ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 開業!つくばエクスプレス ■
つくば市県南) : 2005年8月24日(月)取材

 2005年8月24日。茨城県だけでなく日本鉄道史にも残るであろう、つくばエクスプレス(TX)の開業日。かつては常磐新線と呼ばれ、旧・国鉄 常磐線の乗車率緩和が目的でした。しかし、国鉄は民営化されJRとなり、常磐新線は国鉄(JR)の手から離れていきます。
 紆余曲折の末、第3セクターによる経営となった常磐新線は“つくばエクスプレス”と名前を変え開業の日を待ちました。路線経路の選定や、用地取得、手抜き工事の発覚などで工事は予定よりも5年遅れとなりました。
 しかし本日。20年来の年月を経て、つくばエクスプレスは開業します!。


■早朝のTXつくば駅構内
 うつらうつらしながら、午前3時30分頃(==)zzZ。
 予約してあったお迎えのタクシーが午前4時に来るので、荷物をまとめチェックアウトします。10分くらい前に、タクシーがやってきたので乗り込みます。

 4時ちょうどに、つくば駅。駅構内の階段には行列ができています。どうやら、電車に乗車する順番待ちのよう。私は電車にはまだ乗車する気は無いので、行列の横を通って降りていきます。

【早朝のホテルルートつくば】
 あまりにも早朝すぎて、誰一人いないフロント前。本来なら、ここで無料朝食をいただけました。


【TXつくば駅】
 2005年8月24日、多くの茨城県民の夢を乗せ、つくばエクスプレスは開業するのです!。

【長い行列】
 改札前から続くであろう長い行列は、一番列車に乗車するためのものでした。。

  駅構内はかなりの混雑。その混雑をすり抜けるようにして、最前列まで行ってみます。一眼レフカメラ三脚を持っているのが効いたのか、最前列をあっという間に確保することに成功〜(^^)♪。


【出発式で混雑】
 「つくばエクスプレス 出発式」のステージはずっと向こう側。まだ午前4時を回ったばかりなのに出遅れたか・・・(´・ω・`)。しかし、合間をかいくぐって、最前列を確保することに成功!!(^O^)。


■つくばエクスプレス出発式(TXつくば駅)
 合唱団が音楽を演奏していて、出発式の始まりを待っています。
 4時10分、つくばエクスプレス出発式が始まります。最初に副県知事による挨拶。その後、関係者からの挨拶と続きます。

 4時26分、テープカット。
 4時30分、くす玉割り。

 この後、5時7分に一番列車が出発するのです。

【『つくばエクスプレス出発式』】
 フレームの門にくす玉、テープカットのテープ、司会のおねえさんと、式典ムード満載♪。


【角田芳夫 副県知事】
 (財)茨城県体育協会会長であり、ひたちなか都市開発代表でもあり、TX取締役でもあります。

【各要人からの挨拶】
 つくば市長 市原健一(左上)、首都圏新都市鉄道 代表取締役 高橋伸和の挨拶と続きます。


【テープカット】
 出発の式にふさわしい、テープカット。

【動きの良いスピーフィ君】
 続けざまにくす玉割で大忙しのスピーフィ君。


【くす玉割り】
 テープカットに続いて、くす玉が割られます。スピーフィ君も、先ほど以上の笑顔で喜んでいます。


 この後、地下ホーム一番列車の出発イベントと続きますが、私は駅構内に入るための資格を持ち合わせていないので、これにて退散することにします・・・。


【撤収作業】
 出発式が終わると、舞台の撤収作業が始まります。この後TXは通常営業なのだ。

【乗車のために並ぶ方々】
 一番電車が走ってしまえば、後はいつ乗車しても同じ、というのがKOUJINN(旅人)の考え。


■つくばバスターミナル
 つくば駅を抜け、つくばセンターバスターミナルの建物に入り、ロッカーに荷物を預けます。

 つくば市内を散策する時などに、時たま利用させてもらう、バスターミナルのロッカー。大変便利です(^^)。鉄道が開通した今後、ロッカー利用者が増えてくることでしょうから、ロッカー増設の必要性が出てくるものと思われます。

【つくばバスターミナル】
 ターミナル内にて営業するJRの出張所。TX開業の今、どういう役割になるのかが注目。


 時刻はまだ5時前。
 つくばエクスプレスに乗るには混雑しているし、つくばフェスタはまだ始まりません(^^;)。朝食兼休憩をするために、東新井ガストに行くことにします。以前は、この交差点にロイヤルホストがあったのですが閉店になってしまい、現在は更地になった後に写真館が建てられています。。
 3時間ほど、ガスト朝食ドリンクをいただきながら時間をつぶします(==)ウトウト。。


■TXつくば駅にて
 8時30分過ぎ、つくば駅へ。
 あの夏、見たつくば駅コンコースをゆっくりと回想します。斜めにカットされた柱は、やっぱり“意匠”でした。

 きっぷを購入し、改札を通ります。
 改札階の一角では、警備員たちの朝礼(?)が行なわれています。開業日当日ということもあるのでしょうが、非常に気合が入っています。

 階段でホームに降ります。階段の上部にある壁面には、あの夏思ったとおり広告が入っています。ホームを撮影。
 車両が待っているので乗り込みます。

【再びつくば駅へ】
 ファミレスで時間をつぶし、ほとぼりが冷めた頃であろうつくば駅に戻ってきました。


【行列はなくなっている】
 駅構内は人がまばらにいてにぎやかな感じですが、行列はなくなっています。

【斜めカットの柱】
 昨年7月の駅見学会で疑問だった斜めカットは、意匠(デザイン)であることが分かりました。


【警備員の朝礼】
 改札に入ると、一角で警備員の気合の入った朝礼が行なわれています。

【さらにホーム階に下りる】
 階段の正面にあったくぼみには、「筑波学院大学」の広告が入りました。


【TXつくば駅ホーム】
 ついに念願だった、つくばエクスプレスが開業し、TX車両に乗ることができます。ホーム階もすっかり完成しており、1年前の見学会が、まるで昨日のことのように思い出されます(T▽T)。。


■TX万博記念公園駅
 つくば駅から研究学園駅に停車し8時50分、万博記念公園駅に着きます。

 エスカレーターを下り、改札を抜けようとすると、駅の改札外で「開業記念式典」が行なわれています。話を聞いてみると、本来は屋外にて行なわれる予定が、台風による悪天候のため、駅構内で行なわれることになったそうです。。駅周辺の開発具合に対して、かなり立派な駅舎ができたと思いますが、これほどたくさんの人がいるとさすがに窮屈な感じがします(^^;)。

【万博記念公園駅 駅前】
 TX車両から万博記念公園駅前の様子が見えます。あの白いモニュメントはもしかして・・・。


【万博記念公園駅 駅看板】
 その昔、つくば市で行なわれた、科学万博の最寄り駅であるがために命名されました。

【利用客はまばら】
 さすがに開業した頃の熱気は冷めており、利用客も目に見えて感じられません。


【万博記念公園駅 開業式】
 本来晴れていれば、駅前の広場で行なわれる予定の開業式も、ぱらぱら降る雨のため、急遽駅構内改札前に会場が移されました。。広く作ってある駅舎とは言え、狭苦しさは隠せません(^^;)。


■『科学万博-つくば’85』再び(万博記念公園駅)
 万博記念公園駅東口に出てみます。圧倒的に広がる敷地。駅舎以外にこれといった建物がまったく見当たりません(^^;)。本当に“これから”の駅なんですね〜。

 科学万博-つくば’85(国際科学技術博覧会/EXPO'85)が行なわれた会場はもっと遠い場所なので、路線バス案内標識板などができることを祈るばかりです(^^)。

【万博記念公園駅(東口)駅前】
 駅前を貫くタイル張りの歩道の先は、森林。。駅前の土地も手付かずでこれからに注目です。

 駅前を貫く整備された歩道には縁石(車止め?)があり、縁石には「科学万博-つくば’85のシンボルマーク」「コスモ星丸」のプレートが埋め込まれています(TT)。苦節20年、新たにこうしてシンボルマークコスモ星丸君を見ることができるなんて、感動です!!(T▽T)。


【“コスモ星丸”の縁石】
 科学万博から20年。コスモ星丸君を再び拝むことができるとは、誰が予想したことでしょう!。

【“科学万博”のシンボルマーク】
 20年経った現在の目線で見ても、決して見劣りすることの無いデザイン。斬新です。


■『未来を視る』(岡本太郎・作)
 駅舎の右手を見ると、万博記念公園に設置されていた岡本太郎製作の『未来を観る』が移設されています。白いペンキで化粧直しされていて、まるで新しく作ったかのようです。

 他にも、「青いイス」「白いイス」も移設されています。コンクリートに埋め込まれていた、「岡本太郎のサインボード」はモニュメントの説明ボードに埋め込まれています。

【駅(東口)右手】
 あの白いモニュメントは・・・。


【移設された“未来を視る”(岡本太郎・作)】
 筑波西部工業団地(旧・科学万博会場)に当時から残されていた、巨匠 岡本太郎先生による“未来を視る”。大阪万博の“太陽の塔”に比べ扱いが低かったのですが、TXの開業で駅前に移設され、再び日の目を見ることができました(TT)。


【青いいす】
 岡本太郎といえばイス。こちらは(@@)な目玉のイスですねー。

【白いイス】
 あれ?、他に赤いイスと緑色のイスがあるはずなのですが、見当たりません。。


■万博記念公園駅の風景


【万博記念公園付近に咲く花】
 駅周辺を歩きます。開発が始まったばかりのため、まだ建物はほとんど無い状態です。掘り起こされた土には人工的に蒔かれたであろうカラフルな花が咲き乱れ、TXの開業を一生懸命お祝いしているようです。


【TX車両のプレート】
 駅の一角には、TX車両のイラストプレートが貼られた縁石もあります。盗まれないのかしら。

【ヨサコイソーラン】
 創見祭デリバリー隊(高山中学校)による、ヨサコイソーランが披露されています。


 移動するため、記念式典が行なわれている脇を通り、改札を抜けます。
 ホームからは「ようこそ しまな へ」の文字。ここ万博記念公園駅はもともと、「島名駅(しまな)」という仮称がありました(^^;)。


【“ようこそ しまな へ”の文字】
 万博記念公園駅から研究学園駅に戻ろうと高架ホームに立つと、“ようこそ しまな へ”の文字が見えます。万博記念公園駅は、地名にちなんだ「島名駅(仮)」という仮の名前がついていたのです。


■TX研究学園駅
 研究学園駅

 北口は立派なバスロータリーができています。路線バスもすでに運行しているようで、つくばセンター石下駅などに行くバスがあります。反対側の南口は、まだまだ未整備です。

【研究学園駅 駅看板】
 つくばは研究学園都市だったのです。


【研究学園駅(北口)駅前】
 ロータリーが非常に充実。すでに路線バスがいくつか運行されています。

【割れたくす玉】
 研究学園駅でも開業式が行なわれたようで、割れたくす玉が取り残されています。


【研究学園駅前の染井吉野(ソメイヨシノ)】
 駅前にある染井吉野(そめいよしの)の木。駅前の開発が行なわれるまで研究学園駅は、この染井吉野の桜が名物になるのかもしれません。


【バスロータリーのベンチ】
 駅前の敷地は十分あるため、こうしたベンチなどが充実しています。

【駅(南口)】
 こちらは自然のまま手付かずの状態。このまま開発しない、という選択肢もあるのですが。。

 つくば駅に戻ります。


■TX開業後のつくばインフォメーションセンターの役割
 つくばインフォメーションセンターへ。
 つくばインフォメーションセンターでは、つくばエクスプレスが開業したことを受けて、展示物が大きく変更されているようです。つくばエクスプレスに関する展示が大幅に減り、筑波研究学園都市の歴史関連施設の展示がメインになっています。

 しかし、まだまだ手直しをしている部分が多く、完成にはすこし時間が掛かりそうです(^^;)。

【インフォメーションセンター模様替え】
 TX開業を受け、TXの必要性を説く展示から、つくば市の歴史紹介への展示に移行しています。


【“科学万博-つくば’85”のグッズ展示】
 もっともっとアピールして良いように思う、『科学万博-つくば’85(科学技術博覧会/EXPO’85)』。肝心のつくばエキスポセンターでの展示はほとんど動きが無いので、こちらのインフォメーションセンターに期待するしかないのかしら?(’’*)。


■つくばセンターの風景
 オークラフロンティアホテルのガーデンでは、ポケモンエアートランポリンがあります。

 つくばバスターミナルを見学。
 バスターミナルも、建物が古くなってきたし、狭いしで、そろそろ増築か建て直しする時期に来ているのかなーと感じます。建物を継続利用するなら、事務所機能を別の場所に移し、お客様が利用するスペース(待合室)を拡張してほしいですね〜(−▽−)。

 今日は朝も早かったし、帰ることにします。


【ピカチュウ エアートランポリン】
 小さい子どもたちにとっては、こういうキャラクター系のイベント提供が重要であります。

【つくばバスターミナル】
 狭く感じてきたし、リニューアルしても良いのかな〜と感じます。待合室を広くするとか。


【バスターミナルの高架橋突き当たり】
 壁の向こうは中央公園やエキスポセンター。橋を延長して公園と繋がると面白いかも。

【のりのりバス】
 地元民だけが利用している現状。MAPを整備し、一元のお客様も利用できればGood!。


【TXつくば駅 ガラスの塔】
 ぱらぱら降っていた雨も止み、青空が広がってきました(^^)。TXが開業し、良い街になったつくば市街地。これからが非常に楽しみです♪。


■TX開業記念品の価値
 つくば駅では自動券売機に長蛇の列(@@)。
 つくば駅の開業記念パスネット(1000円)を購入し、そのまま使って改札に入ります。この手の記念きっぷ記念パスネットは価値が上がるケースが少ないことは、科学万博-つくば’85の件で十二分に体感しております(^^;)。

 こういうものはどんどん使ってしまって、使用済みを“記念品”として残す位のキモチでよいのです(^^)。

【つくば駅 開業記念パスネット】
 TX各駅で販売された開業記念パスネット。この手の記念品は希少価値が無いので使ってもOK。


■TXで帰る
 つくば駅ホームで待っていたのは、つくば-秋葉原間45分でつなぐ快速電車

 KOUJINN(旅人)のTX最寄り駅は南流山駅。乗車時間、およそ25分で南流山駅に着いてしまいました(@@)。

 つくばエクスプレスが開業するまでは、路線バス土浦駅ひたち野うしく駅まで移動し、そこから常磐線を乗り継いで帰っていました。ところが、つくばエクスプレスの開業によって、バスの乗車時間であった「30分」でお釣りが来て、南流山駅に着いてしまったのです!!。これはすごい!(@@)。

【流山駅】
 JR武蔵野線の接続駅である南流山駅。



【混雑する改札】
 地方乗り継ぎ駅の割りに、たくさんの乗客で改札は一時的に混雑します。

【TX南流山駅】
 駅前にあったマツヤデンキは閉店し、現在はCaDenに店頭変更されています。

 都心と“陸の孤島”と呼ばれていたつくばが最短45分でつながりました。
 従来のまちづくりだと「ストロー現象」で、地方の人口(経済)が都心に流れ出てしまうことが多々ありました。そのせいでまちが衰退していった地方都市はたくさんあります。ところが、つくば筑波研究学園都市として単独でまちづくりをし、商業施設も都内にあるものと比較しても見劣りしないものがたくさんあります。さらに、つくばには都心には無い自然(この場合、筑波山や霞ヶ浦を含む)があり、「逆・ストロー現象」の可能性があるのではないでしょうか。
 本社(本社機能)つくばにある企業も多々あります。


 さらにまた、つくばエクスプレスはたくさんのお客さんで賑わい、鉄道の新設に成功をもたらしました。
 今まで鉄道は「車社会化」の名の下、見下された感がありました。しかし、地方の鉄道が衰退していった要因は何でしょうか。それは、「レール敷設の精度の甘さ」「車の法定速度(60km/h)並みしか速度が出ない車両の利用」であり、廃線に追い込まれた『日立電鉄線』と比較して明らかになりました。
 つくばエクスプレス「新幹線並みの長尺レールを採用」「(一部区間を除き)揺れの少ないレール敷設」「最高速度130km/hの導入」「終発着駅(つくば駅・秋葉原駅)周辺に経済的な受け皿ができている」ことで成功したのではないでしょうか。
 車社会化の中、鉄道が利用されていくには、従来の車には太刀打ちできない利用のメリットを出していくしかないでしょう。

 現在、石岡市鉾田町をつなぐ鹿島鉄道 鉾田線が経営難に陥っています。原因は上記の部分に集約されるのではないでしょうか。「レール敷設精度の甘さ」「気動車の最高速度の遅さ」「終発着駅(鉾田駅)に経済的な受け皿が無い」
 鉄道の設備改善には多額の資金が必要になります。

 つくばエクスプレスの成功を研究し、地方路線の活性化を促すことはできないものでしょうか。。


戻る:つくばエクスプレス開業前日調査
(この項おしまい)

 
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取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2006/03/07
2006年03月07日 UP

関連リンク(実験中)
つくば市


つくばエクスプレス(常磐新線) つくば駅見学(20040731)
 
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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