ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 第24回陶炎祭(ひまつり) ■
笠間市(県央) : 2005年5月1日(日)取材

 2005年5月1日、笠間市へ旅に出ました。
 観光地として力を入れている笠間市で有名な「笠間つつじまつり」に訪問するのが、メインの目的。さらに、このゴールデンウィークの時期は、「陶炎祭(ひまつり)」と称して陶器の販売イベントが行なわれているのも確認。訪問させていただきます(^^)。

 関東鉄道常総線を利用しての笠間訪問。
 大宝駅、騰波ノ江駅も訪問します。大宝駅で茨城百景碑を発見。さらに、騰波ノ江駅では「関東の駅百選」の駅舎を堪能させていただきます(^^)。

 9時過ぎに起床。
 以前から行きたかった、笠間市で行なわれている「陶炎祭」「つつじまつり」を訪問することにします。今回行なわれているイベントJR水戸線笠間駅が最寄り駅になります。


■笠間駅に行くルート:JR企画きっぷ「ホリデーパス」が使えない
 笠間駅はJRの休日フリーパスである「ホリデーパス」が適用できない駅で、普通に売られている乗車券を購入して訪問するしか方法がありません。そうなるとルートは「最寄り駅−新松戸駅−柏駅−友部駅−笠間駅」となります。
 しかし、これではつまらない。茨城を代表する(?)旅人が、そんな当たり前のルートで笠間に行って良いものか・・・。そこで考えたのが、取手駅から関東鉄道常総線を利用して、筑西市を縦断し、水戸線にアクセスするルートです。これであれば、茨城百景訪問予定の「大宝八幡」大宝駅にも寄ることができるし、ひとつぶで2度おいしい旅になります(^m^)。

 いつもはJRだけを使い、友部-笠間と向かうところですが、今回は取手で関東鉄道常総線を使い、下館-笠間とアクセスします。


■関東鉄道常総線を縦断する
 11時前に最寄り駅。
 新松戸駅柏駅と乗り継ぎ、関東鉄道常総線の乗換駅である取手駅常磐線は入線します。

 関東鉄道常総線では、土曜・休日に利用できるフリーきっぷが発売されています。

 きっぷ販売窓口「フリーきっぷをください」と言ってお金を2000円を渡すと、700円お釣りがきました。フリーきっぷ1500円(大人)のはずなのに、おつり700円とはおかしいな?と思ってきっぷを見ると、「春満喫!常総線おでかけフリーきっぷ」と書かれています。きっぷ上部には「飲み物引換券」がついています。今回のきっぷは4月、5月限定の発売で、いつものフリーきっぷとは趣旨が異なっているようです。

【関東鉄道常総線 改札】
 窓口でフリーきっぷを購入できます。

 いつものきっぷより200円安いにもかかわらず、120円飲み物引換券までついて、大変お得なきっぷに満足です(^m^)。

 ホームに下り、さっそく駅売店缶コーヒーと引き換えます。さらに、茨城新聞を購入し、気動車に乗り込み車両先頭部分にスタンバイです。気動車はまもなく出発し、水海道駅を目指します。


【フリーきっぷ】
 「春満喫!常総線おでかけフリーきっぷ」。この時期だけの特別きっぷです。

【出発を待つ気動車】
 ホームでは気動車が出発を待っています。水海道駅行きです。


【守谷駅】
 この夏つくばエクスプレスと交錯します。

【小絹駅】
 小絹駅の次が終点水海道駅です。

 12時20分過ぎ、気動車水海道駅に入線します。
 ここより先の下館駅行き気動車の出発には20分ほど時間がありますので、一度改札を抜けます。
 駅構内にある、駅そば天ぷらうどん(330円)をいただいます(^-^)モグモグ。
 ひとくちを飲むと、甘みが口の中に広がります。天ぷらをかぶりつき、うどんをずずずと口に運びます。ねぎと一緒にを飲む。うひゃ〜(@@)うますぎ〜。


【水海道駅 駅そば】
 改札を抜けると、駅車内にある駅そばです。のれんが良い感じです。

【天ぷらうどん】
 甘しょっぱい汁が茨城風味。ねぎの苦さや食感がたまりません(><)。


【「おでかけフリーきっぷ」のポスター】
 w(゜O゜)wオオー、このポスターは本日購入したフリーきっぷのものですね〜。

【水海道駅 改札】
 スチールのボックス型の改札。もうすぐ気動車が出発するので入ります。

 下館駅行きの車両が入線してきたので乗り込みます。
 およそ50分かけて下館駅を目指します。


 12時40分頃、下館駅に到着です。
 ここからJR水戸線に乗り換え、笠間駅に行きます。少し時間があるので、いったん下館駅を出て、駅前のつつじを撮影します。


【水戸線 下館駅】
 下館駅の右手にオープンしたコンビニNEW DAYSは、買い物に便利です♪。

【笠間駅までのきっぷ】
 関東鉄道常総線で下館駅に来たので、JRのきっぷを購入します。


【下館駅前のつつじ】
 下館駅前のロータリーには、つつじが咲き乱れています。彩度ぎりぎりのパッションピンクカラーです。もう、これだけでつつじを堪能した気になります(^^;)。


■第24回陶炎祭(ひまつり)
 水戸線に乗り、笠間駅へ。
 14時30分、笠間駅に着きます。
 笠間駅を出て右手にある、観光協会にてレンタル自転車を借ります。2時間300円。

 最初に向かうのが、陶炎祭会場です。
 もらった地図GPSを頼りに会場に向かいます。方角的に先日訪問した佐白山方面です。

 笠間市の観光は道路標識が充実しています。
 今回の陶炎祭(ひまつり)ではいたるところに会場アクセスのための看板が設置されており、初めての方でも容易に訪問することができます(^^)。

【陶炎祭(ひまつり)会場への案内板】
 笠間の観光は、いたるところで案内表示板があるため、訪問が容易です。

 陶炎祭の会場になっている笠間芸術の森公園は、地形がちょっとした山になっており、自転車で上るのにパワーがいります・・・。普段から不摂生なので、ふうふう言いながら自転車を押して進んで行きます(@@)フウフウ。
 会場には駐車場もありますが、すでに満車状態で駐車場が空くのを待っている車両が並んでいます。


【車での訪問が多い:渋滞中】
 会場である、笠間芸術の森公園へ車で訪れる方が多いようです。

【振り返ると標高が高い】
 笠間芸術の森公園は地形が山になっており、自転車はきついです・・・(@@;)。

 その脇をスイスイーっと通り抜けていきます(^^)。
 自転車を止め、陶炎祭会場を歩きます。


【陶炎祭会場】
 歩道部分はプラスチックのボードが敷かれ、芝生部分を傷めないようにしています。

【陶炎祭本部】
 陶炎祭会場では本部が設けられ、会場案内や飲食物の販売を行なっています。

 陶炎祭では地域の陶芸家が集まり、各陶芸家が作った作品を販売するイベントです。手作りの作品が並ぶので、同じものが二つと無い会場では、作品を眺めて楽しむ方や、実際に購入していかれる方がいらっしゃいます。
 会場中心ではステージがあり、オークションが行なわれています。
 お皿やコップ、湯のみ以外にも、アクセサリーなどを作って販売していたりして、ゆっくり見ていくと面白いイベントです。

 ※各ブースの方々の中には、実際にお店を営んでいらっしゃる方もおられるようです。しかし、個人での出店が多いので、出店者の名前は出しません。ご了承願います。


【メインステージ】
 コンサートやオークションなどが行なわれるステージです。


【「刷毛目湯呑」】
 刷毛で線を引いた意匠が落ち着いた感じでステキです。2000円なり。

【「ハウルの動く城」みたい】
 湯飲みやお茶碗だけではなく、こうしたモニュメントみたいな作品も売られています。


【「ネコ皿」】
 猫ちゃんのかわいらしいお皿です。他にも橋置きなどが展示されています(´-ω-`)ニャ-。

【ブローチ】
 飛行機やUFOの形を彩ったブローチ。ビーズのキラキラ感がおしゃれですね〜。


【細いラインのティーカップ】
 うっすらとグリーンかかったホワイトカラーのティーカップ。紅茶が似合いそうです♪。

【もっちりとしたお茶碗】
 厚みのあるお茶碗です。デザインが巨匠!豪華!な感じがします(><)。

 レンタル自転車の返却時間の関係もありますので、次のつつじまつり会場に向かいます。


つづく:第34回笠間つつじまつり
 
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取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2005/08/13
2005年08月13日 UP

関連リンク
笠間稲荷神社と佐白山 水戸線巡り(20050407)
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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