ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ TXで行く つくば100本のクリスマスツリー ■
つくば市(県南) : 2005年12月23日(金・祝)取材

 暮れも押し迫ってきた年末、茨城県つくば市では恒例となった「つくば100本のクリスマスツリー」が開催されています。
 人工的な街「つくば」の冬に、少しでも明るいまちづくりをしたいと始まった同イベントも、TXの開業で今後ますます大きくなっていくに違いありません。2001年から連続訪問中ですし、3連休でもありますし、とTXに乗ってつくばに行くことにしました。の初日。

 つくば100本のクリスマスツリーを堪能した後、つくばから水戸まで急行高速バスで移動。このバスは始めて利用しました。混まないし(それはそれで問題あり)、快適だし、1000円でつくばから水戸まで行けるのはオトクかも。

 今年(2005年)はつくばエクスプレス(TX:常磐新線)が開通し、茨城県の鉄道史に大きな歴史が刻み込まれました。これまでKOUJINN(旅人)がつくば(つくばセンター)に行く時は、常磐線ひたち野うしく駅まで行き、同駅から路線バスつくばセンターというルートを使っていました。時間的にもコスト的にも負担が大きく、近いようで遠かったつくば。それが、TXの開通により30分から1時間くらい、訪問時間が節約できるようになりました(^^)。

 2001年から4年連続で訪問している、つくば100本のクリスマスツリー。今年もつくばセンターで行なわれています。今年はTX開通を記念し、「つくば光の森」というイベントに拡大され、つくばセンター光のイルミネーション(死語?)で彩られているはず(^^)。

 13時過ぎに家を出ます。
 武蔵野線 南流山駅で下車。TXに乗り換えます。南流山駅からTX(つくば駅方面)に乗り換える時には注意が必要です。接続時間が短く、ゆっくり移動していると電車(TX)は行ってしまいます。。

 TX南流山駅ホームは地下。
 TXつくば駅行きに乗り、目指すはみらい平駅

 出発した車両は、しばらく進むと高架線路になります。進行方向左手を眺めていると、まもなく守谷駅守谷駅関東鉄道常総線と接続する駅で、ホームが4本あります。駅前は相変わらず整備作業中ですが、少しずつ茶色い地面がアスファルトに覆われていっているように感じます。土の地面と、アスファルトの地面のどちらが良いのかは一言で判断できませんが、集客の面から考えるとアスファルトの地面になっていくことが必須になります。。


■TXみらい平駅
 守谷駅の次がみらい平駅です。地下ホーム。
 14時20分過ぎ、みらい平駅に入線します。下車したお客さんは5,6名ほど。思っていたより、利用者がいるんですねー。
 ホームを軽く撮影し、地上ホームに続くエスカレーターに乗ります。異常なほど遅いエスカレーター。。秋葉原駅シャア専用と言われる「高速エスカレーター」が設置されていますが、間逆のコンセプトですなー(´・ω・`)。

【TXみらい平駅 駅看板】
 守谷駅から一つ目のみらい平駅。


【地下ホーム】
 イメージとしては地形の谷間にホームが作られた、という感じ。

【待合室】
 地方駅によく見られる「待合室」。最新のTX駅でも採用されていることに驚きます。


【亀より遅いエスカレータ】
 通常の半分の速度で動いています。エスカレータに乗りなれない地元民のためでしょうか。。

【自動改札】
 TXは前線で自動改札を導入。改札を抜けると開放感のあるロータリーに出ます。


 自動改札パスネットを通し、みらい平駅前に出ます。駅前はロータリーがあり、左手にはタクシーとバスのロータリーがあります。目の前の大通りの向こう側は建設工事中。鉄骨の様子から、スーパーカスミであることが予測されます。

 駅から見て右手には、まちづくりセンター。そのさらに隣には熊谷組の施工による、「センチュリーつくばみらい平」なる、高層住宅が建設中です。

【TXみらい平駅 駅舎】
 トラストアーチ構造の駅舎。たいへん開放感がある一方、鳥などが駅舎内に巣を作りそう。。

 その他にもいくつかの個別住宅や中小ビルの建設工事が確認できます。が、基本的に商業施設はまったく無く、遠くにセブンイレブンが確認できる程度。これからのまちづくりが期待される土地ですね。


【スーパーカスミ みらい平駅前店 建設中】
 駅前一等地に土地を確保し、建設中です。

【まちづくりセンター】
 みらい平地区の環境をコントロールします。


【つくば未来館】
 近辺で唯一と言って良い、施設。

【センチュリーつくばみらい平 建設中】
 人が住まなければ街は形成されません。



■TXみどりの駅
 次に向かうは、みどりの駅
 TXみらい平駅からひとつで、みどりの駅に到着します。こちらは高架ホーム。ホームからは駅前が見渡せます。ロータリーが広がり、右手に商業施設が見えます。スーパーカスミですね。エスカレーターを下り、改札を抜けます。

 スーパーカスミ側に回りこみ撮影。旧・谷田部町のスーパーカスミが閉店して、こちらに移転してきたんですよねー。
 マンホールのふたに、土星とスペースシャトルのイラスト。

【TXみどりの駅 駅看板】
 みらい平駅から一つ北上した駅。


【みどりの駅 ホーム階】
 同駅は橋上ホームで、改札は下階です。

【駅前(西口)ロータリー】
 路線バスやタクシー乗り場などがあります。


【自動改札】
 改札は地上階。

【TXみどりの駅 駅舎(西口側)】
 横に長い駅舎。意匠性は感じられません。


【TXみどりの駅 駅構内】
 地面が木製デッキと、石版プレート張りになっており、おしゃれな感じ。周辺に商業施設ができて、意匠的に連動するようになれば、違った街の雰囲気が形成できるような気がします。


【スーパーカスミ みどりの駅前店】
 国道354線沿いに新しくできました。もともとは、旧・谷田部町市街地にあった店舗です。

【つくば市のマンホール】
 スペースシャトルと筑波山。空に浮かぶは土星であり、コスモ星丸君ではありません。


■TX研究学園駅
 研究学園駅にも下車します。
 こちらでは改札を抜けずに、駅構内を散策するだけです。

 階下の改札階に降りる途中の踊り場に設けられたスペースには、研究学園駅周辺の開発計画の模型が展示されています。

【TX研究学園駅 駅看板】
 窓の外、一直線先には、筑波山が見えます。


【研究学園駅 ホーム階】
 同駅もまた橋上ホームになります。

【駅周辺の開発計画模型】
 階段の踊り場に、駅周辺の模型があります。


■つくば100本のクリスマスツリー
 再びTXに乗車します。終点つくば駅へ。
 TX車両は高架線路から再び地下へ入っていき、地下ホームに入線します。

 改札を抜け、つくばセンターに出ます。
 センター中心部へ足を運ぶと、広場にクリスマスツリーがたくさん設置されています(^^)。お客さんの数もTXの好影響を受けてか、例年より1.6倍の人手のように感じます。

【つくばセンター広場】
 ことしもまた、たくさんのクリスマスツリーがつくば中心部を飾ってくれます。


【「ようこそみなさん私の街へ!!」】
 TX開通と関連付けて、クリスマスツリーに上手に反映されている点が良いですな〜。というか、スピーフィ君がかわいいのです!!。

【スピーフィ君】

【「スペースシャトルつくば号」】
 「宇宙の街・科学の街 つくば」を元気よく、賑やかに表現した点がすばらしい〜。というか、パロちゃんかわゆいにゃ〜(´-ω-`)ゴロゴロ♪。

【パロちゃん】


【つくば100本のクリスマスツリー】
 段々と日が落ちてきました。ライトアップも始まり、夜のつくばにきらびやかな時間がやってきます。



■つくば光の森:つくば100本のクリスマスツリー
 つくばエキスポセンター方面に歩きます。バスロータリーのケヤキの木グリーンにライトアップされています。

 ブリッジ照明デザイナー石井幹子氏による、カラーデザインが施されています。つくば市のカラーである、ブルーグリーンをグラデーションを交え、色味の変化をもたせています。

【ブリッジのライトアップ】
 今までは蛍光灯による“ただの照明”でした。


【バスロータリーのライトアップ】
 バスロータリーの木々にも緑色のライトアップが施されています。

【ブリッジからつくば駅方面を眺める】
 TX開業元年。つくば市街地は今のところ、TX開業を“プラスの力”に変えています。


 中央広場に目をやると、広場内の工事が行なわれています。前から思っていたのですが、この広場と、つくばセンターバス乗り場のブリッジってつなげることはできないのでしょうか。。中央広場からバス乗り場に向かうのは、導線が確保されておらず、すこし遠回りになってしまうのです。公園とバス乗り場のブリッジがつながれば、便利になるような気がします。

 中央広場の池が部分的に凍っています。

 ブリッジ下もライトアップされているのは、意外と知られていないのかも(^m^)。

【凍る中央広場の池】
 池が凍っているのが、ライトの光具合でお分かりになりますでしょうか・・・(^^;)。


【ブリッジの下もライトアップ】
 ブリッジ上の青と緑のライトアップにばかり目が行ってしまいますが、ブリッジ下も同様にライトアップされています。

 つくばエクスプレス開通記念「梟(ふくろう)」の像。像の横を見ると、「台湾省台湾縣新店獅子会」の寄贈によるもののようです。


【「梟」の像】
 茨城県内で時折目にするフクロウの像。

【つくばQ’t(キュート)】
 TX開業に合わせて建設されたSモール。


 再び、つくばセンター中心部に戻ります。
 中心部の木々に白色LEDで装飾。あたり一面が、白色LEDによる木々のライトアップで、幻想的な雰囲気になっています。

 日がどっぷりと暮れて、クリスマスツリーのきらめきも良い感じになってきました。

 MOG内のロッテリアで軽く食事をします。目の前で、光のメリーゴーランド

【赤色LED】
 つくば市街地の木々が様々な色のLEDで彩られています。


【ホワイトイルミネーション つくば光の森】
 ペイデストリアンデッキの木々は白色LEDで統一され、ホワイトクリスマスのようです。


【ライブ (Q’t看板前)】
 デッキ上では某バンドがライブ。

【ライブ(大ツリー前)】
 ツリー会場では某アカペラグループのライブ。


【つくば100本のクリスマスツリー】
 日が完全に落ち、クリスマスツリーのライトアップで、辺りは幻想的な雰囲気に包まれます。


【柿のオブジェ】
 ツリー「シルバーの野菜畑」より。良い色で撮影できたのでUPします(^^;)。

【ミニメリーゴーランド】
 MOG前では、ミニメリーゴーランドが臨時に設置され、子どもたちを楽しませてくれます。

 今宵はこの後、水戸に向かうことにします!(>▽<)。


つづく:水戸芸術館 スターライトファンタジー
 
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更新日 2006/08/19
2006年08月19日 UP

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【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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