ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 茨城紅葉の旅2005 袋田の滝紅葉 ■
大子町県北) : 2005年11月23日(水・祝)取材

 紅葉の茨城を堪能するために向かったのは袋田の滝。
 日本三大瀑布のひとつとされる袋田の滝は、紅葉のこの時期が一番の集客となります。西行法師には、「春夏秋冬と4回訪れなければ、袋田の滝の本当の良さが分からない」と言わせ、別名『四度の滝』とも呼ばれています。
 袋田の滝や秋の紅葉風景を織り交ぜながら、茨城紅葉の旅2005が始まります。

 8時過ぎに起床します。今週くらいから茨城県の県北地域紅葉の見ごろであろう、と勝手に予測し、県北地域に向けて旅が始まります(^^)。誕生日にもらった新しいリュックサック24リットルサイズで、日帰りにはちょっと大きめ(^^;)。バックルをきつめに絞って、ちょうど良いくらいの大きさです。汗をかいたときに着替えられるように、下着やシャツ、タオルなどを入れ、一眼レフカメラを入れたり、GPSを入れたりしても、十分な大きさです。

 新松戸駅常磐線に乗り換え。今回は常磐線水戸駅以北に行くことを決めています。お得なきっぷを検索していたら、「ときわ路パス」なるものを発見。常磐線だと取手駅以北で購入することができるようです。


■常磐線 茨城県最初の取手駅で「ときわ路パス」を購入する
 10時過ぎに常磐線利根川鉄橋を渡り、取手駅に入線していきます。

 取手駅西口改札を出て、みどりの窓口へ。
 前の方が長引き、ひとつしかないみどりの窓口は気がつけば長い列。。2000円で「ときわ路パス」を購入します。聞けば、同きっぷは自動改札にも対応しているとのこと。早速、自動改札ときわ路パスを通し、1番線ホームに下りていきます。

 電車が来るまで時間が少しあるようなので、東口に回り、改札外のキヨスク茨城新聞を購入します。西口のキヨスクでは売っていなかったのです。。

【リゾートエクスプレス ゆう(485系)】
 何気なく車窓からの眺めを撮影していると、珍しい車両(@@)。直交流のイベント列車です。


【鉄橋から利根川】
 坂東太郎(利根川)を渡ると、茨城県に入るわけです。

【ときわ路パス】
 茨城県内の電車が乗り降り自由のきっぷ。一日乗り回すなら、かなりお得なきっぷになります。

 1番線ホームから常磐線に乗り、まずは水戸駅に向かうことにします。
 県北地域に行くことは決定事項なのですが、そこから先はどこにいくか決めておりません・・・。


■水戸駅でココイチのカレーを食べながら考える
 12時。常磐線水戸駅ホームに入線します。

 水戸駅構内で各ホームの出発時刻を確認すると、袋田の滝方面に行く水郡線は、手前の常陸大宮駅行きで12時15分の出発。もたもたしていたら、さらに北上していく常磐線との接続も悪くなってしまい、移動手段が無くなってしまいました・・・。
 お昼時でもありますし、ここは一度改札を出て、昼食にすることにしましょう(^^;)。

【水戸駅にて】
 水戸駅からは海側の常磐線、大洗鹿島線、山側の水郡線とあらゆる旅に対応しています。

 北口を出てペイデストリアンデッキを歩きます。突き当りを降りると松屋があるので、松屋カレ・ギュウをいただくことにします。と、松屋を覗くと、長蛇の学生列。。これはしばらく席が空きそうにありません・・・。お昼はカレー!って気分が紅葉、いや高揚してしまっていたので、銀杏坂をさらに進んだココイチに入ることにしました。
 ここのココイチ(水戸駅前店)に入るのは、4年ぶりかしら(’’*)。当時は夏で、限定メニュー「豚キムチカレー」をいただいた記憶があります。。今日はロースカツ+ほうれん草カレー(300g/甘口)を注文。ココイチのカレーは辛さが「普通」でも、ちょっと辛目なので、KOUJINN(旅人)的には「甘口」でちょうどいいのだ(*^^*)。

 アルバイトの女の子がちょっとトロイ性格のようで、カウンターの注文や片づけがうまく進みません。。手際が悪い感じもします・・・。ふたつ隣のカレーうどんを注文したおば様の席には、前のお客さんが残した?水が出っ放しで、おば様の前には2つコップがあります(−−;)。食べ終わったお皿もなかなか引っ込まない。。ほかの店員さんは決して忙しそうに見えないのに、フォローをする気配がありません・・・。おそらく店員ごとにお客様の接客席の持ち場を決めていて、「自分の場所以外は関わりたくない」ということなのでしょうか・・・。食べ終わった後、その女の子がレジを売ったのですが、やっぱり手際が悪い・・・。
【ロースカツ+ほうれん草カレー】
 ココイチ定番のロースカツとほうれん草をトッピング。甘口にするのがKOUJINN(旅人)流。

 こういうのは女の子が悪いのではなく、力に見合わないポジションに配置した店長の責任だと思うんです・・・。忙しいお昼時に大事なポジションをやらせるのではなく、もう少し暇な時間帯に重要なポジションに配置するとか、方法はあるはず。。
 ココイチ水戸駅前店の店長の、(別な意味で)力量が分かってしまった瞬間です・・・(−−;)。


■水郡線の駅風景
 再び水戸駅に戻り、改札を通ります。

 水郡線2番線ホームに13時14分発の、郡山駅行きの気動車が待っています。
 ホームや気動車などの写真を撮影し、気動車に乗り込みます。車内はほどほどに混雑。座れないので、運転席の後ろ側のスペースを確保して、出発を待ちます。

 13時14分、水郡線水戸駅を出発します。
 住宅街が続いていた風景はしばらくすると、平野が広がり、さらに進んでいくと紅葉掛かった木々、山々になっていきます。

【2番線ホームの水郡線】
 2両編成の水郡線は郡山駅に行きます。

 瓜連駅ではホームや駅周辺が工事中。どうやら駅舎橋上化され、自由通路が作られるようです。瓜連駅は今春に訪問したばかりの駅です。。常磐線の北方面に多く見られる切妻屋根の駅舎でした。。そうかー、無くなってしまうんですねー(−−)。


【駅舎橋上化工事中の瓜連駅】
 切妻屋根の駅舎に代わり、橋上駅が作られるようです。旅人の目線からすると、切妻屋根の駅舎を大事にして欲しいところですが、地元の方々の利便性から考えると、橋上駅を受け入れることも必要なのかもしれません。



【玉川村駅】

【山方宿駅】


 14時を過ぎ、中舟生駅を過ぎた辺りから水郡線の眼下には、久慈川が現れます。水郡線の線路を弄ぶように、くねくねと川は動きを見せます。水郡線と平行して進んでいるなーと思ったら、線路をくぐって反対側に行ってしまったりと飽きさせません。

 西金駅で数人のハイキングの方々を乗せます。水郡線のこの辺りはハイキングコースが取られ、この時期、ハイギンガーには持って来いの土地です(^^)。

【中舟生駅】


【中舟生駅を過ぎた辺りの久慈川】
 中舟生駅を過ぎると、水郡線の景色は水田から久慈川に移行します。久慈川は、水郡線を弄ぶかのように、車窓の右に現れたり、左に現れたりと、旅人の目を楽しませてくれます。


【下小川駅】
 上り水郡線と行き違います。

【西金駅】
 ハイキングの方々が気動車を待っています。


■袋田駅に到着
 14時20分過ぎ、袋田駅に到着します。たくさんのお客さんがホームに下ります。

 うーん、春先の「氷瀑祭り」の時はほとんどお客さんが下りなかったのに、紅葉の季節はたくさんのお客さんが袋田駅に下りているんですねー。どうやら袋田の滝は、一般の方には「紅葉の季節に訪れる場所」というイメージなのかもしれませんねー。

【袋田駅が混雑する】
 袋田駅に到着した気動車からは、たくさんのお客様が下車されます。たいへんな混雑。

 大子町観光地の活性化をいろいろと考えているようですが、紅葉の季節の集客を見て安心するのではなく、春先暑い夏、そして寒い冬などの集客をどのようにしたら良いのかを考えることの必要かもしれませんねー。おそらく、季節ごとの集客データとかを分析できていないのでしょう。。だから、袋田の滝に新しい観瀑台を設置することだけに意識が集中してしまうのかと思われます。
 新しい観瀑台を設置しても、春、夏、冬の集客のアイデアを考えなければ、集客の全体的な底上げをすることは難しいことでしょう・・・(−−)。と、いろいろ考えつつ、袋田駅の改札を抜けます。


【駅看板 袋田駅】
 水郡線の観光メッカのひとつである、袋田駅。

【袋田駅 駅舎】
 ロッジ風の駅舎。袋田の滝から帰ってきた方々で賑わっています。


■路線バスで袋田の滝方面へ
 駅前、目の前に「袋田の滝」行きのバス(茨交県北バス)。例年の袋田の滝訪問ではバスを使ったことは無かったのですが、日が少し傾きかかっていたので、つい乗り込んでしまいます(^^;)。バス停「袋田の滝」までは200円(大人)。
 バスに乗り込んでちょっと後悔。。袋田の滝に向かう道中は商店街を抜けると木々が広がり、紅葉が良い感じに広がっているのです。紅葉を楽しみながら袋田の滝に行く機会を失い、失望・・・(==)。

 ならばと、途中のバス停「袋田ホテル」で下車し、歩くことにします。ここまでは150円(大人)。

【「袋田の滝」方面に行くバス】
 袋田駅から袋田の滝方面に行くには、徒歩(3,40分)で行くも良し。バスで行くも良し。


 茨城百景「袋田の滝●●」の碑は通り過ぎてしまっています。。バス停「袋田ホテル」前には、桜田門外の変で指揮を執った「関鉄之助の碑」茨城交通の前身、水浜電車を設立した「竹内勇之助の碑」があります。


【桜田烈士関鉄之助君歌碑】
 桜田門外の変で陣頭指揮を執った、関鉄之助先生の歌碑。関先生は袋田に根深いのです。

【竹内勇之助君頌徳碑】
 茨城交通の前身である、水浜電車を設立させた、竹内勇之助先生の碑。


■歩いて袋田の滝へ向かう
 袋田の滝に向かいます。
 辺りの木々は、にぶく紅葉に色づいています。この界隈の木々は紅葉といっても、パッションカラー的な紅葉になることは無く、どちらかというと鈍い紅葉に染まる木々が多く感じられます。


【思い出浪漫館 裏手の紅葉】
 紅葉のピークを迎える袋田地域ですが、写真集で見られるような、カラフルな紅葉ではなく、地味目な“鈍い彩色”の紅葉風景が広がります。


■袋田地域の風景
 そば街道を通り抜けていくと、右手の山頂(月居山)赤い建物が目に付きます。月居観音堂と呼ばれる建物で、展望台としての機能も持っているようです。通るたびに気になる、さしみこんにゃくのお店

 滝川を渡り、バス停の終点「滝本」まで来ました。

【袋田のそば街道】
 KOUJINN(旅人)が勝手に命名した、「袋田のそば街道」。お蕎麦屋さんが続きます。


【さしみこんにゃくのお店】
 通りかかるたびに気になる、さしみこんにゃくのお店。いつも人がいません。。

【「袋田の滝」の提灯】
 沿道の電柱には、「袋田の滝」の提灯が掲げられており、観光地としてアピールされています。


【民家の軒先の干し柿】
 地元にとっては「いつもの風景」なのかもしれませんが、旅人の目線からは地域独特の生活観を味わうことのできる風景であり、うれしくなります(^^)。


【生瀬富士の紅葉】
 袋田の滝に段々と近づいてきました。

【バス停「滝本」】
 袋田駅から茨城交通バスに乗ってくると、袋田の滝はバス停「滝本」が最寄になります。


 左手に滝本橋。今春訪れた時は老朽化のため、通行を控えるような看板が立てられていましたが、無事に工事も終了したようです。

 この橋を渡って袋田の滝に行くことができますが、この橋を渡るとお土産街道の一部を通ることなく滝に行けてしまうので、一部のお店屋さんからはクレームが入っていると言う、曰く付きの橋なのです・・・(ーー;)。

 さらに歩くと、日帰り温泉の楽しめる宿泊施設「豊年万作」

【修繕された滝本橋】
 老朽化で使用制限の橋も修繕されました。


【豊年万作】
 袋田の滝に近い宿泊施設。日帰りで入浴が楽しめます。日帰り入浴は1000円。

【橋を渡ってお土産街道】
 辺りの景色は紅葉。もうすぐで袋田の滝に到着します。


■袋田地域の紅葉
 滝川沿いの木々は紅葉がすばらしい♪(^^)。

 お土産街道を歩きつめると、左手に階段。階段手前には撮影ポイントとして、水戸のご老公、助さん格さんの像があります。いつも見るたびに「何かしょぼい像だなー」と感じるのですが、よくよく観察するとこれらの像は、ひとつの石を削り起こした物であることが分かりました!!(@@)スゴイ。
 言われなければ気がつかない。もっとこののことを説明しても良いのではないでしょうか!!(>O<)。

【グラデーションの紅葉】
 緑から黄色、オレンジと紅葉づいています。


【袋田 滝川沿いの紅葉】
 真っ赤な紅葉(もみじ)。


【滝川沿いのお土産街道】
 紅葉の季節は閉まっているお店も少なく、賑やかです。

【ひとつ石から作られている(2コマ)】
 ご老公様、助さん、格さんの像は、一つの石を掘り起こして作られた大作だったのです(@@)。


■袋田の滝のトンネル
 階段を上ると、袋田観瀑施設管理事務所。こちらで「袋田観瀑施設利用券」を購入します。大人300円。こちらで支払った利用料は、先日決定した、「新観瀑台設置工事費」に使われます。

 ひんやりとするトンネルに入っていきます。すぐ右手に「袋田の滝胎内観音(滝見観音)」があります。
 この観瀑施設には見学できる場所が3箇所あります。手前から「展望台」「吊橋連絡口」「観瀑台」。まずは展望台から。

【観瀑台へのトンネル(有料)】
 トンネルを使えば、袋田の滝をベストなポジションで観ることができます。


【袋田の滝 胎内観音(滝見観音)】
 トンネルに入ってすぐ右手に、胎内観音があります。トンネルは胎内とする考えがあります。

【まずは展望台(右)から】
 3つある見学台のうち、最初の「展望台」から攻略することにします。

 展望台袋田の滝からかなり離れていることと、この時期は紅葉の葉っぱにさえぎられ、滝が良く見えません(´・ω・`)。
 掃除した時に出たゴミをこの展望台から捨てているようで、すぐ下にゴミが散らばっています。。どうやらトンネル内を清掃した時に出たゴミを、この場所に捨てているようです。。せっかく掃除をしたのに、大切な自然の中にゴミを捨てるなんて本末転倒ですなー(XへX)。


【終盤を迎える紅葉】
 この展望台からは木々が視界をさえぎってしまい、袋田の滝を観ることができません。。

【柵の外に散らばるゴミ】
 観光客が捨てたゴミというより、トンネル内を清掃した際に出たゴミをここに捨てているようです。。


■袋田の滝 吊橋連絡口
 2つめの「吊橋連絡口」は名称から察するに、本来は吊り橋を渡るために設けられた通路です。

 この吊り橋を使うことによって、反対側に渡ることができ、先ほどのお土産街道に戻ることができるルートです。ここにも窓口があり、「利用券」を持たない方は、こちらで利用券を購入することになります。

【続いては「吊橋連絡口」】
 2つめの見学台は、吊橋連絡口。もともとは吊橋を渡るための通路ですが、ここの眺めも抜群。


【吊橋連絡口からの袋田の滝】
 袋田の滝を斜めから観る位置になります。展望台としての役割を考えていなかったようで、スペースが狭く、繁忙期は混雑するのです。。


【吊り橋】
 生瀬の滝や月居山、滝本のお土産街道に行くことができるルートでもあります。

【旧・見学道】
 30年ほど前は、橋の下に見える「旧道」を使い袋田の滝を見学したそうです。現在は利用不可。

 本来は通路なのですが、ここから観る滝もなかなかのもの。角度が微妙に良いのです♪(^^)。なので、足を止めて撮影をされる方が非常に多く、さらに通ろうとする人も多いため、混雑しています。通路幅が狭いので、ちょっと危険かも。。


■袋田の滝 観瀑台
 最後に「観瀑台」に出ます。TVなどで紹介されるのは、こちらです。袋田の滝の真正面に出て、大迫力。

 滝が落ちる時に発生する霧(マイナスイオン?)が、わずかに感じられます。今年始めに来たときよりも、観光客が圧倒的に多い。

【たいへん賑わう観瀑台】
 観瀑台は多くの観光客で賑わいます。


【袋田の滝を正面から】
 見上げるような目線のため、迫力があります。

【右手には吊り橋】
 観瀑台の右手下には、先ほど通った吊り橋。


■袋田の滝 新しい展望台の計画
 先ほど関係者の方に確認した話によると、袋田の滝新しい「展望台」が設置されることが決まりました。どうやら、この観瀑台よりもさらに上のほうに設置されるそうで、目線的には袋田の滝をもう少し上のほうから眺めることができるようになるそうです。ただし、あくまでも「新しい展望台が作られることが決まった」だけで、正確な位置や日時は決まっていないとのこと。2,3年をめどに完成を目指すそうです。


【新しい観瀑台の候補地】
 現在の観瀑台の上部に新しい展望台(観瀑台)を設置する計画があります。しかし、「自然公園特別地域」に指定されていることから、安易な開発をすることはできません。この場合、茨城県知事の許可が必要になります。


■バス停に戻る
 16時になろうとしているので、バス停に戻ることにします。

 袋田駅に行くバスが16時35分にあるのです。吊橋を渡り、にぶく彩る紅葉をカメラに収めながら歩きます。

【にぶく彩る紅葉】
 この界隈はにぶい紅葉が多いようです。


【バス停に戻る】
 吊り橋を渡り、道なりに進んでいくと、滝本のお土産街に道はつながっています。

【真っ赤な紅葉】
 部分部分では、紅葉の袋田地域を楽しむことが出来ます(^^)。


■大子町周遊観光バスで袋田駅に戻る
 バス停に到着。
 バスが来るまで20分近く時間があります。バス停に着いたころは周辺には観光大型バス観光客でにぎわっていましたが、16時30分近くになるにしたがって、波が引いていくように人がいなくなっていきます。

 バスが来ました。こちらのバス大子町が運営する、「大子町周遊観光バス」で乗車料が無料です(^^)。

【バス停に到着】
 袋田駅に向かうバスは、この時間だと大子町が運営する「大子町周遊観光バス」になります。

 乗車時に運転手さんから「ゆず」を2ついただきます。ほんのりとゆずの良い香り。運転手さんによると先日、テレビの撮影で女優の奈美悦子さんと、作家の室井佑月さんが乗車されたそうです。こちらの周遊観光バスは土日祝日のみ運行。


【ゆずをいただく】
 地元にて収穫過剰の分を、こうして周遊バス利用者に差し上げているようです。

【バス内部】
 利用者は3名。しかし、この3名を大事にすることで、袋田地域の活性化が生まれるのです。


■袋田駅
 16時43分、袋田駅前に到着します。バスを撮影させていただき、気動車を待ちます。

 水戸駅行きの気動車は16時48分。バスに乗ってくると、気動車との接続が良いですな〜(^O^)。過去に袋田駅では何度も、長時間待ったことがあるので、5分程度で気動車に乗れてしまうのは、変な雰囲気です・・・(−−*)。

【バスの写真】
 運転手さんにお願いしてバスの写真を撮影させていただきます。


【ホームにて気動車を待つお客様】
 紅葉の袋田の滝は、たくさんのお客様が袋田駅をご利用になられるのです。

【袋田駅の看板】
 手書きの駅名が良い感じ♪。

 気動車に乗り、水戸駅を目指します。うーん、今日はどこに宿泊しようかな〜(−−)。明日の訪問が十王とか茨城交通湊線なら、水戸駅周辺で宿泊です。。せっかく紅葉の時期に来ているし、紅葉を楽しむなら県北地方に足がのびることが考えられます。

 明日の目的を「県北地方の紅葉」と決め、東横インの日立駅前店に宿泊することにしました。そうと決まれば、携帯から宿泊予約を入れます♪。予約も無事に成立しました。
 18時、水郡線水戸駅に入線。18時5分の常磐線下り電車に乗り換えます。


■本日は日立で宿泊します
 18時42分、常磐線日立駅に到着します。
 祝日とは言え、通勤帰宅時間帯ともあり、まずまずの降客。長い旅をしてきた後なので、足取りが重い感じです(^^;)。階段を上り、中央改札ときわ路パスを通し、駅前に出ます。イトーヨーカドー地下で夕食を買い込み、東横インにチェックインします。

 テレビを観ながら夕食を食べていると、先ほど袋田の滝から利用したバスで伺った、テレビ番組が放送されています(^^;)。室井さんが手術を受けられるとか、奈美さんが病気を患っていただとかの放送です・・・。

 周遊バスの運転手さんからいただいたゆずを風呂に入れ、ゆず風呂にして明日の英気を養います(-。−*)フゥ。。

【東横イン 日立駅前店】


【周遊観光バス(TV放送より)】
 バスの運転手さんがおっしゃっていた番組が、偶然にも放送されています(^^;)。

【夕食のお弁当】
 イトーヨーカドー日立店にて購入してきた、夕飯のチキンカツ弁当です。


■人のいない、日立駅構内
 夜中、小腹が空いたので、日立駅隣のローソンで買出し。
 ホテルに戻る前に、人のいない日立駅構内を撮影してきました。UPします(^^;)。


【日立駅構内 待合ベンチ】
 待合用のベンチ。日中はいつも人が座っているため、こうした写真を撮ることができません。

【日立駅構内 券売機側】
 視線を右手に移すと、券売機が設置されている場所になります。場所になります。


つづく:茨城紅葉の旅2005 花貫ダム紅葉
 
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取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2006/07/27
2006年07月27日 UP

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【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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