ぶらり茨城
 『ぶらり茨城』は、いばらきを訪れた時の訪問記をつづっています。
 身近ないばらきの「今」を取り上げます。
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■ 泊崎大師堂(牛久沼) ■
つくば市(県南) : 2005年6月28日(火)取材



■常磐線 藤代駅
 藤代駅で下車します。
 本日、次に向かうのが、牛久沼にある「茨城百景 牛久沼」です。

 藤代駅北口に降り立ち、路線バスを確認します。
 「自由が丘団地行きでバス停細見で下車し、徒歩で歩いていく」というアクセス方法をすでに調査済み。17時10分にバスが出るようです。20分ほど時間ができたので、周辺を散策します。

【藤代駅 駅看板】
 藤代町と取手市は平成17年3月28日に合併し、新・取手市になりました。


【3車線の線路】
 真ん中の線路は、貨物車両待避線として使われます。

【橋上改札】
 もちろんsuicaに対応。橋上改札で、南口、北口への自由通路があります。


【常磐線 藤代駅 北口】
 駅前にタクシーロータリーがあり、東寄りの広場にバスロータリーがあります。

【駅前商店街】
 定食屋やパン屋、薬屋などがあります。


■バス停 細見に向かう
 17時10分、バス。
 バスは市街地を進み、どこを見ても田んぼな風景の中を進んでいきます。15分ほどで細見に到着。


【自由が丘団地行き】
 このバスでバス停「細見」に行くことができます。4,5名ほどお客さんがいます。

【小貝川を渡る】
 バスの車窓は市街地から田んぼの風景になります。途中で小貝川。


【バス停 細見】
 細見から徒歩で、牛久沼の奥まったところまで行きます。帰りのバス時刻をチェック。

【バス停 細見の風景】
 車の往来は、かなりあります。逆に言うと、車無しに生活するのはたいへんです。


■牛久沼まで歩く
 地図を印刷してきているので、GPSで確認しながら歩き始めます。
 今回行く牛久沼は、つくば市側の所轄。元々は茎崎町だった場所です。場所としては牛久沼の地形の入り組んでいる所となります。
 牛久沼の沼面に出るまでは、2,30分歩かなければなりません(><)。


【瀬尾商店】
 道路から一本入ったところにお店があります。この道を右に行きます。

【住宅街を歩く】
 しばらくは住宅が密集地。「のりのりバス ひまわり号」のバス停があります。


 最初は住宅が密集していたのですが、一気に田んぼの風景に変わります。
 前方から左手に掛けて山のように盛り上がった森があります。元々は古墳お城でもあったのかなーと思うくらい、周囲とは地形が異なっています。


【水田が広がる】
 住宅街を抜けると、あたり一面に水田が広がります。遠くの山が気になる。

【左手が山(森)】
 ここには神社かお城跡か古墳でもありそうな感じがします。。


■アマガエル
 道路にぴょんぴょんと跳ねる緑色の生き物を発見!。アマガエルです(^o^)ケロケロ。
 アマガエルなんて、久しぶりに触りました。手足がべたべたしています。


【捕まったアマガエル】
 「ケロケロ。つかまったケロ(´・ω・`)。」

【助かったアマガエル】
 「逃げることができたケロ(^ω^)。」


■弘法の硯水
 「弘法の硯水」という小さい広場があります。
 休憩できるような屋根つきのベンチがあり、山側から突き出たこけら落としのような竹の筒からは、ぽた、ぽたとしずくが落ちています。したにはしずくを受け止めるための

 弘法大師がこの地に訪れた時、この水を使って墨をすったと伝えられています。この水でをすり、文字を書くと字が上手になるそうです。

 さらに歩き続けると、遠くに沼面がちらちらと見えてきました。牛久沼です(^^)。

【弘法の硯水】
 山から伸びる竹筒の先から、ぽたぽたと水がたれ落ち、下の石窪にたまります。


【隣接する廃屋】
 「弘法の硯水」の広場には、閉鎖された廃屋があります。割れ窓です。。

【牛久沼が見えてきた】
 歩くこと30分あまり。水田の先に沼面が見えてきました。牛久沼です。


■牛久沼
 あじさいの咲く間を通ると、牛久沼のふちが見えました。
 ここだけ見ると、海のようです。波がザーザーと寄せては返しています。


【あじさいの先に】
 牛久沼が広がります。w(゜O゜)wオオー、まるで海に来たような感じです。

【波が寄せる】
 沼のふちには波が、ザーザーと寄せては返します。


■七浦大明神
 赤い建物、七浦大明神の本殿があります。

 ここに茨城百景の碑がありそう!って思い探しますが、お墓はあれど見つかりません・・・(><)。実を言いますと、この辺りに茨城百景碑があるような情報はつかんでいるのですが、詳細にどこに設置されているのかは知らないのです(´TωT`)。

 牛久沼の中に、四角い石が放り込まれていて、ぱっと見すると茨城百景碑のようでビビリます・・・。

【出島みたいな雰囲気】
 道なりに進んでいくと、出島の雰囲気を持った広場があります。。奥に赤い建物。


【七浦大明神】
 建物の正面が牛久沼に向いて建てられていることから、牛久沼の何らかを沈めることが目的のように推測できます。


【牛久沼に向いている】
 七浦大明神はこういう風に牛久沼に向かって建てられています。

【あやしい碑!】
 最初はいたずらで茨城百景碑が、投げ込まれたのかと思いました。。


【茨城百景 牛久沼】
 茨城百景碑は見つかっておりませんが、この景色は茨城百景に指定されています。天気が良ければ、もっとすばらしい景色となったことでしょう。。


■茨城百景 牛久沼
 もう少し歩くと、傾斜のある道があり、左手に「茎崎想いの家」という施設があります。
 施設にはまったく人の気配がしません・・・。
※福祉施設で、予約制。有料。利用日や休館日もあります。

 横に階段があり、山を登るように参拝道があります。
 泊崎大師堂です。と、見上げていると、左手に茨城百景 牛久沼がありました(^^)v。

【山道が伸びる】
 道路を歩いていくと、左手に山道。何かあるような気がして歩いていきます。


【茎崎憩いの家】
 休暇施設のようですが、本日は誰も使っていないようです。

【泊崎大師堂の参拝道】
 茎崎憩いの家のすぐ隣には、泊崎大師堂の参拝道となる山道が。


【茨城百景 牛久沼】
 泊崎大師堂の参拝道左手に、茨城百景碑がありました(@@)。牛久沼の入り組んだこの場所にあるとは、情報無しに発見することは困難です!(><)。


■泊崎大師堂
 参拝道の階段を上っていきます。
 赤い建物、泊崎大師堂(はっさきだいしどう)です。「泊崎」って「とまりざき」じゃなく、「はっさき」って読むんですね〜。

 敷地にはベンチがあり、牛久沼を広域に眺めることができます。なかなか良い眺めですなー(^^)。もうちょっと草木を刈り込めばすっきりした眺めになりそう。ちょっともったいない。
 案内の地図には、常磐線のイラストも描かれていますが、車両が追突したような感じになっているのは、このご時世、大丈夫なのかなーって思いました(^^;)。

【参拝道を登る】
 赤い建築物があるのが見えています。


【泊崎大師堂】
 弘法大師堂とも呼ばれています。弘法大師(空海)が大同年間(806〜810)の時世にこの地を訪れ、千座護摩を修めたところに建てられたと伝えられています。
 毎月21日の午前中に開扉されるそうなので、時間を合わせて訪問するのも良いかもしれません。


【泊崎大師堂の裏】
 作り付けのテーブルとイスがあります。ピクニックにも最適なのか!?(@@)。

【舞台】
 大師堂には広場があり、一角には舞台も作られています。


【泊崎大師堂からの牛久沼】
 牛久沼が一望できる、たいへん眺めのよい場所。少し草木を剪定していただけると、さらに良い眺めを堪能できそうです(^^)。


【イスもある】
 眺めの楽しめる場所ですなー。ここはデートスポットとしても良さそう。

【お墓】
 広場の片隅に設けられている、意味ありげな立派なお墓。


【牛久沼俯瞰マップ】
 ポップなイラストで、泊崎大師堂からの牛久沼俯瞰図が描かれています。常磐線の電車が脱線しているイラストは、ご時世的に問題ありそう(^^;)。

 時刻は18時30分になろうとしています。
 先ほどのバス停、細見最終バスが19時11分です。
 今から戻れば、十分間に合いますのでもどります。


■雷雨の藤代駅行きバス
 19時前にバス停 細見に到着です。

 バスを待っていると、ぽつぽつと雨が降ってきました。だんだんと雨脚が強くなっていきます。ちょうどバス停草木が覆いかぶさるようになっていて、傘いらずです(*^^*)。

 19時10分、バスが来ます。

【バス停 細見】
 藤代駅行きの最終バスを待ちます。

 さらに雨脚が強くなり、雷雨になってしまいました(><)。
 誰一人乗ってこない、自分ひとりのバスです・・・。

 藤代駅に到着。
 土砂降りの中、駆け足で帰宅者たちで混み合う藤代駅構内に入って行きました。

【バスで藤代駅に向かう】
 窓の外では雷雨。


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(この項おしまい)

 
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更新日 2005/10/11
2005年10月11日 UP

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【サイト紹介】茨城県土浦市で生まれ、すぐに県外で育ちました。「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、歳を取れば取るほど故郷への愛着は深まるばかり。1985年(昭和60年)3月17日から9月16日まで茨城県筑波研究学園都市にて開催された『国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば’85)』〔EXPO'85〕の思い出を皮切りに、幼い頃よく連れて行ってもらった土浦駅を中心に活動の場を広げます。サイト開催当初は茨城県県南地域(土浦市・つくば市)を中心に活動を広げていましたが、現在では県央、県北、県西、鹿行と活動の幅を広げています。時には茨城県を飛び越え、常磐線つながりで「常磐線旧トンネル(廃トンネル)」を福島県まで求めたり、廃線となった筑波鉄道を散策したり。日立電鉄廃線の時には、最終列車に乗ったりします。祭り好き、花火好き、山車好き。茨城県の第一人者になるべく、足を使った泥臭い取材を心がけていく、「いばらき だいすき」なサイトです。将来の夢は茨城県で一花、いや、たくさんの咲かせること。故郷に錦を飾る予定です。

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