ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 茨城紅葉の旅2005 花貫ダム紅葉 ■
高萩市県北) : 2005年11月24日(木)取材

 茨城の紅葉を堪能するために向かった旅の2日目。
 「県北の紅葉」を目的ときめ、高萩の紅葉を目指します。高萩駅から路線バス+徒歩で、花貫さくら公園と花貫ダムを訪問。紅葉にはまだ少し早い時期のようですが、部分部分で紅葉を楽しむことができます。
 帰り道、旅人の血がうずうずと湧き出し、気がつけば大洗に足が向かっていました・・・。



 7時過ぎに起床。
 気がつけばここは東横イン日立駅前店。。
 ぐだぐだしながら起きます(==)zzZ。

 8時30分ころ1階のロビーに下り、無料朝食をいただきます。新聞ラックを眺めると、産業系の新聞があったりして、さすが技術の街「日立」だなーと感心してしまいます(^^;)。読んでみると、意外とおもしろい。

 みそ汁は、玉ねぎと卵が具材となっています。

【東横インの無料朝食】
 すべてが“持ち出し”で活動する旅人にとって、朝食代が浮くのはたいへん助かります。


■日立駅周辺をぐるり
 食事をし終え、その足でそのままチェックアウト。駅前の紅葉を眺めながら歩きます。大通りの桜の木は、紅葉はほとんど終わってしまったようで、枯葉を散らしています・・・。角にあったケンタッキーフライドチキンは、閉店してしまっています。過去に2度ほどこちらで食事をした経験があり、ちょっと寂しい(TT)。。あまりお客さんが入っていませんでしたから、しょうがないのかもしれません・・・。


【銀座通りの紅葉】
 日立駅前の銀座通りの紅葉。すでに葉っぱが散り始めており、紅葉は終盤戦へ。

【ケンタッキーフライドチキン跡地】
 日立駅前の交番前にあったKFC。KFCでは非採算店舗のクラッシュが進められています。。


 日立駅の海岸口方面に回ります。日立駅が改修されるような計画があります。高架駅舎になって、自由通路が作られる話です。まだ計画段階なので、目で確認できるものはほとんど無いはずですが、現状を見学しておくのも通な感じです(^^)。


 この高架橋を渡るのは、2度目。
 1度目は雨の日でした。


 高架橋を渡り日立駅海岸口側に出ます。海岸口側の駅舎平屋建て。常磐線のいわき駅以降でよく見ることのできる、駅舎って感じです。
 駅舎隣りのキヨスクが新しくなっています(@@)。茨城新聞を購入するついでにお伺いすると、今年(2005年)の9月ころに改修されたそうです。

【西口と東口をつなぐ高架橋】
 日立駅の水戸寄り側には、線路をまたぐための自由通路の高架橋がありますので横断。


【日立駅 海岸口のキヨスク】
 3ヶ月ほど前(2005年9月)に改修されたキヨスク。屋根のビニルがブルーに。

【常磐線 日立駅 海岸口】
 もともとは、こちらの海岸口が日立駅(助川駅)の始まりの駅舎だったそうです。


■高萩駅に向かう
 9時20分発の高萩駅行きの常磐線に乗ります。迷わずsuicaを改札にタッチし、Go。
 階段を上り、常磐線を待っていると特急が入線してきます。

 9時20分、常磐線は終点高萩駅を目指して出発します。車内放送を聴いていると、この日のこの車両の一部のドアが壊れていて、開かないようです・・・(==)。こういう(整備不良の)車両も運行に加わるんですね〜。

【日立駅ホームにて】
 ホームで撮影していると、黄色のフレッシュひたち号が入線してきます。


■高萩駅はsuicaに対応していない
 9時35分過ぎに高萩駅に入線。高萩駅は2度目です。1度目は、去年の「紅葉の旅」の時に下調べで降り立ったのでした。

 ホームは常陸牛の人形。ホームの名所案内板を読むと、「花貫渓谷」の文字があります。

 高架橋を渡り、改札側のホームに回ります。改札を見てびっくり。こちら高萩駅suicaに対応していないのです(@@)。駅員さんにsuicaの処理をしてもらい、駅舎を出ます。

【高萩駅 駅看板】
 高萩駅は2度目の上陸です。


【常陸牛のモニュメント】
 茨城県の誇る、常陸牛をアピールするためのモニュメント。いただいてみたいものですな〜。

【suicaは使えない】
 高萩駅はsuica非対応なので、乗り越し精算をします。suicaの入退場処理は対応駅にて。


■イトーヨーカドー高萩店 解体
 右手にイトーヨーカドー。。と思ったら、解体工事をしています(TOT)。そうです。イトーヨーカドー高萩店は閉店してしまい、解体されているのです。

 まずは路線バスのチェック。花貫ダム(花貫渓谷)方面の、バス停「和野」行きのバスは、次は10時8分。まだ20分ほど時間がありますので、駅周辺を散策します。先ほどのイトーヨーカドー高萩店跡バス停郵便局などを眺めます。郵便局では一足早く、「迎春」の飾り付けが行なわれ、お正月気分・・・。

【イトーヨーカドー高萩店 解体工事中】
 高萩駅前にあったイトーヨーカドーは、閉店して解体されいます・・・(TT)。


【解体中のイトーヨーカドー高萩店】
 地方経済において「駅前」というポジショニングは、必ずしも良い商業の場では無くなっています。。地価に対してのスペースの問題。地方での移動手段である車を停めるための、駐車場を確保しなければならないという問題しかり。


【バスロータリー】
 駅前経済の衰退の反面、バスロータリーはかなりの広さを確保しています。

【郵便局で“迎春”】
 まだ11月の下旬ですが、お正月の飾り付けがすでに終わっています・・・(==)。


■花貫ダムに向かう
 10時8分、バスが来ましたので乗り込みます。

 やっぱり来てみないと、“その土地”ってのは分かりませんね〜。花貫ダム方面の道は駅前の商業地域から始まり、住宅地、そして山道になっていきます。全体的に拓(ひら)かれています。
 地図だけ眺めると、高萩市(高萩駅周辺)は山道で、道路もあまり整備されておらず、木々に包まれるような自然いっぱいの環境を想像していました(^^;)。

 15分ほどのバスの旅で、バス停「和野入口」に到着します。260円(大人)。

【バス停 和野入口】
 花貫ダム方面に行くためには、路線バスのバス停「和野入口」で降り、歩かなければなりません。

 バス停「和野入口」の手前のバス停前にセブンイレブンがありました。ドリンクとか食べ物とか購入しておきたいので、歩いて戻ることにします。10数分ほどでセブンイレブンに到着。お茶おにぎり2個を購入します。これから自然豊かな山の中に入っていくわけですから、飲食店が無いかもしれないので、あらかじめ購入しておくのです(^^)。
 これも以前、愛宕山登山の時に食べ物を持っていかず、散々な目にあった経験から学習したことなのです(^^;)。


【セブンイレブン 高萩秋山店】
 JR常磐線 高萩駅方面(太平洋方面)から花貫ダムへ向かう際のお買い物に便利かも。

【板張りの塀】
 セブンイレブン高萩秋山店付近の住宅は歴史を持ち、写真のような雰囲気を持ちます。


■十殿神社(じゅうどのじんじゃ)
 この界隈は旧家?が多く、蔵作りの建物がたくさん目につきます。一般のお宅なので公式な観光名所として紹介するのは問題があるのかもしれませんが、これはこれはすばらしい。

 そして十殿神社。神社裏には、意味ありげなが倒れていたりして、一瞬、茨城百景碑かと目を疑ってしまいます(@@)ビクッ!。

【十殿神社(じゅうどのじんじゃ)】
 セブンイレブン高萩秋山店から、バス停「和野入口」に向かう途中にある神社。


【十殿神社 神殿】
 神社ウ裏手に回りますと、神殿があります。

【怪しい碑?】
 敷地裏手には、茨城百景碑のような石が!。


■道路脇の碑
 先ほどのバス停「和野入口」を通り過ぎると、右手にお地蔵さん庚申塔馬力神の石もあります。どうやら周辺地域に存在(散在)していた石を、ここに集めているようです。。今は“開発”の名の下、こういう歴史のあるでも簡単に破棄されてしまう時代ですが、こうしてきちんと保管されるのは良いことです。

 国道461号を歩いていくとすぐに、頭上に橋上道路が見えます。常磐自動車道ですねー。

【花貫ダム方面へ向かう】
 国道461号を進んで行きます。


【道路脇に集められている石(碑)】
 道路の反対側に目を向けると空き地があり、たくさんの石や碑、お地蔵様がならんでいます。もしかしたら、敷地開発時に行き場の無くなった石をこの場所に集めて設置しているのかもしれません。


【常磐自動車道】
 常磐自動車道が高架道路になっています。

【景色が紅葉付く】
 辺りの木々も少しずつ紅葉付いてきます。


■越冬 てんとう虫
 花貫ダム方面に続く国道461号は、てっきり自然いっぱいの山道で、「登山」をイメージしていました。ところが、この道はきちんと整備され、がんがん大型トラックが通るのです(>O<)ゲホゲホ。気をつけて歩かないと、事故にあいそう・・・。

 途中でてんとう虫の襲撃。今年は越冬てんとう虫が大量発生しているようですが、ここ花貫でも日当たりの良いところでは、てんとう虫がたくさんいます。

【電柱で日向ぼっこの てんとう虫】
 越冬するてんとう虫も、この時期は冬眠前で、暖かい場所に集まる傾向にあります。


■花貫さくら公園
 バス停「和野入口」から撮影しながら30分ほど歩いていくと、「花貫さくら公園」の看板


【軽い勾配の山道】
 国道461号は整備されていますが、車の往来も多く、歩きにくい道路。

【花園さくら公園 の看板】
 バス停「和野入口」から徒歩で30分ほど。花園さくら公園の看板があります。


【花貫ダム方面の紅葉】
 周囲の景色にも、少しずつ紅葉が含まれてきます。真っ赤な葉っぱ。


 気になったので、公園方向である道を降りていきます。平日のためか、ずらっと続く駐車場には車はまったくありません。

 駐車場の先はになっているようで、なかなか良い雰囲気です。岩場にさらさらと流れる小川。この辺りはまだ紅葉が来ていないようで、木々の葉はまだ緑色。こちらの紅葉は、もう1,2週間先になりそうです。
 気がつけば20分も撮影しています(><)。

【花貫さくら公園の駐車場】
 国道461号から分岐した公園方面への道を歩くと、駐車場がずらっと並んでいます。


【花貫さくら公園の渓谷】
 駐車場を降りたところには、渓谷が広がります。


 駐車場の続く道路を歩きつめると行き止まりになり、人が渡るための大沢橋があります。橋を渡ると、この先が「花貫さくら公園」になるようです。公園にはバーベキューができる設備があったり、遊具があったりと、機材、食材を持ってきたら、さらに楽しめそう♪。

 公園は山の地形を利用しており、整備された山を歩くことで、軽い運動になります。バーベキュー広場の木々が真っ赤に紅葉を迎えていて撮影ベストタイミング(>▽<)。

【大沢橋】
 駐車場を歩きつめると大沢橋。この先が「花貫さくら公園」となります。


【花貫さくら公園 の入口】
 山の形状を生かした公園。

【バーベキューの施設(炊事棟)】
 無料でバーベキューの施設が利用できます。


【バーベキュー広場の紅葉】
 バーベキュー広場(芝生公園)の紅葉が、真っ赤に色づいています。


■花貫さくら公園で昼食
 山を登ると左手にダムの設備が見えます。あそこの先が花貫ダムのようです。公園側からはアクセスできないようなので、先ほどの看板があった入口まで戻る必要があります。

 時間は12時を回っています。お昼時。思っていた通り、周辺には飲食店どころか自動販売機すらありません。セブンイレブンで買ってきた、おにぎりお茶をいただくことにします。晩秋の割りに天気がよく、ピクニック日和ですな。軽く運動をして汗を流した後のなので、おにぎりがいっそうおいしく感じられます♪ (^O^)。

【花貫ダム】
 ダムの下流側。ダムの反対側に行くには、公園入口の看板のところまで戻らなければなりません。


【お昼ごはん】
 コンビニで購入したおにぎり。汗をかいた後の食事は、いつもよりもおいしく感じます。

【つつじ?】
 食事をしている広場の一角に植えられている木々に、ピンク色の花が咲いています。


■花貫ダム
 食事をし終わり、公園の入口まで戻ります。
 再び国道461号を歩いていくと、ダムが近づいてきます。眼下に先ほどの、花貫さくら公園バーベキュー広場が見えます。

 花貫ダム管理所に到着。管理所前に路線バスのバス停がありますが、早朝と夕方だけの運行で、日中はバスが来ません。。管理所前を通り過ぎると、堰止められた花貫ダムが広がります。ダムの水辺には、様々な水鳥が泳いでいます。

【花貫ダムを目指す】
 国道461号に戻り、花貫ダムを目指します。二の沢、三の沢、四の沢を横断。


【眼下にバーベキュー広場】
 国道から下を見下ろすと、先ほどの花貫さくら公園のバーベキュー広場が見えます。

【花貫ダム管理所】
 ここにもバス停があるのですが、朝と夜だけの「通勤仕様」の運行便だけなのです。。


【花貫ダム】
 生まれてこの方、ダムを見るのは2回目です。最初観たのは、常陸太田市の竜神ダム。


■茨城百選碑 花貫ダムと花貫渓谷
 花貫ダムには駐車場があり、一角には『茨城観光百選碑 花貫ダムと花貫渓谷』の大きな石(@@)デカイ。


 しばらく辺りを撮影します。

【ダムの浅瀬にカルガモちゃん】
 ダムの一部は陸地になっており、カルガモちゃんら水鳥が羽を休めています。


【茨城観光百選:花貫ダムと花貫渓谷】
 花貫ダムの駐車場には、大人の背の高さほどの碑があります(@@)。もしや、「茨城百景碑!?」と思い近寄ると、「茨城観光百選碑」であることが分かりました。。。茨城観光百選碑は、科学万博-つくば’85が開催された昭和60年選定のものであり、茨城百景碑の昭和25年制定とは年季が違うのです・・・。


【記念植樹碑】
 茨城観光百選第2位に入線したことを記念し、植樹されたことを記すための碑。

【ダム上流方向を眺める】
 花貫ダムの地形は山々が入り組み、観光客の目を楽しませてくれます。


【花貫ダム 紅葉】
 紅葉を観に来たことが名目でもありますので、紅葉の写真もきちんと押さえておきます。まだ緑色の部分が目立ちますので、今年(2005年)の花貫ダム地域の紅葉は1,2週間先になるのでしょうか。。


【釣りをされる方】
 ダムをよくよく観察していると、湖面に浮かぶボート。釣りをされているようです。

【えさを食べるカモ】
 湖面ではえさをすくい上げようと、くちばしを水面にあてがいながら泳ぐカモちゃんたち♪。


【堰の上を歩ける】
 堰上は開放されており、人や二輪車なら通行可能。車はカラーコーンで規制しているようです。

【ダム下流方面を眺める】
 堰上からダムの下流方面を眺めます。紅葉は緑オレンジな感じ。右手下は花貫さくら公園。


【花貫ダム 貯水側】
 堰上から貯水側を眺めます。写真真ん中の高くなっているところが、茨城観光百選碑のあった駐車場です。下手が現在の水位ですと陸地になっており、水鳥たちが時折上陸しています。


 バスの時間などもありますので、そろそろ戻ります。
 来た道を歩いていきます。この道は距離は長いけれど、勾配はゆるいので、時間をかけてゆっくり歩く分には楽しいかも。紅葉の季節はなおさらオススメですな。大型車の往来が激しいので、車だけは注意が必要です。

 セブンイレブンまで戻り、軽食ドリンクバスが来るまで休憩。
 電話していたら、バスを危うく乗り過ごしそうになります(^^;)。バスに乗車し、高萩駅に向かいます。


■地方の駅前経済考察
 15時過ぎ、高萩駅に到着。

 水戸方面行きの常磐線は、15時29分発。まだ少し時間があるので、高萩駅の反対側(東口)に回ってみます。東口にはマーケット「ユーマート」がありますが、すでに撤退した後・・・。

【ユーマート】
 高萩駅東口ロータリーに面しているスーパーマーケット。すでに撤退しています。。

 地方都市は駅前が必ずしも、経済圏に成り得ないことを実証しています・・・。
 『地方都市の駅は「主要経済圏」に通勤するための窓口であり、地元の方々が生活の場として利用する場所ではない』というのが、KOUJINN(旅人)の体感してきた理論です。
 だからこそ、地方の駅のあり方のひとつに、『観光客を誘導するための窓口』としての役割を与えたり、駅周辺に観光客を受け入れる建築物(ホールや博物館など)や広場などを計画する必要があると感じています。地方都市の住民は、電車に乗ったことが無い(もしくは頻繁に乗る機会が無い)方が多いと思います。良くて「学生のころに乗ったことがある」、というくらいでしょう。成人すれば自家用車バイクに足が移行してしまうはず。。

 ちょっと妄想していたら、電車の時間になりました。高架橋を渡り、西口に回ります。

 券売機で水戸駅行きまでのきっぷを購入します。820円。

 水戸駅行きの常磐線に乗ります。

【水戸駅までのきっぷ】
 suicaに対応しておらず、自動改札も無いため、スタンプによる入場チェックになります。


■何故か大洗に向かう・・・
 17時過ぎ、水戸駅に到着。。

 (高萩駅での)suicaの精算を済ませ、一度改札を抜けます。この時、私KOUJINN(旅人)は何故か携帯で、あるところに確認の電話を入れます。空席の確保をすることができました。

 自動券売機の一番奥にある鹿島臨海鉄道の券売機の前にいました・・・。そして何故か、鹿島臨海鉄道大洗駅行きのきっぷを購入してしまいます。。

【大洗鹿島線 大洗駅行きのきっぷ】
 これから大洗駅に向かうのです。。

 改札を通り、水戸駅8番線ホームに下りていきます。ホームの駅弁売り「水戸八景」を購入。1050円。係りの方が「(気候が)お寒くなってきていますので、お体に気をつけてください」とおっしゃいました(^^)。
 8番線ホームで待っている、鹿島臨海鉄道の気動車に乗り込みます。ボックス席が開いているので確保。


■何故か大洗駅から大洗港フェリーターミナルへ向かう
 17時27分、大洗鹿島線水戸駅ホームを出発します。辺りはすっかり暗闇。景色はほとんど見えません。。

 同41分、気動車大洗駅に入線します。ホームの階段を下り、改札きっぷを預けます。

 大洗駅から大洗港フェリーターミナルへ歩いて移動します。。

【大洗鹿島線 大洗駅】
 暗闇に包まれる大洗駅。ここから大洗港フェリーターミナルへ歩いて向かいます。


■急遽、北海道に行くことにしました
 18時過ぎ、大洗港フェリーターミナルに到着。乗船証明書に記入をし、窓口で先ほど電話で予約した番号を告げ、乗船料10000円を払います。そうです!。ここから、『ぶらり北海道2005初冬〜常磐線と間違えて(仮)』が始まるのです〜~~~\(^O^)/~~~。

 出港時間は18時30分。あと20分ほどでフェリーは出港。少し小走りに2階の乗船口に急ぎます。

【大洗フェリーターミナル】
 大洗駅から歩くこと20分、ターミナルに到着。 


【乗船受付窓口】
 出港30分前とあって、閑散としています。

【乗船待合室】
 出港20分前。ほとんど人がおられません。


■サンフラワーさっぽろに乗船
 白く長い廊下を歩くと船の中エスカレータを上るとそこは、フェリーのエントランスです(^^)。今回利用するのは、サンフラワーさっぽろ夕方の時間帯のフェリーです。深夜便(23時59分発)は利用したことがありましたが、夕方便(18時30分発)は初めて。

 うれしくなって、ついついフェリーの中を歩き回ってしまいます(^^;)。
 すぐに、自分の2等寝台に行き、荷物を置いてデッキに急ぎます。

【乗船券】
 乗船する時と下船する時に、それぞれ半券を切り取り、船員さんに渡します。


【白く長い廊下】
 ターミナルからフェリーにつながる廊下。

【エントランスにつながるエスカレータ】
 ここからフェリー内部になり、エスカレータを上り詰めるとエントランスです。


■さらば大洗、さらば茨城
 18時30分、フェリー大洗港を出発します。

 デッキから大洗港を眺めます。前回乗船した時は、港にいるトラックが横一列に並び、パッシングして見送ってくれたので、今回も期待したのですが、残念ながら今回はトラックの見送りはありませんでした・・・(^^;)。

【2等寝台】
 カーテンだけの間仕切りが2等寝台。片道1万円で北海道に行けるのが魅力的なのだ。


【乗船ゲートがはずされる】
 フェリー乗船用のゲートがはずされ、いよいよ出港の時が来ます。

【ロープが解かれる】
 フェリーを岸に固定していたいくつかのロープも解かれます。


【さらば大洗 さらば茨城】
 18時30分過ぎ、フェリー「サンフラワーさっぽろ」は、大洗港を出港します。以前、出港した際はトラックの牽引車両が横一列に並び、一斉にパッシングして見送ってくれたのですが、今回は確認できませんでした・・・(´・ω・`)ショボーン。


■駅弁を船で食らふ
 休憩スペースで、水戸駅で購入してきた駅弁「水戸八景」をいただきます(^人^)。

 水戸八景は以前に一度、茨城県庁訪問の帰りに、特急フレッシュひたち号の中でいただいたことがあります。お値段がするだけあって、おかずの質も良く、お品書きにはおかずの説明が細かく書かれていて、食べるのが楽しくなります♪。

【駅弁「水戸八景」】
 おかずの質と豊富さ、見た目の楽しさにKOUJINN(旅人)オススメの一品なのです♪。


 フェリーでは夕食に、レストランでバイキングが行なわれていることがわかりました。以前、商船三井フェリーのサイトで、レストランの営業が廃止になったと読んだ気がしていたので、意外でした。しかし、夕食のバイキングは1600円(大人)もするので、いただくことができません・・・(TT)。もう少し安ければ食べたのになーと思いました(^^;)。

 えーっと、それで今回もまた、この更新はここまで。
 なぜならここから先は茨城県を越えてしまい、北海道になってしまうから。いつかこの先をお話しできる機会があれば(反響があるのであれば)、ご報告させていただきたいと思います<(_ _)>ヨロシクオネガイシマス。。



もどる:茨城紅葉の旅2005:袋田の滝紅葉
(この項おしまい)

 
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取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2006/08/19
2006年08月19日 UP

関連リンク
以前にもふらっと北海道に行ったことがあります・・・
鹿島鉄道 鉾田線(20041229)


 
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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