ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 第71回 土浦全国花火競技大会 ■
2002年10月5日(土)取材

 土浦花火大会が行なわれます。
 NHKの朝のニュースでも取り上げられたこの催し、全国規模で認知されているそうです。
 13時に出動!。電車で土浦まで向かうことにしました。

 乗り換えの柏駅ホームで雑誌を読みながら電車を待ちます。グゥーンとホームに滑り込んできた電車をまったく気にしません。止まったようなので乗り込もうとすると、!!。
 あああああああああああああああああああああー、科学万博−つくば’85以前の常磐線で採用されていた「あずき色」車両だぁー(よだれ)。

 にやにやしながら乗り込みます。どことなく古めかしい雰囲気をかもしだしています。土浦駅止まりのようなので、土浦駅で降りた後、しっかりと写真に収めさせていただきました。
『常磐線 あずき色バージョン』 写真
【常磐線 あずき色バージョン】
 先頭車両はあずき色。真ん中が銀色。最後が白と、てんこ盛り♪。土浦駅にて。


■花火大会会場へ向かう
『土浦駅構内』 写真
【土浦駅構内】
 改札の向こうでは、黒山の人だかり状態です。混んでいますね〜。
 15時。土浦駅に到着して改札に出ると、すごい混雑。この前来た時の土浦八坂神社神輿巡幸土浦キララまつり2002とは大違いです。人人人で、歩くことも困難。エスカレーターも止められていて、今回の催しがいかに大きいかを思わせてくれます。

 花火会場臨時バスが出ています。東口(霞ヶ浦側)西口(ウララ側)の両方からバスが出ているようです。駅構内の雰囲気は東口バスを利用して欲しいようですが、西口のほうが会場に近いので、西口から駅を出ます。

 駅前左手のスペースに臨時バス乗り場が設置されています。片道180円。入り口のおねえさんにお金を渡してバスに乗り込みます。
 バスで10分程度。仮のバス停「田中三丁目」に到着です。


【パンフレット】

【エスカレーター中止】
 土浦駅構内で、花火大会のパンフレットが無料で配られています。  混雑時の事故を防止するため、エスカレーターはベニヤで塞いであります。


【臨時バスのりば】

【帰りのバス案内】
 土浦駅西口には花火大会会場への直通臨時バス乗り場があります。  バスには「帰りのバス」の案内が貼ってあります。最終は21時15分との事。


 まだお昼を食べていなかったので、目の前にあった珍来で餃子と半ライスを食します。珍来の餃子、好きなんですよー(笑)。
 定食で出てくるラーメンスープが楽しみだったのですが、この珍来では味噌汁が出てきました・・・(残念)。それでも美味しい餃子と半ライスであっという間に食べてしまいました。これで514円(税込み)ですから、良いですねー(嬉)。

 ざくっと食事を終わらせ、花火見学会場に向かいました。
『田中三丁目』 写真
【田中三丁目】
 取ってつけたように、バス停が設置されています。


【田んぼの中で花火観賞】
 こんな田んぼの中で、すでにいっぱい。河川敷で場所を確保できるのか!?
 桜川沿いまで向かい、花火を見学します。途中に広がる収穫の終わった田んぼの中にも、見学人があふれ始めています。うーん、同じ花火大会でも第49回とりで利根川大花火でもこんなに人はいなかったなー。まだ16時を回ったばかりだというのに、少しあせりが出てきました。このまま行ったら、写真を撮るための良い場所が確保できないかもしれないからです・・・。


【花火会場に向かう】

【ゴミ袋】
 この土手を登ると、花火メイン会場になるはずです。期待とあせりでドキドキ。  大会本部前に置かれているゴミ袋。「霞ヶ浦を大切に!」と書かれています。

 花火大会では大会本部が設置されておりまして、ここが花火を観るときの基準になります。花火大会警護といって、彼らは花火を観ることをここにいる理由の80%だと考えているでしょう。もし警護が本業なら、もうすこし規模を小さくするとか、本部そのものの場所を裏手にして監視塔を設置するとかどうとでもできるはずです。

 たまに警護以外の人物(家族だとか、どこかのお偉方)が中に入っていくのを見ると、ちょっとムッとしてしまうのは、私の心が狭いからですか?。
『大会本部』 写真
【大会本部】
 特等席とのうわさもあります。関係者の家族がいたりするのは何故!?。



【広がる桟敷席】
 これはほんの一部。さらに左右に席が広がります。右手に見える紅白の幕は大会本部。
 大会本部の前には、ものすごい数の桟敷席が用意されていました。花火が打ちあがる真正面はすべて桟敷席であるといっても過言ではありません。
 ここら辺でフリー席をキープするのは困難なので、下流のほうに歩いていきます。

 出店はあちらこちらに設置されています。

 どんどん下流に向かい、に場所を陣取りました。(席確保1回目)
 座ることができてとりあえず一安心です。

 場所を陣取ったものの、いまいちしっくり来ません。場所がかなり下流方面になってしまったからです。さらに、右手上空にはがあって、視界をふさいでいるからです。

 この場所をあきらめ、再び会場内を歩き回りました。

 そして見つけたのが、桜川沿いにある安全ロープの外側です。これなら視界に邪魔なもありません。そうして花火の始まる18時を待つのでした・・・。(席確保2回目)

【まもなく日が落ちる】
 かなりの人の多さに、良い席を確保することができません。どうしよう・・・。

『桜川』 写真
【桜川】

【後ろには見学者】
 安全ロープ外側はこんな感じです。後ろにはぎっしりと見学者が座っています。  会場にはぎっしりと見学者がいます。席の確保の仕方がすごい。ガスコンロもアリ。


■花火大会が始まる
『遠い花火』 写真
【遠い花火】
 最初の30分くらいはこの場所で頑張りましたが、ちょっと遠いですね。
 18時ちょっと前。一発の花火が上がりました。花火大会の始まりのようです。
 メイン会場からかなり離れてしまったため、まったくと言っていいほど会場アナウンスの声が聞こえてきません。本当なら、花火の名称だとか、どこの花火だとかが聞こえてきても良いはずです。

 打ち上げ場所は、2箇所あるようです。ひとつはこちら側に近いようで、撮影もしやすいのですが、もうひとつの打ち上げ場所は、桟敷席側にあるようでして、花火が遠くにしか見えません・・・。ズームの利かないデジカメの私にとって、花火が遠いというのは、死活問題。
 しばらく撮影をしてこの場所を放棄することにしました。

 会場をぶらつき、たどり着いたのが桟敷席の通路。高くそびえる桟敷席が邪魔になりますが、ここなら迫力のある花火を撮影することができそうです。(席確保3回目で確定)


【花火(動画)

【55 愛のエンゲージリング】
 桟敷席の間から撮影。連続して花火が上がります。間近に見えるのが迫力満点。  ハート型の花火が二重に見えます。エンゲージリングを現しているのでしょう。

 この花火大会ではじめて知ったのが、花火にも種類があるということ。

 『10号玉』と呼ばれる一発物連続して花火を打ち上げる『スターマイン』花火が開いた時に、特定の形を連想させる『創造花火』の3種です。
 一発物花火『10号玉』は迫力があり、昔ながらの花火といったところでしょうが、刺激に慣れすぎた現代人にとっては一発で終わってしまうのは魅力不足かも。
 そういう意味では『創造花火』の形の面白さは評価できますが、観る角度によっては何がなんだか分からないといった不具合もあります。
 やっぱり連続ものの『スターマイン』は、素人から玄人まで楽しめる、今風な花火だと思います。

『真っ赤なお耳のおサルさん』 写真
【56 真っ赤なお耳のおサルさん】

【57 海月(くらげ)】
 数発打ち上げた中の、もっとも「おサルさん」に見えた創造花火。  創造花火。何発かあがったうち、一番くらげに見えるのをUPしました。


【59 FANTASTIC FIRE(動画)

【67 サボテンの花に満天星】
 小さい花火が続くスターマインです。連続性のある花火が盛り上げてくれます。  ぶれてしまっていますが、この形を“サボテン”として見ているのでしょうか。


【89 いつも心に太陽を】

【91 今宵はHANABIでパーティー(動画)
 このUFOみたいな創造花火が“太陽”なのでしょうか?  創造花火の組み合わせで、パーティーのような楽しさを表現しております。

『さあみんなで歌おう踊ろう』 写真
【93 さあみんなで歌おう踊ろう(動画)
 ラストを飾ったスターマイン。「YMCA」の歌にのせ、魅せてくれました。
 『スターマイン』の中には『創造花火』を組み入れたりして、楽しめるものも多く存在します。さらに「音楽」と融合させて観る者をさらに楽しませてくれる花火も多くあります。
 中でも項目最後のスターマイン「さあみんなで歌おう踊ろう」は、「YMCA(ヤングマン)」の歌にのせ「Y・M・C・A」創造花火で魅せてくれました。この演目は会場の雰囲気を最大限まで盛り上げてくれました。

 20時半ころには花火大会も終了。
 いやーたくさん撮影してしまいました♪。やっぱり土浦花火大会はあなどれませんねー。デジカメメモリーも途中で足りなくなってしまったので、解像度を落としての撮影です。


■花火が終了し土浦駅に戻る
 帰りはバスに乗らず、歩いて土浦駅に向かいます。っていうかバス停の場所が分からなかったんです・・・。高架橋を頼りに進んでいきます。土浦駅はかなり混んでいるらしく、辺りをぶらぶらして時間を過ごしました。

 今後取材するであろう、栗山米店を見ておきます。よくよく見てみると、栗山米店駐車場も管理しているし、自社ビルもかなり大きいですし、要注意です。
 何故、栗山米店なのか。それは、旧西友土浦店の跡地を管理する組合の電話番号が、この栗山米店だからなのです・・・。駐車場にいた管理のおじさんにちょこっと聞いてみると、栗山米店は茨城に昔から住む地元人とのこと。やはり、要注意が必要です。
『栗山米店』 写真(写メール)
【栗山米店】
 デジカメメモリー切れのため、写メールで撮影。大きい自社ビルです・・・。


『帰りの土浦駅』 写真
【帰りの土浦駅改札】
 かなり待ったのに、この混みよう。何とか無事に帰れました。
 ぶらぶら過ごし、なんとか土浦駅の混雑も解消してきました。
 電車が来ました。乗車率がかなりになりましたが、入り込みます。このくらいならまだ朝の埼京線のほうがキツキツです。

 花火大会の終わった土浦に、まもなくがやってくることでしょう。


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更新日 2004/09/01
2003年03月12日 UP

関連リンク
第73回 土浦全国花火競技大会(041002)
第72回 土浦全国花火競技大会(031004)

第49回 とりで利根川大花火(020810)
【サイト紹介】1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された、『国際科学技術博覧会(通称・科学万博−つくば’85)』〔EXPO’85〕や、茨城県県南地方(土浦市・つくば市)のイベント、JR常磐線(旧トンネル)、廃線となってしまった筑波鉄道(つくばりんりんロード)を中心に繰り広げる、「いばらき だいすき」なサイトです。

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