ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 長禅寺 ■
取手市(県南) : 2005年4月6日(水)取材

 2005年4月6日、取手方面に行く用事がありました。
 午後からフリータイム♪。

 今まであまりにも近くて訪問しづらかった、長禅寺に行くことにしました。
 茨城百景に指定されている長禅寺からは当時の景観を確認することは難しいものの、昭和25年当時であれば、さぞかし美しい眺めであったことは容易に想像できます。
 ミニ・ぶらり茨城の旅です。


 午後から取手駅
 13時過ぎに取手駅に到着です。

 午前中は野暮用があり、取手近くまで来ていました。午後からフリータイムなのです(^m^)。

 取手駅近くの長禅寺茨城百景碑があることを調査済み。場所もすでに確認しています。

 まだお昼を食べていなかったので、駅前の松屋にて牛定をいただきます。

【取手駅 駅舎東口】
 常磐線で利根川を越えた茨城県最初のJRの駅です。利根川の花火大会で有名。


■長禅寺への道
 から歩くこと5分。
 小さな商店街の終わりに長禅寺につながるであろう、階段を見つけました。


【「駅東口周辺案内図」】
 取手駅周辺の観光名所が確認できます。長禅寺が近いことを再確認。

【商店街を歩く】
 とりで利根川大花火会場方面につながる商店街の道を歩きます。

 階段を上りきると、がたくさんあります(@@)。どこに茨城百景碑があるのか見当がつかなかったので、しらみつぶしに調べていきます。 


【階段】
 長禅寺につながるであろう、階段を上っていきます。

【お墓】
 階段を上りきると、左手にはお墓がたくさんあります(−人−)。


【長禅寺のお地蔵さん】
 お墓の入口脇には、ぎっしりとお地蔵さんが置かれています。


■茨城百景 長禅寺
 お寺周辺から、お墓の敷地内まで探しましたが、茨城百景碑がありません(><)。
 山門につながる、大階段を見つけたので降りていくと、一番下の敷地(駐車場)に茨城百景碑を見つけました(^O^)。


【山門からの下り階段】
 茨城百景碑は敷地入口にあることも多いので、山門を降りてみることにします。

【山門を見上げる】
 階段途中に碑があったりしますが、茨城百景碑ではありません。


【茨城百景 長禅寺】
 長禅寺の正面に当たる参拝道(階段)脇の、駐車場の敷地にあります。写真でも分かるように、電気設備や電柱などが建てられており、雑然としています。。

 再び、長禅寺の境内に戻ります。


■長禅寺を巡る

【長禅寺】
 臨済宗の由緒ある寺。京都の妙心寺の末寺です。本尊は延命地蔵尊。

【長禅寺 三世堂】
 「三世堂」という名称は「現在・過去・未来の燦然仏を安置する」ことに由来。

 長禅寺は承平元年(931)に、平将門勅願所として創建したと伝えられています。創建当時は大鹿村(現在の取手競輪場近く)にあったそうですが、江戸時代初期に水戸街道が整備されて取手宿が形成されると、現在の場所に移転されました。

 小林一茶の句碑小川芋銭の景幕の碑などがあります。


【小川芋銭の景幕の碑】

【第八十八番大師堂】
 新四国相馬霊場めぐりの88番目。

 新四国相馬霊場八十八所は江戸時代、光音禅師四国八十八ヶ所霊場の土砂を相馬地区(二里四方)の寺社境内に埋め、勧請したと言われています。茨城県南西地域や千葉県側からのお年寄りの信仰は厚いようです。


 今回の目的は長禅寺のみ。
 あまり疲れを残さないうちに、帰宅することにします。



(この項おしまい)
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更新日 2005/07/15
2005年07月15日 UP

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【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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