ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
TOP豆日刊いばらき(Blog)ぶらり茨城いばらき りぽーと雑記よみがえる科学万博-つくば’85掲示板
 


■ 本町 旭町 山車20周年記念式典 ■
鉾田町 : 2005年1月9日(日)取材

 2005年1月9日。新年早々、茨城県鉾田町で本町と旭町の「山車20周年記念式典」が行なわれました。
 年末に鹿島鉄道 鉾田線を訪れたばかりですが、これも何かの縁。
 時間に遅れながらも、ぎりぎりで記念式典に訪問することができました(^^;)。
 帰りの玉造町駅で、ローカル線の駅の醍醐味を味わいつつ、石岡駅に戻ります。

 茨城県鉾田町山車20周年記念式典が行なわれます。
 先週、鉾田に行ったばかりなのでナンですが、“山車”と聞くと、体が疼いちゃうんです・・・(*-ω-*)ウズウズ。

 朝8時ころ起きて、カメラなどの準備をします。
 鉾田は2回目ですが、土地勘が無いので久しぶりにハンディGPS「eTrex Legend」を持っていきます。もたもた準備作業をしていたら、11時を回ってしまったので、家を出ます。


■西友土浦店 解体中
 新松戸駅柏駅と乗り継ぎ、終点扱いの土浦駅を目指します。

 天気もよく、青空が広がります。

 終点の土浦駅に到着。青春18きっぷ改札に見せ、西口に出ます。

 解体中の西友土浦店を見に行きます。西友は部分的に、3階くらいの高さまで解体されています。

【西友土浦店方面】
 金馬車の左手奥に西友土浦店があります。


【金馬車側の道路】
 去年(2004年)11月に来た時は、この部分だけ防護壁が無く、科学万博の三角形のシンボルマークモニュメントを見ることができました。ラッキーでした。


【栗山米店脇の出入り口】

【ウララ側から眺める】
 工事関係者の車両などが使う、出入り口になっています。向こう側が栗山米店。  防護パネルが高くそびえています。

 しばらく撮影して土浦駅に戻るも、北上する電車は行ってしまった後.。ホームで20分ほど電車を待ちます・・・。13時を回っているので、駅そばイカ天うどんをいただきます(^-^)モグモグ。


【イカ天うどん】

【上りホーム増結中】
 ざっくりねぎと、ぶつぶつ切れるうどん。しょっぱめの汁が茨城のうどんなのです。  土浦駅2番線ホームでは、車両増結作業が行なわれています。土浦名物です。

 14時6分の勝田駅行きの電車が来ます。
 電車に乗り込み、ほどなくして1週間ぶりの石岡駅に到着です。

■石岡駅にて鹿島鉄道 鉾田線に乗り換える
 JR常磐線から鹿島鉄道 鉾田線に乗り換え。
 14時30分に鉾田駅行きの鹿島鉄道 鉾田線気動車が発車します。
 今回は鉾田駅まで行った後、帰ってくる、つまり往復します。片道は1080円。往復で2160円になります。土日祝祭日鹿島鉄道 鉾田線は1050円(大人)で「鹿島鉄道一日フリーきっぷ」を発売しています。駅ホーム駅員さんを捕まえ、常磐線に乗ってきた証明として18きっぷを見せた上で、鹿島鉄道一日フリーきっぷを購入します。気動車内は40%くらいの乗車率。空いても無く、混んでもいない、ちょうどいい感じです。ボックス席を陣取り、出発を待ちます。


【KR-500系】

【鹿島鉄道一日フリー切符】
 「新撰組号」におめかしされた車両です。  1100円(大人)で一日乗り放題♪。

 先週、鹿島鉄道 鉾田線に乗車したときは、雪の降る寒い日でした。
 今日は日も出ているし、のんびりとしたお休みですにゃ〜(´-ω-`)♪ゴロゴロ。

■目的を忘れそうになりつつ、鉾田駅に向かう
 ・・・!!

 よく考えたら、今日は鉾田で行なわれる『本町 旭町 山車20周年記念式典』を観にいくのですた!!(><)ワスレテマシタ。

 時間は常陸小川駅に到着した段階で14時40分を過ぎています・・・。
 記念式典は13時から始まっています。お祭りであれば夜まで山車神輿が繰り出すのでしょうけれど、今回は記念式典。早く終わってしまうんじゃないかな〜って心配になってきます(´・ω・`)。

【DD901】
 貨物輸送時代に活躍。現在は静態保存されています。常陸小川駅で車内から撮影。


【青い空と白い雲】
 榎本駅を過ぎたところ。いわし雲っていうのかしら。


【借宿前駅ホーム】

【坂戸駅ホーム】
 駅舎ではなく待合室風のコンクリート製。  ロッジ風の待合室。次が終点鉾田駅。


 15時20分ころ、鉾田駅に到着です。
 気動車駅舎を撮影し、イベントが行なわれている水戸信用金庫 鉾田中央支店に向かいます。
 道すがら、半纏を着た方とすれ違ったりします。記念式典が本日行なわれているのは間違いありません。歩調も急ぎ足になります(^^;)。


【夕日に照らされる新撰組号】
 15時20分を過ぎた頃ですが、冬の太陽は沈むのが早いのです。


【フレームの改札】

【鉾田駅 駅舎】
 地面のコンクリートが削られているところに歴史が感じられます。  お山のようなデザイン。何か意味が込められているのかしら?。

■山車20周年記念式典がまもなく終了・・・
 水戸信用金庫 鉾田中央支店駐車場前に到着。
 見ると、2基の山車が停められ、参加者が列になって記念撮影を行なっています・・・。時刻は15時30分。しまった〜、やはりもうちょっと早く来ればよかったにゃ〜(><)。
 がっかりしていても仕方が無いので、記念撮影に便乗してこちらも“記念撮影”


【記念撮影】
 「本町 旭町 山車20周年記念式典」が終了し、記念撮影をしているところです!!(@@)。こちらも便乗して記念撮影させていただきます。

 記念撮影が終わると、片付けモードな雰囲気です(^^;)。
 その中をかいくぐるようにして、山車を撮影させていただきます。


【旭町】

【本町】
 ・旭町はやし連
 ・人形:安徳天皇
 ・本町はやし連
 ・人形:素盞鳴尊(スサノオノミコト)


【本町の山車を見上げる】
 舞台の幅がそれほど広くなく、今まで山車を見てきた中では、茨城県「県南地方」の土浦、石岡系に多い構造のように感じられます。


【獅子頭】

【車輪はゴムタイヤ】
 本町の獅子。にぎやかな意匠を持っています。  木製ではなく、ゴムタイヤ。木製を導入するのは、経済的に難しいのでしょうか・・・。


【旭町の山車を見上げる】
 線の細い構造部材により、山車そのものがシャープな印象です。


【山車を後方から撮影】

【山車の写真】
 撤収モードの中、撮影させていただきました。ご迷惑をおかけいたしました<(_ _)>。  一角に山車の写真がパネル2枚分、展示。時間があればじっくり見たかった・・・。


■鉾田の街中の歴史散策
 山車をたんまりと撮影させていただきました。まだ時間がありますので、鉾田近辺をぶらつくことにします。

 鉾田川のところにある「茨城百景 無量寿寺」の看板が気になります・・・。しかし、辺りをふらついても無量寿寺は見つかりません・・・。

 いつの間にか「県道改修記念」の碑を見つけたり、「鉾田城跡」を見つけたり、「鉾神社」境内で愛知万博でもなく、つくば科学万博でもない、大阪万博の記念碑を見つけたりしてしまいます・・・(^^;)。

【茨城百景 案内板】
 鉾田川のところに「茨城百景 無量寿寺」の案内板があります。


【鉾田城跡 鳥居】

【鉾田城跡の標柱】
 メインの通りからひとつ裏の、民家が密集したところにあります。  敷地は大変狭く、案内板らしきものが無く、くわしいことが分かりません・・・。


【鉾神社】

【大阪万博の記念碑】
 夏場(8月下旬)には、鉾神社祭礼が行なわれるようです。  なぜ、大阪万博の記念碑が鉾田の街中に存在するのでしょうか?。



■鉾田駅から玉造町駅に
 17時過ぎ、鉾田駅に戻ります。


【鉾田駅 昔のきっぷ販売窓口?】
 鉾田駅正面の自動販売機の裏側を覗くと、こうした昔ながらの木造の建具があります。駅の目的から言って、きっぷを販売する窓口だったのかと思われます。

 改札一日フリーきっぷを見せ、出発を待つ気動車に乗り込みます。

 この気動車LEDライトで天井がライトアップされ、ローカルながらも旅の楽しさを盛り上げてくれます(*^^*)。

 出発してこのまま石岡駅まで行くつもりでしたが、まだ時間があるため玉造町駅で途中下車します。この駅は土日無人駅になるようです。駅前は何もなく、ただ時ばかりが流れていきます。こういう“時”を楽しむのも、ローカル線の醍醐味です(^^)。

【LEDライト装飾】
 鹿島電鉄 鉾田線ではこの時期、こうしてLEDでライト装飾された車両が存在します。


【闇に浮かぶ 玉造町駅】
 この駅で下車するのは2回目。あたりは明かりが無く、暗闇に包まれています。


【駅舎内 待合室】

【窓口業務終了】
 くたびれた感じがする木造のベンチに、何かこう、癒される感じがしてきます・・・(−−)。  土日祝祭日は終日無人駅になります。きっぷなどは気動車の中で購入します。


【玉造町駅駅前 軒下】
 タクシーがお客さんを待っていましたが、降りたのが私しかいないのが分かると、しばらくしてどこかへ行ってしまいました・・・。駅周辺には私しかいません・・・。


【玉造町駅 駅看板】

【気動車が入線してくる】
 真っ暗な闇の中に、駅看板が浮かび上がります。奥に見える明かりは、道路の照明かしら。  駅舎とホームをつなぐ通路に踏切が下ります。カーンカーンカーンとこだまし、気動車入線。

 気動車が来たので乗車。石岡駅まで行きます。

 石岡駅に到着したのは、玉造町駅から1時間後の19時過ぎ。
 いったん、18きっぷ石岡駅を出ます。石岡駅構内にある、コーヒーショップホットコーヒーをいただきます。

 上りの常磐線がまもなく来ます。
 18きっぷ改札を抜け、高架橋を渡り2番線ホームに行きます。


■柏の珍来で夕食を食べて帰ります
 常磐線柏駅まで。

 柏駅で降りて、珍来ホイコーロー定食をいただきます。
 にんにくたっぷりで、においぷんぷんです(^^;)。 

【ホイコーロー定食】
 柏駅の珍来にて夕飯。にんにくの風味がきついですが、うますぎ〜(@@)。


(この項おしまい)
Indexにもどる
TOPにもどる

取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2005/05/10
2005年05月10日 UP

関連リンク
鹿島鉄道鉾田線 茨城百景の旅 (20060211)
鹿島鉄道 鉾田線 (20041229)
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

TOP豆日刊いばらき(Blog)ぶらり茨城いばらき りぽーと雑記よみがえる科学万博-つくば’85掲示板
Presented by KAS.
Since 2001/11/14