ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
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■ 第54回 水郷潮来あやめ祭り大会 ■
潮来市(鹿行) : 2005年6月19日(日)取材

 2005年6月18日、19日の2日間、茨城県潮来市と水戸市への旅に出かけました。その2日目。
 水戸駅から大洗鹿島線に乗車し、鹿島神宮駅。JR鹿島線で潮来駅に到着します。潮来前川あやめ園で満開のあやめを堪能。イベントの「嫁入り舟」は、本物のお嫁さんのお嫁入りを拝見することができます。
 霞ヶ浦と言えばワカサギ(^^)b。ワカサギの天ぷら定食に舌鼓を打った後は、レンタル自転車で潮来市の名所を回ります。長勝寺、稲荷山公園、権現山公園とめぐって行きます。
 夜越川では2年ぶりに白鳥と再会(?)します。産毛の子ども白鳥も4羽いて、心がなごみます。
 あやめ祭り最後を締めるのは、ジェットホイルつくば号で土浦港へ帰ること。今年も黒田船長は健在でした(^^)。

 いーたーこ花嫁さん〜 いーたーこ花嫁さんが〜 ふぅ〜ねぇでぇ〜行くぅ }(^o^)
 と、2日連続して書き出しが同じな(^^;)1泊2日の「茨城あやめ・あじさいの旅(仮)」の2日目。初日は霞ヶ浦 土浦港にてジェットホイルつくばに乗ることができず、急遽、2日目に行く予定だった水戸訪問を繰り上げ変更しました。2日目の今日こそ、潮来あやめを堪能するのです〜(><)9゛。


■鹿島電鉄で水戸から潮来に向かう
 6時過ぎに起床。東横イン水戸南口のシングルルームで目を覚まします。
 6時15分からフジテレビ(CX系)で、「おはよう茨城」が始まります。今週のレポーターは林家まる子姫まる子姫は今日も元気だ。先日、潮来「第56回全国植樹祭」が行なわれ、天皇陛下潮来に来市されました。おは茨ではその時の模様を放送しています。

 水戸駅を出発する鹿島臨海鉄道が7時39分発。7時20分にはホテルをチェックアウトし、水戸駅に向かいたいところです。

 7時から1階ロビー無料朝食サービスが始まります。無料朝食のおにぎりを5個いただき、チェックアウト。水戸駅を目指します。

【東横インの無料朝食】
 写真は盛り付けの一例です。


【汚らしいゴミ集積場】
 東横イン 水戸南口店近くのゴミ集積場はいつ通っても汚らしい(==)。

【車両置き場にE531系】
 今夏(2005年)に導入される新型車両E531系が停まっています。水戸駅にて。


 水戸駅みどりの窓口で、鹿島臨海鉄道経由の潮来駅行きの乗車券を購入します。1580円。
 改札を抜け、8番線ホームに下ります。

 時刻はまだ7時30分前。空いている2両編成のディーゼル車両内のボックス席を確保し、キヨスク茨城新聞を購入。気動車の撮影も行ないます(^^)。まだ車内ががらがらだったので、車内の撮影も行ないます。

【乗車券】
 水戸駅から鹿島神宮駅を経由し、潮来駅に行くための乗車券です。


【大洗鹿島線は8番線】
 私鉄路線である大洗鹿島線は、水戸駅ホームの中で一番端にあります。

【気動車】
 エンジンをぶるぶるいわせて出発の時を待っています。


【大洗鹿島線 車両内部】
 2両編成の気動車。JR水戸駅とJR鹿島神宮駅をつなぐ路線です。ダイヤがゆるいのと、気動車の速度が遅いため、いかにも地方路線な感じがします。


【大洗マリンタワー】
 大洗駅近くにて。遠くに見えるは、大洗マリンタワーです。

【鹿島サッカースタジアム】
 鹿島サッカースタジアムが見えてくると、もう少しで終点鹿島神宮駅に到着です。


 出発した気動車は、8時50分過ぎ鹿島神宮駅に到着します。
 ホームの反対側には青と白の113系、成田駅行きの鹿島線がスタンバイしています。

 発車は9時14分。まだ20分以上時間があるので、改札外のキヨスクで買い物をします。

【鹿島神宮駅 駅看板】
 ここでJR鹿島線に乗り換えます。


【鹿島神宮駅 改札】
 suicaに対応しない、鉄板式の有人改札。数十年前は首都圏でも見られました。

【JR鹿島線 113系】
 ボックスシートを完備した、旅情モード満点の車両です(^^)。


■JR潮来駅に到着
 鹿島神宮駅を出発した電車は10分ほどで2つ目の潮来駅に到着します。
 潮来に来るのはほぼ1年ぶりです(^^)。

 潮来駅前にある、潮来観光案内所に大きい荷物を預けます(300円)。レンタル自転車も借ります(1000円。返却時に500円戻ってきます)。

【「歓迎 潮来市」の看板】
 潮来駅の橋上ホームから降りていくと、改札前の壁面に「歓迎」の看板。


【レンタル自転車:KOUJINN号】
 潮来駅前の潮来観光案内所にて、自転車の貸し出しが行なわれています。

【「ようこそ 水の郷 潮来へ」】
 潮来駅前のロータリーに作られているモニュメント。昔ながらって感じです。


■前川あやめ園であやめを堪能する
 10時30分から「嫁入り舟」が始まりますので、それまで前川あやめ園あやめの撮影などにいそしみます(^^)。
 過去に2回ほどあやめを観に来ましたが、これほどあやめが咲き乱れているのは、今回が一番よろしいですな〜(^O^)。

【前川あやめ園に向かう】
 自転車ならば、スイーっと1分程度で到着してしまう距離です。


【前川あやめ園】
 潮来駅から最もアクセスしやすいあやめ園。例年に無く、あやめの咲き具合がよろしいですな〜(^O^)。

 あやめ祭りなのに、
あやめの写真が少ないと、

いつも怒られてしまうので、
あやめの写真をたっぷりとどうぞ(^O^)。


【あやめ満開モード】
 あやめをきれいに観るためには、午前中の訪問が絶対条件です。


【あやめとみつばち】
 満開なあやめには、おいしい蜜がたくさん出ているのでしょう(*^^*)。

【「水郷筑波国定公園」の看板】
 前川あやめ園の敷地のど真ん中に、「水郷筑波国定公園」の看板があります。


■水郷潮来あやめ祭りの風景
 あやめ園では、係りの方枯れたあやめの花びらなどを清掃しています。管理が行き届いているので、あやめ園自体の価値が高まるのです(−−)ウンウン。

 あやめガールズの撮影も行なわれています。
 水の中から現れたがまがえるが、道端にちょこんと座っています。撮影し終わるのを見計らって、ぴょんぴょんぴょんと飛び跳ねて、水の中に飛び込みました。“蛙飛び込む水の音”ですね(^^)。

 園内の通路を歩く、潮来の伊太郎。観光ボランティアの方のようです。

【清掃する あやめ娘】
 枯れたあやめの花びらなどを取り除くなど、きれいなあやめ園を作り上げています。


【撮影するのを撮影する】
 あやめガールズ(あやめ娘)を撮影する姿を撮影します。若いって良いことだ。

【がまがえる】
 撮影し終わった後に、がまがえるはぴょんぴょんぴょんと飛び跳ね、水の中に。


【あやめ娘を盗撮する】
 目線をもらわないほうが、良い表情を捉えられることもある例です(^^;)。

【潮来の伊太郎】
 観光ボランティアによる演出です。腰に「ボランティア」のワッペンを着けています。


■潮来花嫁さん(嫁入り舟)
 10時30分。道路の向こう側が騒がしくなってきました。例年通りであれば、花嫁さんが登場してくるはず。人垣の中から花嫁さんが現れました(^^)♪。

 なお、本日に限っては、嫁入り舟が3回行なわれます。10時30分と11時30分と、13時。この「10時30分の花嫁さん」だけが、本物の花嫁さんとのことw(゜O゜)wオー。

 緊張の新郎と、おしとやかな花嫁さん

【花嫁さん入場】
 “本物”のお嫁さんが入場してまいりました。


【嫁入り舟】
 あやめ園の中央にある通りを歩いて行きます。新郎は緊張気味。


【落ち着いたお嫁さん】
 こういう時は女性のほうが腰が据わるのかもしれませんね〜(−−)。

【古代ハス】
 古代ハスも今が見ごろのようです。

 真ん中の通路を歩き、いよいよ手漕ぎ舟に乗り、「ぎっちらぎっちら」です。
 先回りして、撮影をしていきます。


【ぎっちらぎっちら】
 嫁入り舟はエンジンを使わず、手漕ぎの舟。

【もうすぐ常陸利根川】
 例年は左回りですが、右に曲がります。

 去年だと、前川を出ると左手の船着場に向かっていましたが、今年の本物の花嫁さんは右手に周りました。
 かなり、ぎっちら、ぎっちら〜です。霞ヶ浦まで行ってしまうのか!?(@@)と思いましたが、舟を岸に着けお嫁さんが下舟します。
 お嫁さんを待つ緊張した新郎と、カメラさん。そして私(^^;)。


【舟は進んでいきます】
 接岸する気配もなく、進んでいきます。

【追いかける】
 こうなったら、接岸を見届けます(><)。


【音楽が流される】
 花嫁さんが接岸する場所で「潮来花嫁さん」が流されます。富士屋ホテルの演出です。

【お嫁さんが来る】
 お嫁さんを待つ、心配そうな花婿さんとカメラマンと、私(^^;)。


【嫁入り舟接岸】
 長旅でした(==;)。

【一安心】
 無事に到着し、花婿さんも一安心です。

 関係者共々と富士屋ホテル開花亭送迎バスに乗って行ってしまいました・・・(^^)ノ~~~~。


【おめでとうございます】
 どうぞお幸せに〜~~~\(^O^)/~~~。

【富士屋ホテルのバス】
 送迎車やバスで関係者はホテルに移動。


■帰りのジェットホイル乗船券を購入
 茨城新聞社100周年のモニュメント。


【関戸覚蔵先生顕彰碑】
 自由民権運動の関戸覚蔵の碑があります。

【茨城新聞創刊100周年 碑】
 「汚すまい 未来へ伝わる清き水」。

 十二橋めぐり案内事務所「ジェットホイルつくば」土浦行きのチケットを購入します。2000円(大人)。


【名所十二橋めぐり案内事務所】
 こちらでジェットホイルつくばの乗船券を購入することができます。

【乗船券】
 潮来港から土浦港に行く便の乗船券です。片道2000円(大人)。


■霞ヶ浦名物「ワカサギ定食」をいただく
 時刻は11時30分。
 少し早いですが、お昼をいただくことにします。今年は「いたこ丸」さんにします。

 2階に案内され、ワカサギ定食(900円)を注文。しばらくして、ワカサギ定食がきました。
 おいしかったので、満足します(^^)。

【いたこ丸】
 潮来の地域料理がいただけます。


【ワカサギ定食】
 霞ヶ浦で収穫されたであろうワカサギのフライがおかずになった定食です。


■長勝寺
 本日の目標である、長勝寺に向かいます。

 「茨城百景 水郷潮来」は包括風景で長勝寺が含まれています。長勝寺は先ほどの前川あやめ園から徒歩で行くことのできる、近場です。観光案内マップGPSで方向を確認しながら進むと、長勝寺の門が現れました。

 山門をくぐると、木々に包まれたずっと長い参拝道。

 まっすぐ進むと、仏殿が目の前に現れます。

【長勝寺 門】
 前川あやめ園から歩いても来れる距離。


【長勝寺 山門】
 入口の門から歩いていくと、少し立派な山門が現れます。

【長い参拝道】
 木々に包まれて参拝道が続きます。


【長勝寺 仏殿】
 文治元年(1185)源頼朝が武運長久を祈って創建した臨済宗の寺。元禄年間に徳川光圀が再興しました。茨城県指定文化財。


 屋根は萱葺きでしょうか。上方向に長い屋根が印象的。棟木部分に紋が3つ光っています。

 境内にはこんもりと「文治梅」と呼ばれる梅の木があります。芭蕉の句が書かれた碑もあります。
 右手に見える鐘は北条高時の寄進によるもの。
 境内の中と、お墓の中で茨城百景碑を探しますが見つかりません・・・。

 あまり粘っても仕方がありませんので、移動することにします。

【文治梅(ぶんじばい)】
 この梅の木は、源頼朝が寺を建てる時に、自ら植えたものと言われています。


【銅鐘】
 鎌倉幕府十四台執権の北条時高の寄進による銅鐘。国指定文化財。

【墓石】
 茨城百景碑を探すために、隣接する墓地内も探しましたが見つかりません・・・。


■権現山公園と茨城百景「水郷潮来」
 ガイドマップにある通りに国道51号に出ることにします。駐車場には「水郷潮来観光マップ」の看板。

 少しきつい坂道を、自転車を立ちこぎで上っていきます。すると、左手の森に「水郷筑波国定公園稲荷山」の木の表示板を見つけます。どうやらここは稲荷山公園と呼ばれている場所のようです。
 入口左手にいるワンちゃんを眺めながら、公園の中に入っていきます。

【「水郷潮来観光マップ」】
 長禅寺に隣接する駐車場に、観光マップが設けられています。


【国道51号沿いを進む】
 少し坂になっている道を自転車で立ちこぎで上っていきます(><)。

【「稲荷山公園」の看板】
 「いばらき森林浴の道100選」に選ばれている公園のようです。


 公園に入るとすぐに、鳥居が現れます。
 少し中に入っていくと、拝殿神殿が見えますが、すぐに攻略するのはもったいないので(^^;)、一度引き返します。
 鳥居のところまで戻ります。鳥居の外には、先ほどのワンちゃんが座って待っています。「鳥居の中に入ってはいけない」というのが、ワンちゃんにも分かるのかしら(´・ω・`)?。


【公園内の鳥居】
 公園内にはいくつか道があり、この鳥居のある道が本道のようです。

【ワンちゃん】
 こちらが鳥居をくぐって中に入ると、ワンちゃんは鳥居の外で座って待ちます。


 鳥居の右手にある道を進んで行きます。すると展望台のようなコンクリートの建造物があり、視界が開けます。なにげなく左を見ると、野口雨情の詩碑があります。そして、「茨城百景水郷潮来」の碑(^O^)。

 この稲荷山公園高台にあり、潮来駅方面が良く見渡せます。昨年宿泊した、ビジネスホテルステーション潮来が見えます。
 公園内には、稲荷神社祭神宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。五穀豊穣、商売繁盛、家内安全などの神とされています。1763年4月に京都伏見稲荷神社の御分霊を迎えています。

【展望台】
 小高い展望台が設置されています。


【野口雨情 船頭小唄の碑】
 野口雨情の「船頭小唄」の一節「おれは川原の枯れすすき 同じおまえも枯れすすき・・・」を、時雨音羽(しぐれおとわ)の筆跡で刻んだ詩碑。


【茨城百景 水郷潮来】
 なかなか見つからなかった茨城百景「水郷潮来」は、あやめ園や常陸利根川沿いではなく、稲荷山公園の中にありました・・・。見つからないはずです・・・(==)。


【稲荷神社】
 祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。

【参拝道】
 この階段を下りていくと、長禅寺につながっています。自転車なので遠回りで訪問しました。


【稲荷山公園からの眺め その1】
 昨年お世話になった、潮来ステーションホテルが見えます。

【稲荷山公園からの眺め その2】
 中層の建物があるので見づらいですが、常陸利根川が見えます。


■潮来、牛堀を爆走する
 再び、国道51号線を北上していくことに。車が頻繁に横を、ブーン、ブーンと通り過ぎていくのが、少し怖い(´=ω=`)ブルブル。右手に「あやめの里」と書かれた塔が見えます。前から気になっていたこの塔は、潮来市の浄水塔のようです。温泉か何かかと思っていました(^^;)。

 ガンガン国道51号を進み、夜越川を渡ります。

【あやめの里】
 遠くからでも見える「あやめの里」の正体は、浄水場でした。。

 道なりに進み、牛堀バイパス県道5号を南下するように戻っていくと、左手に勾配のある山道があることに気がつきます。

 ビビビ、と来たので、山道を上っていくことにします。ここにも「水郷筑波国定公園特別地域」の案内板。交通標識に「権現山公園の花木と眺望 北斎公園周遊コース」茶色い案内パネルが取り付けられているのに気がつきます。もしかしたら、ここも眺めがよさそうだし、百景碑があるかもしれないな〜と希望が湧いてきます(^m^)。
 右手に緑色の貨物車両。こんな、山道にどうやって運んできたのかしら(??)。

【牛堀バイパス】
 道沿いに自転車を進めると、元の潮来駅方面に戻ることができますので戻ります。


【細い坂道にビビビと来る】
 旅人のアンテナがビビビと来た、細い坂道に入っていくことにします。

【水郷筑波国定公園特別地域】
 「国定公園」は環境庁管理の下、運営される公園です。勝手な開発は禁止です。


【案内パネル】
 「権現山公園の花木と眺望 北斎公園周遊コース」に潮来市が認定。

【貨物車両】
 こんな大きいものを、どうやってここまで運んできたのかしら(´・ω・`)?。


■牛堀町権現山公園と茨城百景「水郷牛堀」
 「牛堀町権現山公園」案内板があるところまで上って来ました(^^;)アセビッショリ。
 散歩コースみたいな歩道がありますので、自転車で入って行きます。前方に視界が開け、眺めがいいな〜って思っていたら、左手に「茨城百景 水郷牛堀」があります!(^^)v。しかし、この百景碑、これまで見てきたものとは明らかに意匠が異なり、違和感を覚えます。まず、彫られている文字が「茨城百景入選記念碑」となっています。裏側を確認すると、「昭和60年4月建立」の文字。茨城百景は昭和25年に制定されたもので、今まで見てきた茨城百景碑のほとんどが昭和25年に建立されてきました。この「水郷牛堀」碑は最近(と言っても20年前ですが)作られたもののようです。時の牛堀町長・牛堀観光協会長鳶和雄氏茨城百景の価値に気付き、を設置したと考えられそうです。いずれにせよ、こうしてを設置したというのはすばらしいことですし、もっとアピールしてよいものではないでしょうか!?(><)9゛。
 我が土浦茨城百景に4つほど認定されているにもかかわらず、都心に近いこともあり区画整理整備のため街並みが大きく変わりました。その流れで昭和25年に建てられた茨城百景碑は破棄されてしまったようで、ひとつも見つかりません(TT)。
 牛堀町(現・潮来市牛堀)の努力に感激しつつ、移動します。


【権現山公園の看板】
 権現山と呼ばれているだけあり、ここは山です。眺めは良いはず。。

【ウォーキングロード】
 歩道も整備されていますね〜と感心していたら・・・(↓)。


【茨城百景 水郷牛堀】
 まさかと思いましたが、権現山公園内に茨城百景碑を見つけてしまいました(@@)。ビビビと直感を感じなければ、なかなか見つからない場所です。。


■水郷北斎公園
 権現山を降り、県道5号線を少し南下すると「水郷北斎公園」を右手に発見。入っていくと、常陸利根川。そして広場。ああー、ここは2年前?に来たことのある場所ですねー(^^)。ここは公園だったですかー。


【水郷北斎公園の碑】
 以前に来たことがある公園。

【常陸利根川沿い】
 公園と言う認識はありませんでした。


■三熊野神社
 水郷北斎公園から県道5号線を反対側にまたぎます。すると、「三熊野神社」

 手水屋(ちょうず)と呼ばれる手洗い場も設けられ、目の前の参拝道の階段上には拝殿があります。横から回り込むと、拝殿の裏手にはきちんと神殿があるのが確認できます。拝殿の扉が開いているのは不気味ですが、きちんと神社の形態を保っています。
 2つの狛犬は、誰かのいたずらなのか、顔が半分欠けています・・・(−−)。

【三熊野神社】
 全体的に設備が老朽化しています。


【防水処理をされている神殿】
 雨漏り対策も十分にされています。

【顔の欠けた狛犬】
 いたずらだとしたら、いけない事です。。


■潮来市立図書館(仮)
 道なりに進んでいくと、工事現場。
 ここに「潮来市立図書館(仮)」が建てられるようです。建築主は潮来市長今泉和氏


【潮来市立図書館(仮)建設中】
 旧・牛堀小学校の建物を生かす形で、増改築して図書館をつくる予定。

【完成予想図】
 旧・潮来町と旧・牛堀町の合併記念行事で計画されたのが図書館でした。


■潮来市役所 牛堀出張所
 県道5号線に戻ると、すぐ右手に潮来市役所 牛堀出張所を眺めます。

 駐車場には、見覚えのある車両が。去年のあやめまつり嫁入り舟の際に、花嫁さんを乗せていった潮来市の車と似ています(^^;)。

 牛堀出張所の建物の壁には先ほどの、「権現山公園の花木と眺望北斎公園周遊コース」の案内マップが掲げられています。なかなか良い企画に満足です(^^)。

【潮来市役所 牛堀出張所】
 潮来市に合併した今、牛堀町役場は牛堀出張所扱いになりました。


【去年、花嫁さんを乗せた車?】
 しかし、ナンバープレートが異なるため、この車でないことが分かりました・・・。

【案内マップ】
 牛堀出張所の壁面に、「権現山公園の花木と眺望北斎公園周遊コース」の地図。


■旧・・牛堀町のシャッター店舗
 シャッター商店街の続く、旧・牛堀町の商店街を南下していきます。
 旧・牛堀町商工会館などもありますが、休日とは言え何かこう、元気が無いように感じられます・・・(´・ω・`)。

【旧・牛堀町商工会館】
 休日とはいえ、心の中で元気が無いように感じられます・・・(´・ω・`)。


【デイリーヤマザキ】
 シャッターなお店になっています。地方のデイリーヤマザキはシャッター率高し。

【完全なシャッター店舗】
 雰囲気から察するに、酒屋か雑貨品を扱う店舗だったのでしょうか。。


■夜越川の白鳥に再会
 夜越川2年前に、この近辺で白鳥が餌付けされていました。もしかしたら白鳥にあえるかも〜(^o^)。と思い、辺りを確認していると、一羽の白鳥♪(^^)。新東栄橋から撮影します。

 白鳥は岸辺の草を突っついて、もぐもぐと藻?を食べています。すいすい泳いでいるのを目で追っていくと、遠くにも白鳥(@@)カワイイ!。

 自転車を走らせると、どうやらつがいの白鳥のようです。さらに、4羽の産毛の子供白鳥ちゃん?(@@)ハアハアモッテカエリタイ。子供白鳥ちゃんは、「クゥークゥー」と、とてつもなくかわいい泣き声を発しています(@@)カーワーイーイー♪。

【夜越川】
 2年前に常陸利根川に合流する部分で、餌付けされている白鳥を確認しています。


【岸辺の草をつついている】
 白鳥が岸辺の草をつついて、食事をしています。もぐもぐと藻を食べています。

【4羽の子供白鳥と合流】
 白鳥を追いかけると、4羽の産毛の子ども白鳥ちゃんと合流しました。


【夜越川の白鳥親子】
 親鳥2羽と、子供白鳥4羽の家族です。子供白鳥ちゃんはまだ産毛で、時たま「クゥークゥー」と鳴きます(*^^*)。※写真は親鳥1羽と子ども4羽のみとなっています。

 しばらくつがいの白鳥と、4羽の子供白鳥ちゃんを眺めていて、時間を忘れてしまいます・・・。
 土浦港(土浦入り)に行くジェットホイルの時間もあるので、潮来駅まで自転車を走らせます。


■ジェットホイルつくば号で土浦港に帰る
 当初の予定通り、自転車を返却。
 潮来あやめ園の中を歩き、ジェットホイル乗り場に向かいます。
 ジェットホイルの出発時間は15時30分。
 今の時刻は15時10分過ぎ。常陸利根川に出ると、遠くにジェットホイルつくば潮来港に入船してくるのが見えます。

 500円をお支払いし、ジェットホイルつくば2階のVIP席に案内していただきます。目の前に船長黒田さん。今年もお世話になります(^^)。

【ジェットホイルつくば入港】
 自転車を返却し、潮来港にてジェットホイルつくばの入港を待ちます。


【VIPルーム券】
 ジェットホイルつくば号2階のVIP席に座ることのできる特等席です。

【黒田船長】
 今年もお世話になります。今年も船長の生の船内アナウンスに期待します(^^)。


 ジェットホイルつくばは定刻どおり、15時30分に潮来港を出発します。
 ・霧が発生しているが、雨の心配はなさそう。
 ・潮来大橋をくぐります。2本の橋。
 ・左は土浦東京間。常陸利根川橋をくぐります。広い霞ヶ浦に出ます。
 ・右手は麻生町。
 ・帆曳き船3艘のうち、1艘が待ってくれています。麻生町漁業組合。手を振っています。
 ・ずっと先に出島村がある(今はかすみがうら市)。
 ・磯前(とざき?)の高台に「はか?」という地名があり、折本さんが明治17年に帆引き船を作成した。
 ・明治17年から昭和40年ころまで帆引き船が運航されていた。
 ・霞ヶ浦の皆が、帆引き船を作り、霞ヶ浦は向こう岸が見えないほど帆引き船であふれた。
 ・芸術的にも大変優れ、ヨーロッパでの万国博覧会に、縮尺して展示されることになった。
 ・自衛隊百里基地。緊急発進で上空を飛びます。
 ・左の入り江は古渡(ふっと)。その奥に江戸崎町。
 ・江戸へ商品を送っていた頃、その名をとり、江戸崎町という名前になった。


【潮来よさらば】
 ジェットホイルつくば号は潮来港を離れ、土浦を目指して出発します。

【水上スキー沈没】
 ジェットホイルが急停車します。水上スキーヤーが転覆し、除けるためでした。。


 あやめ祭りからの帰りのジェットホイル乗船。
 帰るための船であったこともあったのでしょうか。黒田船長もトークを控えめにしていたように感じられ、もっともっと話を聞きたいなーと思ってしまいました。
 まもなく土浦港
 遠くにウララビル京成マリーナ水郷公園の塔が見えてきます・・・。


【帆曳き船】
 ジェットホイルつくば号最終便のために待っていてくださった、麻生町漁業組合の皆さん。

【土浦港に到着】
 長いようで短かったジェットホイルの旅も、あっという間に終わってしまいます。


 ジェットホイルつくば土浦港船着場に到着。
 下船する時に、黒田船長「ありがとうございました」とお礼を言って、船を下ります。
 待合所を見てびっくり。去年まではタイヤだとか、バッテリーだとかが散乱して、お世辞にもきれいといえなかった待合所が、きれいさっぱり清掃されていました(^^)。これで、安心してオススメできる、霞ヶ浦の観光名所に生まれ変わりました。


【ジェットホイルつくば号 土浦港待合所】
 きれいに清掃され、気持ちよく利用ができる待合所になりました。これなら何度も来たくなりますよね!(^^)b。


【水天宮】
 天保11年(1840)久留米の水天宮の分霊を祀りました。祭神は安徳天皇など。

【碇のモニュメント】
 水を祀るだけあって、境内には「碇」のモニュメントが置かれています。


■土浦駅周辺の風景
 川口川閘門を潜り抜け、モール505

 駅前に出て土浦東武ホテル(閉鎖)前を歩きます。小網屋跡地が駐車場の経営を止め、土地を何かに転用しようとしているのを確認。モール505沿いを歩き、西友土浦店跡を眺めます。

【土浦東武ホテル(閉店)】
 長らく放置されています。学習塾とか老人ホームが入るウワサがありましたが。。


【小網屋 跡地】
 土浦市商業のシンボルのひとつ小網屋は、2004年5月に解体、更地に。

【西友土浦店 跡地】
 西友1号店であった西友土浦店は、2005年4月に解体、更地となりました。

 時刻は17時30分近く。
 まだ夕飯に早いですが、お腹が空いてきたのでイトーヨーカドーに入り、へんこつピリ辛うどんをいただきます。辛くておいしい〜(☆▽☆)クセニナルアジ。
 本屋の共栄堂にて茨城のことについて取り上げられた書籍の販売が行なわれ、「茨城の自然100選」(筑波書林)と「ふるさと探訪」(筑波書林)を購入します。

 良い思い出と、書籍を購入できたことに満足。
 6月の日差しでひりひりと日焼けした腕をさすりながら、ペイデストリアンデッキを渡り、土浦駅に入ります。

【ピリ辛うどん】
 辛ウマです〜(☆O☆)。


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(この項おしまい)

 
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取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2005/10/06
2005年10月06日 UP

関連リンク
佐原の大祭(夏祭り)(20050717)
第53回 水郷潮来あやめ祭り大会(20040619)
潮来(いたこ)〜あやめ祭り2003(20030622)


 
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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