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 現在でも何かと話題に上がる「カップめん」の容器が今回のテーマです。
現在の問題とは趣が異なります。
当時はカップめんの容器が捨てられた後、焼却炉で燃やしますが、その際に焼却炉を傷めてしまうので、カップめんの容器を「紙」製のものに変えるように「指導」したとあります。
カップめんの製造元は「日清食品」。日清食品は万博会場内を走る「ビスタライナー」の共同事業体に参画したため、出店の権利を受けてカップめんの売店を出すことにしました。
万博協会側は前出の通りカップめんの容器は焼却炉を傷めるので変えるように指導。日清側は容器を「完全回収」すると申し入れ。出店にこぎつけました。
協会側は「完全回収」は無理などの理由で申し入れを棄却。
しかし日清食品は万博開幕まで日にちが無いため納付金を振り込み、営業に踏み切ってしまいました。
協会側は納付金の振込みが発生したため許可証を発行しなければならないものの、保留扱い。３週間以上も無契約営業が続いてしまいました。
新聞社不明１９８５年４月９日掲載
文章は当ホームページで作成。
新聞は当時のものを引用。
※新聞は無断掲載
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