ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
TOP豆日刊いばらき(Blog)ぶらり茨城いばらき りぽーと雑記よみがえる科学万博-つくば’85掲示板




■ 大洗磯前神社と大洗海岸、大貫海岸 ■
大洗町(県央) : 2005年7月18日(月・祝)取材

 千葉県佐原市で行なわれた「佐原の大祭(夏祭り)」の翌日、大洗町に訪問します。
 大洗町に存在するであろう茨城百景「大洗と磯浜海水浴場」、「大貫海岸」を散策するのが目的です。大洗町は過去にフェリーに乗船する時などに来たことはありましたが、散策目的では初上陸です♪(^^)。
 暑い日差しの中、楽しんでいる海水浴客を横目に、大洗町を横断します(==;)。


 8時頃起床。ぐだぐだしながら起きます。
 ここは東横イン 水戸駅南口店のシングルルーム。。

 9時過ぎに1階のロビーに無料朝食をいただきに、エレベーターを降ります。おにぎり3個とみそ汁、漬物、ホットコーヒーをいただいた後、一度部屋に戻ります。
 時間ぎりぎりでチェックアウトし、プリントアウトした地図を確認します。

 本日の予定は、大洗町
 鹿島臨海鉄道大洗駅を下車し、大洗磯前神社大貫海岸へ向かうのです。
 いずれも茨城百景に指定されている場所。

【無料朝食】
 写真は盛り付け例です。


【水戸駅 8番線ホーム】
 水戸駅で一番端にあるホーム。向かいの7番線は常磐線特急ホーム。

【水戸駅 駅看板】
 上部の赤色は、大洗鹿島線のカラーを採用しました。


■大洗駅を目指す
 水戸駅大洗駅までのきっぷ310円を購入。ホームの売店で茨城新聞を購入します。
 ボックス席を確保し、出発を待ちます。気動車2両編成で、後ろ車両大洗駅で切り離し作業が行なわれる予定です。


【大洗駅行きのきっぷ】
 大洗駅までは310円。ちなみに大洗鹿島線の本社は大洗町にあります。

【桜川(水戸市)】
 千波湖から伸びる桜川は、那珂川と合流します。


■大洗駅
 15分ほどで大洗駅に到着。
 ホームでしばし撮影。切り離し作業も押さえておきます。

 大洗駅は有人駅なので、階段を下り改札できっぷを渡します。
 大洗駅に来るのは2回目かしら。1度目は去年の年末に、“出来心”で北海道に行くことになり、フェリーに乗るために大洗駅で途中下車したのでした・・・。

【大洗駅 駅看板】
 味のある、手書きフォントの看板。


【切り離し作業】
 大洗鹿島線でも車両の切り離し作業は行なわれるんですねー。

【通路から改札方面を眺める】
 大洗鹿島線で、数少ない有人改札のある駅です。


■大洗町の風景
 駅舎を出ると、日差しが暑ーい(´@ω@`)ウーン。まさに海水浴日和です。こんな日に大洗海岸に行くなんて、なんて私はおしゃれなのかしら(’’*)。でも、泳ぎに行くんじゃないんですけどね。(−−;)。
 GPSのスイッチを入れ、大洗海岸大洗磯前神社方面に歩き始めます。路線バスは無いのです・・・。
 (実はこのときは環状バスがあることを知りませんでした)

 大通りを歩くと車が面倒なので、小道を歩くことにします。
 地図を持っているので、GPSと合わせて動けば道に迷うことはほぼありません。

【大洗駅】
 昨日の曇り空と違って今日は晴天。日差しが暑〜い(@@;)。


【遠くに大洗マリンタワー】
 大洗磯前神社方面に歩き始めます。

【街中に木々】
 あの木々のところに何かありそうです。


 道祖神社祭神猿田彦尊(さるたひこのみこと)

 歴史を感じる細い道の商店街は昭和2,30年くらいの建物でしょうか。トタン葺きであったり、木造であったりと、現在の建築基準法ではもしかしたら不合格になるかもしれない建物。しかし、歴史を重んじる意識が地元民にあるのならば、この建築群は十分に観光客の心を引いてくれることでしょう。後は、住んでいる方々の意識がどれだけオープンになるかにかかります。。。

【道祖神社】
 旅する人々がお祈りした神社。

 細い道を歩くと、懐かしいようなお店や住宅がいたるところで目に付きます。
 懐かしい井戸水の設備。取っ手がないので、今は使われていないようです。


【懐かしい商店街】
 昭和4,50年代の雰囲気の商店街です。こんな駄菓子屋ってありましたねー。

【使われていない井戸水】
 道路の片隅に、井戸水の施設。よくぞ撤去されずに残っています(TT)。

 少し広い道に出て街中を歩きます。ここは永町の商店街です。
 新しくなってしまった建物が目立ちますが、その中で古い趣のある建物も目立ちます。


【VINTAGE CLUB MURAI】
 2階テラス部分にせり出した、舟のモニュメントが印象的です。
※店名表記を間違えていたため修正いたしました。関係者にお詫びいたします。(2007/02/17)

【雨戸が閉められたお店】
 年代モノの建物。お店の看板なども無く、何屋さんなのかは不明。。

 大洗町役場大洗商工会議所の建物を眺めます。


【大洗町役場】
 町制をつかさどる町役場。建物は港のイメージなのかしら?(・ω・`)。

【大洗商工会議所】
 大洗の経済を創造していく、商工会の建物です。


【セイブ大洗店】
 大洗町民の買い物スポットのひとつ。西武グループとは異なるようです。

【国道2号線】
 しばらく生活道路を歩いていましたが、ここに来て国道に合流します。


 街並みの中に釣具店が目立ち始めると、遠くに大きな白い鳥居が見えてきました。
 大洗磯前神社です。


【サトウ釣具店】
 再び旧道に入ると、民宿や釣具店が目立つ街並みになってきます。

【釣り餌の自動販売機】
 釣りの餌の自動販売機。釣りの世界では、めずらしくないのかにゃ?(・ω・`)。


【大洗磯前神社 大鳥居(一の鳥居)】
 大きな鳥居ですねー。左の木々のある山が、大洗磯前神社の敷地になります。このどこかに、茨城百景碑「大洗と磯浜海水浴場」があるはず!(><)。


■大洗磯前神社に入っていく
 目的となる茨城百景「大洗と磯浜海水浴場」です。包括風景の中に「大洗海岸、大洗神社、子の日が原、山村暮鳥の詩碑、常陽明治記念館、磐船山願入寺、岩船の夕照、鏡塚車塚の古墳」があります。
 包括風景の中からしぼって、「大洗神社」茨城百景碑があると踏んでの訪問です。。


【大洗磯前神社】
 こんもりとした山に、木々が生い茂っています。神秘的。何かを感じる場所です。。

【「國幣中社 大洗磯前神社」の碑】
 敷地の一角に見える碑は一見、茨城百景碑の意匠に似ていますが、異なる碑でした。。


 茨城百景「眺めが良い」から指定されているのであって、たいていは高台にあることが多いです。
 そういう意味では大洗磯前神社も来てみて分かりましたが、になっています。車で登ることもできるように舗装されています。舗装された山道を登っていくと、左手に与利幾神社鳥居が見えます。人が歩いていける程度の道幅。何かありそうな気がしたので、ここを進んで行くことにします。

 道幅は1メートル程度。両側から草が迫ってきていて、少し歩きつらいです。歩いていくと、階段があり、拝殿神殿があります。辺りを確認しましたが、茨城百景碑はありません。

【大洗磯前神社 入口】
 車が入っていける整備された入口がありますので、ここから入って行くことにします。


【与利幾神社 鳥居】
 上り始めてすぐ左手に、与利幾神社の碑と鳥居が現れました。何かありそう。

【細い参拝道】
 夏草が生い茂っており、道幅が非常に狭い。。蛇とか出てきませんように(x人x;)。


【与利幾神社からの眺め】
 参拝道は階段になり、木々の隙間から大洗町の街並みや大洗の水平線が見えます。大洗の町は低層の建物が多く、揃った街並みが好印象です。


【与利幾神社 拝殿】
 階段を上ると目の前に与利幾神社の拝殿が現れます。茨城百景碑は見つかりません。。

【陸橋を渡ってみる】
 大洗磯前神社を横断する陸橋が掛けられています。矢印は与利幾神社の拝殿。


 駐車場に入っていきます。
 駐車場の真ん中にロータリーがあり、その木々の中にがあります。しかし、こちらもまた茨城百景碑ではありません。

 片隅に海で使われたであろう、大きなが奉納と称して小屋に収められています。
 牡蠣の貝殻がついていたりして、リアルな海の雰囲気。

【駐車場】
 先ほど入ってきた入口を曲がらずにまっすぐ来ると、この駐車場の来れたのでしょう。


【顕彰碑?】
 一瞬、茨城百景碑かと思いましたが、違いました・・・(´・ω・`)。駐車場のロータリーにて。

【奉納 碇】
 駐車場の片隅に奉納殿があり、碇が納められています。海の神社らしい奉納品です。


【大洗海洋博物館】
 駐車場に隣接して、博物館があります。時間が無いので、今回はパス。。

【神社の方に向かう】
 駐車場から大洗磯前神社の社殿の方へ移動します。


■大洗磯前神社
 大洗磯前神社隋神門

 山道を振り返ると、鳥居の向こうに大洗の海が見えます。両脇には燈篭があり、そのうちの一組はたいそう古い燈篭であることが雰囲気から分かります。安全のため、木の柵で周囲を囲っています。

【隋神門】
 大洗磯前神社境内に入る入口。


【隋神像(左)】
 隋神門の左側に在する像。

【隋神像(右)】
 同右側に在する像。


【振り返ると鳥居の先に大洗の海】
 隋神門に対し、振り返ると大洗の海が眼下に見えます。※写真では空の色と海の色が同調しており、水平線が見づらくなっています。


【手水舎】
 手や口をすすぎ、清める場所。

【灯籠】
 倒壊防止対策で柵が設けられています。


 隋神門をくぐると、正面に拝殿が現れます。
 屋根の反り具合がいい感じ。


【大洗磯前神社 拝殿】
 祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)。大己貴命は「因幡の白兎」で皮をはがれた白うさぎを助けました。大己貴命こそ「他者の苦しみを理解し、直すことができる」人物であり、国作りの主にふさわしいとして認められることになりました。


【屋根】
 屋根の厚みと反り具合に、建築技術の高さが感じられます。

【龍の木鼻】
 作りこまれた龍の木鼻。この神社がどれだけ崇められているかの判断になります。


 左手に足を運ぶと、3つの神を祀った末社があります。
 左から大杉神社(大物主命)、水神社(罔象女命)、八幡宮(玉依比売命・大帯姫命・応神天皇)。


【末社(左手側)】
 大洗磯前神社 拝殿の左手奥にある末社。左から大杉神社、水神社、八幡宮。

【トカゲ】
 足元をちょろちょろと動く物体!!(@@)。よく見たらトカゲでした。。

 大洗磯前神社神殿を撮影し、右手に回りますと、同じように3つの神を祀った神殿があります。
 左から大神宮(天照皇大神)、静神社(建葉槌命・手力雄命・高皇産霊尊・思兼神)、水天宮(天御中主神・安徳天皇・建礼門院二位尼)。


【神殿】
 茅葺屋根の神殿。このご時世、茅葺職人も少ないはずですし、高級な仕事です。

【末社(右手側)】
 大洗磯前神社 拝殿の右手奥にある末社。左から大神宮、静神社、水天宮。



【カエルくん】
 U字溝にぴたんぴたんと、跳ね上がる物体が!(@@)。よく見ると、カエルがいました。

【あじさい(手鞠型)】
 7月中旬にも関わらず、境内には立派なあじさいが咲いています。


 隋神門前まで戻り、鳥居をくぐって山道(参拝道)を降りていきます。
 もしかしたら、茨城百景碑は入口脇に建てられているのかもしれません。過去に神社の入口脇に茨城百景碑があった、という事例もありました。
 入口で周囲を見渡せど、茨城百景碑はありません・・・。

【山道(参拝道)を降りる】
 こちらが大洗磯前神社の正式のルートでした・・・。この下に茨城百景碑はあるのか!?。


【大洗磯前神社 二の鳥居】
 大洗の海と大洗磯前神社 拝殿の中間に位置する大鳥居。大成建設により、昭和60年に再築されました。


【「大洗磯前神社」の碑】
 鳥居を正面から見て、階段左手に位置する碑。茨城百景碑ではありません。。

【鳥居の右手】
 鳥居の右手にはスペースがあり、末社と池があるようです。


【末社 清良神社】
 鳥居の奥に、小さな祠があります。

【神池】
 池の中ではゆらゆらと鯉が泳いでいます。


■大洗海岸に出てみる
 山道をまっすぐ降り、道路を横断すると延長上に小道があり、大洗の海に出られるようです。行ってみます。海の岩場に鳥居が見えます。さらにが!。
 寄ってみると、この鳥居神磯鳥居です。

 茨城百景ではありませんでした・・・。

【大洗磯前神社前の通り】
 大洗磯前神社の鳥居前には、車がガンガン通る大きな道路が通っています。


【大洗海岸に続く道】
 大洗磯前神社から延長上に、このような道があり、大洗海岸につながります。

【岩場に鳥居と碑】
 何かの書籍で見たことのある、岩場と鳥居の風景。ん?碑があります!(@@)。


【神磯顕彰の碑】
 茨城百景碑ではありませんでした。。昭和31年8月建立と書かれています。

【岩場に張り付くカニ】
 岩場の絶壁にはカニがチコチコと動いています。捕まえようとすると逃げる。。


【大洗磯前神社の鳥居】
 ここは大洗磯前神社の祭神である、大己貴命が降りてきた場とされています。なので、この岩場は大洗磯前神社の参拝道を貫くようにして、まっすぐ本殿、拝殿とつながっているのです。


■大洗町の碑〔子の日ケ原の碑〕
 大洗磯前神社の敷地に沿って歩いてみます。
 山のほうに入っていくアスファルトの道路があったので、上っていきます。バス停「大洗海岸」

 まっすぐ進んでいくと「子の日の原」の碑
 天保12年(1841)、烈公(徳川斉昭)「子の日ケ原」の美しい風景を愛し、詠った碑です。元々は海辺近くに存在していたそうですが、砂に埋もれてしまうのを恐れ、この場所に移設されました。

【再び大洗磯前神社の方へ】
 海岸沿いとは別の坂道を進みます。


【バス停 大洗海岸】
 水戸駅からバスで来ることもできるようです。路線番号50。

【烈公 子の日ケ原の碑】
 烈公(徳川斉昭)が“子の日ケ原”の美しさを詠った碑。天保12年(1841)建立。


■大洗町の碑〔山村暮鳥の詩碑〕
 「山村暮鳥の碑へ」案内矢印を発見し、入って行きます。

 「山村暮鳥の詩碑」があります。
 山村暮鳥は晩年、大洗海岸の地に移り住み、大正13年12月、41歳の若さで亡くなりました。

 没4年後の昭和2年、水浜電車の社長竹内勇之助などにより、「山村暮鳥の詩碑」が建てられました。ところで竹内勇之助って、茨城県知事だった竹内藤男とは関係あるのかしら?(´・ω・`)。

【「山村暮鳥の碑へ」の誘導矢印】
 「子の日ケ原の碑」からすぐの場所で、この案内矢印を見つけます。


【道先に碑が】
 獣道のような整備されていない道を歩いてくと、先のほうに碑があります。

【山村暮鳥 詩碑】
 碑には晩年の詩集『雲』の「雲もまた自分のやうだ・・・」が彫られています。


■大洗町の碑〔磯節発祥の地 記念碑〕
 さらに山道を降りていくと、「磯節発祥の地」の碑があります。

 雰囲気が青森駅にある「津軽海峡冬景色の歌謡碑」に似ていて、近寄ると音楽が流れるかもしれない、と思いました。近寄ってみるとやっぱりというか、磯節の音楽が流れました(^^;)。

【傾斜の山道を歩く】
 道はさらに続いているので、このまま歩いてみることにします。。


【磯節発祥の地 記念碑】
 磯節の記念碑が現れました。大洗は磯節の発祥地なんですね〜(−−)。

【津軽海峡 冬景色 歌謡碑】
 こちらは青森駅八甲田丸近くにある、津軽海峡冬景色の碑。歌が流れます。


■大洗町観光案内所
 降りていくと、目の前には駐車場「子どもいきいき自然体験 フィールド100選」のプレートを発見します。No.70磯前神社周辺の大洗海岸・サンビーチ

 山道、傾斜道の連続で汗びっしょりです。建物前に設置されている自動販売機でスポーツドリンクを購入し、一気に飲み干します(==)フウ。
 一息ついてから建物を見ると、ここは大洗町観光案内所でした(^^;)。
 大洗町観光案内所の中に入って、パンフレットなどを見ます。すると、この地域では環状バスがあり、毎日運行されていることが分かりました(@@)スゴイ!。環状バスは訪問予定だった、大関五郎の詩碑がある、前原にも行くようです。

【降りていくと駐車場】
 磯節の碑から真っ直ぐ降りていくと、駐車場が現れました。。


【フィールド100選】(2コマ)
 「磯前神社周辺の大洗海岸・サンビーチ」が対象となっています。

【大洗町観光案内所】
 山道から降りてきた駐車場の隣は、観光案内所でした(^^;)。


【大洗町全体案内図】
 観光案内所前に設置されている案内図。詳細な紹介が、良い感じです♪。

【環状バス「海遊号」バス停】
 大洗駅を基点として大洗町全体を周遊するバス「海遊号」のバス停。


■アクアワールド・大洗方向へ歩く
 まずは茨城百景「大洗と磯浜海水浴場」を探すべく、大洗海岸沿いをアクアワールド・大洗まで歩くことにしました。

 それにしても、海岸系の茨城百景は難しいですね〜。以前も茨城百景「阿字ヶ浦」では結局、を見つけることができなかったし、今回の「大洗と磯浜海水浴場」も幸先悪そうです・・・(==)。

【探索進行方向を眺める】
 海岸線沿いの道路。進行方向の「アクアワールド・大洗」方面を眺めます。


【海の家 かげつ】
 大洗海水浴場の海の家のひとつ。暑い日が続き、儲かっていそう・・・。

【「大洗海岸公園」の案内ポール】
 茨城百景碑は見つからず、案内ポールが見つかりました・・・。


【大洗海水浴場】
 今日も暑い(@@;)フウフウ。海水浴日和なのに、海にも入らずふらふらと茨城百景碑を探している自分を見失いそうです・・・(==)トオイメ。

 じりじりと日差しが照りつける中、海岸沿いの砂浜を歩いたり、車道脇の歩道を歩いたりして、茨城百景碑を探します・・・。


【海岸沿いを歩く】
 ここは比較的新しく整備された場所なので、百景碑は無さそうです・・・。

【海岸沿いを眺める】
 もしかしたら、百景碑は海岸にあるかもしれないと、目を凝らします(◎◎)。


■見つからない茨城百景 大洗と磯浜海水浴場
 蜃気楼のように遠くに見えていたアクアワールド・大洗が、実物のものとして見える位置まで来ても茨城百景碑はありませんでした(TT)ウヒー。残念ながら今回は、茨城百景「大洗と磯浜海水浴場」の探索はあきらめることにします(´TωT`)。。

 警備員の方にバス乗り場の位置をうかがうと、アクアワールドの敷地内にあるとの事。自動販売機でドリンクを購入し、バス停に行きます。

 バスは15分ほどで来ました。北海道の小樽で乗ったような、かわいらしい観光バスです(^^)。

【アクアワールド・大洗】
 旧・大洗水族館。プールもあります。


【水族館の碑】
 茨城百景碑に見えなくも無いですが、こちらは大洗水族館の碑です。。

【環状バス 海遊号】
 200円(大人)で一日乗り放題になります。大洗観光にたいへん役立ちます。


■バス停 前原
 20分ほどバスで揺られます。
 バスは先ほどの大洗磯前神社前を通り、大洗の商店街を通ります。フェリー乗り場を眺めながら、大洗マリンタワーを通過。バス停 前原に到着します。下車。

 この付近に大関五郎の詩碑があるはず。大洗町立南中学校のすぐ隣なのですが、方角的にどちらに歩いて良いのか分かりません・・・。国道51号線の向こう側だったような気がして歩き始めると、遠くに歩道橋があり、右手に見える高台に上っていけるようです。

【海遊号バス停 前原】
 この付近に、茨城百景「大貫海岸」があるとの情報があります。


【国道51号方面を眺める】
 あちらが国道51号線のはずです。

【歩道橋(陸橋)が見えてきた】
 右手の崖の上に学校らしき建物。


■茨城百景 大貫海岸
 歩道橋に上がると、大貫海岸が見渡せます。歩道橋を歩いていくと左手に学校らしき建物。右手にがいくつかあります!(@@)。その碑のひとつが茨城百景「大貫海岸」でした〜(^O^)。


【夏海歩道橋】
 夏海歩道橋という名前の歩道橋。

【いくつかの碑】
 歩道橋の先には碑があります!。


【茨城百景 大貫海岸】
 大洗町には大洗と磯浜と大貫の海水浴場がありますが、一番南側に位置するのが、大貫海岸になります。


【いくつかの碑】
 高台には、いくつかの碑が建てられており、その中のひとつが茨城百景碑だったのです。

【ベンチ】
 敷地内にはベンチが設けられており、すばらしい眺めを楽しむことができます。


【大貫海岸の眺め】
 高台からは大貫海岸の海水浴場が眺められます。下を通る車の騒音がいただけませんが、眺めは最高です!(^^)。

 高台から海岸を見下ろす光景は眺めも良く、まさに茨城百景
 眼下に国道51号線が走り、大型車などが爆音を発しながら通り過ぎていくのはちょっといただけません・・・(==)。
 「大関五郎の詩碑」
 遠くに見える新日本フェリーサンフラワーつくばが、今夜の出発を待っています。


【大関五郎の詩碑】
 「太陽が生まれて 海はおだやかだ・・・」ではじまる、『渚』の詩が詠まれています。

【サンフラワーつくば】
 今夜、北海道の苫小牧港を目指すため、荷物の搬入などが行なわれているのでしょう。


■大洗駅へ戻る
 バス停に戻ります。
 10分くらい待ち、大洗駅行きのバスがやってきました。
 先ほどもそうでしたが、今回の便もかなり混みあっています。こういう地域の福祉バスがきちんと利用されているなんて、なかなか良い話ですねー(^^)。

 A地点からB地点まで行く「経由する道中の分からないバス」よりも、A地点から再びA地点に戻っていく「環状型バス」が、今後のバス路線のあり方のひとつなのかなーと思いました。

【一日フリー乗車券】
 大洗町循環バス「海遊号」の一日乗車券。割引チケットも付属しています。


■大洗駅で駅弁を食べる
 大洗駅
 水戸駅行きの気動車まで20分くらい時間があります。
 きちんとした昼食を食べていなかったので、駅構内のコンビニ駅弁ドリンクを購入します。


【大洗駅 待合所】
 気動車まで時間があるので、こちらで駅弁をいただくことにします(^^)。

【ダイダラボウのはまぐりめし】
 駅弁の紙包みには、ダイダラボウのかわいらしいイラストが描かれています。


【ダイダラボウのはまぐりめし】
 全体的に薄味ですが、おいしくいただくことができます。健康食なのかも♪。駅弁のご飯独特の、もち米が混ざった食感が、おいしさを増幅させてくれます(^^)。

 駅弁「ダイダラボウのはまぐりめし」(800円)。薄く醤油で味付けされたはまぐりをメインのおかずにして、薄味の煮物が入っています。ご飯にはもち米が混ざっているようで、もっちりとした食感がなかなか美味。味付けの濃い食べ物だとのどが渇いてしまいますし、体にも良くありませんが、こういう(適切な)薄味だと、安心していただくことができます(^^)。あっという間にいただいてしまいました(^人^)ゴチソウサマデシタ♪。包みのかごはおみやげとしても最適です♪(^O^)。


■電車の中でうどんを食べる
 大洗駅から15分ほどで水戸駅に到着です。

 常磐線上り電車に乗り換えます。出発まで少し時間があることと、車内が空いていること、さらにボックス席を確保できたことなどから、駅そば天ぷらうどん(350円:持ち込み容器+20円)を購入。電車の中でうどんをいただいてしまいました〜(^^;)。

 生涯2度目の「電車の中でうどんを食べる」を実行しました。しょっぱめの汁が好きな私も、水戸駅駅そば濃いめの汁は辛く、食べきることが困難でした。出発前までに何とか食べきります。

【「グッとよくなる常磐線」】
 水戸駅エントランスにて。


【空いている常磐線】
 常磐線は時間帯によって、かなり空いていることがあります。

【うどんをいただく】
 生涯2度目の「電車の中でうどんを食べる」を実践します(>▽<)ウマイ!。

 水戸駅を出発。各駅停車に揺られ、南下していきます。
 17時20分過ぎ、土浦駅常磐線は入線します。土浦駅で降りることにします。


■土浦 お祭りの準備
 ロッカーに荷物を預け、土浦駅周辺を散策します。

 今週末(7月22日)から土浦祇園祭が行なわれるのにあたり、前哨戦というわけです(^^)。駅前の目抜き通りを歩いていくと、桜橋のところに山車がビニルシートを掛けられスタンバイしています。

 土浦商工会議所のところでは、お祭りのために提灯の取り付け作業が行なわれています。

【マンション建設予定】
 小網屋跡地はマンションが建つようです。。なんか違うような気がします。。


【山車スタンバイ】
 中央通商店街の桜橋跡のスペースに、来週使われる山車が用意されています。

【提灯の準備】
 お祭り準備のため、商工会の役員さんたちによる作業が行なわれています。


 亀城公園まで来ました。
 すると時折、どこからともなくお囃子の演奏が聞こえてきます。公園のどこかで演奏の練習でも行なっているのかしら?(´・ω・`)。と、探してみるも、公園内では特に何も行なわれていません。。

 時折聞こえるお囃子を頼りに、土浦まちかど蔵のところに入っていきます。駐車場には山車が。まだ飾りつけがされていません。「東京都指定無形文化財 東京葛西囃子 菊岡家社中」と書かれたが取り付けられています。
 山車ワッパは小さめ。昨日、佐原の山車を見てきた後だから、余計そう感じるのかもしれませんねー(^^;)。

【亀城公園】
 土浦城跡の公園。昔は水堀に囲まれ、水に浮かぶ城のようだったそうです。


【土浦まちかど蔵 大徳】
 土浦市の観光案内所。時々こちらでイベントが催されます。電柱がじゃまだ(^^;)。

【菊岡家社中の山車】
 まちかど蔵に隣接する駐車場の一角に、山車が準備されています。


 やっぱり聞こえるお囃子(ーー)〜♪。


【矢口家住宅】
 天保12年(1841)の大火災後に、防火目的をあわせ建てられた土蔵造りの店蔵。

【土浦市大手町の消防施設】
 お囃子を頼りに大手町まで歩いてきましたが、ここでは行なわれていません。。


■土浦市 大町のお祭り
 お囃子を頼りに歩いていくと、大町にて町内のお祭りが行なわれていました〜(^^)。

 山車を撮影。大町の山車は前回の年番町の時に作り直されたそうです。少なくとも4年以上前。なので、比較的構造部材が新しく感じられるのですねー。こちらもまたワッパは小さめ。金具で補強されているのは、賛否両論かも知れません(私的に)。

【土浦市大町にて山車を発見!】
 桜川沿いに位置する、大町にてお祭りが行なわれていました〜(^O^)。


【土浦市 大町のお祭り】
 地元の住民のためのお祭り。こうして若い人たちが集まり、お祭りを引っ張っていく姿に感動します(TOT)。


【金具で補強されている?ワッパ】
 金具補強は正道なのかしら?。

【補助輪付き】
 ワッパとは別に、補助輪が装備です。。

 山車後方には山車の方向コントロールを容易にするための補助輪がつけられています。山車ワッパが壊れているわけではないようなので、人手を補うために補助輪をつけたのでしょうか。。私としては、山車を押して方向転換をするところが好きなので、ちょっぴり残念です(^^;)。

 20分ほど後を追って休憩に入ってしまったので、私も戻ることにします・・・。


 イトーヨーカドー本屋を散策し、5階の生涯学習センターで金沢忠夫氏の「茨城県の金融史といばらき時評」を読破。
 21時になろうとしています。
 ロッカーで荷物を回収し、携帯屋さんの新聞販売機で常陽新聞を購入。電車が来るまで時間がありますが、土浦駅の改札をくぐります。

【大町のお祭り】
 まだまだお祭りは続きそうです。


(この項おしまい)
もどる:佐原の大祭(夏祭り)

 
Indexにもどる
TOPにもどる

取材・掲載 お問い合わせ
更新日 2005/11/10
2005年11月10日 UP

関連リンク


 
【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

TOP豆日刊いばらき(Blog)ぶらり茨城いばらき りぽーと雑記よみがえる科学万博-つくば’85掲示板
Presented by KAS.
Since 2001/11/14