ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ TX車両、小網屋、土浦第一高校、真鍋機関区 ■
2004年4月21日(水)取材

 9時30分頃起床。
 平日の休みなんて、久しぶりだにゃ〜(´-ω-`)♪。

 朝食とも昼食ともつかない、食事を近所の安楽亭で食します。

 そのまま最寄り駅へ向かい、Suicaを自動改札機に通して電車に飛び乗りました。

 新松戸駅で乗り換え、柏駅まで。柏駅から白電の常磐線に乗ります。幸いなことに、トイレ前のボックス席が空いていましたので、陣取ります(^^)。やっぱり旅はボックス席ですね〜。

【白電のボックス車両】
 旅はやはり、ボックスシートを独占して、車窓を眺めるのが一番です(^^)。



■つくばエクスプレスの車両:土浦駅
 進行方向右手の席。このまま土浦駅まで入っていくと、まもなく右手にJR貨物の保留線が見えます。もしかしたら、つくばエクスプレスの車両が入っているかもしれないと、ドキドキしながら土浦駅を待ちます。桜川に掛かる「第一桜川橋梁」にはつくばEXの車両はありませんでした・・・(´・ω・`)。

 そうそう車両がいるわけないと思いましたが、油断せずに見ていると、JR土浦駅の敷地内の退避線路につくばEXの車両がありました!!(@@)。おおー、こりゃついているワイ!と、ちょっとだけいい気分。Suicaを改札に通し、東口の高架橋を歩きます。

【つくばエクスプレスの車両が見える】
 JR貨物の引込み線に、つくばエクスプレスの車両が待機しているのが見えます。

 東口の階段を下り、JR貨物の敷地を目指します。
 敷地内にはつくばEXの車両。警備員の方もいらっしゃいます。こういうときはきちんと挨拶をすれば見せていただけるものです。実際、きちんと挨拶をして、カラーコーンの外から撮影をさせていただけましたし、「見ているから(カラーコーンの)中に入って撮影して良いですよ」みたいな感じになって、かなり近くに寄ってまで撮影することができました(^^)v。


【1両ごとに区分】

【正面から】
 車両は道路を使って搬入するため、1両ごとに切り離されています。  先頭車両は納品時に傷がつかないよう、ビニルコーティングされています。


【つくばエクスプレス タイヤバージョン】
 一般車道を牽引して移動するため、車両にはタイヤが装着されています。

 お話を伺うと、「今週の金曜(23日)までに、ここにある車両をつくば駅に納品」すると言うことと、「今回の納品を持って車両の納品はひと段落つき、当分こういった納品作業はありません」とのこと。
 車両の納品は日中行わず、深夜に行なうので、夜まで車両の移動は無いようです。


【牽引用のベルト】

【牽引車】
 車両には青色の牽引用のベルトが装着されています。その先には… 大型トレーラーを牽引する、牽引車両がスタンバイしています。

 たっぷり撮影できたので、場を去ることにします。
 警備員のおじさんに挨拶をして、霞ヶ浦に向かうことにしました。


■霞ヶ浦 土浦入り
 平日ともあって、ヨットハーバーの辺りはぽつぽつと釣り人しかいません。気になったのが、敷地内に駐車している車が荒らされており、それがそのまま放置されていること。曲がりなりにもここは観光地なのですから、早く撤去したほうがよいと思うのですが・・・(´・ω・`)。

 フリッパー号やレストラン ランデブーの塗装がしっかりとメンテナンスされていて、大変気分がよかったです(^^)。

【霞ヶ浦 土浦入り】
 この辺りでは釣り糸をたらす人たちで賑わうことがありますが、今日は平日。


【廃棄車両】(動画:3コマ)

【フリッパー号】
 この日確認しただけで、3台もの不審車両が敷地内に放置されていました。  きれいに塗装メンテナンス。京成マリーナさんのやる気が感じられます。


【ランデブー】

【案内塔】
 こちらも建物にきちんと塗装メンテナンスがされています。清々しいですね。  色落ちも無く、お客様を迎え入れる準備が万端ですね!(^O^)v。


【木漏れ日】
 プロムナードの木々が緑いっぱい。まさに春!って感じです。


■土浦ニューウェイからモール505
 土浦高架橋(土浦ニューウェイ)下の「川口川閘門」をくぐり、モール505前にたどり着きます。

 モール505を歩きますが、今日が水曜ということもあってか、“定休日”の店が多いこと多いこと。「休むな」とは言いたくありませんが、客商売たるもの、このご時世、店を休まずに営業をする店舗が多いわけですから、ちょっとは努力してほしいですね〜(−−;)。この辺が、土浦スタイルなのかしら?。

【川口川閘門】
 土浦駅の東口側から西口側に行く近道。昔はここまで霞ヶ浦の水が来ていました。


■小網屋
 モール505を抜けると、そこは小網屋でした。

 ちょっと来ないうちにすっかり小網屋は解体作業が進んでいました。すでに外壁は地上からは確認できず、高架橋に登って上から見て確認できるほどでした。小網屋が解体されて感じたのは、すいぶんと辺りに日が差すようになり、明るくなったなーってことでした。これはこれでよかったのかもしれませんね〜(^^)。

【小網屋 解体中】
 突き当たりが小網屋があった敷地。


【土浦駅方面を眺める】
 左手が土浦東武ホテル(閉鎖)。奥のビルがウララビル。右手の防護壁に囲まれ、解体作業中なのが小網屋本店です。高架橋バス停から撮影。


【小網屋】
 2階くらいまで解体作業が進んでいます。進行状況が遅れているそうです。

 警備員の方にお話を伺うと、「今月中に解体作業を終える予定だったが、来月までずれ込みそう」「地下の基礎部分の撤去までは指示されていないので、その作業が入った場合、さらに工事が遅れる」というものでした。
 跡地が何になるかも知らされていないようです。更地になるのかな〜って思ってましたが、そうでもないのかしら?(??)。


【防護シート隙間から】

【小網屋 裏口】
 風で防護シートがひらひらしていたその隙間から現場内を撮影します。  機材搬入出口として利用。こちら側からは小網屋の建築部材は確認できず。

 小網屋の裏口も確認し、その足で『土浦名店街』を通り抜けます。もう、ここも“役割”が終わったような感がありますね〜(TT)。
【土浦名店街】
 この通りを通り抜ける必然性(導線)が無くなってしまった今、再考をする時です。


■中央通商店街
 中央通商店街を歩きます。水曜日ということもあって、ほとんどのお店が定休日。ぽつぽつとしか営業しているお店がありません・・・。


■亀城公園
 亀城公園
 公園では子供たちが野球をやっています。その近くでは酔っ払いがベンチを陣取って何か大きい声を発しています(==)コマッタモンダ。

【土浦城】
 木々の間から見えるお城が土浦城です。


【亀城公園の藤】

【亀城公園の池】
 ベンチ上の格子から垂れ下がる藤の花が満開を迎えています。  今でこそ池ですが、昔は霞ヶ浦と川続きでつながっていました。


■土浦第一高校旧校舎
 国道125号を歩いて上っていきます。
 今まで気になっていて一度も行っていない土浦の観光名所がありました。

 「土浦第一高校旧校舎」です。

 てくてくと歩いていきます。天気もよく、だんだんと汗が噴き出してきます。3〜40分歩いたところで、土浦第一高校に着きました。旧校舎の位置がわからず、辺りをうろうろしてしまいます。近くにいた警備のおじさんに伺ったところ、旧校舎は高校の敷地内にあるそうです。

【「ゆうもあ村」の看板】
 すでに閉鎖されていますが、市内のいたるところで看板などを目にします。

いろいろな事件が起きているこのご時世ですし、勝手に敷地内に入って撮影するのも大人として問題があります。事務所に行って、撮影の許可をいただきました。その後、たんまりと撮影。幸いなことに、敷地内は私服の方が多数いらっしゃったので、私服で撮影している私はそれほど浮いた存在ではありません(^^;)。それでも、周りでは放課後の部活動の学生が練習をしたりしているので、それなりに気を使います(^^;)。


【尖頭アーチ】

【イオニア式】
 ゴシック建築を取り入れた木造建築。直線的な意匠が重みを感じさせます。  意匠はイオニア式。石造りの構造がそのまま意匠として採用されています。


【土浦第一高校 旧校舎】
 左右対称(シンメトリー)なつくりは、重厚感と神々しさを兼ね備えます。駒杵勤治設計、石井権蔵施工。国指定重要文化財です。


【屋根頂上にもデザイン】

【床下通風孔】
 東西南北を示すイニシャル表記。避雷針機能もあるのかしら?  湿気のある日本では床下通風孔は常識。パネルのデザインに注目です!。


■旧・筑波鉄道 真鍋機関区
 高校を後に、土浦駅方面に戻ります。

 真鍋街道を歩きます。しばらく進むと、土浦ケーブルテレビの社屋が見えてきました。隣には筑波鉄道新土浦駅跡があります。

 ついでに真鍋機関区の社屋も撮影しておきましょう!。って、行ってみると、きれいさっぱりなくなっていました(TT)。去年まであった木造の真鍋機関区の社屋が更地になって、駐車場になっていました〜(TT)。

【新土浦駅跡】
 左手のビルに土浦ケーブルテレビが入っています。下の道路が筑波鉄道跡。


【真鍋機関区 跡地】
 駐車場のところに、大きな木造建築の真鍋機関区がありました。建物だけは残っていたのに、完全に更地になってしまうとは・・・(´TωT`)。


【真鍋機関区 跡】
 上に掲載した写真とは撮影角度が正反対ですが、これが真鍋機関区跡。この当時からすでに駐車場として利用されていました。(2002年10月12日撮影)

 つくばりんりんロードを歩いていきます。


■土浦駅
 土浦駅前まで戻ってきました。イトーヨーカドーの書籍売り場で本を2冊購入。ドトール隣の携帯ショップ前の新聞販売機で茨城新聞常陽新聞を購入します。いい時間ですし、夕食でもとりますか。円喜門にて夕食。

 明日も休みなので、泊まっていって深夜のつくばEX車両の納品を見ていこうかと思いましたが、いろいろ考え、帰ることにしました。
 土浦駅から出る常磐線の車両の中から、つくばEXの車両を眺めます。

【土浦駅】
 土浦周辺を堪能した一日でした。


(この項 終わり)
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更新日 2005/04/21
2005年04月21日 UP

関連リンク
●土浦駅にてつくばエクスプレスの車両搬入のため車両がありました
つくばエクスプレス(常磐新線) つくば駅見学(20040731)
水戸の梅まつり2004(偕楽園)(20040307)
【サイト紹介】1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された、『国際科学技術博覧会(通称・科学万博−つくば’85)』〔EXPO’85〕や、茨城県県南地方(土浦市・つくば市)のイベント、JR常磐線(旧トンネル)、廃線となってしまった筑波鉄道(つくばりんりんロード)を中心に繰り広げる、「いばらき だいすき」なサイトです。

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