十分に迫力は伝わってきます。


【牛久の山車】
 花見月通りの交差点のど真ん中に陣取り、お囃子と踊りを披露しています。

 山車を引っ張る場合、通常は山車から2本の綱が出ています。土浦祇園祭で教えてもらったのは、綱を引っ張る役割の人は、綱の内側に入るのが正しい方法だそうです。しかし、このうしくかっぱ祭りでは綱の外側に立って引っ張る人が結構いました。ルールを教えてくれる人がいないあたりが新興住宅地のお祭りなのでしょうか・・・(^^;)。おそらく“育成会”みたいなシステムが無いのでしょうね〜。


【山車を曳く】

【神輿が入ってくる】
 正しいのは、綱の内側に人が入らなければならないそうです。  まもなく神輿が馬(台座)に置かれ、一本締めが行なわれるところです。

 最後に山車神輿が向かい合う形になります。
 山車が馬の上に置かれ、三本締め。これでうしくかっぱ祭りは2日間の期間を経て終了に向かうのです。
 まだまだ暑い夏は続くことでしょう。
 うしくかっぱ祭りで、牛久市民は本格的なを感じ取る気がします。

 祭り会場はさらにヒートアップしていくような雰囲気を出しています。そんな名残惜しい会場を後に、帰宅のため牛久駅に戻るのでした・・・。

【祭り会場を後にする】
 まだまだ祭りの熱気は続きますが、そろそろ会場を後にします・・・。


この項おわり
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更新日 2004/12/17
2004年12月17日 UP

関連リンク
平成16年度 真壁祇園祭典(20040725)
平成16年度 土浦祇園祭 土浦八坂神社神輿巡幸(20040724)
水海道市 祇園祭2004(20040717)

去年(2003年)のうしくかっぱ祭りです
第22回 うしくかっぱ祭り(初日)(20020726) ・(2日目)(20020727)
【サイト紹介】1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された、『国際科学技術博覧会(通称・科学万博−つくば’85)』〔EXPO’85〕や、茨城県県南地方(土浦市・つくば市)のイベント、JR常磐線(旧トンネル)、廃線となってしまった筑波鉄道(つくばりんりんロード)を中心に繰り広げる、「いばらき だいすき」なサイトです。

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