ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 平成15年度 八坂神社祭礼 土浦祇園祭 ■
2003年7月21日(月)取材

 土浦祇園祭が行なわれるそうです。去年、神輿巡業で観た八坂神社の文字もあるし、行くことにしましょう!。

 11時30分過ぎに家を出て、最寄り駅に向かいます。
 この季節の定番になった、「18きっぷ」を購入。早速1回目を使って改札をくぐります。
 新松戸駅で乗り換え、柏駅でも乗り換え。
 常磐線土浦方面に北上していきます。



■神立で餃子ライスを食べる
 13時30分頃、土浦駅に到着。
 ここで電車切り離しのため、しばらく停車します。今乗っている車両は切り離されて車庫に入ってしまうので、上野側の車両に乗り換えます。
 土浦駅で降りなかったのには目的があるのです。まだ「土浦祇園祭」には時間があるし、お腹が空いてきたので神立駅近くにある珍来で餃子ライスを食べたかったのです(^^;)。

 神立駅18きっぷを提示して改札を出ます。駅前通りを左に曲がりしばらく歩くと珍来があります。店内に入り、餃子ライスを注文。しばらくすると出てきました〜、でっかい餃子が5つの餃子ライス〜(^O^)。

 即効で食べきります。
 満足で再び神立駅に戻ります。それでもまだ14時を回ったところ。まだ時間が大丈夫そうなので、一度行ってみたかった高浜駅に行くことにしました。

【珍来 神立店】
 珍来の餃子が大好きです。量が多いので、ラーメンなどはハーフサイズが吉。



■高浜からの霞ヶ浦
 高浜駅神立駅からさらにひとつ、水戸寄りの駅です。これと言った観光名所は無いようですが、高浜からは霞ヶ浦を観ることができるようなのです。

 駅前はちょっと広めのロータリーになっています。一応バス停の看板もあります。タクシーが3台ほど客待ちをしていますが、はたして利用者は多いのでしょうか?(^^;)。
 駅前を軽く撮影した後、看板の地図を頼りに霞ヶ浦方面に歩き出します。下水道もきちんと整備されていないようで、20年前くらいの浦和のようです。

【JR高浜駅 看板】
 田舎な雰囲気の駅。観光名所は霞ヶ浦、恋瀬川などの「高浜の釣り場」です。


【JR高浜駅 駅前ロータリー】
(動画)

【JR高浜駅 駅舎】
 駅前ロータリーは広いですが、活気はありません。バス停もあります。  ホームから見る駅舎とはまた違う印象を覚えます。


【アサザプロジェクトの看板】

【茨城百景の碑】
 「霞ヶ浦再生」をキーワードに、地域、企業、行政、NPO団体が一緒になって活動。  「高浜の釣場」が茨城百景として認定されているようです。


 5分ほど歩くと恋瀬川に掛かる愛郷橋(あいきょうはし)がありますので渡ります。

 川沿いに歩くと「恋瀬川 恋づつみ」の標識。
 道はアスファルト舗装されていますが、ところどころ穴が開いていて水がたまっています。霞ヶ浦系の演出がされているわけではないので、目的である霞ヶ浦が見えるところまで進みます。しばらくすると、霞ヶ浦が全貌できるところまで来ました。

【愛郷橋】
 恋瀬川にかかる橋です。


【穴の開いたアスファルト】

【恋瀬川 桜づつみ】
 整備が行き届いていないのか、アスファルトはところどころ穴が開いています。  サイクリングコースにもなっているようです。


【恋瀬川が霞ヶ浦に合流】

【霞ケ浦が広がる】
 しばらく歩いていくと、恋瀬川が霞ヶ浦に広がっていきます。  しかし、霞ケ浦としてアピールする看板や建物が無いので、ちょっと寂しいです。

 霞ヶ浦と言っても、土浦入り潮来のように霞ヶ浦を演出する施設が無いので、つまらない人にはつまらないかも。一通り撮影してから、高浜駅に戻ります。



■さびしい土浦
 15時30分頃、土浦駅に到着。駅から続く高架デッキを歩き、ウララ横の階段から降ります。御輿などのイベントの時間でないためか、道路は歩行者天国になっていません。

 モール505から続く高架道路下には、祭りの御仮殿が設置されています。

 そのまま中央大通り商店街をまっすぐに歩きます。

【御仮殿】
 高架橋下に作られた「御仮殿」。お祭りの雰囲気が少しだけでてきました。

 桜橋のところで警備の人がいたので左折し歩いていくと、土浦まちかど蔵がありました。ああー、Webとかで見たことあったけど、土浦まちかど蔵ってここにあったんですね〜ってちょっと感動。これはこれで観光名所です。


【ポスター】

【土浦まちかど蔵】
 去年の「土浦八坂神社神輿巡幸」とは違うのかしら?  土浦の観光名所のひとつ、土浦まちかど蔵。


 少し歩くと賑わってきました。

 後から知ったことなのですが、ちょうどこの前の時間まで御輿は市内を巡業し、ここに戻ってきたのです。

 で、御輿は休憩時間。17時20分になったら再びイベントが始まるようなので、それまで時間をつぶさなければなりません。

【御輿 休憩】
 天候が良くないので、ビニルを掛けています。


【山口薬局】

【ここでも休憩】
 辺りをふらふらしていたら見つけました。たしか、山口薬局は地元の老舗のはず。  あちこち歩いていると、また御輿を見つけてしまいました。


 土浦駅周辺を歩きます。旧土浦京成百貨店跡地の駐車場は無人駐車場になっていました。青い建物の「パチンコ&スロット ドットデル」はテナント募集の看板。つぶれたようです。旧小網屋もあいかわらずベニヤでふさがれています。旧土浦東武ホテルも7時50分で時間が止まったままです。旧西友土浦店もベニヤ。見上げると雨が止んでいました。


【家庭文化用品の店 オレンジ】

【京成跡の駐車場】
 中央大通り商店街の中で、くすんだ雰囲気のあるお店。ずっとシャッターです。  以前は管理者のいる駐車場でしたが、無人化されていました。


【ドットデル】

【高架橋下の行灯】
 パチスロ屋さんもいつの間にか撤退。玉を出さずに、自分が出て行くとは・・・。  夜になれば、きれいに灯されることでしょう。


【土浦東武ホテル】

【小網屋前】
 相変わらず、7時50分をさしたままのホテル。  出店がベニヤ前を陣取って、営業準備をしています。


 モール505イベント広場ではバンドがコンサートを開いていました。

 関心をもって聴いている人もいれば、祭りの休憩で身を休めている人もいます。モール505がこんな使われ方をするのって、良いと思います。

 まだ時間があったので、携帯ショップ脇の自動販売機で茨城新聞常陽新聞を購入。ドトールでちょっとだけ休憩します。その後、イトーヨーカドーの本屋で雑誌を購入。まもなく時間になるので、先ほどの御輿があった場所に向かいました。

【イベント広場】
 コンサートの内容とかではなく、こういう使われ方をすることに好感が持てます。



■土浦祇園祭
 土浦まちかど蔵の前では、太鼓を乗せた山車女御輿大御輿が続いています。まだ調整中のようで、台座を置いて御輿を休ませています。これらを率いているのは礎会(いしずえかい)だそうです。

 出発前に柏木をひとつ。気合が入ります。
 大通り前に山車女御輿大御輿が集結。出発のあいさつが行なわれました。

【動き出す祭り】
 子供たちが太鼓を乗せた車を押し始めました。


【女御輿】

【柏木を打つ】
 女御輿も動き始めました。  お清めの意味があるのでしょう。


【力強い大御輿】

【大御輿に柏木】
 パワーと声で圧倒的です。  逆光をわざと狙った撮影です。



【桜橋の十字路にて】

【大御所たちの記念撮影】
 出発の挨拶が行なわれます。  御輿の前を歩くかたがたです。


 八坂神社奉賛会大御所を先頭に、土浦駅方面に進み始めます。

 ところどころでお店に数人の男たちがあいさつに行きます。これはお金を納めたスポンサーにお礼参りをしているそうなのです。気合が入っていてかっこいい〜(^^)。

【スポンサーへのお礼回り】
 スポンサーへ三本締めでお礼参りをしています。


【御輿を抑える】

【土浦駅方面に向かう】
 御輿の進行を抑え、進み具合を調整しているようです。  駅前方面に御輿は進んでいきます。


 高架下まで来ると、山車が集合しています。山車桜町一丁目桜町二丁目桜町三丁目桜町四丁目と4基あります。特に一丁目獅子舞がついた山車は面白いです。スポンサーのお店にあいさつ回りするところが良さげ。二丁目「将門(まさかど)囃子杜中」という狐の踊りを披露しています(途中でおかめの踊りもありました)。三丁目「大和囃子杜中」というひょっとこの踊り。四丁目「新川囃子新友組」でおかめが踊りを繰り広げています。


【桜町三丁目】

【桜町二丁目】


【桜町四丁目】

【桜町一丁目】



【獅子が舞う】

【赤狐】
 桜町一丁目の獅子。スポンサーへのあいさつ回りで、舞ってくれます。  桜町二丁目の赤狐。踊りがシャープでかっこいいです(^^)。


【ひょっとこ】

【御仮殿へあいさつ】
 桜町三丁目のひょっとこが目線をくれましたので、UPします(^^;)。  男たちが御仮殿へ挨拶に回っています。


 これら2基の御輿と、4基の山車が駅前大通を進み、ウララの広場に集結します。しばらくばらばらに魅せていましたが、ステージであいさつが始まると一時休止。

 あいさつが終わると御輿と山車の競演が始まりました。祭りは一気に盛り上がります。

【山車を眺める子供】
 いつの日か、この祭りに参加する日が来ることでしょう。


【ステージで祭りの挨拶】

【一気に盛り上がる】
 挨拶終了とともに競演を始めてください、とのスピーチです。  すべての山車が祭囃子で盛り上がります。踊り狂う獅子、狐、ひょっとこなど、祭りはヒートアップです。(写真をクリックすると、競演の雰囲気が味わえます(2.63MB))


 こうして茨城土浦の夏が始まります。
 この後、御仮殿に移動し、祭りが終わっていくのですが、時間が無くなってきたのでここで帰ることにしました。

 祭りはヒートアップしていくのに、まだちょっと肌寒い、梅雨寒な土浦です。

【祭りを後に・・・】
 時間がなくなってきたので、帰ることに。まだまだ祭りは盛り上がっています。


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更新日 2004/11/28
2003年12月22日 UP

関連リンク
土浦キララまつり2003(初日)(20030802)
第22回 うしくかっぱ祭り(2日目)(20030727)
第22回 うしくかっぱ祭り(初日)(20030726)

平成17年度 土浦祇園祭 土浦八坂神社神輿巡幸(20050723)
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【サイト紹介】1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された、『国際科学技術博覧会(通称・科学万博−つくば’85)』〔EXPO’85〕や、茨城県県南地方(土浦市・つくば市)のイベント、JR常磐線(旧トンネル)、廃線となってしまった筑波鉄道(つくばりんりんロード)を中心に繰り広げる、「いばらき だいすき」なサイトです。

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