ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 吉田神社と弘道館 正門開放 ■
水戸市(県央) : 2005年3月6日(日)取材

 2005年3月5日6日、1泊2日で水戸方面に旅に出ました。
 2日目の今日は水戸駅周辺を散策します。
 駅南地域にある吉田神社は、宿泊したアークビジネスホテルに近いとのことで早朝から訪問。茨城百景碑を散策します。
 水戸駅でボンネット型の特急車両(国鉄色!)を見学。
 水戸観光名所で指折りのひとつ、弘道館を訪れます。弘道館では20年ぶりという、正門開放を見学します。正門が修復されたことを記念して開放されたそうですが、通常は皇族方がご利用になられる時しか開放されない、貴重な出来事なのです。


 6時30分前に携帯電話のアラーム。
 6時30分からフジテレビ「おはよう茨城」が放送されるのです(^^)♪。普段はあまり見ないけれど、茨城に来ているとなんか見てしまいます。今日のリポーター林家まる子姫

 今日は終日取材なので、早めにホテルをチェックアウトします。7時20分。

 水戸駅のかなり南側吉田神社があります。吉田神社「吉田神社の見晴台」として茨城百景に指定されています。見晴台というからには、小高い丘にでもなっているのかしら?(^^)。

【ホテルアークビジネス】
 1階の廊下。お世話になりました。


■吉田神社
 GPSで位置を確認しながらの訪問。途中で「駅南平和公園」公園の土が降りています。を見るなんてひさしぶりだな〜っと感慨にふけます(^^)。


【駅南平和公園】
 水戸市城南2丁目。水戸駅と吉田神社の位置の真ん中くらいの場所です。

【公園内はまだ冬色】
 3月とは言っても園内の芝は茶色。ところどころ霜が降りています。


 第二種低層商業地域のような道を歩いていくと、「吉田神社西参道」の看板を発見します。見た目よりも急に感じる階段を上っていきますと、この場所が水戸市街を眺められる“見晴台”であることが分かります。

 ここで敷地内を散策して茨城百景碑を探さなければなりません。境内の吉田神社拝殿などを撮影しながら歩き回ります。
 吉田神社祭神日本武尊。敷地内にきちんとが建てられていて、周りが柵で囲まれており神秘的です。

【「吉田神社西参拝」案内】
 しばらく歩くと吉田神社の文字。ここから境内に入っていけそうです。裏参道かも。


【階段で上がる】
 吉田神社はちょっとした山のようになっているようで、階段を登っていきます。

【境内に入っていく】
 階段を上り詰め、参拝道と思われる道を歩いていきます。 


【吉田神社からの見晴らし】
 木々の間からは、水戸市街地が見えます。中高層建築物が目立ちますが、茨城百景制定時(昭和25年)は、もっと違った風景が見えたことでしょう。

 境内にはたくさんのがあり、散策に時間がかかります。


【吉田天満宮】
 吉田天満宮の左側にある碑。奥に赤い灯篭が並んでいるのが見えます。

【植山人の碑】
 「木童子の育む郷は三角山 萬世までも千木は栄えて」と詠まれています。


【吉田神社 楼門】
 正門参拝道からまっすぐの所に楼門が存在します。


 楼門の左右には、隋人像とよばれるが納められています。


【隋人像(左)】
 刀を携え、弓矢を持った像です。

【隋人像(右)】
 こちらも刀と弓矢。少し歳をとってます。


【吉田神社 拝殿】
 楼門を通り抜けると、目の前には拝殿がそびえます。楼門に比べ、拝殿の屋根の反りが大きいのが目に付きます。まだ敷地内には雪。


【朝日三角山遺蹟】
 参拝道に対して左手に、「朝日三角山遺蹟」と呼ばれる囲いが存在します。→へ。

【祭神日本武尊御遺蹟】
 囲いの中には吉田神社の祭神である、日本武尊の名が刻まれた碑が建てられています。


 正門らしき参拝道の大階段があるので降りていくと、入口に大きな鳥居。その右手に「吉田神社の見晴臺」の石があります。

 をくまなく調べても「茨城百景」の文字がありません。の裏側には「昭和二十六年十月建立」の文字。
 茨城百景制定昭和二十五年なので、厳密に言うと日時が異なります。しかしながら、吉田神社の敷地内に、他に茨城百景碑に該当するものが確認できなかったので、今回は“暫定”茨城百景碑として扱うことにします・・・。

【参拝道を降りていく】
 吉田神社の正門方向へ歩いていきます。階段を下りると正門。両脇に赤い燈篭。


【吉田神社 入口】
 吉田神社入口に来ました。西参拝道が裏門なら、こちらが正門でしょう。


【重厚な石灯篭】
 入口の左手にある燈篭は、がっつんとしてゴツゴツ感があります(゜ω゜*)ゴッツイニャー。

【保存樹 ケヤキ】
 県内ではケヤキがたくさんありますが、ここまで健康的に大きいケヤキはめずらしいかも。


【暫定茨城百景 吉田神社の見晴臺】
 神社の入口右手にあります。碑には「茨城百景」の文字が無いのですが、建立が昭和26年とのことで暫定扱いにします。茨城百景の指定は昭和25年。


■朝食を求め彷徨う
 吉田神社から歩いて水戸駅に向かいます。
 まだ朝食をいただいておらず、歩きながらお店を探します。マクドナルドは混んでいてあきらめます。へんこつは営業していないし・・・。水戸駅まで歩いてきてしまいました。


【へんこつ 水戸駅南店】
 我が土浦のイトーヨーカドー(ウララ)にもある、うどんの店。カレーうどんがうまい。

【こり家 駅南店】
 水戸駅北口にもある、焼肉料理店。以前に北口店は行ったことがあります(^^)。


■ボンネット型 特急車両(国鉄色)
 水戸駅線路内にはボンネット型特急車両「訓練車」として停められています。せっかくなので近寄って撮影。この色は国鉄色というんでしょうか・・・。デザインデザイン歴史観が一巡した感があり、逆にかっこよさをかもし出しています(^O^)。


【ボンネット型 特急車両】
 水戸駅線路内にある、ボンネット型の特急車両。この配色は国鉄色と呼ばれ、鉄道マニヤにはよだれ物のはず。。(´・ω・`)ソウニャノ?。現在は訓練用車両として利用されているようで、一般のお客さんが乗れる機会は無さそうです・・・。


■水戸駅モンタニエで朝食
 駅構内に入り、モンタニエにて調理パンとホットコーヒー。
 朝食をいただいた後、弘道館に向かいます。


【モンタニエで朝食】
 朝から歩き回ってお腹がすいてしまいました(@@)ハアハア。いただきまーす。

【水戸駅 北口】
 食事をし終わり、駅を抜けます。このまま弘道館に向かいます。


■弘道館 正門開放
 弘道館では普段は正門が一般開放されいません。 通常は、通用門からの入場になります。この度、正門の補修工事が終わったのを記念して、正門一般開放されているのです。
 昨日(3月5日)と今日(6日)だけの公開。次はいつ開かれるか分からないので、ぜひとも攻略しておきたいところです。

 水戸駅北口からペイデストリアンデッキを歩きぬけ、水戸京成ホテルの坂道を登っていきます。水戸市立三の丸小学校柵門(さくもん)を右に曲がり、そのまま壁伝いに歩くと弘道館の入口になります。

【弘道館への案内】
 弘道館へは歩いていけます。案内板は意外に小さいので、気がつかないかも。。

 弘道館の入口ではたくさんのお客さんで賑わい、カメラを持って撮影する人たちがぞろぞろといます・・・(==)。入場料190円(大人)を支払い、こちらも負けじと写真撮影にいそしみます(^^)。
 しばらく正門を撮影した後、弘道館の雪の残る敷地内を散策します。


【開放された、弘道館 正門】
 およそ20年ぶりの一般開放。通常は皇族方のご利用の際にしか解放されません。この度、補修工事が完了したのを記念して解放されました。


【弘道館】
 9代藩主徳川斉昭が水戸藩士の子弟教育向上のため建てさせた施設。

【弘道館の梅】
 先日降った雪が園内にまだ残るなか、梅が寒そうに咲いています。


【サンシュユ つぼみ】
 もう少し暖かくならないと。江戸時代に薬用植物として日本に持ち込まれました。

【事務所脇のゴミ箱】
 !!(@@)ビクッ!。科学万博のゴミ箱に似ていて驚きますが、違いました・・・(´・ω・`)。


■茨城百景 弘道館と水戸城址
 弘道館を出て、水戸城跡の方向に少し進むと茨城百景碑「弘道館と水戸城址」があります。


【茨城百景 弘道館と水戸城址】
 弘道館と水戸城跡(水戸第一高校)の間に設置されています。百景碑のこの意匠は、偕楽園で見られるタイプと同じです。


■水戸の商い(あきない)
 再び駅前の大通りに戻り、偕楽園方向に歩いていきます。
 以前に掲示板に書き込みをいただいた、くろばね商店街様を散策。


【ダイエー水戸店】
 水戸駅周辺で日用品を入手できる、数少ない大型店舗です。

【くろばね商店街】
 車の往来が激しく、歩きにくいのが残念ですが、商店街が形成されています。


【解体中の伊勢甚】
 伊勢甚が解体されています。再開発で、水戸京成百貨店の建物が建つ予定です。

【在りし日の伊勢甚】
 平成15年2月に閉店した時の伊勢甚。279年の歴史でした。

 大通りは人通りもそれなりにあり、栄えているように見えます。歴史のある伊勢甚が、解体作業が行なわれており、少しだけ寂しいです・・・。


もどる) (つづき:水戸の梅まつり2005(偕楽園)
 
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更新日 2005/06/15
2005年06月15日 UP

関連リンク
黄門さまゆかりの史跡とあじさいの道(20050618)
茨城紅葉の旅2004 その2〜花園神社、弘道館(20041121)
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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