ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 平成17年度 石岡のおまつり(2日目:大祭) ■
石岡市県南) : 2005年9月18日(日)取材

 3日間続く石岡のおまつり(常陸国総社宮大祭)の2日目、大祭。
 昨日初日は予想していたよりも、獅子の動きがあまり良くなく、少しがっかりしていました。2日目、3日目の訪問を躊躇していたところですが、“石岡の獅子”を信じ、訪問します。
 2日目の最大のイベントである「幌獅子パレード」を観て圧巻(@O@)。20を超える町の幌獅子が駅前大通り(八間通り)をパレードしていく姿、さらには昨日とはまったく異なる獅子の地面すれすれの腰の低い踊りに狂喜乱舞します(T▽T)。これぞ、石岡の獅子。これぞ、石岡のおまつりです!!(≧▽≦)。


 昨日の「石岡のおまつり(常陸国総社宮大祭)」は想像していたより獅子の腰の位置が高く、軽い虚脱感。。3日間行なわれる石岡のおまつりですが、2,3日目の参戦をするかしないか考えていたところですが、今日も訪問することにします!!(>O<)。

 14時30分過ぎ、常磐線 石岡駅に降り立ちます。すでに石岡駅前はたくさんの獅子屋台(幌獅子)、お客さんでごった返しています。

【石岡駅 駅舎】
 14時30分過ぎに石岡駅に到着。駅前は今日もたいへんな混雑。


【総社宮のお神輿】
 お祭りのメインな存在、常陸国総社宮のお神輿は、馬のうえに乗せられ待機中。

【各町の獅子屋台(幌獅子)】
 各町の獅子も、石岡駅前の広場に集まり、来るべき時を待ちます。

 市内巡幸が行なわれるようで、つぎつぎと獅子屋台が集まってきます。
 しばらくすると、各町の代表が集まり、出席の確認を始めます。


【各町代表者による確認】
 一角にて各町の代表者が集まり、注意事項などを確認しています。


■幌獅子パレード
 15時前、先頭に帯を持った一行が駅前大通り(八間通り)を歩きはじめます。帯を見ると「幌獅子パレード」と書かれています。
 提灯を持った市長。

 若松町。土橋町。金丸町。仲之内町。宮下町。國分町。若松東町。常陸国総社の神輿。兵崎町。北ノ谷町。正上内町。貝地町。東町。六軒東町。六軒町。大和町(紫の獅子)。

 元真地町。南台町。鹿の子町(黒の獅子)。小川道町。水久保町。大砂町。山王台町。星の宮町。ばらき台町(60)。茨城町。出志山町(75)。

【石岡駅前 八間通り】
 「幌獅子パレード」が出発。横断幕を持った一行が歩き始めます。先頭集団には市長の姿も。


【若松町】

【若松町の幌獅子】


【土橋町の幌獅子】

【金丸町の幌獅子】


【仲之内町の幌獅子】


【宮下町の幌獅子】

【獰猛な表情】


【國分町の獅子】



【若松東町の幌獅子】

【常陸国総社の神輿】


【兵崎町の幌獅子】

【兵崎町の獅子】


【北ノ谷町の幌獅子】

【北ノ谷町の獅子】


【正上内町の幌獅子】

【正上内町の獅子】


【貝地町の幌獅子】

【東町の幌獅子】


【六軒東町の幌獅子】

【六軒町の獅子】


【六軒町の巨大獅子】
 巨大な獅子頭を持つ六軒町のパレードはたいへんそう(^^;)。持ち上げるだけでも一苦労なのに、さらに踊るとなると相当のパワーが必要。。


【六軒町の幌獅子】

【六軒町の紫獅子】


 幌獅子パレードは更に続きます。。
 元真地町。南台町。鹿の子町(黒の獅子)。小川道町。水久保町。大砂町。山王台町。星の宮町。ばらき台町(60)。茨城町。出志山町(75)。


【元真地町の獅子】

【南台町の獅子】


【鹿の子町の幌獅子】

【小川道町の幌獅子】


【水久保町の獅子】

【大砂町の獅子】


【山王台町の獅子】

【星の宮町の獅子】


【ばらき台町の獅子】


【茨城町の獅子】

【出志山町の獅子】


■パレードの分岐T字路
 八間通りT字路では役員たちが整列して、各町の幌獅子を待ち受けています。。

 各町の獅子は、T字路で分散して進行。
 KOUJINN(旅人)は、年番町 中町方面へ足を進めることに。

 コーキ前の獅子たちは躍動感をあふれさせ、踊ります。

【役員が整列】
 T字路の終わりの部分で役員たちが整列し、幌獅子パレードの獅子進行を見届けます。


【ばらき台の幌獅子】
 体の落とし方、獅子頭のひねり方、昨日(初日:17日)とは比べ物にならないくらい、躍動感があふれています(´≧ω≦`)。


【小川町の幌獅子】


【大和町の幌獅子】

【元真地町の幌獅子】


■御礼踊りをする出志山町の獅子屋台
 挨拶回りする獅子屋台。(110)


【出志山町の獅子 お礼の踊り】
 幌獅子は一般のお宅にも立ち寄り、獅子頭の踊りを披露しています。


■幸町のファミマにて休憩
 もうすぐ16時になるところで、石岡駅前から進行してきた獅子たち一向は、幸町ファミリーマート辺りで休憩になります。

 20を越える町の獅子屋台を撮影してきてKOUJINN(旅人)もバテ気味なので、一緒に休憩します(^^;)。ファミリマートチキンドリンクを購入し、いただきます♪。

【ファミリーマート前で休憩】
 KOUJINN(旅人)も疲れてしまったので、一緒に休憩(=o=;)。ファミマのチキンを食します。


【香丸町の山車が動き出す】
 獅子屋台の休憩を待っていたかのように、香丸町の山車が動き始めました。

【しかし、幌獅子組みは休憩】
 山車は元気良く行ってしまいましたが、幌獅子組みは休憩時間のようで、動く気配なし。


【休憩中の元真地町の幌獅子】
 篠塚建具店の敷地内を、幌獅子集団の休憩広場として提供されているようです。


■活動再開
 30分ほど休憩をして、再び中町の広場方面へ向かいます。

 年番町中町御仮屋前は、各町の山車や幌獅子が行き交い、さらにそれを観に来るお客さんたちで賑わいます。

 東光台の山車がやってきます。山車上の舞台では、2人のおかめが踊っています。

【常陸国総社の神輿】
 この神輿のために、常陸国総社宮大祭(石岡のおまつり)はあるのです(−−)。


【東光台町の山車】
 2人おかめが“恥ずかし踊り”を披露中(*^^*)。

【宮下町の幌獅子】
 あまりの混雑なので、この場から離れます。


■金丸町の辨財天
 金丸町会所に向かい、人形(辨財天)を撮影(写真右)。
 本日、会所にある人形はレプリカで、山車に乗っているのが本物になります(写真下)。

 本物の辨財天は製作者が吉川長延
 人形は東京(江戸)から調達したものだそうです。江戸時代に辨財天の人形は3体作られました。3体のうち1体が山車と一緒に金丸町に来ました。その後、江戸に残された人形は東京大震災で消失。現存するのは金丸町の1体だけになります。。

 人形の劣化を軽減させるために、レプリカを製作しましたが、その出来は一目瞭然。本物のほうが肌の色が生き生きしていますし、目の輝きもまったく違います(^^)。


 しばらく撮影していると、外がにぎやか。見に行くと、金丸町会所前に茨城県知事橋本氏がいらっしゃいました。茨城県知事選挙、4期目当選直後。思わず握手してしまいます・・・(−o−*)オメデトウゴザイマス。

【辨財天(レプリカ)】
 本日(18日)は会所に展示されているレプリカの辨財天。


【辨財天(本物)】
 本日(18日)は山車に搭載されている、辨財天の本物。写真は昨日(17日)会所にて撮影したものです。肌の色艶がすばらしいですな〜(*^^*)。


【橋本茨城県知事と撮影会】
 金丸町会所にて県知事との撮影。

【金丸町の山車】
 金丸町会所前に金丸町の山車が来ます。


■各町の獅子の踊り
 八間通りに出ると、六軒町のでっかい獅子。
 T字路にて、次々に舞い踊る獅子たち。


【皆で獅子を持ち上げる】
 八間通りで六軒町の獅子と出会います。町内で一番大きい獅子は、数人で担ぎ上げます。

【一人で獅子を持つ】
 とてつもなく大きい獅子を一人で担ぎ、踊りを踊り始めます。ぐらぐらするほど重い(><)。


【六軒町の大獅子の踊り】
 大きい獅子頭が踊る姿は大迫力(@@)。


【獅子がっちんこ】
 T字路で待ち構えている獅子と、進行してきた獅子ががっちんこします(*^^*)。

【腰を低く落とす】
 どっしりと腰を低くして踊る獅子の姿。これを観るために、石岡のおまつりがあるのです!。


■山車、獅子の乱曳き
 「幌獅子パレード」から始まった、本日の石岡のおまつり。駅前の八間通りにてすべての町の幌獅子が進行し終わるのを待っていたかのように山車が動き出します。

 だんだんと薄暗くなっていく中、石岡駅前市街地では所狭しと山車獅子乱曳きを行なって行きます。

【獅子の口に手を入れる】
 まつり本部にて。子どもが獅子頭の口に手を入れています(^^;)。


【乱曳き:泉町】
 日が落ちていく中、山車が出発し始めます。

【乱曳き:香丸町】


【乱曳き:東光台町】

【乱曳き:若松町】


【大小路町のおかめ】

【國分町の提灯踊り】


■祭の風景
 祭の風景。型抜き。輪投げ。
 金魚すくい。


【祭の風景:型抜き】
 硬いガムのような板を、とがった針でくり抜く遊びです。「お祭りに参加した」気持ちになります。

【祭の風景:輪投げ】
 輪を投げて、グッズをGetします。商品の大きさと輪がぎりぎりのものもあり、注意が必要。


【祭の風景:金魚すくい】
 金魚すくいはお祭りの定番。ポイは紙式のものと、最中タイプがあります。どちらかと言うと紙敷のもののほうが、たくさんすくえるようです。


■常陸獅子彫刻発表会(石岡プラザホテル)
 ホテルにて、獅子頭の展示会。


【石岡プラザホテル エントランス】
 市街地を歩いていくと、石岡プラザホテル前を通ります。エントランスにたくさんの獅子(@@)。

【製作中の獅子頭】
 獅子頭の中には製作途中の状態ものがあります。桐の木の集合体であることが分かります。


【常陸獅子彫刻発表会】
 常陸獅子彫刻伝修館による、獅子彫刻の発表会。大小さまざまの獅子が並びます。お師匠をたどると、氷屋の藤枝さんになるようです。


■にぎやかな石岡駅前
 石岡駅前ではにぎやかに。(-067-)


【賑わう石岡駅前】
 19時を回ったところ。石岡駅前はさらに混雑していきます。夜空には「中秋の名月」。

【幸町の山車】
 泉町方面から、幸町の山車がやってきます。舞台上ではおかめが踊っています。


【泉町 山車を廻す】
 駅前の広場では山車や幌獅子が集まり、お囃子を奏で賑わいます。


【中秋の名月と女の子と山車】
 山車がお囃子を奏で、舞台上ではおかめやひょっとこが踊ります。お父さんに肩車された女の子の目には、どんな思い出が映ったことでしょう(^O^)。


■八間通り、中町、金丸町の通り
 獅子が集まってくる。
 山車横並び。


【八間通りに横付けする山車】
 各町の山車が、駅前の八間通りに横並び。道路に対して横向きになる形で整列し、お囃子を奏で舞台上で踊り始めます。幅広の八間通りも、この時ばかりはぎゅうぎゅうに混雑しています(><)。


【國分町の踊り手】
 左からひょっとこ、おかめ、白狐と、舞台の出待ちをしています。

【中町通り】
 普段は交通量の多いこの通りも、今宵ばかりはたくさんの歩行者で賑わいます。


 行列のラーメン屋、朝日屋さん。
 普段の石岡市街地ではあまり見かけることの無い光景に、驚きます。どうやら地元では「おいしい」と評判のお店のようです。


【ラーメン 朝日屋】
 地元では有名な中華そば屋。空いている時しか見たことが無かったので、行列にオドロキ。

【山車と屋台がすれ違う】
 金丸町の細い通りにもまた、山車と屋台が乱曳き。上手にすれ違います。


■水戸にて宿を求める
 20時30分を回りました。
 明日は「石岡のおまつり(3日目:還幸祭)」。今宵は水戸駅まで行き、水戸市街地で宿泊することにします。 


 もうすぐ22時というところ。
 水戸駅に到着。改札を抜けると、コンコースsuica君のキャンペーンが行なわれているようです。

【水戸駅 改札】
 明日の午前中、水戸市街地を散策する予定なので、本日は水戸駅近くで宿泊するのです。


【SuiPAKU(スイパク)】
 水戸駅のコンコースでは、JR東日本のsuicaイベントが行なわれています。今日は終わってしまっているので明日、観に来なくては(^O^)。


 東横イン 水戸駅南口店へチェックイン。
 最終日の明日へ備えます。


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つづく:平成17年度 石岡のおまつり(3日目:還幸祭)

 
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更新日 2006/05/07
2006年05月07日 UP

関連リンク
平成17年度 石岡のおまつり(常陸国総社宮大祭)(初日:神幸祭)(20050917)
平成17年度 石岡のおまつり 1週間前の“たたき初め”(20050910)

石岡皐月祭(20050508)

石岡のおまつりforTV(20040822)


 
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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