ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 鹿島神宮 朝曳き、行宮祭、還幸祭、年番引継 ■
鹿嶋市鹿行) : 2005年9月2日(金)取材

 茨城県鹿嶋市で行なわれている大祭の2日目。本日早朝からは「朝曳き」と呼ばれる、山車の巡幸があります。体外的に知られている朝曳きですが、しっかりとした取材を拝見したことが無いため、かなり力を入れて取材しています。ビジネスホテルで早朝に外出することは通常許されず、ホテル様にかなり無理を言ってお願いして外出させていただいております。ここで改めて御礼申し上げます<(_ _)>。
 昼間は「行宮祭」、「還幸祭」。夕方は「年番引継」と、鹿島の大祭の主な行事を余すことなく取材しています。ここまで取材したサイトは他にはないでしょう!!(>▽<)9゛。とても貴重な更新になっています。多分。。


■朝曳き
 2時30分頃、目が覚めます。
 3時くらいから朝曳きが行なわれるはずなので、準備をしてホテルを出ます。

 大町通り街灯が灯っていて明るいです。山車は無く、ひっそりとしています。
 交差点などで辺りを確認しますが、しばらく山車は来ないようなので、鹿島神宮内に入って行きます。

【午前3時の大町通り】
 朝曳きが行なわれるのを知り、1年待ちました・・・。辺りには山車がおらず、お囃子も聞こえません。


【鹿島神宮 鳥居】
 大町通りを歩きつめ、鹿島神宮の鳥居のところまで来ます。鹿島の森が神秘のベール。

【提灯まちの窯】
 昨晩は、たくさんの提灯が、この釜の中に投げ入れられました。まだ火がくすぶっています。


【鹿島神宮 楼門】
 夜明け前で周囲は暗いかと思いきや、要所要所できちんとライトアップされています。

【鹿島神宮 祭壇】
 楼門の右手手前に設置された祭壇。この祭壇の前で本日、還幸祭が行なわれます。


●大町区の山車
 3時40分頃、大手町の交差点から山車がお囃子を奏でながらやってきます!(^^)。大町区の山車です。山車は一旦、ホテルがんけ前で停止します。街中を歩くと、仲町区の場所で仲町区の山車がスタンバイをしています。

 お伺いしたところ、朝曳きには3基の山車が出ているとのこと。大町区仲町区角内区

【大町区の山車】
 ホテルがんけ前の交差点のところに、大町区の山車がやって来ました!(@@)。


【朝曳き:大町区の山車】
 一旦この場所で山車は停止するようです。大町区の山車だから、ここ大町でスタンバイするのは納得できます。他の山車も、その町の場所にいるはずです。


●仲町区の山車
 大町区の山車の他にも仲町区、角内区の山車がいるわけですから、それぞれの町に足を伸ばせば、山車に会えるはず!!(><)。


【仲町通り】
 大町の一本南側にある、仲町通り。遠くに山車の明かりが見えます!!(@@)ハアハア。

【仲町区 詰め所】
 仲町区の詰め所前には、山車がスタンバイをしています!!(≧▽≦)。


【朝曳き:仲町区の山車】
 出発までまだ時間があるようで、山車が動き出す気配はありません。


【“のの字廻し”の仲町交差点】
 おもちゃのたからやさんがある、仲町の交差点は、“のの字廻し”が行なわれる交差点です。アスファルトには、何十にも輪になったのの字廻しの跡が見て取れます(^^)。


●朝曳き:大町区
 大町区のところに戻ると、大町区の山車が動き出し、鹿島神宮に向かっています。

 鳥居の前に山車を止め、曳き手たちは境内に入って行きます。行宮にてお参りを行なった後、大町区の山車はUターンをします。

 T字路では仲町区の山車が待っており、大町区の山車が左に曲がると、仲町区からは拍手が起こります。

【大町区の山車 動き出す】
 仲町区から戻ると、山車が動き始めました。


【鳥居前に到着】
 曳き手たちは山車を残し、鹿島神宮の中へ歩いていきます。

【祭壇へ参拝】
 大町の曳き手たちは、楼門前に設けられた祭壇で参拝を行なっています。


【鳥居の外で待つ大町区の山車】
 曳き手たちが参拝をしている間、山車は鳥居の外で待っています。


【大町区の山車 Uターン】
 参拝を終えた大町区は、山車をUターンさせます。綺麗にUターンが決まります(^^)。

【続いて登場の仲町区の山車】
 大町区に続いて登場は、仲町区の山車。ゆっくりと鹿島神宮の鳥居に向かいます。


●朝曳き:仲町区
 続いて、仲町区の山車鹿島神宮に向かいます。鳥居前で山車は止まり、曳き手たちの手踊りが始まります。


【仲町区の手踊り】
 鳥居の前に山車を停めると、曳き手たちは整列し、お囃子に合わせて手踊りを始めました(@@)イガイナテンカイ。「人に見せるお祭り」ではなく、「神を奉っているお祭り」であることが、場の雰囲気(観客がいない)で分かります。

 手踊りを終えると、行宮に向かい、お参りをします。お参りを終えると、山車はUターンして進んで行きます。


【一回で回り切れない仲町区】
 参拝を終えて戻ってきた曳き手たちが山車をUターンさせますが、一回で回り切れず、山車をバックさせています(^^;)。

【半ば強引に進行方向に曲げる】
 役員の方がテコ棒を使い、うまく回れなかった山車の進行方向を調整します。朝曳きは、もしかしたら2軍の曳き手で、練習も兼ねているのかも。

 T字路では角内区が待っています。


【仲町区の山車を見送る角内区】
 鹿島神宮方面から来た仲町区の山車(写真手前)をT字路で待つ角内区。
 仲町区の山車がT字路をきれいに曲がると、角内区の曳き手たちが拍手をして送ります(^人^)パチパチ。


●朝曳き:角内区
 仲町区がT字路を左折すると、いよいよ最後の山車、角内区が動き出します。

 夜がだいぶ明らんできました。鳥居前に山車が止められ、お参りを行ないます。

 戻ってくると、山車はUターン。

【角内区の山車】
 朝曳き最後の三番手は、角内区の山車。


【鹿島神宮の鳥居前で停まる】
 角内区の山車はゆっくりと鹿島神宮鳥居前まで進み、停止します。山車上部に載る人形・武甕槌大神が鹿島神宮をじっと見下ろしているかのような雰囲気が印象的です。


 街中を歩くと、大町区小倉酒店前で手踊りを行なっています。
 決して観光客などが見ているわけではないのに、こうして踊っている姿を見ると、「神様を奉るための、(本当の)お祭りなんだな〜」と再認識します(−−)。。

 手踊りを拝見し終わると、時間はもうすぐ6時と言うところ。一度、ホテルに戻ることにします。

【大町区の手踊り】
 小倉酒店前で、手踊りを行なっています。



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■行宮祭(あんぐうさい)
 ホテルでゆっくり休んだ後、10時前にチェックアウトします。


 10時からは鹿島神宮 楼門前で『行宮祭』が行なわれています。行宮前で4名の女性が儀式を行なっています。

 関係者による祭壇への儀式を済ませた後、「鹿島おどり」が披露されます。

【行宮祭の儀式】
 4人の女性が、祭壇の前で踊ります。


【関係者による祭壇への儀式】
 関係者たちの祭壇への儀式が行なわれます。

【鹿島おどり】
 白装束に身を包んだ女性たちによる踊り。


■そば処 よしのやにて「門前そば」
 11時30分頃。もうすぐお昼時です。そば処 よしのやさんで門前そば(1050円)を注文。手打ちのそばを堪能します。


【門前そば (そば処 よしのや)】
 天ぷらはその場で揚げていただいたようでアツアツ。そばもおいしいし、予想以上のおいしさに満足します(*^^*)。


■山車の龍の彫り物
 次の『還幸祭』は15時から。それまで山車は町内を乱曳きします。


【大町区の山車の彫り物】
 大町区の山車は、昭和5年に作られました。一部の彫り物は旧・山車から移設しているようです。

【大町区の山車の彫り物】
 昔の彫り物は線がシャープ。木の色が異なるので、作られた時代が異なることが分かります。


【仲町区の山車の彫り物】
 平成5年に新造された仲町区の山車。彫り物は年代が新しい割には仕事がすばらしい。

【仲町区の山車の彫り物】
 こちらも一部は、旧・山車から移設したようで、他の部材と木の色が異なります。


■鹿島神宮 境内
 今まで鹿島神宮に来たことはありましたが、鹿島神宮本殿の奥にも道が続いているようです。境内に入っていくと、東神門。門を通ると、目の前に一本の広い道が延び、木々に包まれ、非常に神々しい感じがします(−−)。空気が心なしか違うような気がします。。

 少し歩くと、左手に柵があり、柵の中に鹿がいます。「鹿園」と呼ばれています。鹿島神社祭神である武甕槌大神の使い「鹿」なのです。

【鹿島神宮の森】
 鹿島神宮の拝殿、神殿のさらに奥には、鹿島神宮の森が広がります。シンとした空気。


【「天然記念物 鹿島神宮樹業」】
 鹿島神宮の森を少し歩くと、左手が開け、たくさんの鹿がいることが分かります。

【鹿園】
 鹿島神宮祭神の武甕槌大神の使いとしての存在。


●鹿島神宮 境内:奥の宮
 再び道に戻り歩いていきます。突き当りの右手は奥宮(F136,146,147)
(F150,G001,004)


 T字路があり、右手に行くと「要石(かなめいし)」があるようです。道なりに歩いていきます。

【鹿島神宮 奥宮(おくのみや)】
 鹿島神宮 拝殿や、鹿園のさらに奥に行った場所にあります。徳川家康により奉建。


【分岐石】
 奥宮前の道はY字になっており、右手が「要石」。左手が「御手洗」にいけるようです。

【「要石」に向かう】
 Y字を右手に進み、要石に向かいます。森林浴。


●鹿島神宮 境内:要石(かなめいし)
 木で作られた柵があります。柵の中に、砂が敷き詰められており、小さな30cmほどのが見えています。この「要石」です。このは大きく、掘っても掘っても掘り出せないほど大きい石だと言われています。「その大きい石なまずの頭を押さえており、大地震を起こさないようにしている」と言われています。


【要石(かなめいし)】
 鳥居と木柵に囲まれた設備?のある一角に出ます。この中に「要石(かなめいし)」があるようです。


【鳥居の中を覗き込む】
 砂の中から頭を出している「石」が「要石」です。巨大なまずの頭を抑えているとか。

【芭蕉句碑】
 要石広場の一角に、「枯枝に 鴉のとまりけり 穐の暮」。旅人松尾芭蕉先生が詠んだ句碑。


●鹿島神宮 境内:御手洗(みたらし)
 先ほどの道を戻り、T字路の反対側を進んで行きます。坂道になってきて、道を降りきるとお茶屋さんがあり、右手にのように見える水の溜まり場があります。ここが「御手洗(みたらし)」です。(G009,011,)

 湧き水で、常にきれいな水が沸いていて、たいへん冷たい。大昔は、この御手洗で身体を清めてから参拝したそうです。

【御手洗(みたらし)方面に歩く】
 要石からY字の分岐点まで戻り、御手洗方面へ進むと広場が広がっているのが見えます。


【御手洗(みたらし)】
 どんなに渇水の時期にも、水(湧き水)を絶やしたことが無いと言われています。大昔はこの水の中で身を清めてから、神宮に参拝しました。


【透明な湧き水】
 湧き水だけあり、かなりの透明度。水の中で泳いでいる鯉が空を飛んでいるようです。

【来た道を振り返る】
 鹿島神宮の本殿に繋がる道の両側には、軽食をいただける休憩処があります。

 この時は、近所の幼稚園の遠足だったようで、小さな子ども達がきゃあきゃあ楽しんでいます(*^^*)。
 その幼稚園児が帰るときに、みんなでそろって「ありがとうございました!」とお店のおばちゃんにきちんと挨拶。しかし、一人のおばちゃんは、「今度は親と来て、お金を使って行ってね(食べ物を食べて行ってね?)」みたいな冗談にしては度の過ぎる発言をしていたのにはゲンナリ(´=ω=`)。確かに商売でやっているからその気持ちは分かりますが、ちょっとひどい発言。。幼稚園児に言ったのか、幼稚園の先生に言ったのかはだいたい見当はつきますが、言って良いことと悪いことがあるように思います・・・。


■役曳き
 来た道を戻り、街中に行きます。
 桜町通り山車が出発を待ちます。13時40分からは「役曳き」が始まるのです。役曳きとは年番長を先頭に、5つの町の山車が順番に並んで街中を曳き回す行事です。桜町区新町区大町区仲町区角内区の順番になっており、出発の時を待っています。

 13時40分、役曳きが始まり、山車が動き出します。(G057)(G130前後、力を入れる)
 街中を曳いた後、鹿島神宮前の大町通り山車が並びます。各町の代表者が集まります。(G144-)

【桜町区 山車】
 今年(2005年)の年番町、桜町区。桜町通り。


【新町区 山車】

【大町区 山車】


【仲町区 山車】

【角内区 山車】
 去年(2004年)の年番町。


【役曳きが始まる】
 13時40分、桜町通りでスタンバイしていた5基の山車は、年番町桜町区の山車を先頭に、街の中を曳いて回ります。


●役曳き:コーナリング

【仲町区 コーナリング】

【新町区 コーナリング】

【大町区 コーナリング】

【桜町区 コーナリング】


【角内区 コーナリング】



【大町通りに整列する】
 5基の山車は街中を役曳きした後、鹿島神宮前に繋がる大町通りに山車を整列させます。

【役員による挨拶】
 還幸祭が行なわれるに際し、各町の代表者が集まり、挨拶行事が行なわれます。


■還幸祭(かんこうさい)
 15時。『還幸祭』が始まります。
 鹿島神宮 楼門前に移動します。行宮前では儀式が行なわれ、行列が始まります。


【楼門 前】
 還幸祭が始まるはずなので、境内に入り、楼門前まで行ってみますと・・・。

【祭壇前で儀式が始まる】
 鹿島神宮 拝殿方向から、衣装に身を包んだ関係者が、楼門前の祭壇前に集まります。


【還幸祭の行列】
 祭壇前での儀式も終わり、一団が街中を巡幸します。

【猿田彦とおかめ】
 一本足の下駄を履いた猿田彦は、足取りがおぼつかなく、再びおかめにサポートされています。。


【鹿島神宮の神輿】
 神輿を担いだ一団。この神輿のために、このお祭りすべてが存在するのです。

【還幸祭の巡幸を待つ】
 大町通りに停止した山車は、還幸祭の巡幸を整列して待ちます。


【還幸祭 一向は再び鹿島神宮 境内に戻る】


■町内巡幸:再び山車が動き出す
 還幸祭の巡幸が終わると、今まで停止していた山車が再びお囃子を奏でます。そして、動き出します。
 鹿島神宮の鳥居前でUターンします。Uターンするときに、山車上の人形が、あたかもゆっくりと舞っているかのように山車を回転させるのが、優れた曳き方だとされています。


【桜町区の山車】


【新町区の山車】

【大町区の山車】


【仲町区の山車】

【角内区の山車】


■お祭りの食べ物と地産地消
 夜の「年番引継」まで少し時間があるので、にぎわい広場で休憩することにします。

 出店で売られている「鳥のから揚げ」「水郷産」の鶏肉を使っているとのことなので、購入。肉がさっぱりしておいしい(^^)。水郷と言うと、鹿嶋潮来千葉県の佐原も含まれます。お話をお伺いした感じでは、佐原で育った鳥のようです。

【「手作りからあげ」のPOP】
 手書きではなく、しっかりとパソコンで作られているのは、当たり前のようでなかなかできない。


【水郷産のからあげ】
 ここで言う“水郷”とは、茨城県鹿嶋市や潮来市、千葉県の佐原市が該当します。

【たこ焼き】
 こちらは“地産地消”とは関係なく、ただお腹が空いていたので食べているのです(^^;)。


■各町区の旗
 年番引継は、来年の年番長である新町になります。

 年番町引継ぎが行なわれるホテル古保里横を、先回りして歩いてみます。すると、先ほどの還幸祭で使われた旗が掲げられています。

【桜町区の旗】


【新町区の旗】

【大町区の旗】


 ここで帰宅時間のことについて迷います。。
 年番引継が行なわれるのは18時30分から。式がすんなり終わったとして19時で、それから電車に乗って帰ると23時以降に家に到着します。

 一度、鹿島神宮駅に行き、電車の時刻表を確認します。。すると、千葉・東京方面行きは19時52分発があります。年番引継を見終わっても、十二分に乗ることのできるスケジュールです(^^)。
 再び、祭り会場に戻ります。


■年番引継
 18時30分より、新町にて年番引継が行なわれます。
 今年の年番町である、桜町区の代表が、各町の代表に出席の確認を行ない、年番引継ぎのお伺いを立てます。

 年番の引継には「鏡」がキーワードのようで、木の箱に入っています。


【年番引継ぎ】
 桜町区の代表が年番引継ぎについて、各町の代表に大きな声でお伺いを立てます。

【鏡の入った箱を引き継ぐ】
 木の箱に入った鏡を受け取ることで、年番町の資格を引き継ぐことになるようです。


■ホテルがんけ に宿泊する
 年番引継が終わると、5基の山車は動き出します。山車は最終的に自然解散となるようです。

 19時20分になったので、鹿島神宮駅に向かいます。駅前にある鹿嶋市観光協会のロッカーに預けてあった大きい荷物を回収。鹿島神宮駅に入って行きます。うーん、どうしようかな〜(−−)。このまま帰っても寝るだけだし、明日は土曜。帰るのは逆にもったいないな〜と思い、駅の緑の電話に備え付けられているイエロータウンをめくります。

【山車が再び動き出す】
 年番引継ぎも終わり、山車が再び動きます。

 実は昨日、ホテルがんけさんに宿泊状況と宿泊費を聞いているのです。鹿島サッカースタジアム試合がある日は満室になるそうですが、その他の日は基本的に空きがある。素泊まりなら5250円。1泊2食付で7000円程度。
 電話帳で電話番号を見つけ、携帯から電話を掛けてホテルの空き室を確認します。すると、空きがあるとのこと!。その場で宿泊の予約を入れてしまいました(^^;)。今宵はラストのラストまで鹿島のお祭りを堪能することができそうです。

 ホテルがんけにチェックイン。荷物をまとめ、洗濯機に洗濯物を突っ込み、そのまま取材に出ます。


【ホテルがんけ】
 シングルルーム。洋室。TVや机もあるし、標準的な備品構成です。冷蔵庫は無し。

【入口脇に洗面台】
 少し古めのビジネスホテルだと、こういう部屋の構成になっていることが多いです。


■のの字廻し
 角内通り賑わい広場のT字路では、角内区の山車「のの字廻し」を行ないます。

 うーん、のの字廻しを見るのは、佐原の大祭以来ですにゃ〜(^^)。

【角内区の山車】
 賑わい広場前のT字路に入線してきた、角内区の山車。この雰囲気はまさか・・・。


【角内区の山車 のの字廻し】
 T字路で山車をがっちりと固定し、じりじりと山車を回し始めます。


【軸をしっかりと固める】
 テコ棒と人の手で山車の車輪をしっかりと固め、軸を作ります。

【山車を回す】
 山車に横の力を与え、廻します。軸と廻す力が一体となって、初めてのの字廻しとなるのです。



【続いて仲町区】
 T字路に入ってきたのは仲町区の山車。

【仲町区ののの字廻し】
 仲町区も、のの字廻しを披露します(@@)。
 ※当初、仲町区を桜町区と表記しておりました。お詫びして訂正させていただきます。

■そろばん曳き
 さらに、角内通り角内区の山車「そろばん曳き」

 そろばん曳きは茨城県内では、真壁町でしか観たことがありません角内区のそろばん曳きは、思っていたよりスピードが出ていないように感じました。

 角内区の方にお伺いすると、「昔はもっとスピードを出していたが、危険なので配慮している。スピードを出すために、山車の飾りなど外せるものは外し、軽量化させた」など。まあ、真壁町の山車はシンプルな山車で、ウイリーできるほど軽量化されているので、スピードの出し具合や、スピードが乗ったときのブレーキングなどを考えると、簡単に比較してはいけないのでしょう(^^;)。。

【角内区 そろばん曳き(6コマ)】
 山車重量があるためか、あまりスピードを出さずにそろばん曳きを行なっています。角内通り。


■コスモ星丸君グッズ(小倉酒店)
 小倉酒店さんで買い物。今日はここで3回も買い物をしてしまいました(^^;)。

 お店の奥さんと話をしていると、後方の棚になにやら見たことのあるものが・・・。コスモ星丸君です!!(@@)。うわー、当時の本物ですね〜。許可を得て撮影させていただきます。

【清酒 コスモ星丸】
 石岡酒造株式会社が製造。「白鹿EXPO’85記念ボトル コスモ星丸」と書かれています。

 神栖町波崎町が合併することや、鹿嶋市は次のタイミングで神栖市(=神栖町+波崎町)と合併するような話を聞きます。鹿島(鹿嶋市)で行なわれる各季節の行事などを教えていただきます。5月に行なわれる流鏑馬は、本場(失念しました)の流鏑馬を呼んで行なうから、かなり本格的ですよとか、3月の祭頭祭の話などもお聞きします。22時になってしまい、お店が閉店するようなので、お礼を言って店を出ます。


【カラフルなコスモ星丸君】
 ビンの中のお酒はすでに飛んでしまっているようで、空になっています。。

【小倉酒店】
 本日は何度も買い物をさせていただきました。コスモ星丸君の取材に感謝します。

 もう少しだけお祭りは続くようですが、これにて取材は終了。ホテルがんけに戻ることにします。


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つづく:大洗の旅 明治博物館、大洗・アクアワールド

 
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取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2006/04/05
2006年04月05日 UP

関連リンク
鹿島神宮 行宮祭(あんぐうさい)と還幸祭(20040902)
鹿島神宮 提灯まち、神幸祭(20040901)

佐原の大祭(夏祭り)(20050717)


 
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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