ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 日立電鉄線 未乗車区間を埋め合わせる ■
常陸太田市、日立市(県北) : 2005年3月6日(日)取材

 2005年3月5日6日、1泊2日で水戸方面に旅に出ました。
 2日目の「吉田神社、弘道館」、「梅まつり2005」の続き。最終章です。

 水戸駅まで戻り、水郡線で常陸太田駅に向かいます。
 常陸太田駅で、日立電鉄線 常北太田駅に乗り換えます。
 日立電鉄線は今月(3月)いっぱいで廃線になってしまう路線です(TT)。
 「常北太田-大甕(JR乗換え駅)-鮎川」のうち、「大甕-鮎川」区間が未乗車でした。廃線になる前に“埋め合わせる”ため、日立電鉄線に乗車しに行ったのでした。


■常陸太田駅に向かう
 水戸駅水郡線気動車待ち。

 気動車に乗り、上菅谷駅に行きます。乗っている気動車郡山駅行きで、Yの字に分かれる、常陸太田駅には行かないのです。

 上菅谷駅に到着。いったん改札を抜け、駅舎駅前を撮影します。
 程なくして常陸太田駅行きの気動車が入線してきますので乗車します。

【水郡線 キハ110系】
 水戸駅2番線ホームにて。駅ビル「エクセル」グランドオープンのラッピングです。


【上菅谷駅】
 水郡線が枝分かれする駅。一方は盲腸駅の常陸太田駅に向かい、もう一方は常陸大子駅経由、郡山駅行きです。


【路線バス廃止】
 上菅谷駅と東海駅をつないでいた笠松線が、4月1日のダイヤ改正で廃止に。

【上菅谷駅 みどりの窓口】
 改札機能と併用型のみどりの窓口です。乗車券、特急券を購入することができます。


■日立電鉄線 常北太田駅
 常陸太田駅は3度目かも。
 一度目が日立電鉄に乗るために2004年の3月に訪問しています。2回目は竜神峡に行くため常陸太田駅に訪問しています。

 日立電鉄常北太田駅は少しばかり混んでいます。一日乗車きっぷを購入しようとするも、窓口でしか購入することができず、受付の女性の方がいっぱいいっぱいになっています。とりあえずきっぷと、キーホルダーを購入し、改札を抜け駅構内を歩きます。

 終発着駅である常北太田駅のホームには電車がいくつも待機しています。撮影するのに格好な場所です(^^)。

【日立電鉄線 常北太田駅】
 高架橋から常北太田駅を撮影。


【キーホルダー】
 1つ500円。大甕駅と久慈浜駅バージョンを購入します。

【1日フリー乗車券】
 土日祝祭日のみ販売される、フリーきっぷ。大人900円。


【日立電鉄線 常北太田駅改札】
 この風景もまた、今月いっぱいで見られなくなってしまうんですねー(TT)。


【2000系】
  2両編成の赤い車両。「思い出ギャラリー」として車内に展示物が貼られています。

【常北太田駅 看板】
 水戸光圀が晩年過ごした西山荘(せいざんそう)が観光名所のようです。重要文化財。


【3000系】
 旧車両の塗装を再現しています。

【日立電鉄株式会社のマーク】
 現在でも十分に通用するデザインです。


【常北太田駅ホームから進行方向を眺める】
 常北太田駅の島式ホームより、進行方向を眺めます。右手が駅舎。


【たくさんの日立電鉄ファン】
 人が写らないように撮影していましたが、本当はこのように人がいらっしゃいます。

【2番線より出発】
 2番線ホームから電車が出るようなので、乗り込みます。座れる程度の混み具合。

 しばらく撮影していると、2番線ホームに停車していた電車が発車するようです。16時33分、常北太田駅を出発。


■日立電鉄線の車内
 日立電鉄線車両営団地下鉄の車両を譲り受けて使用しています。
 車内の扇風機には、営団地下鉄のシンボルマークがついています。


【車内の様子】
 地元の学生さんが利用しています。

【扇風機】
 営団地下鉄のマークが見えます。


【「回数券の取り扱いについて」の案内】
 電車内には「回数券の取り扱いについて」の案内が貼られています。(2005年)3月31日までに申請しないと、未使用分は無効になるそうです。



■大甕駅
 だんだんと日が暮れていく中、JR線に接続している大甕駅に着きます。

 大甕駅では待合所を利用して、日立電鉄線グッズ販売が行なわれています。

 電車がまもなく出発してしまいます。グッズ販売の係りの方に伺うと、18時まで営業されているようです。なので、後で来ることにして電車に乗り込みます。

【大甕駅ホーム】
 電車は大甕駅でしばらく乗り継ぎ待ち。


【大甕駅 看板】
 日立電鉄線の看板は、どれも手書きで良い味を出しています。

【向こう側はJR線】
 日立電鉄線大甕駅の向こう側に、JR常磐線の大甕駅があります。


■日立電鉄線からの風景
 日立電鉄線大甕駅から鮎川駅に掛けては、初めての乗車になります。
 窓の外の景色を目に焼き付けます。


【水木駅 看板】
 大甕駅から一つ目の駅。

【単線線路が流れていく】
 後方の窓からは、線路が流れていきます。


■鮎川駅
 終点鮎川駅
 これで、日立電鉄線の未乗車区間は無くなりました(^O^)。

 ホーム駅看板を撮影。駅舎内を撮影し、を出て駅舎を撮影しようと時刻表を確認すると、あと1分で電車が折り返しで出発する時間です(TT)。
 駅舎を撮影することができず、泣く泣く電車に戻ります・・・。

【鮎川駅 島式ホーム】
 電車はこのまま折返し運転されます。


【鮎川駅 看板】
 終発着駅なので、隣駅はひとつだけです。

【鮎川駅 裏側】
 駅舎撮影する時間が無くなります(TT)。


■大甕駅で記念グッズを購入する
 17時30分過ぎ、電車大甕駅に到着します。
 荷物を持って電車を降ります。さきほど購入できなかった、日立電鉄グッズを買いに待合所に行きます。

 「日立電鉄の歩み」(300円)、「21世紀 記念乗車券」(1000円)、「日立電鉄路線パネル」(1500円)を購入。良い思い出ができました(*^^*)。


【「日立電鉄線の歩み」】
 いくつか記念グッズを購入します。


【日立電鉄線の大甕駅ホームが寂しい】
 まだ17時30分を回ったばかりだというのに、ホームはひっそりと。


【日立電鉄線 大甕駅改札】
 日立電鉄大甕駅は駅舎が無く、ここが敷地入口扱いになります。きっぷも買えます。

【高架橋で日立電鉄方面を振り返る】
 あの突き当たりを左に下りると、日立電鉄線のホームに降りられたのでした。。


 日立電鉄線改札を抜け、高架橋を渡りJR側の改札を抜けます。駅構内売店で売られているサンドイッチを購入し、帰りの電車を待ちます。みどりの窓口きっぷを購入。

 17時51分、上りの上野行き常磐線が入ってきます。
 ボックス席を確保。先ほど買ったサンドイッチをほおばりながら、無くなる日立電鉄線を想い、窓の外を眺めました。


(もどる:水戸の梅まつり2005(偕楽園)) (この項おしまい)
 
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更新日 2005/06/23
2005年06月23日 UP

関連リンク
日立電鉄線 全駅下車の旅 (20050321)
日立電鉄 〜大甕(大甕)−常北太田(常北太田) (20040307)
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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