ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 筑波山 徒歩下山 ■
つくば市県南) : 2005年11月3日(木・祝)取材

 この時期、筑波山は紅葉を向かえているはず。今年(2005年)はつくばエクスプレスが開業し、筑波山観光が予想以上に好評を得ています。その雰囲気と筑波山紅葉を確認するために、TXに乗車して筑波山観光を行なうことにしました。

 地元の方々の思いの他、筑波山は観光の注目を集め、県外からたくさんのお客様が訪問されます。地元の方々の想いとの温度差の関係もあって、「筑波山登山」には登山初心者の方が参道に足を踏み入れる“事故”が相次いでいる現実がありました・・・。

 今年(2005年)はつくばエクスプレス(TX)が開通し、つくば(つくば市、筑波山)が物理的、精神的に近くなりました。
 11月になり、紅葉の季節。今年は暖冬の影響で紅葉の進み具合が遅いようですが、TXに乗って筑波山に行くことにします。


■南流山駅
 当初は出かける予定ではなかったので、外出の準備をしていません。急いで準備をして、12時頃に家を出ます。

 若干の曇り空。13時40分頃、乗換駅のJR南流山駅に到着。改札でsuicaを通し、TX南流山駅構内に入って行きます。

 TX車両が来るまでに10分くらい時間があります。TX南流山駅構内を少しだけ撮影。

【JR武蔵野線 南流山駅ホーム】
 これまでは独立した一つの駅でしたが、TXの接続駅となりました。


【TX南流山駅】
 武蔵野線南流山駅は高架ホーム。TX南流山駅は地上駅舎です。改札は地下になります。

【TX南流山駅ホーム】
 自動改札はパスネットが利用可能。JRのsuicaには対応しておりません。


【つくば駅までのきっぷ】
 TX開業前まで、つくばに行くにはJR+路線バスで1450円。今は1090円で時間もお金も節約。

【TX車両が入線してくる】
 TX南流山駅ホームは地下。秋葉原駅方面から、つくば駅行きの快速電車が入線してきます。

 快速つくば駅行きに乗車します。最高速度130km/hTXはするするっと出発します。JRだと特急にでも乗らない限り、130km/hはなかなか体験できないものですが、TXでは通常運行で体験することができます。


■つくばエクスプレスの風景
 守谷駅に近づいてくると、進行方向左手に常磐自動車道が見えてきます。利根川を渡ると、守谷サービスエリアが見えます。今年は常磐自動車道を何度か利用しており、そのたびに守谷S.A.も利用しているので、親近感があります(^^;)。S.A.から1,2分で高架駅である守谷駅に入線します。

 眼下には関東鉄道常総線守谷駅。南北の駅前ロータリーも少しずつ整備が進んでいるのが確認できます。

 遠くに筑波山を眺めながら、万博記念公園駅研究学園駅を通過。地下駅であるつくば駅に入線していきます。

【守谷サービスエリア】
 利根川を渡ると、進行方向左手には常磐道の守谷サービスエリアが見えます。


【守谷駅 駅前ターミナル】
 かつて田舎駅のひとつだった関東鉄道常総線の守谷駅は、TX開業で開発の嵐に。

【研究学園駅 駅前開発】
 かつて葛城駅と名付けられていた研究学園駅周辺も、開発工事が行なわれています。


■TXつくば駅
 つくば駅でホームに降り、階段を上って自動改札きっぷを通します。改札を出てすぐ左にampmがあり、茨城新聞常陽新聞を購入します。最近のJRキヨスク(一部を除く)では買えなくなった常陽新聞が、つくば駅では普通に購入できるので助かります(*^^*)。

 つくば駅TXにより都内の人たちが来るようになり、サービスのレベルが向上しつつあるのが何となく感じ取れます。今までは茨城人的な“つっけんどんなサービス”でも通用していましたが、これからはそうは行かない。モノを売ることだけがサービスではなく、ココロを売ることもサービスとして捕らえて認識していけなければ、市場から消えていってしまうことでしょう。。

【つくば駅 改札階】
 つくば駅はホームが地下2階で、改札階が地下1階。改札を出てすぐ左手にampmが営業中。

 自由通路の柱には「筑波山行きバスA4出口 →」の貼り紙がしてあり、お客様目線で案内の強化がされていることに好感触です。


【A4出口の案内貼り紙】
 地元の人は分かっていても、初めて来たお客様には出口が分からない。そういう目線も必要。

【“神”のバスロータリー】
 TX開業に伴い、つくばセンターのバス・タクシーロータリーの導線変更がなされました。

 A4出口を出て、“神”のバスロータリーを眺め、筑波山シャトルバス乗り場に行きます。
 筑波山シャトルバスは、つくば駅から直接、筑波山神社入口(男体山側)つつじヶ丘(女体山側)まで行ってくれる、企画バスです。もともとつくば駅から筑波山神社に直接行く路線バスは存在せず、昔の筑波鉄道(廃線)の筑波駅(現・筑波山駅)まで行くバスしかありませんでした。筑波駅からは筑波山神社入口に行くバスが日に数本運行しており、バスを乗り換えて筑波山に行くことになります。
 それが現在はシャトルバスが運行され、筑波山神社入口まで直行。たいへん便利になりました(^^)。


■TXつくば駅から筑波山へ
 14時30分発のシャトルバスが入線。乗車時に「シャトルバス会員券」を受け取り、下車時に「会費」と一緒に「会員券」を回収箱に入れるシステムとなっています。筑波山神社入口までは700円(大人)、350円(子供)。つつじヶ丘までは850円(大人)、430円(子供)。

 バスは立ち客が出るほどの混み具合。今までは「つくばセンターから筑波駅に行くバス」は2,3人程度しか乗客はいなかったのに、TXの開通でこれほどまでに混雑するようになったんですね〜(T▽T)。

【筑波山シャトルバス乗り場】
 現状はこれくらいしか並んでいませんが、時間になると長蛇の列です。。


【筑波山シャトルバス(貸切)】
 乗客が多い場合は、ワンランク上の車両を使うこともあるそうです。これは路線バス車両。。

【シャトルバス会員券】
 乗車する時に券をいただき、降りる時に券と一緒にお金を払います。


【車内の混雑ぶり】
 4,50分の道中を考えると、これくらいの混み様ならバス会社は利益が出るし、お客様もストレスを感じなくて、良い運行なのかも。

【筑波山 全景】
 つくば駅から筑波山までは、車で40分程度離れた場所にあります。昭和中期に筑波山観光が流行した時代がありました。時代は繰り返す。


■筑波山神社入口
 道路は多少混雑していたものの、およそ50分で筑波神社入口に到着します。予定では「女体山側のつつじヶ丘→ロープウェー→徒歩→男体山頂上→ケーブルカー→男体山宮脇駅」と行きたかったのですが、筑波神社入口から女体山つつじヶ丘までの道路が混雑しており、かなりの遅れが出るとのお話。。残念ながら女体山はあきらめ、男体山の攻略だけにすることに変更します(´=ω=`)。。

 辺りを見回すと、つくば駅に戻るバス乗り場には長蛇の列。。w(゜O゜)wオオー、こんなに混雑しているのは初めて見ました〜。

【バス停「筑波山神社入口」】
 マイカーの交通渋滞と、路線バスに乗り切れない午前中のお客様がバス停にあふれています。

 大鳥居をくぐり、筑波山神社へ続く道を歩いていきます。路線バスだとこの先まで入っていくのですが、シャトルバスは少し手前で降ろされるんですねー。5分ほどで筑波山神社入口鳥居に到着します。帰りは路線バスを使うことになると思うので、最終バスを確認。筑波山(旧・筑波駅)に行く便で18時37分、というのがあります。


【筑波山神社への道】
 バス停「筑波山神社入口」から筑波山神社へは軽い坂道と、少しの徒歩が必要になります。

【バス停「筑波山神社前】
 筑波山神社訪問で、最も近いバス停の「筑波山神社前」。路線バスはここまで来ます。

 神社入口脇にあった筑波山観光案内の看板が新しくなっています(^^)。以前のものは廃線となった筑波鉄道が描かれていたりして、(違う意味では貴重ですが)本来の「案内板」としての役割を果たしていませんでした・・・。それが今回、TXの開通に関連してか、きちんと現在の情報に修正されているのは良いことですねー(^^)。


【新調された「筑波山観光案内」】
 つくばエクスプレス開業に合わせてか、筑波山神社入口脇にあった案内板が新調されています。以前の案内板は、TXどころか、昭和62年に廃線となった筑波鉄道(土浦-筑波-岩瀬)が長年掲載されていました・・・。


【以前の「筑波山観光案内」】
 この写真は2001年9月にVAIO C1の搭載カメラで撮影したものなので、画素数が足りずぼやけた写真になっております。。案内板下の、電車のラインが「筑波鉄道」です。この当時ですでに、“廃線”後15年ほど経過しております・・・。


■筑波山神社
 境内を散策しながら、参拝道を歩きます。

 立派な隋神門。その隋神門の左手には、銀色の卵があります。科学万博-つくば’85で展示されていた『未来の卵』です。

 階段を上ると、筑波神社の拝殿が現れます。「祝 開業 つくばエクスプレス」の立て看板菊の展示場が設けられています。

 それにしても、茨城県内では菊の花の展示が多く見られますねー(^^)。

【筑波山神社 隋神門(隋身門)】
 参道を進んでいくと、大きくそびえる隋神門。


【未来の卵】
 科学万博-つくば’85会場で展示されていた、「未来の卵」。

【筑波山神社 拝殿】
 拝殿手前のスペースがあまり無く(すぐに下り階段である)、撮影するのが難しい。。


【祝 開業 つくばエクスプレス】
 拝殿脇には、TX開業を祝う立て看板。

【筑波山 菊祭り】
 茨城県内の要所要所で見かける菊の花。


■つくば科学万博記念館
 そう言えば、科学万博-つくば’85関連のグッズを収めた建物(つくば科学万博記念館)が、筑波山神社の敷地のどこかにあるはずです。筑波山神社へは何度か来て、それなりに注意していましたが、未だ見つけたことがありません。

 筑波山神社の関係者の方にお伺いしてみると、「(つくば科学万博記念館を)観ていかれますか?」とのご配慮により、見学させていただけることになりました(^O^)〜♪。

【つくば科学万博記念館】
 拝殿の場所から降りてきて、さらに「未来の卵」通り過ぎた先にあります。基本非公開。

 階段を下り、「未来の卵」横を歩いていきますと、右手に木造建築。こちらが「つくば科学万博記念館」です。
 鍵を開けていただき、中に入ります。ひんやりとした室内に、目の前に飛び込んできたのは科学万博-つくば’85の時計茨城館のマスコットキャラクター「ぴょん太」君ポストカプセル2001ロボットです。


【つくば科学万博記念館 内部】
 建物内部は土足禁止でスリッパに履き替えます。かすかにかび臭いような懐かしいようなにおいがします。入ってすぐに科学万博のキャラクターたちがお出迎え♪。いきなりKOUJINN(旅人)のスイッチが入ります(@O@)。

 館内はどちらかというとパネル系の展示物が多いようです。
 各パビリオン館長からの直筆メッセージも異色で目立ちます。
 KDDテレコムランドのミニ観覧車に取り付けられていた人形(身長1mくらい)が、何体か置かれているのも目立ちます。
 各パビリオンの建物のミニチュア模型もあります。


【マグちゃん】

【コスモ星丸君スタンプ】
 カードを挿入口に入れて、ボタンを押すとスタンプを押してくれる機械。今は動きません。。


【つくば科学万博記念館 内部】
 額に入った色紙には、各パビリオン館長の直筆メッセージ。「科学万博が無事に成功したのは、筑波山神社のおかげです」といった趣旨のメッセージ内容になっています。一般の方が思っている以上に、万博関係者は筑波山神社の関連性を持ち合わせていたようです。


【KDDテレコムランドの人形】
 KDDテレコムランドの観覧車に取り付けられていた、人形のうちの一体。

【科学万博-つくば’85のシンボルマーク】
 20年の年月が経過した現在の目線で見ても、決して劣ることの無い、洗練されたデザイン。


【くるま館のスペースライダー】
 科学万博で一番の人気を誇った、「くるま館」の乗り物「スペースライダー。

【各パビリオンのメダル】
 オークションでも見かけたことの無い、万博パビリオンのイラストが入ったメダル。

 今日は予約をしておらず、係りの方も時間があまり無いため、10分ほどで退館することになっています。
 たいへん貴重な資料を見せていただき、お礼をいいます<(_ _)>アリガトウゴザイマス。

 つくばセンター付近に「つくばエキスポセンター」があり、あちら側にも科学万博-つくば’85展示コーナーがあるにも関わらず、筑波山側に「記念館」が存在することに少し疑問を持ちました(´・ω・`)?。
 回答としては「神社側としては科学万博の展示場があるつくばエキスポセンターでこれらのグッズを管理して欲しい」そうです。ところが、万博関係者からの強い要望で、「科学万博が大成功に終わったのは、筑波神社の神の力によるものだ。その神に感謝したい」というのと、「エキスポセンターは少なからず閉鎖に追い込まれる“可能性”があり、万が一閉鎖されてしまった場合、万博関連のグッズが失われる可能性がある。しかし、筑波山神社であれば“閉鎖”されるような事態には、ならないであろう。」という考えがあってのことだそうです。
 20年前の万博が終わったときからすでに、将来へ残す遺構のことを長期に考えていたのですね〜(TOT)。


■筑波山 男体山をケーブルカーで登る
 時間は16時になろうとしています・・・。早く筑波山(男体山)の登上を目指さないと、日が暮れてしまいます(^^;)。

 ケーブルカー宮脇駅に急ぎ、券売機ケーブルカーの往復券を購入。ケーブルカーは20分おきに運転されています。

 しばらくするとケーブルカーが下りてきました。改札で乗車券にはさみをいれてもらい、ケーブルカーに乗車します。

【ケーブルカー宮脇駅】
 筑波山男体山のケーブルカー乗り場。麓側は宮脇駅です。


【自動券売機】
 5年ほど前に手売りの窓口から、自動券売機へ変更されました。

【ケーブルカー“もみじ号”】
 ケーブルカーは井戸の桶のように、片方が下に来ると、もう一方が上に行く仕組みになっています。


【ケーブルカー“わかば号”】
 頂上に向かう山中、もみじ号の対になる、わかば号とすれ違います。

【紅葉が流れていく】
 まだ紅葉には早いようで、緑の比率が高い。。およそ7分で山頂駅に到着します。


■筑波山 男体山頂上の風景
 ケーブルカーは7,8分ほどで筑波山頂駅に到着。辺りは日が落ちかかっているのと、曇りがかっていて眺めはあまりよくありません。。去年(2004年)もこの時期に筑波山に来ましたが、去年は来るのが遅くて紅葉は終わっていました・・・。今年は来るのが早かったようで、紅葉が3割程度です・・・(´=ω=`)。

 筑波山頂駅には下りのケーブルカーに乗車しようと、長蛇の列。こんなに並んでいる様子は見たことがありません・・・(^^;)。よほど今年は筑波山へ訪問するお客様が多いのでしょう。。

【筑波山頂駅付近】
 下りのケーブルカーに乗るためのお客さんが、あふれています。。

 ぽつぽつと雨が降ってきました。。筑波山頂駅の裏側には「関東ふれあいの道」と称して、登山道(表登山道)があります。先日は岩瀬町の愛宕山(306m)登山を行なったり、ロングハイキングを常時行なっているので、体力的にちょっと自信があります。ここは筑波山徒歩で下山してやろうと、足を踏み入れます(^^)。
 登山道の導入部分は、丸太できっちりと階段が作られており、つい油断します。。


【関東ふれあいの道】
 筑波山頂駅の裏手には、「関東ふれあいの道」の石があります。

【筑波山 下山への入口】
 丸太で作られている下山道。ここだけ見ると、筑波山道がやさしい道のように感じます。


■筑波山 徒歩下山
 どんどん下りていくに従い、道は自然道になっていきます。一部は岩場がそのまま露出しています。ハイキングロードというとやさしいイメージがありますが、これは登山ですね(^^;)。持ってきていたトレッキングポールを使います。トレッキングポールは不安定な足場の時に、体重移動のサポートとして役に立ちます。
 トレッキングポールは以前に、『常磐線旧トンネルの旅』で惨敗した後、都内のアウトドアショップで購入したものです。常磐線旧線跡を散策したときに、路肩溝の藪に隠れた水溜りに足を突っ込んでしまい、がびしょびしょになったことがありました。それ以降、旧線跡散策を歩くときはトレッキングポールで足場を確認するようにしています。

 ちょうど日没の時間とも重なり、日はどんどん落ちていきます。道中は照明はほとんどなく、月明かりだけが頼り。
 暗闇になっていく中、持参した高輝度LEDライトのスイッチを入れます。最近は「ライトマニア」なるのも流行っているようで、流行の中でとりわけLEDライト高輝度消費電力も少なく、重宝します。ハンディタイプのものでしたら、1000円以下で購入でき、単3電池を2本使用するので充電式電池を使えば経済的にもお得です。

 道中、登ってきた親娘とすれ違います。父親携帯電話で救助を求めているようです。どうやら女の子足の肉離れを起こしてしまったようで、これ以上自力で登ることができない様子。。
 私も早く下山しなければならないので、先を急ぎます。

 しばらく降りていくと真っ暗な闇の中、4名の親子と出会います。灯りも持たず、その内の一人は小さな男の子父親に担がれています。。ここでささくさと先に行ってしまっては悪いなーと思ったので、「一緒に下りましょうか?」と言って灯りをサポートして下ります・・・。

 岩場が多くて足場が悪く、さらに暗くて視界が利きにくいこともあって、およそ2時間かけての下山です・・・。
 遠くにケーブルカーの運転音が聞こえてきます。さらに歩いていくと、宮脇駅の放送音が聞こえてきました。

【あっという間に真っ暗】
 もうすぐ17時という時間なのに、木々に包まれた筑波山はあっという間に暗闇に包まれます

 汗びっしょりになりながら、登山道入り口に到着しました。。
 ここで親子と別れ、バス停に急ぎます。太ももがプルプルしてちょっと力が入りません・・・。筑波山神社は急な階段が多く、バス停まで行くのが大変なのです。。特に筑波山を下山してきて疲労感がたまった足には、かなりの負担があります・・・(==)。


■バス停「筑波山神社入口」
 バス停 筑波山神社入り口。15分くらいで路線バス筑波山(旧・筑波駅)行きが来ます。

 汗びっしょりの下着を着替え、自動販売機でドリンクを購入し、水分補給(−。−)フウ。やっと一息つきました♪。

 やってきたバスに乗車し、10数分で筑波山駅に到着します。今日はこの後、水戸駅に行く予定。つくば駅(つくばセンター)行きの急行バスを見送り、土浦駅行きのバスの出発を待ちます。

【バス停 筑波山神社入口】
 着替えをして、バス停 筑波山行きのバスを待ちます。救急車がサイレンを鳴らして通り過ぎます。


【バス停 筑波山行きのバス】
 筑波山神社入口に、バス停「筑波山」行きのバスがやって来ました。最終バスです。18時37分発。

【バスの中】
 バス停「筑波山神社入口」から出るバスは古く、床は板敷きと趣のある車両です。。。


■バス停「筑波山(旧・筑波駅)」
 いくらTXが開通して筑波山が見直されていると言っても、ここ旧・筑波駅忘れられた荒野です(TT)。。昔(昭和3,40年代)は筑波山に行くとなると、国鉄常磐線土浦駅に行き、筑波鉄道筑波駅に来る方法が一般的でした。。そして筑波駅から徒歩バス筑波神社に向かったのです。。しかし時は流れ、時代は車社会になり、昭和62年に筑波鉄道廃線となってしまいました。筑波山はいつの間にか、人々の記憶の中から薄れていってしまいました。

 それからおよそ20年。TXが開通し、再び筑波山にブームがやってきています!(><)9。しかし、TXつくば駅から出発するシャトルバスはこの筑波山駅(旧・筑波駅)を経由することなく、筑波山神社に行ってしまいます。。筑波山駅周辺はたくさんの閉鎖されたお店が立ち並びます。これらのお店は昔、筑波山駅がひとつの拠点であったことを窺い知ることができるのです。。

 と、妄想を抱いていたら、土浦駅行きのバスの乗車扉が開いたのでバスに乗り込みます(^^;)。。

【土浦駅行きのバス】
 筑波山駅(旧・筑波駅)にて、土浦駅行きのバスの出発を待ちます。

 土浦駅まで行くバスの中、途中で1,2名ほど乗ってきましたが、ほとんどお客さんは乗ってきません・・・。日中のシャトルバスとは大きな違いです。


■常磐線 土浦駅
 20時ころ、土浦駅に到着。suica改札に通します。NEWDAYS前に『笠間菊祭りの菊』が展示されています。


【イトーヨーカドー土浦店】
 およそ1時間掛けて、筑波山駅から土浦駅までバスで戻ってきました(==)。

【笠間菊祭りの菊】
 土浦駅構内にて、笠間菊祭りの菊が展示されています。

 1番線へ。常磐線に乗り、ボックス席を確保。水戸駅を目指します。


■水戸駅と東横イン 水戸南口店
 21時20分過ぎ、水戸駅に入線します。
 北口に回り、吉野家に行きます。今日はがんばったので、豚丼の特盛みそ汁をいただきます(^-^)モグモグ。

 銀杏通りをふらついた後、水戸駅南口に回ります。

 東横イン 水戸南口店にチェックイン。
 明日もがんばらなければならないので、早めに風呂に入り、明日に備えます。

【東横イン シングルルーム】
 明日のために、ゆっくりと休息を取ります。。


つづく:御前山と那珂川大橋の鮭遡上
 
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取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2006/07/04
2006年07月04日 UP

関連リンク
筑波山神社 御座替祭(春季祭)(20051103)


 
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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