ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 潮来(いたこ)〜霞ヶ浦編 ■
2003年3月8日(土)取材

 9時50分の電車に乗るべく早起きをしようとしたら、寝坊。
 潮来駅までの乗り換えがスムーズにできる、10時30分過ぎの電車に乗ることします。

 最寄り駅で「18きっぷ」の2回目にハンコを押してもらい、ちょうど入ってきた電車に飛び乗ります。進行方向左手のドアに場所をとり、流れゆく景色を眺めます。
 乗換の新松戸駅に到着。常磐線ホームに下りていきます。

 数分で電車が入ってきましたので乗り込み、我孫子駅まで。
 我孫子駅成田線に乗り換えます。
 成田線ロングシート。立ち乗り客が出ず、座席も余っている程度の乗車率で、快適です。ここにきて寝不足がたたり、うつらうつらしながら成田駅まで行きます。

【JR成田駅】
 国際便が出入りする成田空港接続駅なのに、地味な雰囲気のするホームです。 
 
 12時を少し回ったところで成田駅に到着。
 潮来方面の佐原駅行きの電車(これも成田線)出発まで20分ほどあります。時間がちょうどよいので、昼食にしましょう。18きっぷを見せて改札を出まして、駅そばにてカレーライスを食します。ご飯が硬め、カレーがちょい辛で、私好み。

 カレーライスをたいらげ、駅のコンビニで飲み物を買い込み、再び改札の中に入っていきます。

【カレーライス】
 いかにもレトルトなのですが、こういうところで食べるとまたおいしいものです。

 先ほどまで電車内はがらがらでしたが、何人か乗客が乗り込んでいます。

 ボックス席の空きを見つけたので、陣取ります。やっぱりボックス席に限りますなー。

 30分ほどで佐原駅3番線に到着。0番線ホームに乗り換えの鹿島線の電車が待っています。乗り換えの時間があまりないようなので、ちょっと駆け足。
 鹿島線でもボックス席を陣取ることに成功です!。

【先ほどまで】
 空いていた車内も、出発前にはある程度の乗車率になりました。 

【佐原駅】
 ここで鹿島線に乗り換えます。前回は乗り換えに失敗しましたが、今回は大丈夫でした。
【香取駅】
 貨物車両を利用した駅舎。通学生が利用するらしく、乗り降りの多い駅です。

 佐原駅から3つ目が、潮来駅です。

 13時23分、潮来駅に到着。
 潮来は2度目になりますが、前回は乗り換えや時間のとり方に失敗して、夜の到着でした。ですので、昼の時間に来たのは今回が初めてになります。

 改札を抜けると、右手に駅前ロータリーが広がります。「ようこそ潮来へ」の大きな看板もあります。さすが観光地ですね〜。前回は何を思ったか、この「ようこそ潮来へ」の看板を見ておきながら、反対方向に歩き始めてしまい、道に迷い自滅しました・・・。今回こそ、霞ヶ浦を拝んでやります!!!!。

【潮来駅】
 駅前スペースには「ようこそ 水の郷 潮来へ」の看板があります。


 潮来もまた、車社会のようです。駅前には国道101号が走っています。その国道を道なりに歩くとがあり、が架かっています。そこにも「ようこそ水郷潮来へ」の看板が設置されています。

 その川は前川といい、あやめ園のひとつです。
 川をよく見ると、がたくさん設置されています。まだあやめの季節でないためか、は営業をしていないものばかりです。

 あたりを撮影していると、男が近寄り「船安くしてやるよ」とぶっきらぼうに声をかけられました。客を捕まえて「〜してやるよ」とは何事かと思いましたが、適当にあしらいました。

【あやめ園まで100m】
 駅から数分の距離にあやめ園があるようです。

【前川に設置された看板】
 撮影をしていたら、男が近寄り「舟安くしてやるよ」と声をかけられました。言葉使いに接客の心構えがなさすぎ。
【前川につながれている船】
 手前の畑には6月頃あやめが咲くようです。その頃また来ましょう。


 遊覧船乗り場の看板を見つけたので、橋を渡り左折します。

 観光客はまったくいませんが、は営業をしているところもあります。実際、通りかかったら、「舟は要りますか?」と営業をかけられました。しかし、今回の訪問はに乗ることではないのです・・・。気持ちだけ受け取り、進んでいくと、常陸利根川が目の前に広がりました。ところで利根川と常陸利根川って違うのかな〜??。

【ジェットホイル乗り場】
 ここから、土浦入りまでジェットホイルが運行しています。6月のみの運行です。

【潮来あやめの碑】
 水門脇に設置。「水戸光圀が板久村を潮来村と改名した」と書かれています。
【舟】
 宴会用の舟も奥にあります。ひっそりとしています。

 常陸利根川霞ヶ浦方面に歩いていきます。
 宴会用の舟があったり、釣りをしている人がいたり。
 の右手には、旅館ホテルがたくさんあります。人気がしないのですが、経営は大丈夫なのか心配になります。あやめのころは繁盛するのでしょうけれど、今みたいな季節はどうしているのかしら?。
 潮来ふるさと館まで歩きましたが、霞ヶ浦には程遠いようです・・・。こりゃだめだと思い、一度潮来駅に戻ります。確か潮来駅前観光案内所レンタル自転車があったはずです。


 潮来駅前の観光案内所自転車を借ります。必要事項を記入し、1000円を渡します。自転車返却時に500円返してくれるので、実質500円で借りることができます。
 やっぱ自転車は最高ですなー。あっという間に、先ほどの潮来ふるさと館までたどり着きました。

 さらに自転車を進めていきますと、またにぶつかります。を渡るのですが、そのとき、白鳥を餌付けしている場面を見ることができました。へぇー、こんなところに、あんな大きな鳥がいるんですねー。自然動物だと思います。ほかにもカルガモと別の白鳥が一緒になって泳いでいるところも見られたし、少し感激♪。

【レンタル自転車】
 潮来駅前にて貸し出し。ママチャリですが、歩きよりは全然行動範囲が広がります。

【潮来ふるさと館】
 無料ザリガニつりができるそうです。が、ザリガニはいませんでした・・・。
【餌付けされてる白鳥】
 えさをもらっているうれしさを、羽を広げてアピールしているようです。


 北利根橋の下のトンネルをくぐり、あぜ道はいったん常陸利根川から離れていきます。再び常陸利根川に近づいていって、丘を登ると、そこにひろーーーい霞ヶ浦が広がりました。思わず「おー」と声を出してしまいました。

 いつも見ている土浦入り霞ヶ浦は地形上、こんなに広がって見えません。土浦入り霞ヶ浦のとんがった先のほうだから、狭く見えるのです。
 しかし、いま見ている光景は、怖いほど広いです。飲み込まれそうなほど広い霞ヶ浦。すごい・・・。

【霞ヶ浦湖岸広域案内図】
 霞ヶ浦を潮来川から見た案内図。まもなく霞ヶ浦全域が見えそうです。

作成中
【北利根川橋のトンネル】
 トンネルをくぐれば、霞ヶ浦が広がるはずです。
【霞ヶ浦/潮来方面】
 潮来方面からの霞ヶ浦。飲み込まれそうなほど雄大です。

 もう少し進むと、環境を取り戻すためのプロジェクト、「永山消波施設」を見ることができます。

 波の影響で削り取られた川岸を、自然の力で回復させようとする試みのようです。防波堤を築き、ヨシ原を保全し、アサザを自然発生させて育成する、というのが簡単な流れ。しかし、自然はすぐには回復しないでしょうから、時間をかけてのプロジェクトになろうかと思われます。

【永山消波施設】
 自然の力を有効に利用し、人の手で自然回復を願うプロジェクト。

【湖岸植生保全の取り組み】 【永山消波施設工事】


 潮来方面からの霞ヶ浦を見ることができたし、今回の目的は達成しました。
 潮来駅に戻ります。


 潮来駅自転車を返却。
 16時26分の鹿島線で成田駅まで戻り、成田線で我孫子駅、常磐線で柏駅に行きます。柏駅で降り、珍来餃子定食を食べました。


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更新日 2003/08/15
2003年03月24日 UP

関連リンク
潮来(いたこ)〜あやめ祭り2003(20030622)
潮来(いたこ)〜返り討ち編(20021103)
【サイト紹介】1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された、『国際科学技術博覧会(通称・科学万博−つくば’85)』〔EXPO’85〕や、茨城県県南地方(土浦市・つくば市)のイベント、JR常磐線(旧トンネル)、廃線となってしまった筑波鉄道(つくばりんりんロード)を中心に繰り広げる、「いばらき だいすき」なサイトです。

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