8時過ぎに起床し、出発の準備です。
茨城県県北の紅葉ポイントの一つである、「花園渓谷」に行く予定です。花園渓谷はJR磯原駅が最寄り駅になります。しかしながら、前もって調べておいた情報ではバス路線が存在せず、タクシーで行く方法しかないようです。タクシーでおよそ30分くらいとのこと。

【桜川沿いの紅葉】 |
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【水戸駅南口再開発中】 |
今日の訪問で紅葉が撮影できないと困るので、“押さえ”で撮影しておきます。 |
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大きい空き地があります。ホテルが建設されるようです。 |
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■高萩駅
「とりあえず行ってみる」。これが私のスタンスです(^^;)。
電車に乗り込み目指すは磯原駅!。
勝田、佐和、東海、大甕、常陸多賀、日立、小木津、十王、高萩と北上していきます。この電車は高萩駅止まり。磯原駅までの電車までは30分程度待たなければならないようなので、途中下車で高萩駅を出てみます。
駅前はタクシーの小さなロータリーが広がります。右手にはイトーヨーカドー高萩店がそびえ、左にはバスロータリーがあります。 |

【2階建ての常磐線】 |
勝田駅の勝田電車区にて、整備中の2階建て常磐線車両を発見しました(^^)。 |
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【バスロータリーとイトーヨーカドー高萩店】 |
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30分くらい電車待ち。駅前はイトーヨーカドーだけが大きいお店で、他には目立ったお店がありません。地方の駅前はこういうことが多いです。 |
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もしかすると、もうひとつの紅葉ポイントである「花貫渓谷」に行くかもしれないですし、その花貫渓谷はここ高萩駅からバスに乗って行くことができるようなのです(事前調査済み)。バス停に行って、花貫渓谷行きの路線を確認しておきます。

【花貫渓谷行きのバス停】 |
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【高萩駅 改札】 |
高萩駅前から和野入口で下り、徒歩1時間30分掛かります。バスは1時間1本程度。 |
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高萩駅はSuicaに対応しておりません。訪問の際は乗車券(きっぷ)にしましょう。 |
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朝食をまだ摂っていなかったので、イトーヨーカドー内のケンタッキーにてチキンフィレバーガーセットを購入します。電車の中で食べるのです(^m^)。 ケンタッキーの袋を引き下げ、再び途中下車扱いで高萩駅の改札を通り抜けます。まもなく磯原駅に向かう常磐線が入線してくるはずです。
磯原駅までは2駅しかありません。急いで食べていると社内検札があり、「乗車券を拝見します」と来ました(=_=)モグモグ。
程なくして、磯原駅に到着、下車します。 |

【高萩駅】 |
昔ながらの駅舎。切妻の屋根が常磐線の歴史を感じさせてくれます。 |
■磯原駅

【磯原駅に到着】 |
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【菊の花】 |
高萩駅から2つめ。チキンフィレバーガーを急いで食べて下車します。 |
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磯原駅構内には、いくつかの菊の花が展示されています。 |
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磯原駅は立派な橋上駅。残念ながらこちらの駅もSuicaには対応していません。
改札できっぷを見せ、「無効印」を押してもらいきっぷをもらいます。
花園渓谷方面は西口の出口から行くようです。階段を降り、目の前に広がる広大なロータリーに唖然とします。
しばらく駅周辺を散策し、駅前に停まっていたタクシーの方にうかがいます。 |

【磯原駅】 |
新幹線の駅舎と勘違いしてしまいそうな、立派な駅舎です。 |
・花園渓谷に行くには、タクシーしか方法が無い。
・タクシーで片道で行っても、帰りのタクシーを現地で捕まえるのは困難だ。
・だったら往復でタクシーを利用したほうが良い。
・メーターを走らせると2万円以上してしまうから、時間貸し(1時間5千円)で利用したほうがお得だ。
■贅沢なタクシー紅葉の旅:あかねとぴあ
とのことで、「時間貸し」でタクシーを利用することにしました・・・。人生の中で今まであまりタクシーに依存したことが無いのに、こうしてタクシーを貸しきるなんて、贅沢のきわみです・・・(==)モウシワケゴザイマセン。
タクシーを走らせ、まず最初に向かったのが「あかねとぴあ」と呼ばれる施設群。温泉やガラス工房などがある公共施設のようです。
新館ができたようで、旧館がまだ残されています。廃墟好きにはたまらない場所かもしれません。真っ赤に紅葉した木々が多く、つい時間を忘れて撮影にいそしんでしまいます(^^)。 |

【あかねとぴあ】 |
温泉やガラス工房など公共施設が設置されています。紅葉もきれい。 |
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【あかねとぴあの紅葉】 |
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“深紅”と言ってよい紅葉です。今回の旅の名目が立ちました(^^;)。 |
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【紅葉の葉をアップで】 |
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【紅葉のグラデーション】 |
紅葉(もみじ)の葉っぱがきれいに紅葉(こうよう)しています(^^)。 |
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全体的に青い部分から紅葉へ色づいているようすがグラデーションとなっています。 |
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【アカネトピアの旧館】 |
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お風呂があると聞いたのですが、あの丸い部分が浴室なのかしら。 |
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■水沼ダム
次に向かったのが「水沼ダム」です。
ここでも水と紅葉の構図についつい入り込んでしまい、撮影モード。

【木立】 |
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【紅葉】 |
傾斜に木々が立ち並びます。 |
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しっかりと紅葉づいています。 |
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【木と空】 |
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こちらはまだまだ紅葉づいていませんが、オレンジ色になりつつあります。 |
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■花園もーる
続いては「花園もーる」。

【花園もーる】 |
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【紅葉】 |
観光客の休憩所として利用されています。 |
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紅葉の旅なので、紅葉を撮影しまくりです。 |
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【渓流と紅葉】 |
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道路を挟んだ隣にはちょっとした渓流があり、せせらぎが聞こえてきます。 |
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■花園神社
「花園神社」に着きました。
花園神社は観光名所で、多くの車で賑わっています。写真好きの撮影家たちにも人気のようで、三脚を立てた人々が多くいます。
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【花園神社】 |
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征夷大将軍 坂上田村麻呂の創建とも言われている神社。文武の神様として知られています。木々が生い茂り、渓谷もあって自然に包まれています。 |
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【花園神社の碑】 |
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【あ・うんの獅子】 |
鳥居に続く階段の左手には花園神社の石。 |
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獅子からは力強さと歴史が感じられます。 |
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【花園神社の渓谷と紅葉】 |
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苔むした岩場と紅葉、渓谷と写真好きにはたまらない構図になっています。 |
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撮影に夢中になっていたら、2時間近く経っていました。すでに時間貸しのタクシー料金が1万円を軽くオーバーしています・・・(´・ω・`)。
本当は花園渓谷に行きたかったのですが、私の予算ではこれ以上タクシーを借りることは困難です(´TωT`)。後ろ髪を引かれる思いで、磯原駅に戻るようにお願いしました・・・。
本来であれば13500円だったところを、タクシーの運転手さんの好意で12000円にしていただきました・・・。タオルをおまけで2本ばかりいただきました・・・。 |

【水沼ダム】 |
駅に戻るタクシーの中から撮影します。 |
■茨城百景碑:花園山と浄蓮寺
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【茨城百景碑:花園山と浄蓮寺】 |
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磯原駅と花園神社の中間点の位置にあります。脈絡のない場所にあるのは慣れています(−−)。意識していないと見逃してしまうかも。 |
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■磯原海水浴場
磯原駅に到着。
東口に出て、海を観に行くことにします・・・。
てくてくと歩き、川を渡り、海を目指します。海に出ましたが、帰りの電車の時間もあり、足早に駅に戻ります。

【磯原海水浴場】 |
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【磯原駅】 |
太平洋に出ます。砂浜に海が広がります。 |
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東口側。 |
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■弘道館
電車に乗り、水戸駅に戻ります。15時過ぎ、水戸駅に到着。まだ日がありますので、弘道館に行ってみることにします。水戸駅構内の観光案内所で水戸駅周辺の観光マップをもらいます。駅から徒歩10分程度でいけるとのこと。
水戸京成ホテル脇を通り、案内板どおりに進んでいきます。弘道館の看板を見つけました。正門を工事しているようで、仮囲いされています。入場は16時まで。まだ時間がありますので、入館することができます。大人190円を払い、入場します。館内は撮影が自由とのこと。閉館に近い時間のためか、見学者が少なく、邪魔されること無く撮影ができます(^m^)。 |

【弘道館への道】 |
水戸駅から歩いていける距離にあります。道順もいたるところで確認できますので、水戸駅周辺観光の初級レベルかもしれません。 |

【弘道館 入口】 |
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【入館証明】 |
こちらから園内に入り、見学できます。 |
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入館は有料。大人190円です。 |
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館内をくまなくたっぷりと見学、撮影させていただきます。
これで190円なら大満足です(^^)。

【弘道館】 |
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【藤田東湖の像】 |
武道だけでなく、学問も必要だと言うコンセプトで生まれた建物。 |
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徳川斉昭の側用人として活躍。弘道館の設立にも関わり、水戸の歴史をつくった一人。 |
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【正席の間】 |
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【至善堂】 |
藩主が主座する正席の間。藩主以下重臣等が臨席して文武の試験や儀式を挙げました。 |
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藩主の座所。明治維新に将軍職を辞した徳川慶喜公がここで朝廷の命を待った由緒ある場。 |
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■茨城百景碑:弘道館と水戸城址
水戸一高敷地内にある「水戸城薬医門」を見学しに行きます。
弘道館の係りの方に聞いても分からなかった、茨城百景碑の「弘道館と水戸城址」をすんなり発見。写真に収めます。
水郡線の橋を渡ると、水戸城敷地内に入ります。すでに水戸城は存在しておらず、唯一と言ってもいいかもしれない「水戸城薬医門」がその名残です。 |

【大手橋】 |
弘道館を抜け、水戸一高方面に歩くと大手橋です。 |
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【茨城百景碑:弘道館と水戸城址】 |
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弘道館から水戸城がかつて存在した水戸一高方面に向かう途中の道路スペースに設置。丸みを帯びた石が使われているのははじめて見ました。 |
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■水戸城跡 薬医門

【水戸城跡の大シイ】 |
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【水戸一高に続く橋】 |
水戸市立第二中学校敷地内にあります。四方に枝を広げていないため、天然記念物に指定されなかったそうです。 |
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現在の水戸一高敷地内に史蹟があるため、関係者と史蹟見学者は高校の敷地内に入ることができます。 |
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【旧水戸城薬医門】 |
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「“薬医門”とは扉を支えている本柱とその後ろにある柱で支えられた屋根の棟の位置を中心からずらす形式。正面から見ると軒が深いため門はゆったりとして威厳があり、大名の城門にふさわしい」と書かれています(´-ω-`)ソノトオリ。 |
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【水郡線 線路】 |
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【時計のモニュメント】 |
水郡線脇の道を水戸駅方面に戻ります。奥側の線路は先が途切れていて使われていません。 |
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水戸駅前にて。17時を知らせるモニュメントのようです。ウサギが跳ねています。 |
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水郡線沿いの道を歩き、水戸駅に戻ります。
ホテルに戻り、洗濯。7階のランドリールームで洗濯をします。
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