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17 船底に青函連絡船の部材と青森ねぷた祭り



青森ねぷた 勧進帳

 再び船内に戻り、地下(八甲田丸では1Fと表記)に行きます。
 そこには電車を船内に引き込む倉庫になっていました。現状はコンクリートで足元を固め、歩きやすくしてありますが、当時は線路が地面に出て、電車ごと荷物を引き込んでいたようです。

 さらに奥に進んでいくと、広いスペースに出ます。
 そこには青森ねぷた祭りの展示が行われています。

 このフロアは「車両甲板」と呼ばれています。  青函連絡船で利用されている、部材の展示が続きます。


 太い鋼管は、細い鉄鋼がいくつも入れられ、セメントで固めて作られているんですね。  地面(?)にケーブルを止めるための定着具。


 「自動連結器付車止め」?  よく見ると、電車をつなぐ器具の模型です。


 振り返ると、車両の展示が始まります。  現在では、このような通路になっていますが、下の地面で緑色部分の両脇はレールです。当時の引き込みレールをそのままに、セメントで埋め立て、「通路」にしているようです。


 「キハ82」。
 昭和36年(1961)に快適な旅を提供した、特急用のディーゼルカー。
 内部を覗き見ることができます。
 窮屈そうな座席が、当時をしのばせます。


 「DD16」。
 線路の状態のよくない区域にも入れるように、車体を軽くしたディーゼル車両。
 すいません、案内板に書いてあることをそのまま書きました。あまり、鉄道には詳しくないもので・・・。
 さらに奥に行くと、ねぷた祭りの展示があります。大きい写真はを見てください。





2001年11月23日 取材
2002年6月22日 UP


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