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06 新宿でWABOT2(ワボット2)に逢いました その2

 科学万博−つくば’85(EXPO’85)政府館(テーマ館)にて出展されたWASBOT(ワスボット)君
 万博終了後は、つくばエキスポセンターに常設展示されていましたが、今回の『鉄腕アトムの軌跡展』科学万博−つくば’85の代表として展示されていると聞きました。
 つくばエキスポセンターで何度も逢っていますが、たまには違う場所で逢うのも粋。
 そこで、新宿まで足を延ばすことにしました。





■なんだか雰囲気の違うWASBOT(ワスボット)君

 せっかく再会したWASBOT(ワスボット)君なのに、違和感を感じます。
 これまで何度もつくばエキスポセンターWASBOT(ワスボット)君には逢っていますので、見間違うわけはありません!!。
 まさか、偽者!?。


 頭部が小さいような気がします。  頭部に「WABOT−2」の文字が!?。

 体もどことなく、華奢な感じがします。  やはり、これはWASBOT(ワスボット)君では無いですね。

 オルガンYAMAHA製で、メーカーは同じ。  足元はこんな感じだったでしょうか!?。

 つくばエキスポセンターに行ったときの写真が、こちらにあるので確認して欲しいのですが、ここに展示されているのは、WASBOT(ワスボット)君ではありません。
 パネルがあったので読んでみると、この機械はWASBOT(ワスボット)君の前身である、WABOT−2(ワボット−2)という試作機らしいです。これを元に、WASBOT(ワスボット)君が作られたと書いてあります。


■早稲田大学ヒューマノイド研究所

 1972年ころから「ヒューマノイド・ロボット」の研究が行なわれており、WABOT−1は二足歩行のロボットでした。1984年には視覚的に楽譜を判断し、ピアノを演奏するロボット、WABOT−2が完成。1985年の科学万博−つくば’85で展示されたWASBOTに引き継がれました。(パネルより編集、引用)

 科学万博のWASBOTにも、こんな歴史があったんですねー。

 さらに現在も、研究は続けられているそうです。

 早稲田ロボティクスの歩み。(パネル)
 ※クリックすると大きくなります。


■違う満足感

 結局、タカシマヤタイムズスクエアで展示されていたロボットは、WASBOT君ではありませんでした。しかし、WASBOT君の歴史を学ぶことができましたし、その前身であるWABOT−2という存在を知ることができ、見ることができたのは、よい収穫だった気がします。
 満足、満足♪。


■撮影禁止

 そういえば、この展示会場は「撮影禁止」です。
 なので、写真を撮ることができなかったのは、非常に残念です。

 え?、ここにある写真はどうしたんだ?ですって?。

 それは私の祈り、想いが通じたのでしょう。
 家に帰ってきて、デジカメのスマートメディアを調べたら、データが焼きついているではないですか!?。
 いやー、科学で解明できないことって、あるんですねー・・・。



その1に戻る)  ( この項おわり )

取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2003/07/22
2002年5月6日 UP
2002年5月5日 取材

【サイト紹介】1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された、『国際科学技術博覧会(通称・科学万博−つくば’85)』〔EXPO’85〕や、茨城県県南地方(土浦市・つくば市)のイベント、JR常磐線(旧トンネル)、廃線となってしまった筑波鉄道(つくばりんりんロード)を中心に繰り広げる、「いばらき だいすき」なサイトです。

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