『元・パソコン屋さんが暴露日記』において、2001年7月5日から8日にかけての名古屋、大阪の出張、観光日記を掲載しています。
名古屋・大阪出張記(観光記)
なごや・おおさかしゅっちょうき(かんこうき)

FirstUp 2001・07・16
LastUp 2001・11・09

 2001年7月5日から8日にかけての名古屋、大阪の出張、観光日記を掲載しています。

大阪観光記−その2 〔7月7日(土)〕

なんばに行ってから、千里中央へ(0919)
大阪モノレール、千里中央駅
(0925)
万博記念公園に向かう
(1002)
太陽の塔を攻略する!
(1003)
記念公園の遺構たち−1
(1010)
記念公園の遺構たち−2
(1011)
万博記念館に向かう
(1012)
EXPO’70ホールを堪能する
(1017)
尾行に失敗
(1022)
夜はホームラン
(1024)
 

大阪観光記
おおさかかんこうき
7月7日(土)−その2

〜記念公園の遺構たち−1


 大阪万博は記念公園内にたくさんの遺構を残してくれました。
 ここではそれら遺構を紹介していきます。第1回目。

『お祭り広場』 写真
【お祭り広場の案内】
万博開催当時は大屋根がかかっていたそうです。
『お祭り広場』 写真
【お祭り広場】
左手に見えるのが“大屋根”。
一部が現在も残されています。

『お祭り広場の大屋根』 写真
【お祭り広場の大屋根】
設計は丹下健三。太陽の塔まで大屋根がかけられていました。
『現在も残る大屋根の一部』 写真
【現在も残る大屋根の一部】
昭和52年7月から丸一年かけて解体されました。

『月の世界』 写真
【月の世界】
イサム・ノグチの作品。当時は「天の池」の噴水の一部でした。
『現在はモニュメントに』 写真
【現在はモニュメントに】
現在は池から出されて、このようにモニュメントとして置かれています。
(10月10日UP)



〜記念公園の遺構たち−2


 大阪万博は記念公園内にたくさんの遺構を残してくれました。
 ここではそれら遺構を紹介していきます。第2回目。
『夢の池』 写真
【夢の池】
池に設置されたモニュメントはイサム・ノグチの手による物。
『夢の池 案内板』 写真
【夢の池 案内板】
自然文化園最大の池。万博当時の姿をそのままに残している。

『信天翁(あほうどり)二世号』 写真
【信天翁(あほうどり)二世号】
万博とは直接関係ないようですが、面白かったので撮影。
『世界一周した手作りボート』 写真
【世界一周した手作りボート】
金具ひとつまで手作り。ギネスブックにも載ったようです。

『アンカーの跡』 写真
【アンカーの跡】
お祭り広場の足元をよく見ると、アンカーの跡があります。
 「夢の池」を後にして、再び「お祭り広場」に戻りました。
 こんなに広い空間があるのに、人気はまったくと言っていいほどありません。たまに人の姿を見かけるくらいです。

 足元を良く見てみると、コンクリートで穴を埋めたような跡があります。穴の位置は一定の間隔で確認できます。
 万博当時、この広場には“大屋根”がかかっていました。どうやらその時の柱の設置跡のようです。

 が寂しげに置かれています。
 お祭り広場でイベントなどが行なわれるときに使われているのでしょうか?。それとも万博当時から置かれている物でしょうか?。
 寂しげな雰囲気が印象的です。


 一通り万博記念公園を歩き回りました。
 この後は、万博記念公園駅前まで戻り、万博記念館に向かうことにします。
『寂しげな柵』 写真
【寂しげな柵】
広いお祭り広場のわきに、寂しげに柵が置かれています。

(10月11日UP)


〜万博記念館に向かう


 お祭り広場を後に、公園の出口に向かいます。

 季節は夏真っ盛り。
 生い茂る木々からの日差しが道を照らします。

 時刻はちょうど3時頃です。

 
『木漏れ日の中を』 写真
【木漏れ日の中を】
公園から出るために、出口へ向かいます。

『万博公園総合案内所』 写真
【万博公園総合案内所】
万博公園駅前にある案内所です。
 記念公園を出て橋を渡り、万博記念公園駅前の広場に戻りました。
 この広場には「案内所」が設置されています。各施設は分かりやすい位置にあったりしますので、そんなにここの案内所を利用する機会は無いとは思いますが。

 さらに歩いていくと、「万博記念館」があります。

 こちらのガラス張りの建物が、万博記念館になります。大阪万国博覧会(EXPO’70)にて利用されたり、展示された品物や映像を見ることができます。

 展示物を見るだけでしたら、入場料はかかりません。

 ちなみに建物の奥に見えるは、大阪万博の時に作られた「エキスポタワー」です。後ほど、エキスポタワー近くにも行ってみるつもりです。
『万博記念館』 写真
【万博記念館】
手前のガラス張りになっている建物。奥の塔は違います。

(10月12日UP)


〜EXPO’70ホールを堪能する


 万博記念館「EXPO’70ホール」です。

 外は暑かったものの、館内は涼しいものです。私はEXPO’70の年には生まれていませんでしたが、万博好きな私にとってEXPO’70は、重要な出来事であることには変わりありません。

 科学万博−つくば’85では、来館スタンプは公式には残されなかったようです。EXPO’70でも同じだったようです。ところが、「復刻版」としてこのように各パビリオンのスタンプが設置されています。
『なつかしのスタンプ』 写真
【なつかしのスタンプ】
EXPO’70で作られたスタンプを復刻したもの。つくば博も見習ってほしいです。

『スタンプ一覧 その1』 写真
【スタンプ一覧 その1】
『スタンプ一覧 その2』 写真
【スタンプ一覧 その2】
ホール壁面にかけられたスタンプ一覧

『会場模型』 写真
【会場模型】
カラーで立派な会場模型です。つくば博のものはホワイトパネルでちょっと・・・。
 ホールに当時の会場模型が置かれています。

 カラフルなその模型は、鮮やかで臨場感が伝わってきます。科学万博−つくば’85模型はホワイトパネル(ホワイトスチロール)で作られており、味気なかったものです。

 模型ひとつを取っても、大阪万博つくば万博の力の入れようが分かりそうな気がします・・・。

 ホールの一部に、「映像ホール」があります。

 ここでは、EXPO’70の貴重な記録映像がエンドレス(と言っても、はじめと終わりはあります)で流れます。放映時間は正味15分程度。苦悩と栄光の万博がよく分かります。必見でしょう!
 監督は、私の好きな市川崑。力強さと、光と影を使わせたら右に出るものはいない技術力を持つ監督です。

 じっくり記録映像を堪能して、万博記念館を後にしたのでした。
『映像ホール』 写真
【映像ホール】
大阪万博の貴重な記録映像が15分程度流れます。必見!

(10月17日UP)


〜尾行に失敗


 万博記念館を後にし、エキスポタワーを観に行くことにしました。
 “エキスポ”と名称につくくらいですから、当然「大阪万博」当時に建てられたものです。企画当時はもう少し高く建てられる計画もあったそうです。タワーを見てもバランスがおかしいと感じるのは、私の偏見でしょうか。結局のところ、予算などの関係で現在の高さに落ち着いてしまいました。
エキスポタワー

動画56K

『株式会社ガンバ大阪』 写真
【株式会社ガンバ大阪】
おじさんは見失うものの、ガンバ大阪の宿舎?を発見!
 エキスポタワー周辺をふらふらしておりますと、どこかで見たようなユニフォームを着たおじさんが通り過ぎていきました。濃い青色のユニフォームで、ちらりと見ますと、「ガンバ大阪」の文字が。おじさんの歩いていった方向に案内看板があり、確認すると「ガンバ大阪練習グラウンド」みたいな表記があるではないですか!!
 もしかしたらゴン中山に会えるカモ!?。いつものミーハー心が湧いてきまして、後をつけることにしました(笑)。
 途中でおじさんを見失い、グラウンドに到着するも、サッカーの練習は行なわれていませんでした・・・。

 ほんの出来心でかなりの距離を歩いてきてしまいました・・・。そろそろホテルに戻るため、モノレールの駅に向かうことにしました。
 大通りに出て、案内標識が。
 万博記念公園駅1300mも先だそうです・・・。

 疲れた体を引きずるようにして、万博記念公園駅を目指したのでした・・・。
『記念公園駅は遠く・・・』 写真
【記念公園駅は遠く・・・】
思いつきでここまで歩いてきてしまいました。

(10月22日UP)



〜夜はホームラン


 万博記念公園を後にし、一度ホテルに戻ることにしました。
 時刻は夜の7時を回ったところです。汗もかいたので、シャワーを浴びましょう。

 体勢を立て直し、再び外出。
 次に向かったのが、大阪ドームでした。地下鉄を乗り継ぎ、鶴見緑地線「大阪ドーム前千代崎駅」で降ります。
 大阪ドーム地下鉄の駅を出ますと、目の前にあります。入場券を購入していませんでした。早速当日券を求め、カウンターに向かいます。
 外野席のほうが価格が安いのですが、ここは奮発して内野(自由)席にしましょう!
『大阪ドーム』 写真
【大阪ドーム】
周りのウエーブが特徴のドーム。大阪近鉄本拠地。


『小久保選手のホームラン』 写真
【小久保選手のホームラン】
写真をクリックすると、動画を見ることができます。
 ドーム内で弁当を買い込み、席も確保。弁当をかき込むようにして食べます。
 ふー、やっと落ち着きました。お腹が空いていたのを何も食べず我慢していましたからね。

 試合は「大阪近鉄VS福岡ダイエーホークス」17回戦
 ホームランが両チームあわせて6本も飛び出す乱打線となり、観る側には面白い試合となりました。

 結果的に本拠地チームの大阪近鉄は負けました。特にどちらを応援していたわけではありませんが(笑)。

(10月24日UP)


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