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川尻海岸と旧・十王町の風景
茨城県日立市(県北) : 2006年3月19日(日)取材
神峰三大スポット(かみね公園、かみね動物園、神峰神社)を訪問した
後は、日立市に合併された旧・十王町に訪問します。目的は、川尻海岸にある「茨城百景 川尻海岸」の散策です。
■川尻海岸に向かうのだ
神峰神社
前の
バス停
で
バス
を待っていると、後5分ほどで
小木津駅行きのバス
が来るようです。この後、行くのは
川尻海岸
。
川尻海岸
もまた、
茨城百景
に制定されています。
碑
のある場所を調査してありますので、見つけられるのはほぼ間違いないことでしょう。
さて、乗車した
バス
は
小木津駅
行き。
小木津駅
まで行ってしまうと、結局戻ってこなければならないので、
小木津駅
に入る手前で下りなければなりません。持っている地図は精度が怪しく、表記されているコンビニなどは閉店している可能性もあるため、本気で信用してはなりません。。
そうこうしているうちに
バス
は、地図上で目星をつけていたT字路を曲がってしまいました!!。下りなくては!!。あわてて
下車ボタン
を押して下ろされたのは、
バス停「日高工場前」
。
【バス停「日高工場前」】
日立市日高町にある工場だから、「日高工場」前なのです。
来た道を再び歩いて戻ります。
国道6号
の交差点で
セブンイレブン
を見つけたので、飲み物等を購入しておきます。
【セブンイレブン 日立北店】
小木津駅に入る6号国道の交差点にあるセブンイレブン。こちらで飲み物を調達。
【6号国道を北に眺める】
小木津駅前交差点の陸橋から、6号国道を北側に眺めます。
■南静公園からの小木津海岸
海沿いまで歩きつめると、
南静公園
。
海岸に向かって左側の半島に、
茨城百景「川尻海岸」
があるはずです。
ところどころにある
馬頭観音碑
を撮影したり、荒波の海を撮影したりして少しずつ半島に近づいていきます。
【南静公園】
国道6号から海の方向に歩くと、南静公園。
【小木津海岸】
南静公園から崖下を覗いて見ると、波が渦巻いています(´=ω=`)ブルブル。
【「しおさいロード」】
小木津海岸から川尻海岸に向かう途中の道路は、「しおさいロード」と呼ばれています。。
【あの半島】
事前調査では、あの半島部分に茨城百景「川尻海岸」があるとされています。
■蚕養神社(こがいじんじゃ)
30分ほど歩き、半島の付根部分まで来ると、
蚕養神社
(こかいじんじゃ)。
坂道を登っていきますと
拝殿
。
拝殿
や
神殿
を見学し、道なりに進んで行きますと、
『小貝ヶ浜緑地案内図』
があります。案内図をしげしげと観察していますと、
「茨城百景の碑」
の文字!!(@@)。間違いありません!。この敷地内に
茨城百景碑
はあるのです!!。
【蚕養神社】
祭神は稚産霊命(わくむすびのみこと)、宇気母智命(うけもちのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)。
【半島を進んでいく】
道には傾斜があり、軽い登山の雰囲気。右手に広がる海の眺めは良い。
【「茨城百景の碑」の文字】
周辺を案内するMAPの中に、「茨城百景」の文字を発見!(@@)。
■茨城百景 川尻海岸
傾斜のある坂道を、一歩一歩登ります。
すると、見晴らしの良い場所に出まして、ふと見上げると
茨城百景「川尻海岸」
を発見しました!!(@@)。
茨城百景「川尻海岸」
は、
川尻海岸
を見下ろすような形で建てられています。見晴らしの良い場所に建てられている
茨城百景碑
というのも珍しい。しばし、
川尻海岸
の眺めを堪能します。
【ふと見上げると…】
どこかで見たことのある碑が!!。
【茨城百景 川尻海岸】
川尻海岸から見える半島の中に、茨城百景 川尻海岸はありました。高台にあるだけあり、眼下の眺めはすばらしい。
【川尻海岸を眺める】
茨城百景碑の裏手に回ると、眼下には川尻海岸が広がります。最高の眺め♪。
【波切不動尊】
茨城百景碑から川尻灯台に向かう途中にある、不動尊。「波切」という名称が海っぽい。
■川尻海岸の川尻灯台
キツイ階段を上りきり、細い松の木々の通りを抜けると
「川尻灯台」
です。
真っ白な灯台
。誰もいないと思っていたら、若い男性の方2人とすれ違います。。意外と
観光名所
なのかも(^^;)。
2,30分ほど見学し、場を後にします。
【川尻灯台】
海岸から見えていた白い灯台です。
このまま道なりに歩いて行きます。20分ほどで
公園
の敷地は終わります。
茨城百景碑
も無事に見つけられたし、時刻ももうすぐ16時になろうとしています。そろそろ帰りますかーということで、
川尻駅
もとい、
十王駅
に戻ることにします。当初調べておいた
バス路線
は、この時間帯は時間が合わないので歩いて駅まで行くことに。
■日立電線株式会社脇のお花見スポット
この敷地は
日立電線株式会社
が会社を設けており、かなり大きい。
つくばエクスプレス
の終発着駅である
秋葉原
に
本社機能
を移すくらいの大企業。もともとがこの
十王(日立市)
に本社を構えていたなんて、すごすぎます!。
日立電線
裏手の
十王川沿い
を歩いていくと、何か気になる木。よくよく観察すると、これらの木は
「桜の木」
のようです。まだ時期的に早いため
桜
は咲いておりませんが、しかるべき時期が来たら、絶好の
お花見スポット
のような気がします(^^)。
【十王川沿いの桜お花見スポット】
右手が十王川。左手の敷地が日立電線。道路の両側の木々は桜のようです。
【日立電線の敷地沿いを歩く】
十王駅方向に歩きます。強風が吹き荒れ、歩きづらい(><)。。
【「十王川を楽しむ会掲示板」】
十王川を利用した体験学習の報告がまとめられた掲示板。日立市環境保全課が協力。
■十王市街地で遭難しながら、艫神社の建築美に酔う
強風に吹かれながら、じわじわと
十王駅
に近づきます。ところが、
十王駅
付近は
高低差のある地形
と、
住宅地の道路の曲がり具合
が影響して、すんなりと
十王駅
に到着できず迷ってしまいます。
迷った中で発見したのが
「艫神社」
。
【十王駅付近で迷う】
十王駅付近は一部高台になっており、漠然と歩いているといつの間にか高低差・・・。
【艫神社 拝殿】
社殿(拝殿、幣殿、神殿)の痛みがひどくなったことから、平成15年から16年に掛けて改修されました。近代において建築物は“合理性”を追求することが多く、「飾り」などは「非合理」として排除される傾向にあります。ところがここ艫神社は、「飾り」等に力を入れており、かなりの芸術性を感じます。これだけの建築物を作った“意思”、“予算”、“技術”に尊敬の念を抱きます(−−)。。
【回縁】
拝殿本体部分を回りこむようにして、縁が設けられています。
【組高欄(くみこうらん)】
反っている先端部分を「跳高欄(はねこうらん)」と言います。反るのは高級な仕事。
■駅舎が新しくなった十王駅と、「
もしもし券売機kaeruくん
」
そして
十王駅
。駅舎が改築されて初めての訪問です。
上り常磐線はあと10分程度でやってきます。
十王駅
は
suica
に対応していないので、自動券売機で
きっぷ
を購入します。
「もしもし券売機kaeruくん」
もうすぐ帰りの
常磐線
が入線してきます。
きっぷ
を
自動改札機
に通し、
島式ホーム
に上がります。
【十王駅 駅舎(東口)】
自由地下通路を設けた新駅舎。駅舎自体も半分地中に潜っています。雨の日の水はけが大変そう。。
【もしもし券売機kaeruくん】
駅員人員削減のためのシステム。しかし、サポート係を駅に常駐させているため、人自体は減っておりません。。
【自動改札】
パッと見、自動改札なのでsuicaが使えるような錯覚を抱いてしまいますが、suicaは非対応な改札なのだ。
(この項おしまい)
(
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