ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ グラフィカ写真展と吉田神社 秋季例大祭と祭り万華鏡 ■
水戸市(県央) : 2005年10月15日(土)−16日(日)取材

 お見舞いで訪問した神立病院(茨城県かすみがうら市)から、水戸へ。水戸の常陽史料館で写真家集団グラフィカの写真展「茨城は今」を拝見します。宿泊予定が無かったのですが、宿泊します。
 翌日は「吉田神社 秋の例大祭」をチェックしつつ、茨城県立歴史館で特別展の「祭り万華鏡」を拝見して行きます。


■■10月15日(土)■■
■グラフィカ写真展「茨城は今」

 神立病院に入院しているおばあちゃんを見舞った後、路線バス常磐線 神立駅へ。神立駅では向かい側のホームにいわき駅行きの下り電車が待っていましたが、駅舎に入った瞬間に出発してしまいます・・・。次の下り勝田駅行きは10数分で来るのでsuicaで改札をくぐります。

 1番線に入線してきた車両はE531系(^^)。土浦駅以北で乗車できるとは思っていませんでした。ボックス席は空いていなかったので、2人席を確保します。水戸駅までは45分。

【バス停「神立病院前」】
 お見舞いの後、水戸に行くことにします。

 16時40分過ぎに水戸駅に入線します。水戸駅訪問は1ヶ月ぶりくらい。今回の水戸駅訪問の目的は、常陽史料館で開催されている写真家集団グラフィカ『茨城は今』を鑑賞させていただくためです。


■水戸駅から常陽史料館へ
 水戸駅北口を抜け、階段を降ります。ペイデストリアンデッキ下を歩き、駅前大通り(銀杏通り)を歩いていきます。駅近くのお店を歩きながら見ていくと、若者の洋服屋さんがたくさん出店しているのが目に付きます。

 駅前をしばらく歩いていくと、右手に水戸京成百貨店が現れます。道路を挟んで左側には、伊勢甚跡水戸京成新館を建設中です。水戸京成はここに新館を建てた後、現在の建物はつぶすそうです。跡地水戸芸術館水戸京成をつなぐ遊歩道を建設する予定とのこと。

 常陽史料館は17時45分までなので、道を急ぎます。水戸京成百貨店 新館の道へ左折します。

 17時10分過ぎ、常陽史料館に到着。常陽史料館に来るのは2003年3月(サイトの更新無し)以来、2度目です。

【京成百貨店 新館工事中】

 グラフィカの写真展示は階段の踊り場、地下と1階の展示ブースで行なわれています。


【常陽史料館】
 本日はグラフィカによる写真展。

【グラフィカ「茨城はいま」】
 いくつかのフロアーに写真パネルを展示。


 展示会鑑賞後は水戸駅前大通りを、ぐるりと見て歩きます。
 水戸駅北口前の松屋にてギュウカレーをいただきます。


 19時過ぎ、水戸駅構内に入ります。うーん、今日は帰らずに泊まっていこうかなーと考えます。。
 茨城県立歴史館で行なわれている特別展『祭り万華鏡−茨城の年中行事−』を観たいなーということと、水戸駅南地区で行なわれている、吉田神社のお祭りも観たいなーと思っているからです。。
 以前から気になっていた宿泊施設、スーパーホテル水戸に電話で部屋の空きを聞いたところ満室とのこと・・・(´・ω・`)。では、いつも利用させてもらっている東横イン水戸南口店にネット経由で予約を入れてみます。すると、予約することができました(^^)。今日は水戸に泊まっていきます!。駅ビル内のドラッグストアーでお菓子などを購入し、南口に出ます。


■東横イン 無料夕食サービスの変更
 東横イン水戸南口店にチェックイン。ロビーの張り紙を見たところ、10月一杯で夕食の無料サービスが終了してしまうそうです・・・。11月以降は、日曜月曜だけが夕食無料サービス対象になります・・・。ちょっと残念ですな〜(´・ω・`)。考えられるのは3つくらい。

 ●1つめは「ホテル利用者が目的値に達することが多く、多い利用者に夕食を無料でサービスするとコストが高くつく」。
 ●2つめは「利用者の少ない日曜と月曜だけにサービスを集中させて、本来の“集客力アップ”販促活動に結びつける」。
 ●最後は「経営者が変わり、徹底的なコストカット重視になった」と言ったところかしら。。

 部屋に入り、風呂に入ったら、あっという間に眠りについてしまいました・・・(==)zzZグウグウ。

【無料夕食変更のおしらせ】
 東横インで続けられていた「無料夕食サービス」実施曜日の変更。




■■10月16日(日)■■
■吉田神社 秋季例大祭と茨城県立歴史館「祭り万華鏡」

 8時過ぎに起床。ちょっとウトウトします(==)。昨晩は早く寝すぎて夜中に目が覚めてしまい、軽い睡眠不足です・・・。

 9時10分頃、1階のロビーに下り、無料朝食のおにぎりと漬物、みそ汁、ホットコーヒーをいただきます(^^)。東横インは全国に店舗を構えますが、梅干が入っていて、黒ゴマが掛かっているおにぎりを出すのは、水戸駅南口店だけです(^^)。

 9時30分頃チェックアウトします。

【東横インの無料朝食】
 ゴマ梅干おにぎりは、水戸駅南口店オリジナル。


■吉田神社 秋季例大祭
 天気はぽつぽつと雨。折りたたみ傘を開き、桜川沿いを下っていきます。向かうのは吉田神社方面です。
 吉田神社では14日の神幸祭を皮切りに、今日16日の還幸祭の3日間で秋の例大祭が行なわれているのです。

 吉田神社の裏手、西参道のところまで来ると、台町(臺町)ささらの山車(屋台)がスタンバイしています。まだ出発しないようなので、先に吉田神社沿いに歩いていると、後ろから台町ささらの屋台がゆっくりとやってきます。右手に藤枝町(藤枝若連)の山車

【台町(臺町)ささら】
 吉田神社 西参道の駐車場スペースで、出発の時を待っています。


【台町のささら屋台に抜かされる】
 ゆっくり歩いていたら、後から台町のささら屋台に抜かされてしまったので、後をつけます。

【藤枝町の山車】
 駐車場スペースに、藤枝町の山車がいました(^^)。雨のため、ビニルシート装備です。。

 吉田神社正面に回ります。「秋季例大祭」の看板。参道の階段を上ります。隋身門拝殿。駐車場にある見晴台で街を見下ろすと、いたるところからお囃子が聞こえてきます。。


【吉田神社 正門】
 正門から入り、ずっと続く山道を登っていくと、隋身門や拝殿などに続きます。

【「秋季例大祭」の看板】
 手書きの看板がまた、アナログチックなお祭りを演出。こういう看板もいいものですなー。


【吉田神社 隋身門】
 隋身門の両側には隋人像。その先には、吉田神社の拝殿があります。


■備前掘と水戸街道の基点
 藤枝町の商店街らしき道を歩きます。

 道の両脇にはお店がぽつぽつあり、住宅も一緒に並んでいます。元々この通りは商店街として成立していたのが商売をやめ、住宅に転換されていっているのだろうなーと推測します。

 金毘羅神社前を通ると、目の前に川。『備前堀』です。

【藤枝町の通り】
 昔はこの通りも商店街として賑わったのではないか?と推測します。


【備前掘】
 農業用水の確保と、千波湖の洪水対策のために作られました。

 「備前掘」水戸家初代藩主 徳川頼房の命を受けた幕府代官 伊奈備前守忠次により、慶長15年(1610)に造られました。農業用水の導水と、千波湖の洪水対策が目的。当初は千波湖から直接、水を引いていましたが、大正10年から昭和7年の千波湖干拓事業千波湖が現在の形に縮小(およそ3分の1の大きさになった)されたため、桜川から取水することに変更されました。



 三宝荒神 竃(かまど)神社
 三宝荒神とは、「仏」「法」「僧」を守護すると言われているのこと。民間では「火の神」「かまど神」ともされています。

 備前掘(びぜんぼり)沿いを歩いていくと、「銷魂橋(たまげばし)」があります。「江戸街道起点」の石もあります。江戸街道とは水戸街道のこと。東京(江戸)日本橋から始まり、水戸につながる道です。その起点となる場所がここ銷魂橋(たまげばし)だとはオドロキです!(☆O☆)。

【竈神社】
 火の神様を祀る神社。


【江戸街道(水戸街道)起点】
 ここから東京日本橋までが、江戸街道(水戸街道)として繋がっているのです(@@)。

【紺屋町の山車】
 車に曳かれ、備前掘沿いの道路を進みます。このお祭りでは、山車が車に曳かれることが多い。

 すぐ近くに商店街。ここは「ハミングロード513」と呼ばれている商店街です。通り(車道、歩道)にスペース(空間)がある関係からか、お祭りの出店も多く出店しています。
 通りの中心部分には吉田神社の御仮殿


【ハミングロード513】
 水戸駅市街地から離れているためか、商店街が形成されています。近くのジャスコと共存?。

【吉田神社 御仮屋】
 ハミングロード513の一角に、吉田神社の御仮屋が設けられています。


 一本裏手には先ほどの備前掘があり、道明橋(どうみょうばし)があります。備前掘の整備を指揮した、伊奈忠次の像。

 道明橋はもともと酒造業者の道明作兵衛が、田畑に往来するため私的にかけた橋です。その道明氏の名前が付けられたなのです。

 街中では車に曳かれた本町の山車
 八坂神社

【備前掘と道明橋と伊奈忠次】
 備前掘の整備を指揮した伊奈忠次の像。


【本町の山車】
 やっぱりまた、車に曳かれる山車。少子化の影響なのか、水戸のお祭りの“文化”なのか。

【八坂神社】
 ハミングロード513の終焉の場所にある神社。


 ジャスコ前の大通りには、「武尊乃會」の山車。4車線の道路に山車の姿というのは、違和感が無いといったら、うそになってしまいます(^^;)。


【「武尊乃會」の山車】
 ジャスコ前の4車線大通りにて山車が曳かれます。

【天狗納豆】
 茨城県水戸市のお土産として有名な納豆メーカーのひとつ。天狗納豆の本社。

 時間は11時30分近く。このままお祭りを見ていきたいところですが、午後からは茨城県立歴史館に訪問する予定なので、一旦水戸駅方面に戻ることにします。。


■茨城県立歴史館
 水戸駅北口のバス乗り場。2番のバス停から偕楽園入口行きのバスがあるようですが、時間が合いません。茨城県立歴史館(以降、歴史館)に行きたいのです。

 先月、水戸に来た時に、偕楽園入口で降りたら目の前が歴史館だったので、同じ路線のバスを使いたくも、バスの時間が合わない。。仕方ないので、赤塚駅方面のバスに乗り、大工町で降りることにします。(本当は茨城オート行きのバスだったら、何本かあったようです・・・)

【「祭り万華鏡」の案内板】
 水戸駅から路線バスで訪問。

 バス停「大工町3丁目」で下車。道を戻るようにして歩きます。大工町2丁目のT字路を右折します。少し狭い車道を歩いていくと、右手に歴史館が現れました(^^)。


 正門から入っていくと、左手に旧・水海道小学校本館があります。

 こちらは明治14年に建てられた建物です。建物の内部は板の床。歩く度に、ギシギシと音が鳴ります(^^;)。
 玄関のエンタシスの柱や、ステンドグラスなどが観るべきポイントになります。館内は撮影禁止なのが残念。

【旧・水海道小学校本館】
 茨城県水海道市にあった小学校を、茨城県立歴史館敷地内に移設しています。


 続いて向かうは、「茨城県立水戸農業高等学校旧本館」

 明治28年に、茨城県中央農事講習所として創設されて以来、茨城県簡易農学校(明治29年4月)、茨城県農学校(明治32年5月)、この後も、名称を改称しながら時代の流れと社会の需要に基づき運営していきました。
 昭和45年2月、この地から那珂町(当時)に移転し、時代の幕を閉じました。

【茨城県立水戸農業高等学校旧本館】
 現在(2005年10月)は、館内にて展示を行なっておりません。


 旧・茂木家住宅
 江戸時代中期ごろ行方郡牛堀町(当時)に建てられた建物を、移設しました。

 水車小屋。


【旧・茂木家住宅】
 茨城県行方郡牛堀町(当時)に建てられた建物。

【水車小屋】
 那珂町三方街(当時)の菊池家で使用されていたもの。明治の建築と言われています。


■特別展 祭り万華鏡-茨城の年中行事-
 特別展『祭り万華鏡−茨城の年中行事−』が開催されている、茨城県立歴史館に入場します。入場料は580円(大人)。受付にて今回の特別展の資料である冊子が1500円にて販売されていますので、購入。

 1階が今回の特別展の展示。2階が常設展示となっています。
 特別展示(1階)では日本国内および、茨城県内における「お祭り」のあらまし、実際の行事などを中心にした展示を行なっています。
 2階は、茨城県の歴史を展示しています。
 1,2階ともたいへん興味深く、2時間以上掛けて展示を拝見してしまいました(>▽<)。

【ポスター:祭り万華鏡】


【歴史館 本館】
 こちらの1階にて特別展「祭り万華鏡 茨城の年中行事」が開催されています。580円。

【辨財天】
 江戸から現・石岡市金丸町に送られた人形。製作者は吉川長延。金丸町にはレプリカもあります。


【常陸風流物(1/5模型)】
 地元有力者 根本甲子男先生たちの力により、戦災で消失していた常陸風流物が復活。

【大助人形】
 わらの人形の中に饅頭をいれ、子どもたちは人形遊びをした後、饅頭をいただきます。


【石岡のお祭り(常陸国総社宮大祭)】
 日本全土の神様が集い、祝うお祭り。その昔、石岡は日本の中心的役割がありました。

【撞舞(つくまい)】
 奇祭とされる、茨城県龍ケ崎市にて7月下旬に行なわれる、雨乞いの儀式。


 気が付けば、時刻は16時を回っています。
 そろそろ帰宅の時間なのです。水戸駅に戻り、常磐線に乗り込みます。
 思いつきで訪問した水戸でしたが、かなり密度の濃い訪問になりました(^^)。

 柏駅珍来餃子定食をいただいて、明日の糧にします。

【餃子定食in珍来 柏店】
 珍来の餃子定食で、明日への糧にします。


(この項おしまい)
 
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更新日 2006/06/22
2006年06月22日 UP

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【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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