ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 土浦キララまつり2005(2日目) ■
土浦市(県南) : 2005年8月7日(日)取材

 土浦キララまつり2005の2日目。
 今日は「市民山車等巡幸」と称して、土浦市内の山車、神輿が集まります。
 城下町土浦として栄えた歴史からも分かるとおり、土浦は歴史ある街。各町が山車を持っていて、お祭りになると“血湧き肉踊る”モードになるのです!(>▽<)。
 各町が持つ山車を中心に、キララまつり2日目を探っていきます。

 12時30分頃、最寄り駅へ。
 今日も土浦土浦キララまつり2005の2日目が行なわれます。
 2日目の今日は、「市民山車巡行」がメインでしょう(^^)

 乗り換えの柏駅は13時10分過ぎ。
 入線してきた常磐線白電です(^^)。白電でも土浦駅寄りロングシートであることが多く、ボックスシートマニヤなKOUJINN(旅人)にとって、白電が来ても油断できません(−_−)。入線してした車両は、やっぱりロングシート型・・・(TT)。不幸中の幸いは、1号車の進行方向後ろ側はトイレがあり、その向かいがボックス席。お客さんが先に1人いらっしゃいますが、そのうち空くことを祈り、北上していきます。

 夏本番――。

 窓の外を眺めると、青々とした水田風景が流れ行きます(^^)。
 この自然の風景こそが常磐線の魅力であり、私の気持ちを高潮させてくれます(*^^*)。

【水田風景と日清食品の工場】
 車窓からは青々とした水田風景。


 14時過ぎ、土浦駅1番線に入線します。
 橋上改札を抜け、ペイデストリアンデッキに出て、目抜き通りに向かいます。
 うらら広場では、昨日の「七夕おどり」コンテストの授賞式が行なわれています。


 【七夕おどりコンテスト授賞式】
 昨日の「七夕おどりコンテスト」に入線されたチームへの授賞式です。うらら広場。

悠遊(写真左手)
 (2005年)8月15日いっぱいで閉店してしまう悠遊さん。小松屋さんの店内奥にて営業。

 優勝は「霞ヶ浦カッパ連」。準優勝は「さわやか土浦連」。三位は「生き生き三代天川ファミリーおかげさまで40年連」です。
 特別賞は「ピュアネス連」「星のフラメンコ連」「桜ヶ丘ハッピー連」「文沙連」「烏山第二団地連」「和き愛あい2000連」「世界仲良し連」
 霞ヶ浦カッパ連は、踊りも揃っているし、声も出ているし、七夕踊り(土浦まつりうた)の常連。踊りの見本でもあります。今年は踊りのパターンが少なかったように感じられますが、それでも他の団体より頭ひとつ以上抜き出ています。
 さわやか土浦連中川市長が先頭を取ってきっちりと踊りきり、納得の準優勝です。
 個人的に良かったと思ったのは、「そーれ、そーれ、それー」星のフラメンコ連ですね(^^)。例年、七夕おどりで華のある踊りを披露してくださっていますが、今年は例年以上に踊りがまとまっていた感じ。
 一昨年拝見した時は、ただ参加されているだけだった世界仲良し連は、今年は踊りがまとまっていました。「シェイク!シェイク!」の独特の振り付けはワールドワイド的な感覚でステキ(*^^*)。踊りのアイデアを出された方に、個人的に賞を送りたい気分です♪。


 目抜き通りに足を向けると、すでに山車屋台が活動しており、お囃子を奏でています。



●沖宿町(沖宿囃子保存會)
 作りこみのしっかりしている山車。ワッパが小さい。


【沖宿町(沖宿囃子保存會)】
 土浦駅から歩いてまず最初に出会ったのが、レンコン収穫量日本一を誇る、沖宿町。使い込まれた山車が良い味を出しています(^^)。


【笑いが踊る】
 舞台上では笑いが踊っています。

【ワッパ(車輪)】
 県南系の山車は比較的、ワッパが小さい傾向にあるようですが、沖宿のはさらに小さい。


●新川囃子 なみき組
 なみき組:背景に土浦東武ホテル。ワッパを器具を使って浮かせています。方向転換が楽なので、最近は良く用いられているようですが、力任せにガガガガ・・・と押して方向転換するのも好きなので、微妙な心境です(^^;)。


【新川囃子 なみき組】
 目抜き通りを本部席方向に進行していく、新川囃子 なみき組。


【土浦東武デパートとなみき組】
 閉店してしまった土浦東武デパートを背景に、なみき組の山車は進んでいきます。

【使用していないワッパ】
 山車の奥に補助車輪が見えます。あちらの車輪がメインで使われているようです。


●桜はやし連
 桜はやし連:子供の笑いが踊っています。使い込まれたワッパが良い色を出しています。


【桜はやし連】


【土浦東武ビルと桜はやし連】
 土浦市街地に残された土浦東武ビル(閉店)の時計は7時50分で止まったまま。再び動き出すのを早く見たいものです・・・。

【ワッパの補修?(左部分)】
 乾燥などで“木”がひび割れ(縮小)するのを、楔を打ち込んで補修(もしくは製造当初から?)。木造建築柱の、“背割り”みたいなものですな。


●真鍋一丁目(南區ばやし)
 真鍋1丁目(南區ばやし):土浦で聞くお囃子の中で、異質なお囃子に感じられます。



【真鍋一丁目(南區ばやし)】


【踊っているのは?】
 このお面は、“笑い”に分類していいのでしょうか。

【武甕槌命(たけみかづちのみこと)】
 鹿島神宮(鹿嶋市)の祭神としても知られる、武道の神様。真鍋一丁目の人形です。


【小ぶりなワッパ】
 真鍋一丁目の山車のワッパもまた、小ぶりです。補強(?)の金具が特徴でしょうか。

【側面羽目板の彫りもの】
 日本の神話を題材にした彫り物のようです。比較的最近彫られたもののように感じます。



【山車の競演 (真鍋一丁目vsなみき組)】
 真鍋一丁目となみき組による、山車の競演。山車の舞台と舞台を突合せ、踊りとお囃子を披露しあいます。土浦地方の山車は、上部のみを回転させることができる山車が多く、競演しやすい環境(?)が整っています。

 真鍋1丁目となみき組みの競演。(0055)

 桜はやし連:力強く山車を回転させています。山車には力が良く似合う(^^)。(0061)

【桜はやし連】(6コマ)
 競演が終わり、山車の方向転換。


●中丸はやし連(喜楽會)
 中丸はやし連:スタンバイしています。(0066)


【中丸はやし連(喜楽會)】
 この時間帯は休憩のようです。目抜き通りから一本細い小道にお尻を向けて、スタンバイ状態に入っています。


【ワッパ(前輪)】
 前輪のワッパのほうが小ぶりで、丸い穴が抜かれています。

【ワッパ(後輪)】
 後輪のワッパは少し大きく、前輪と意匠的に異なっています。


【軒先部分】
 病垂れのような意匠。先端の白いものは大仏の顔のようで、横から矢が突き刺さっています。

【山車方向転換用ハンドル】
 ハンドル付きだと山車の方向転換が楽になる反面、力強さが失われてしまいます・・・。


●真鍋台連合
 真鍋台連合:おかめが踊っています。(0077)


【真鍋台連合】
 真鍋地域の連合体による山車。


【おかめが踊る】
 目線をくれましたので、UPします。おかめの、しおらしい踊りが好きなのです(*^^*)。

【ワッパ】
 輪切りの木製ワッパに鉄の軸受けをつけています。周囲に鋼鉄製の補強板を巻いています。


●田中二丁目
 田中二丁目:水色の着物を着たおかめ。(0087)


【田中二丁目】
 本部席前から土浦駅方向に移動中。舞台の上ではピンク色の手ぬぐいをひろげ、踊っています。


【田中二丁目のおかめ】
 上半身だけで踊っています。体全体を使ったほうが◎。お面があまりかわいくないにゃ〜(´=ω=`)。

【ワッパ】
 鎹(かすがい)でひびが入った部分を補修(?)しているワッパ。独特の釘打ち意匠工法。


 振り返ると、土浦東武ホテルとウララタワー。(0095)


【土浦東武ホテルとウララタワーと山車】
 手前(山車)から奥(ウララタワー)方向に歴史が流れていきます。


●小松1・2・3丁目
 山車を引っ張る。(0098)


【小松一二三丁目(三夜囃子)】
 小松の山車もまた、土浦駅方向に進んでいます。


【ワッパ(後輪)】
 小松の山車のワッパは鋼鉄製のようです。

【ワッパ(前輪)】
 前後輪で、若干意匠が異なります。


 まつり本部:(0107)


【目抜き通り 亀城公園方向】
 この交差点から先が、土浦中央通り商店街となります。上は高架道路「土浦ニューウエイ」。

【まつり本部】
 もともと祇園町があった区画。区画整理(高架道路建設)のため、現在は橋下広場に。


●千束町
 中央通り商店街からは千束町の屋台。(0109)
 黒い獅子とは別に、子供用の獅子もあり、かわいいです(^^)。(0110)


【千束町】
 千束町の屋台が亀城公園方向からやってきます。先頭には1基の獅子。すぐ隣に、子供獅子がいます(^^)カワイイー♪。


【屋台の獅子】
 獅子と屋台の布部分が繋がっており、こちらが本編の獅子であることは分かります。

【子供獅子】
 屋台とは直接繋がっておらず、単独でカパカパ口を開け閉めしています(^^)。


●真鍋三丁目
 続いては真鍋三丁目の山車。(0125)
 ワッパはゴムタイヤ。


【真鍋三丁目(明神囃子)】
 千束町に続いて、真鍋三丁目の山車がやってきます。山車横幅が広く、舞台位置が低いので、重厚感を感じさせます。戦車みたいな雰囲気。


【子供ひょっとこ】
 舞台上では、子供ひょっとこが踊っています。

【ワッパ】
 残念ながら(?)、ワッパはゴムタイヤです。。


●観光協会 雅連合(参伍囃子連)
 銀行前では観光協会の山車。ひょっとこが踊っています。(0145)


【市民山車 雅連合(参伍囃子連)】
 観光協会名義の山車。昨日は本部裏手のスペースでスタンバイしていた山車ですね(^^)。舞台上では子供ひょっとこ2人が一生懸命踊っています。


【ワッパ】
 木製。中心軸に飾りが施されています。こういうのって、結構コストが掛かるのです。。

【山車上部回転】
 競演のため向きを変えていた山車の上部を回転させています。


●東崎町
 東崎町の獅子。(0148)


【東崎町】
 東崎町の屋台。屋台から延びた布の先には獅子がいます。


【赤い獅子】
 この時間は赤い獅子を使っているようです。

【ワッパ】
 隙間からゴムタイヤが見えます。


●真鍋新町
 真鍋新町の山車は休憩中。(0171)
 彫り物がすばらしい。


【真鍋新町】
 休憩中の真鍋新町の山車。


【側面羽目板の彫り物】
 動物系の彫り物。かなり高技術な感じ。

【ワッパ】
 プレーンなつくり。


●富士崎1・2・3丁目(備前囃子)
 富士崎町の山車。(d0001)
 城北町と富士崎町の競演。(0003)


【富士崎1.2丁目(備前囃子)】
 中央一丁目付近では富士崎1・2丁目による山車。


【ワッパ】
 鋼鉄製のワッパ。

【競演:富士崎1・2丁目vs城北町】
 すれ違いの城北町の山車と競演します。


●城北町
 城北町が山車を回し始めます。(0010)


【城北町(新城組)】
 中央一丁目の交差点に城北町の山車が入ります。軸棒をチェックし、ゆっくりと山車上部を回転させていきます。


【山車を廻す】
 回転スピードが上がります。スピードについていけず、ひとりひとり脱落していきます。

【舞台上で踊る】
 回転している最中もお囃子は演奏され、舞台でおかめが二人踊っています。


■土浦まちかど蔵 周辺の風景
 水戸街道には燈篭が展示。
 白石書店さん前の空き地ではコンサート

 土浦まちかど蔵 野村さんで、昨日もいただいた土浦れんこんそばをいただきます。チャリティーで100円からでいただけます。奮発して、200円チャリティーしました(^^;)。そば、おいしい〜。

【灯篭】
 水戸街道には子ども提灯が飾られています。


【ミニコンサート】
 この会場は非公式なのか、いすが並べられているだけでステージはありません。。

【土浦れんこんそば】
 今回はチャリティー試食なので、100円からの募金でいただくことができます。


■仮面ライダー響鬼ショー
 土浦まちかど蔵の駐車場ステージでは、「仮面ライダー響鬼ショー」が行なわれています。

 商工会議所青年部の出店。
 出店で焼きそば(200円)を購入し、いただきます。紅しょうがが効いておいしい〜。

【焼きそば(200円)】
 商工会議所にて販売の焼きそばは200円。おいしいのだ〜(^^)。商工会扱いなので安い。


【仮面ライダー響鬼ショー】
 キャー、“仮面ライダー何とか”がピンチだー(@O@)ガンバレ!。
 仮面ライダーとかウルトラマンとかのウンチクは全然知らないので、気の利いたコメントが書けませぬ(´・ω・`)ショボーン。。


■櫻神睦の神輿 スタンバイ(つくば銀行)
 つくば銀行の駐車場では、櫻神睦の神輿がスタンバイ状態です。


【櫻神睦の神輿】
 つくば銀行の駐車場に置かれている神輿。敷地内だったので、許可を得て撮影します。

【鳳凰】
 この鳳凰が飛んでいるかのように、神輿を担ぎ上げるのがポイントなのです(−−)。


■立田町の獅子 がっちんこ
 本部前に戻ると、立田町の獅子ががっちんこしています(^^)。


【立田町の獅子、がっちんこ】
 本部前では立田町が獅子舞を披露しています。赤い獅子と白い獅子が踊り、好例のがちんこ(*^^*)。


【がっちんこ】
 うっふ〜ん(ーー*)。いやらしいわぁん。

【撮影するのを撮影する】
 土浦市公認のカメラマンのようです。


■キララ太鼓フェスティバル (準備)
 今日も日差しが暑い(@@)。
 ウララメインステージ前で少し休憩します・・・。
 「キララ太鼓フェスティバル」の準備が行なわれています。
 会場で利用される太鼓に、「伊奈町」の文字。

【ウララ会場ステージ】
 「キララ太鼓フェスティバル」が行なわれるようです。が、時間が合わずパス(><)。


■中国雑技団(モールフレンドパーク)
 場面転換でモール505に向かいます。
 今日もモール505では「モールフレンドパーク」と称し、様々なアトラクションが行なわれています。

 ステージでは中国雑技団の方々がショーを行なっています。座長が登場し、MCを行なっています。中国雑技団のショーは、あちらこちらのイベント会場で出会いますが、座長のMCは「ウッチャンナンチャンの特報王国に出演した」とか、「トンネルズの生ダラに出演した」などと、終わった番組をMCに用いてるのが気になります(^^;)。

【中国雑技団 座長MC】
 気がつくと良くお会いする、中国雑技団の座長さん。MCで紹介されている番組は、とっくの昔に終了しているんですけど・・・(^^;)。


■メンテナンスが必要なモール505(築20年
 モール505の通路に上がってみます。
 モール505も建築されてからおよそ20年くらい経つはず。通路の保護用アクリルパネルなどがゆがんでいたり、ボルトが緩んでいたりして、あまり感心できる状況ではありません。


【モール505の通路】
 ショッピングモールと、バス停「川口町」をつなぐために作られたであろう導線橋。

【ボルトが緩んでいる】
 いたるところでボルトが緩んでいたり、溶接が剥離しているのを確認できます。危険すぎ。


■フリーマーケット(モール505)
 高架道下ではフリーマーケットが行なわれています。
 高架道も、もうすこしライトアップを強化したりして、雰囲気を明るくできれば良いのにな〜。


【モール505 フリーマーケット】
 定期的にフリーマーケットの会場として使われる、モール505の広場。もう少しライトアップするなどして、快適な空間を演出できれば良いのになーと思います(−−)。


■休憩に入る山車、神輿
 山車屋台はいったん、この時間帯は休憩に入るようです。


【休憩に入る観光協会の山車】

【休憩に入る真鍋台連合の山車】


■富士崎町の山車を細かく観る

【軸棒】
 一番、汗の染みる部分。男たちの血と汗が染み付いた、軸棒です(><)。

【柱】
 柱にはきっちりと彫り物が施されており、質の高い仕事であることを確認できます。


【富士崎の提灯】
 「備前ばやし」の提灯もあります。

【欄間部分の彫り物】
 勇ましい獅子が彫られています。


■櫻神睦の神輿が動き出す
 UFJ銀行のところまで行くと、櫻神睦の神輿がやってきました。

 に乗せる少し前のタイミング。櫻神睦は今年も気合が入っていますね〜。一本締めが終わると、その後ろから荒川西区の神輿がやってきて、同じように一本締め。

【神輿を待つ】
 馬の上に立ち、つくば銀行方面から来る神輿を待ちます。


【神輿が来る】
 櫻神睦らのメンバーにより、神輿が担がれてきます。たいへんバランスの良い担ぎ方。

【一本締め】
 神輿は馬の上に置かれ、一本締めをして休憩に入ります。


 地元のお店で聞いたこと。
 土浦西友百貨店の土地は現在、大徳さんが購入し、駐車場にしている。
 少し前までは土地の値段が高く手につけられませんでしたが、ここ最近地価が下落し、大徳さんが購入に踏み切ったそうです。

 昔、霞ヶ浦の水は、中央通り商店街道路部分を流れていました。
 現在の歩道と、車用道路の部分が境目。



■櫻神睦の神輿、本部前へ
 神輿は途中で休みを入れながら、本部前にやってきました。
 一本を入れた後、神輿は大きく担ぎ上げられます。周りからは拍手が起きます(^^)。

【高架道路下まで来て一本締め】
 休みを入れながら、本部前まで移動。


【本部前で神輿が持ち上げられる】
 神輿が本部前までやってきました。ここで神輿は大きく持ち上げられます!(@@)。こんな風に持ち上げられるのを見るのは初めてです。


■各山車の風景
 少しずつ日が落ちていく中、再び山車屋台が動き出します。
 祭りはさらにテンションが上がっていきます。お客さんも増えだし、撮影することが少しずつ困難になってきています。昨日よりも身動きがとりづらい状況になりつつあります。。


【真鍋新町のブルースリー】
 トリッキーな動きをするブルースリー。土浦の山車では、ここ数年お見かけします。

【田中二丁目ぐるぐる回る】
 高架道路下の交差点では、田中二丁目の山車がぐるぐる回り始めました(@@)グルグル。


【中央二丁目 赤い狐】

【東真鍋町 白狐】


【真鍋三丁目 笑い】

【立田町 ツイン獅子】


■本部で挨拶、競演開始
 多くの山車屋台神輿本部席を中心に集まります。
 正式な競演は、20時10分からとのこと。しかし、すでにお祭りはヒートアップし、お客さんの数も尋常ではないくらいに増え続けています(@@)。撮影するのが困難なので、うまく空いている場所を選びながら撮影を続けます。

 20時10分。本部前で代表者が集まり、一旦、お囃子の演奏が止められます。
 挨拶があり、3本締めのあと、一斉にお囃子の競演が始まりました(@@)。


【代表者集合】
 お囃子の演奏が止められ、各町内の山車、神輿の代表者が本部前に集まります。祭り大代表が挨拶し、3本締めの後、一斉にお囃子の競演が始まります(≧O≦。)


【櫻神睦の神輿】
 3人の男女が神輿に乗り、盛り上げます。

【真鍋3丁目のおかめ】
 舞台ではおかめがスローモードで踊ります。


【中央2丁目の山車】

【土浦駅方面もにぎやか】


■土浦駅市街地の本当の実力
 決して広くは無い道路を、山車が動いたり、神輿が動いたりして、たいへん盛り上がっています(^^)。
 競演の中、流れ解散山車神輿屋台は会場を去っていくことになっています。ところが、お客さんは駅のほうからどんどんやってきて、まったく祭りの終わりが見えない状況。
 うーん、普段の土浦駅周辺はひっそりと落ち着いた夜ですが、今宵は大爆発です!。これほどまでにお客さんが集まるなんて、土浦潜在的な需要があることが実証されました!(><)。


【土浦駅市街地の本当の実力】
 「衰退が激しい」。「どうにもならない」――。
 などと言った否定的な意見が数多く聞かれますが、「やることをしっかりやれば、こういう土浦にすることも可能なんだ」というのが実証された2日間でした。


 時刻は20時20分になろうかと言うところですが、そろそろ帰ることにします。。
 本当は、山車が帰っていくところまで取材したいのですが、連日の猛暑で体力が大幅に失われています・・・(==)。

 これだけ元気な土浦を見れての安心、と言うこともあるのでしょう。
 まだまだヒートアップしていくことが確実な中、会場を後にします。。

 会場はたくさんの飾りや豆電球などで彩られ、夜の街の楽しさを演出しています。
 これもまた、商工会議所役員の方々が、2週間前から準備をしてきたことの結果なのです。普段は薄暗い土浦の街も、今宵は世界三大夜景に匹敵する!くらい、美しく演出されています!(><)イイスギデショウカ。


【お祭りモードに装飾された街並み】
 土浦の目抜き通りも、今日の日のために商工会議所の役員さんたちが2週間も前から準備をしてきた結果なのです。。普段は薄暗い土浦駅前の街並みも、今宵ばかりは世界三大夜景に匹敵します!。

 普段からこれくらいたくさんのお客さんで賑わう街になったら、土浦駅周辺の経済も再び盛り返していくことでしょう。今年もまた、イベントを通して土浦の駅周辺が持つ、潜在的な集客力の強さを感じさせてくれました。
 よく考えれば、県庁所在地である水戸では「水戸黄門祭り」と称して、5日から3日間連続でお祭りが行なわれ、土浦キララまつりとぶつかっているのです。その中、こうしてお客さんを集めることができる、と言うのはすごい事ではないでしょうか。
 ならば、普段からこれくらいの集客力を上げるにはどうしたら良いのか。今宵訪れてくださったお客さんは、どうしたら普段から土浦駅周辺を活用してくれるのか。その辺りの分析、攻略方法の模索、実現、が必要になってくるのでしょう。


■E531系で帰る
 土浦駅3番線には、土浦発の常磐線が入線してきます。
 この時間帯だと、私があまり好きではないE501系ロングシートが利用されることが多いのですが、今宵はE531系です(^^)。さらに、ボタンを押して開閉するモードで、「ボタンを押してご乗車ください」のアナウンスが流れています。
 普段は人がいて撮影しづらい車内も、始発とあってほとんど貸しきりモード。たっぷりと撮影させていただきます(^^)。

【E531系だった】
 土浦発の始発電車が3番線に入線。E501系だろうと油断していたら、E531!(@@)。


【片持ち梁構造のボックス席】
 広くゆったりとした座席に、イス下部分に構造物の出ない、すっきりとしたデザイン。

【ボックス席は減っている】
 従来の3ドアから4ドア構造になったため、スパンが短く、ボックス席は扉間1組に。


【扉】
 扉開放時にはランプが点灯。冬季は特急通過待ち時などは押しボタンで開閉できるように。

【足元のステップ】
 扉部分同様、視覚弱者に対しはっきりと認識できるよう、強烈なイエローを使用しています。


 間もなくE531系土浦駅を出発します。
 出発待ちで閉じられていたドアが、一斉に開け放たれます。ドアの外からは、お囃子の演奏が、遠くで聞こえてきます。
 ホームにはきらきら星の音楽が流れ、ドアが閉まります。こうして2日間に渡る、私の土浦キララまつり2005は終わります。


もどる:土浦キララまつり2005(初日)
(この項おしまい)

 
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取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2006/02/12
2006年02月12日 UP

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【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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