掲示板でご提案ををいただきました。
思い出した事が 投稿者:パイプカット
2004/02/21(Sat) 13:16 No.188
こんにちわ。 以前、用事があり波崎町に行ったのですが(たしか押場か川尻近辺だったと思うのですが)、家屋も少ない農村の照葉樹の林の中の道が、とても静かで心が落ち着いた記憶があります。 KOUJINN(旅人)さんも一度行ってみてください。 とても心が安らぎますよ。
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7時に起床。今日は茨城県最南端の街、波崎町へ行くのです。 青春18きっぷも今日が最終日。あと1回分残っています。
折りたたみ自転車を組み立て、最寄り駅まで向かいます。駅のはじっこで自転車を折りたたみ、輪行バックにしまいます。改札で18きっぷの5回目に、ハンコを押してもらいます。自転車を抱え、ホームまでエスカレータで上ります。
ホームは時折強い風が吹きます。 |

【輪行バック】 |
折りたたみ自転車の中には、もっと小さくたためるタイプもあるようです。 |
■成田駅に向かう 8時31分電車が入線。新松戸駅まで行き乗り換え、常磐線で我孫子駅まで行きます。電車は我孫子駅ホーム6番線に到着します。成田駅方面に行く成田線は4番線。電車を担いで高架橋をのぼり、エスカレーターで降ります。キヨスクでチョコと缶コーヒーを購入。9時15分、成田線が出発です。成田線の窓の外は自然が多く、これが国際空港に行く路線かと思うとギャップがあり面白い(^^)。
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【単線が続く】 |
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【自然に包まれている】 |
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国際空港に行く路線なのに、単線。 |
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のんびりとした風景。自然が一杯です。 |
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9時58分成田駅に到着しました。銚子駅行きの成田−銚子の成田線は、10時19分に向かいの5番線から出ます。まだ時間がありますので、ホームの柱に自転車をつないでおいて、一旦途中下車をします。
18きっぷを改札に見せます。成田駅の駅舎を撮影し、改札脇のキヨスクでドリンクを購入し、再び改札を通らせてもらいます。電車が入線してきます。レトロチックなブルーとクリーム色の113系です(^O^)。ボックスシートタイプだし、地方路線はこうじゃなっくっちゃね!(^^)v。 |

【成田駅 看板】 |
地元から約1時間30分かけて到着。 |
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【成田駅 改札】 |
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【成田駅 駅舎】 |
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suicaに対応。自動改札です。 |
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近くに成田山新勝寺があるので、こういう意匠なのかも。新幹線の駅のよう。 |
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入線してきたこの電車は、ここで後ろの車両を切り離すそうです。ふーん、切り離し作業って、土浦駅だけのイベントではなかったんですね〜(@O@)。
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【車両切り離し作業】 |
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【電車内】 |
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関東圏で切り離し作業が見られる駅は、結構あるようですねー。 |
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ボックスシートが空いてますが、折りたたみ自転車があるので2人席にします。 |
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■銚子駅に向かう:成田線 ひとりでボックス席を陣取っては申し訳ないので、2人席を確保。出発を待ちます。電車内はそれなりに混んでいます。40%くらいかしら?。それでも座席には余裕があり、私が2人席を陣取っても大丈夫なほどです(^^)。 およそ1時間20分の間、山の中や田んぼが広がる自然豊かな風景を電車は進んで行きます。
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【下総豊里駅】 |
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葉桜になりつつあります。若干、桜の花びらが残っています。 |
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【遠くに利根川】 |
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【特急しおさい】 |
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成田駅から銚子駅に向かう沿線の左手には、利根川が遠目に見えます。 |
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銚子駅のホームでは旧国鉄色の特急しおさいが、発車を待っています。 |
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早起きが堪えたのか、うつらうつらしながら電車の中ですごします。
■銚子駅
11時38分、遅れも無く、銚子駅に到着しました。銚子駅はJRとしては盲腸駅です。この先(犬吠埼)に進む、銚子電鉄に乗り換えることができるので、厳密には盲腸駅ではありません。 ホームと銚子駅駅舎内をたんまりと撮影し、駅を出ます。
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【銚子駅 駅案内板】 |
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【銚子駅 改札】 |
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盲腸駅なので松岸駅の反対に駅は存在しません。 |
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suicaに対応していない、昭和を感じさせるボックス型の改札。 |
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【銚子電鉄案内板】 |
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【大きなホームと屋根】 |
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銚子駅からさらに伸びる銚子電鉄線の乗り場があるようです。 |
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運搬が鉄道しかなかった時代、荷物やお客さんであふれかえったことでしょう。 |
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【銚子電鉄線 銚子駅】 |
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オランダ風風車がおしゃれな駅舎?待合室?です。 |
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駅表のはじっこのほうで折りたたみ自転車を組み立てます。
■銚子駅で自転車を組み立てる
JR銚子駅の駅前は広いロータリーがあり、椰子の木などのシダ植物が多く、立派な雰囲気をかもし出しています。
駅正面には広い大通りが突き抜けています。その大通りをまっすぐに自転車を進めることにしました。最初の目標は、銚子大橋を渡り、茨城県入りすることです。そうです、忘れそうになっていましたが、今回の目標は「波崎町」です。銚子は千葉県なのです!(^^;)。 |

【銚子駅 駅舎】 |
切妻屋根の大きくどっしりとした駅舎。 |
駅前の大通りをまっすぐ進むと、広大な海、いや、川に出くわしました。利根川です。この川がもうちょっと右手に流れていくと、海になるのです(^^)。
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【突き当たりのT字路】 |
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【利根川】 |
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駅前の大通りをまっすぐ進んでいくと、T字路に突き当たり、水辺が見えます。 |
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川幅が大変広い。一見すると、海と見間違えます。銚子大橋が見えますねー。 |
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■銚子大橋
銚子大橋が左手に見えましたので、進みます。橋の下まで行き、橋の入り口まで回り込みます。
銚子大橋は1車線ずつのせまい道路幅しかありません。さらに、歩道部分が狭く、最初はあった金網も、進んでいくと無くなってしまいました・・・。唯一の橋の手すり高さは、自転車に乗っていると、腰下くらいにしか感じられず、かなり怖い(´>ω<`)ブルブル。
撮影しながら5分ほど掛けて、橋を渡りきりました(==)フウフウ。 |

【銚子大橋】 |
車道両側1車線で、補助部分が大変狭い。さらに、手すりが低くでコワイ〜。 |
■波崎町 さあ、これからが波崎町です!。 茨城県の最南東に位置する町、波崎町。町の中をまっすぐに1本の道が走っています。これが国道124号線です。さらにひとつ東寄りにも道路が走っています。まずは太平洋側に行ってみようと、街中を走ってみることにしました。
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【ようこそ波崎町へ】 |
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【手をつなごう!広域合併】 |
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波の形のかわいらしいモニュメントでお出迎えしてくれました。 |
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鹿嶋と神栖と波崎の広域合併を促す看板。※神栖と波崎が合併し神栖市になるそうです。 |
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国道から外れてしまった町並みは、ぽつんぽつんとお店らしき建物が並んでいますが、シャッターで閉じられています。中には崩れ、朽ち落ちている建物もあり、だいじょうぶかなーって心配になります(^^;)。
そんな街中を抜けていくと、海が見えました。 海岸沿いを走ります。
広大な平地の遠くに、港らしきものが見えたので近寄ります。 |

【町並み】 |
国道から一本裏の道に入ると、シャッターな店舗が並ぶ町並みが続きます。 |
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【漁業関係の建物】 |
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【漁業に関連する道具】 |
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敷地内に漁業に関連する道具が置かれています。 |
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網やロープやブイがこんもりと置かれています。 |
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だんだんと辺りは魚くさくなってきました。さらに海鳥の鳴き声。そして、海鳥がたくさん辺りを飛び回っています。どうやら、ここが波崎漁港のようです。
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【公園のような敷地】 |
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【波崎漁港】 |
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太平洋に向かい合うようにして、公園のような敷地があります。 |
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大きな船が接岸している、波崎漁港。すでに昼時なので営業終了みたい。 |
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さらに北西へと自転車を進めます。 「リゾートインあおの」前を通過。やはりこの辺り特有の?椰子の木が植えられています。南国って感じがしますね〜(^^)。 「はさき生涯学習センター」も発見。近くに「はさき
おさかなセンター」もあります。が、おさかなセンターのほうは閉まっています。つぶれてしまったのかしら(??)。
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【南国な雰囲気】 |
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【はさき生涯学習センター】 |
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リゾートインあおの前を通過します。あたり一面、椰子の木で南国風です。 |
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立派な公共施設があります。 |
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海岸寄りの道路を進んで行きます。
海は見えず、両方ともみどりに包まれた環境です。ところどころにごみが捨てられており、ちょっと気分のいいものではありません。地元の人が捨てるような気はしないし、海に遊びに来た人たちが捨てていったのでしょうか。
■やまこ庵にて昼食
街中を進んでいって、国道124号にぶつかります。12時をすでに回っているし、どこかで昼食を食べたいのですが、これ!といったお店に決められずにいます・・・。しばらくすると、店構えも安心な「やまこ庵」という和風レストランが見えました。ここにしよう!。 店内のテーブル席に案内され、「上ヒレかつ御膳」(1470円:税込)を注文します。ちょっと高い気もしますが、こういうときは奮発しないとね!(^^)b。
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【やまこ庵】 |
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【上ヒレかつ御膳】 |
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和風レストラン。そばから定食までいろいろとそろっています。 |
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さくさくなころもと、やわらかい、ひれ肉に大満足♪(^-^)モグモグ。 |
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出てきたヒレかつに大満足!。ヒレ肉は柔らかいし、ころももさくさくでおいしい。ご飯の量も最初は少ないかな?って思いましたが、たくさんのヒレかつがあったので、ちょうど良い量です。 トイレで着替えを済ませ、会計をし、店を出ます。
■利根川川辺
しばらく124号線を上って行きます。このまま行っても面白くないので、適当なところで左折しました。
完全に民家の立ち並ぶ区域です。どんどん進んでいくと、広大な芝生のあるスポーツの広場に出ました。さらに突き進むと、利根川が見え、ベンチがある場所にたどり着きました。
この利根川、都心ではめったに体験することのできない“海辺”ならぬ“川辺”が体験できます。海が近いこともあってか、川辺には貝殻がたくさん落ちています。海のにおいもします。 |

【細い道を入っていく】 |
国道からはずれ、細道に左折します。 |
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【利根川の川辺】 |
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ベンチがあったりするので、公共の広場なのかしら(´・ω・`)?。 |
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【まるで海岸】 |
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【貝殻が落ちている】 |
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ここだけとって見ると、海岸のようですが、利根川の川辺です。 |
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牡蠣らしき貝殻なども落ちています。海に近いからあるのかしら?。 |
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■かもめ大橋を確認 再び国道124号に戻り、上ります。 しばらく進むと「利根かもめ大橋」の看板が見えます。帰りのルートを確認すべく、かもめ大橋のほうへ進めます。かもめ大橋は自転車でも通ることのできる、有料道路です。無料であれ、有料であれ、ここを通ることができれば、帰りのルートがちょっと楽になります(^^)。
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【国道124号北上中】 |
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【「かもめ大橋」入口】 |
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メインとなる国道をがんがん北上。たまに大型ダンプが隣を通り、怖いです。 |
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かもめ大橋は有料橋。銚子大橋まで戻らずに済むので、有料でもOKです。 |
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■かえるの歌が聞こえてくるよ
安心してこのまま北上することにしました。今度は国道の一本利根川寄りになる道路を進むことにします。
民家もありますが、目立つのは田んぼです。田んぼからはかえるの歌が聞こえてきます(^^)。なつかしいなー。昔、と言っても20年以上前ですが、私は埼玉県浦和市内谷に住んでいました。そこは辺りが田んぼで、夜になると鈴虫の羽の音や、かえるのぐわぐわっていう声が響いていたんです。今はすっかり集合住宅が建ってしまったり、田んぼは埋め立てられて駐車場になってしまいました。ああ、このかえるの鳴き声、なつかしいな〜(´TωT`)。 |

【国道からひとつ裏の道】 |
国道124号をはずし、利根川寄りの道を進みます。 |
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【田んぼから、かえるの歌が聞こえてくるよ】
(写真の田んぼをクリックすると、かえるの歌が聞こえてきます) |
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「波崎町の旅」は、かえるの歌を確認するために来たのかもしれません。 |
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北上。生活のにおいのする道を進んで行きます。自然がいっぱい。国道から一本はずれた道なので、車の往来も少なく、時間の流れがゆっくりのような気がします。
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【葉桜】 |
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【バス停 川尻】 |
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桜も散り始め、葉っぱと入れ替わっています。 |
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掲示板に記してあった「川尻」とは、この辺りなのでしょうか。 |
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但馬山の付近まで行って、折り返すことにします。 国道124号に出て、今度は南下します。長い長い国道を南下し、やっとかもめ大橋の看板を見つけます。
■かもめ大橋を横断
かもめ大橋へ。 かもめ大橋には料金所が一箇所だけあり、そこで料金を払います。私は自転車なので、「軽車両」扱い。20円です(^^;)。
かもめ大橋は歩道部分の幅が広く、自転車での走行が大変走りやすいです。さらにてすりも銚子大橋より若干高く設計されているようで、これもまた良い。橋の途中で茨城県と千葉県の県境を発見。さらに遠方に、風力発電のプロペラを2基発見してしまいました(^^)。 |

【かもめ大橋 料金所】 |
料金所はここ一箇所だけ。無人化されています。自転車は軽車両なので、20円。 |
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【歩道部分が広い】 |
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【しじみの養殖?】 |
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これだけ幅があれば、安全です。 |
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あまり知識がないのですが、しじみ?。 |
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【県境】 |
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【風力発電のプロペラ】 |
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真ん中の角パイプは千葉県の管理。 |
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波崎町は風力の町でした(´>ω<`)。 |
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■椎柴駅
かもめ大橋を渡りきり、駅を探します。
GPSを頼りに自転車を走らせます。ここから一番近いのは椎柴(しいしば)駅です。
椎柴駅が見えました。青い壁に重い瓦。とても古臭い駅舎です。 中の窓口は、板でふさがれている無人駅。Suicaにも対応しない改札は、とても懐かしい気がします(^^)。 まもなく電車が来るようなので、急いで自転車をたたみます。 |

【椎柴(しいしば)駅】 |
古めかしい駅舎。瓦屋根に重厚感。 |
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【ベニヤでふさがれた窓口】 |
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【フレームの改札】 |
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乗車証明書の機械が設置されてます。 |
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昔はこういう改札がたくさんありました。 |
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16時26分、銚子方面から電車がやってきました。自転車を担いで電車に乗り込みます。2人席を確保。成田駅まで1時間強、ウトウトしながら電車の旅です。 成田駅で乗り換え。我孫子駅まで成田線に乗ります。我孫子駅から新松戸駅。そして武蔵野線で最寄り駅まで帰ります。
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